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拉致被害の問題が日本で完全に明るみに出てから30年は経ったでしょうか。拉致被害者がまとめて5名帰国したのが2002年のことでした。北朝鮮の言い分をを支持していた社会党をはじめ左翼系の多くの団体が完全に面目を失いました。 しかし、それ以降何の進展もありません。日本が厳しい制裁を続けているだけでまともな交渉もできないままです。水面下で何かやり取りがあるのかもしれませんがミサイルがときどき日本の近海に落っこちるだけ、北朝鮮はすでに帰国させ得る拉致被害者は一人もいない、と言っています。またもちろん拉致問題については首謀者たちを処罰し謝罪したとしています。 日本側としては金正日の命令による国家犯罪という認識です。だから簡単に許すつもりはなく態度だけは厳しいものです。 で、夜になると海に沈む北朝鮮。電力が圧倒的に不足しているのです。ミサイルを飛ばして国家はほとんど破綻状態です。でも大戦中アメリカ軍に爆撃されまくっていた日本もそれなりに国を保っていたのと同様北朝鮮も持っています。普通なら独裁政権は国民の支持を失って崩壊するはずですが、全くと言っていいほどその気配はありません。 なぜ崩壊しないのか。それは経済制裁のせいなのです。どれだけ制裁しても苦しむのは底辺の一般国民と末端の兵士だけです。それが独裁国家なのです。支配層は全然大丈夫です。むしろ国民が弱っているので反乱の危険が小さくなっているのです。ここが難しい。独裁政権が国民のことを気にかけていなければ経済制裁などは全く意味を成しません。むしろ体制の維持に寄与するでしょう。 まずは離間策が必要です。とりあえず日本にある朝鮮学校を例外的にというか特別に学校として認可し優遇します。それにかこつけて一部の生徒やその家族を日本の国家体制に取り込むのです。逆拉致の発想です。ついでに本国から見て朝鮮学校がなにか怪しい動きを始めていると思わせるわけです。そういう策は日本では特に徳川家康の得意技でした。 二重スパイがたくさん誕生しますがそれが北朝鮮内の離間策につながります。だれが味方で敵かわからなくします。日本の秘密を北朝鮮に漏らされる危険もありますが本人すら気が付かないまま二重スパイにされてしまっているかもしれません。 こうして北朝鮮国家内に日本サイドの朝鮮人スパイが何人も深く浸透して直接情報を収集します。いわゆる直接人による諜報、ヒューミント活動です。拉致問題の本格的な交渉はそれからになります。 多分今の日本政府は何もしていません。しても大した成果は得られない、むしろ北朝鮮をいまのまま飼い殺しにした方が政権維持に都合がいいと思っているのでしょう。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年06月14日
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プーチンは話し合いにいつでも応じると言っています。今もそうです。交渉の前提条件の一つは返還した後に北方領土にアメリカ軍の基地は置かないというものでした。それが日本は無理なのです。日米安保体制では日本の意志がアメリカのそれよりも優先されることはないらしい。 でもプーチンはそのことも理解したうえで日本に話し合いに応じるよう促しているのです。なんだかプーチンの方が態度は大人だなと感じてしまいます。つまり条件さえ折り合えば北方領土なんか返しても構わないと言っているように思えます。余裕すら感じられます。 ウクライナ戦争が始まって日本はアメリカのポチとして当然のごとく制裁に加わっています。一方のロシアは仕返しはしていません。いつでも話し合いに応じる構えです。だがアメリカの目が怖い日本としてはとても応じることはできないのです。 さて日本にとって北方領土返還は外交の最重要課題です。返還がうまくいけば国家の威信は格段に向上するでしょう。ロシアにとっても悪い話ではありません。日本の経済力をはじめとする様々なパワーを取り入れることができます。これはこれでウラジオストク周辺の発展につながると思います。なにより周辺地域が確実に平和になるでしょう。日露は仲良くなります。それをアメリカは面白くないと見るのでしょうか。 アメリカが嘘でも絶対に北方領土、ついでに北海道にもアメリカ軍の基地を置かないと決断したら返還交渉はぐっと前に進むと思います。アメリカ・ファーストのトランプならそう考えるかもしれません。だとすると悪役プーチンと乱暴者トランプが一番日本の北方領土にとっていい人たちであることになります。 歴史的事実もそのようになっていく可能性は高いです。私自身はプーチンが案外素直でいい人に感じることが多いのです。不思議な魅力のある人物だと思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年06月07日
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日本が負けたということです。私は良くも悪くも自民党こそが日本そのものだと見ています。完全な土着型政党なのです。放っておいても必ず支持は集まるものなのです。 だから今回の補選で自民党が全く勝てなかったのは日本そのものが全く勝てなくなったということと同義だと思います。日本がダメになってきているのです。 かつて政権交代を実現した民主党も中枢には自民党出身の人物が多数占めていました。維新も自民党の分派です。自民党を支える民意の変化が様々な政党を生み出してきました。そして自民党に利益をもたらしながら消えていきました。立憲民主党も一時は政権交代に成功しても長続きはしないと思います。必ず新生自民党にひっくり返されるでしょう。民意を反映できないからです。 自民党を支える民意とは何か? それを簡潔にいうと事なかれ主義と嫉妬妬みの解消です。それだけが日本の政治における民意なのです。それをうまく吸収する力が今の自民党にはないどころか裏金問題をはじめ様々なところで自らが嫉妬や妬みを買ってしまうような行動をとってしまったのです。つまりは腐敗です。 自民党が滅びるときは日本が滅びるときと私は断言します。しかし政治だけが国なのではありません。人々が政治に絶望したら必ず新たな再生の動きが民衆の中から自然と出てきます。今までの自民党は違った形で新たな事なかれ主義と嫉妬や妬みの解消に動き出すでしょう。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年04月30日
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吉村洋文が記者会見で持論だとか言って「0歳選挙権」を答えていました。0歳児には政治的な能力は一切ありませんから、つまり親が子供の分だけ2票3票と投票できるわけです。それで少子化に対応できる政治を構築していこうというわけです。どうやら本気らしくて党のマニフェストに載せていこうと提案していくらしい。 いちいち突っ込むのもあほらしくなるくらいの愚劣な案というしかない。私はそれよりも古代アテナイであった陶片追放制度を今の選挙制度に導入してほしいと思います。政治の健全性を守るために陶片に危険な人物の氏名を記して一定数に達したら追放されるという制度です。 これを今に応用するなら政治家としてふさわしくないと思った立候補者の名前を投票用紙に記入し一番得票の多いものから順番に落選させるという制度です。当選者はつまり一番得票の少ない人物、すなわち嫌われなかった人物になるわけです。組織票は関係なくなります。だれがいいかよりだれが嫌かという方が実は盛り上がります。悪口の方が人は好きだからです。 有名人は支持者も多いですが反発する人も少なくありません。名もなき目だたない人物の方が一番悪口が少ない可能性もあります。それで当選してしまうという事態も考えられます。 もちろん話はそう単純ではありません。多くの人に政治家としてふさわしいと思われていた人物が有名なゆえにそれなりの反対者も一定数いて当選しないケースも起こりえます。 ただ今までの支持を表明する投票と同時並行で陶片追放投票を行うというのもありかもしれません。支持の得票をたくさん得た当選者であっても陶片追放の票も多ければ政治家としての印象は変わります。何かあれば陶片追放票のことも取りざたされるに違いありません。 実現はまあ無理でしょうがネットで架空の陶片追放投票を催すのも選挙を盛り上げるいいきっかけになると思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年04月26日
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結局この人、騒いだだけ騒いで辞職することになりました。特にリニア工事の反対で名をはせた人です。頭脳、知性が高いがゆえに反対したわけでしょうか。 第一次産業よりも第二次、さらに第三次の順に頭脳労働が必要になり知性が上がっていく、そういう感覚は実は世間一般に強いものがあります。川勝知事の発言もその延長線上にあります。つまり本音では誰もが多少そう感じているのです。つまり本当のことなのです。だからこそ余計強く非難される羽目になりました。 もちろんどの産業にも頭脳は必要だし高い知性が要求されます。しかし経済発展によって人材の流れがいびつになってしまいました。顕著なのが医師です。医師になりたいとは思わなくてもテストの点による成績の高いものが損得勘定と見栄で目指すようになりました。本来ならどの産業にも勉強のできる人材は必要だし実はしっかり生きていれば経験が豊富となり自然と知恵がつき知性は高まっていきます。 市役所の人間が農場や牧畜の人間より頭脳明晰で知性があるという現実認識そのものが本来政治的にはまずいはずなのです。そのことがわかる人物が政治家になってほしいと思いますけどね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年04月03日
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バレちゃいましたね。あまりのことに言葉が浮かびません。男なら美女に弱い、へらへらとなるというのはわかります。私も女性の前ではテンションが上がります。しかし選挙で負託を受けた議員でそれをあからさまにやっちゃダメでしょう。何かの会合か会議などの政治活動の後だったのでしょう? 議員たちの言い訳の会見も見ててこっちが恥ずかしくなるくらいでした。「公費を当てていない」と言いますが議員なら基本、収入自体が公からのお金でしょう? 裏金問題にセクシー懇親会、もう独裁国家さながらの腐敗臭がぷんぷん漂います。 民主主義の信頼がガタ落ちです。そのうち選挙が廃止されて議員もくじ引きで選ばれる時代になるかもしれませんよ。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年03月12日
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紙の本の方が転売できるからいい、という意見があります。パラパラ読みもできる。読んだらすぐに売ればお金も安くつきます。一方電子書籍は購入が簡単でいつでも読める気がして、しかもかさばらないので読まないまま無駄にデータが積みあがってしまうということです。 転売読書が流行れば本屋にとってはたまらないでしょう。中古本のみを狙う読者も増えるでしょうから作家も印税が減ってしまいます。面白くない話です。 私は電子書籍派です。やはり利便性が高い。さらに文章もテキストデータとしてコピーできるので引用が楽です。何か創作活動に活用するなら電子書籍がいいと思います。コピー・ペースト・編集が楽ですからね。 デジタル時代になってアナログ時代には考えられないくらい著作権侵害の事案が増えました。深刻なのは駆け出し若きクリエイターたちの作品を大手の制作会社が強引に奪ってしまうケースです。ほとんどが泣き寝入りになるらしい。注文して出来上がったものを不採用にして少し変えて自分たちのオリジナルと僭称する悪質なものもあると聞きます。弁護士もあまり関わりたくないと聞きました。頑張ってもクライアントの満足いくような結果に持っていけないケースがほとんどだからだそうです。 これはシステムの欠陥です。先に創作したものが優先される、先着順というのが人類の常識です。法律をそのような現実に合わせてデータの制作時刻が正確にコンテンツに自体に記録されるようにし、改ざんした場合は厳しい刑事罰を科せられる、ということにするしかないでしょう。 また正当な理由で改ざんした場合も元のデータが明確に参照できるようなコードがコンテンツにデジタル刻印として記録されるようなフォーマットを標準化するといいでしょう。もし作品が売れたら面倒な手続きなく自動的にその刻印データをもとにお金が回るようにしたらいいと思います。その上でさらなる発展が期待できるなら当事者のクリエイター同士で建設的な交渉をしたらいいと思います。 紙の本がいいケースもありますが、転売目的の購入はやはり創作現場の士気を下げてしまうでしょう。技術のステージが変わっているのです。それに合わせてクリエイターたちの正当な働きを評価できる仕組みの構築が急がれます。これこそが政治の力が求められるものです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年03月04日
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色々揉めました。とりあえず岸田首相も出席し全面公開で開催です。しかし、茶番です。本当のことは出てこないでしょう。本当のこととは裏金は政治家が秘書に忖度させて行ったもの、政治家の責任で行われたものであるということです。 あれだけの大金を政治家が何も知らなかったでは済まされません。もともと政治におけるお金の問題は厳しいのです。そのことのわからない人たちではありません。なんとか人の目、法の目をかいくぐって裏金をためてきたわけです。 実はここまでの道のりは当たり前ではありませんでした。まずしんぶん赤旗がスクープしてそれを受けてこういうことに詳しいバンダナをまいた大学教授が収支報告書を精査し関係者への取材など裏どり調査を徹底して明らかにしたのです。つまりなかなかわかりにくい構造だったわけです。 しかし告発された相手も簡単には認めませんでした。言い訳のオンパレードが続き内閣と自民党の支持率はぐんぐん下がってしまいました。このままでは選挙で大負けに負ける危険性も出てきてようやく審査会に応じました。それでもほとんどの議員は逃げています。いずれ国民は忘れるだろうとタカをくくっているのです。 国民の半数が選挙に行かない国です。仲間内さえしっかり固めれば選挙には勝つのです。勝てば甘い汁が吸えます。それを期待してしまう庶民なのです。共産党やれいわが政権をとればそういううま味は消えてしまうでしょう。半数の国民がそれを嫌がっています。 維新は自民党にとっていい隠れ蓑でした。議員や職員に多くの不祥事が相次いで自民党の不祥事を隠してくれました。それでいて維新に投票したら政権や自民党への批判票ぽくなります。それで自民党は大阪でこそ苦戦していますがそれ以外でしたら十分に利権を確保してきました。ガス抜き要員なのです。が、その維新も万博でいよいよ躓きだしています。下手をすると自民党にも飛び火しかねません。 いろいろと陰謀論のようなことを言われますが、政治の世界で陰謀は困難です。すぐにばれます。それよりも忖度が大切なのです。うなづくだけで気を利かしてくれる秘書たちが重要です。それ以外はゴミです。 倫理とはもっとも遠い位置にある政治家たち。大衆はバカである、を地で行っている国民。一人ひとりはそれなりにしっかりしているのですが集団になると途端に腐ってしまうのです。 このままですと必殺仕事人が登場しかねない状況です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年03月01日
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信念の人です。情の人でもある。一度味方につけたら決して裏切らない人です。基本的に政治家に珍しい誠実な人だと思います。 だから一度理解し信用したプーチンという人物のすべてを受け入れ強力に支持します。が、当然のごとく日本ではほぼ総スカン状態です。いつか彼の正しかったことが証明される日は来るのでしょうか? 鈴木宗男はウクライナが勝つはずはないと言います。ロシアは強大だし核兵器も持っています。そんな国に弱小国であるウクライナが勝てるはずはない、だからとにかく現状を甘受して停戦、アメリカや日本は直ちに援助や制裁を止めるべきだと言います。ロシアをとにかく交渉の場に引っ張るためです。 鈴木宗男は先の大戦で日本が半年早く降伏していれば東京空襲も沖縄戦も原爆もなかったと言います。それができなかったのは軍部のメンツのためだと考えているようです。同様にウクライナもゼレンスキーのメンツのために戦争を長引かせていると言います。ロシアの軍事侵攻の結果は国際交渉の場で徐々に解決できるはずだというのです。 それなりの説得力はあります。ありますがやはり私は鈴木宗男の肩を持つことはできません。 歴史的にロシアは国際的な取り決めはほとんど一方的に破ってきました。停戦交渉は罠になります。ウクライナの戦闘力を奪い結局は首都キーウまで占領されると思います。ゼレンスキーも暗殺されてしまうでしょう。多分味方によってです。もちろん裏で糸を引くのはプーチンです。彼の強い意向が働くでしょう。 日本のことを持ち出していますが実は日本は最初から妥協による講和を求めていました。しかしルーズベルトがそれを拒否していました。徹底的に日本をつぶす意思を固め余力のある間は決して講和は認めるつもりはなかったと言われています。 プーチンも同様です。ウクライナを完全に屈服させるまではあきらめません。国際社会がウクライナ支援に飽きてしまえば必ず勝つからです。しかしロシアは同じ思想で日本と戦いましたが結局は負けてしまいました。ロシア陸軍は圧倒的に強かったのですが徹頭徹尾作戦のミスを重ね敗走を続けました。海軍はバルチック艦隊を本国からわざわざ派遣しましたが撃滅されてしまいます。結局、帝国の威信は地に堕ち革命が勃発、ニコライ二世は国民によって殺されてしまいました。 ウクライナが勝つことはないでしょう。しかしロシアが勝つこともありません。ベトナムだってアメリカに負けませんでした。今は一見大丈夫そうに見えるロシア国内も戦争によって徐々に荒れだし、かつてのロシア帝国同様プーチンが死んで国家はバラバラになると思われます。ウクライナ側もそれを根気よく待つ作戦に出ているのです。我慢比べです。 ウクライナが勝ち過ぎないように気を付けいているとは思います。核戦争を防ぐためです。要は鈴木宗男が愛してやまないプーチンさえ死ねば問題の多くが解決するのです。そのときこそ北方領土の解決の糸口も見つかると思われます。 ただそれがいつになるかがまったくわからない、というのがつらいところです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年02月28日
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さすがに下がってきました。野党が頼りない状況は相変わらずですがそれでも今の自民党には腹が立つという人が増えているというのが私の実感です。 自民党が第一党という状況は当分は変わらないと思いますが単独過半数というのは難しくなってきています。公明党以外に維新か国民民主が連立政権に加わるかもしれません。混とんとしてきました。 共産党やれいわには一定のファンがいます。それなりの支持は受けると思いますが政権に食い込むことはおそらく永遠にないでしょう。選挙にいく半数の国民が政権担当能力はないと見ているのです。 今この日本に必要な人材は日本人の政治家ではありません。外国人なのです。それも底辺の人々です。すでに中国人やベトナム人、クルド人が日本で働きそれなりのコミュニティができ始めました。一部では地元住民とのトラブルが起きています。 だが私はここに日本再生のヒントがあると見ました。日本人は外国人とうまくやる能力があるのです。おそらく古代からこの日本に外国人が入ってくるたびに彼らの力を吸収して社会を強固にしてきたそのような歴史があります。その割に記録に残るような虐殺とか血なまぐさい話は残っていません。多少はあったでしょうが神話の中にそれとなく記されていると思われます。つまり欧州でたびたび発生している民族浄化という話はないということです。 なにより文字です。中国語の漢字を応用しました。それ以外にもいろいろな文明を倣って世界有数の技術国家になったのです。日本人こそ混血を繰り返して血を強固にしてきた民族なのです。もちろん縄文も弥生も混じっています。オーストラリアのアボリジニとかアメリカインディアンとかシベリアのエスキモーとかもそうだと思います。 やがては中国人やベトナム人、クルド人、そのほかの外国人の政治家がこの日本に誕生します。その軋轢とともに必ず共存の道が探られ社会を根本から立て直していくのです。 もちろん反発もすごいと思います。私もいきなりイスラム社会になったら困惑するでしょう。が、日本には不思議な宗教である神道があります。この教祖も誰かわからないし教義というか経典もない実体のはっきりしない、でも歴史だけはやけに長い宗教が一神教との絶妙なバランスをとっていくと私は考えています。明治維新では徳川支配を終わらせ天皇による国家神道の思想を強化するために一神教のような扱いを受けた神道ですが今は違います。ユダヤ教のような選民思想とも無縁です。あらゆるものを受け入れる柔軟性があるのです。 今、日本の政治家の信頼は地に堕ちています。それらを政治家自身で回復することはほとんど不可能でしょう。別のステージからの力が必要なのです。それが日本に定着しだした外国人なのです。混乱は起きます。多少の覚悟が必要になります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年02月27日
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夢洲の軟弱地盤、インフラ未整備、建設の準備不足が露呈し関係者の心無い発言も相次いでじわじわと中止の声が強くなってきている大阪万博。一方で能登半島での地震被害がどんどん明るみになるにつれその深刻さが座視できない事態となっています。何とかなりそうだというような楽観的な予想はことごとく覆されています。先行きの見通しはまったく立っていません。 さてもし最高責任者の岸田首相がこの段階で万博中止を決断したらどうなるでしょうか? もちろん能登震災復興優先が建前となります。支持率が上がるでしょうか。株価はどうなるでしょうか。予想はできません。しかし問題はその決断の後です。 万博で活用するはずだった建築資材や機材、人手を本当に効率よく能登半島の復興事業にまわせるでしょうか。そこが今の政権では全く信用できないのです。結局どちらも中途半端で共倒れになりそうです。 前にも言いましたが撤退戦はとても難しいのです。防御だから楽なのではなく退いているときほど積極的な攻撃的精神が必要なのです。つまりは反撃の機会を狙うということです。これができるのなら万博を撤退した後に能登半島を速やかに復興どころか以前よりもより進化した生活空間に築き上げ、そのあとで万博に匹敵するほどの国際的イベントを大阪で開催することを目指す、そのような攻めの積極的な施策が可能になります。クリエイティビティあふれる話です。 しかし裏金作りに奔走する防御思想に凝り固まった今の政治家連中では逆立ちしても無理な相談です。同時にそれは国民のあり様を如実に表しています。国民自体がクリエイティビティを失いつつあるのです。 今盛んに万博に反対している人たちもまさか本気で止められるとは思っていないでしょう。このまま突き進んで維新などが散々失敗する無様な姿を見てみたいと思っているはずです。あの連中の泣きっ面を見ることができるなんてなんとワクワクする話だろうというわけです。で、もし万一止められたとしても反対派の勝利にはなりません。権力を握っていないからです。能登半島がさらにほったらかしにされる現状を目の当たりにするはずです。万博もダメ、復興もダメというダブルでダメダメだという事態に陥るでしょう。 今は万博を推進するために能登半島の復興にもついでに気を配っているというスタンスは一応あります。が、万博が中止となれば彼らの気が抜けてしまうと思います。だから万博はモチベーションを維持するためだけに必要なことなのです。そういう政治家たち、権力者たちに依存してしまっているのがわが日本の国民です。なぜならそれが楽だったからです。 実は被災者には気の毒ですが震災はチャンスでもあります。幸い首都圏での災害と比べれば被害は限定的です。それなりの金額を投じて本気出せばもっといい町に作り直せます。道路の応急工事、避難所のあり方、支援金の出し方、インフラの最新設備への転換など、クリエイティビティを発揮すればすばらしい結果を残せます。国家への信頼感は爆上がりです。国民の安心感もすごいものになるでしょう。何か起きても必ず国がすごい知恵を出して助けてくれると信じられるからです。そういうチャンスが巡ってきています。犠牲者の御霊に報いるためにも全日本で頑張るべき時なのです。 責任者たちがそういうスタンスなら万博中止も無駄にはなりません。二歩退いても素晴らしい一歩を踏み出せるでしょう。もっといいイベントを開催できるようになります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年02月22日
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政治家の信用というか信頼というものがどんどん低下しています。与野党ともにです。これは国民自体の信頼度が低下していることによるものです。 この根本にある国民の思考はこうです。すなわち他人が得になることは許せないということ。つまり嫉妬です。それが歴史上もっとも豊かになったはずの日本で現実に人々に蔓延している“病”なのです。 この状況は少し複雑で自分よりも強い奴らには忖度し媚びます。嫉妬は嫉妬でも分け前よこせというわけです。反対に自分より弱い、あるいは格下の連中には少しでも自分の方が優位であることを感じていたい、だから社会福祉とか介護とか教育とか保育所とか公園とかそういったものにケチケチになるのです。最たるものは生活保護でしょう。楽して金もらうなという嫉妬の感覚で厳しい目が向けられます。弱者がその弱者の立場から脱するために何か得になることがあってはいけないのです。何かの犠牲を払ってもらわないといけません。自己責任です。 しかし嫉妬は社会を発展させ自分を向上させていくうえで実は必要な感覚です。嫉妬が出発点になって努力とか工夫とかあるいは利害関係のある人と交渉するとかの行動に結びつくのです。まったく嫉妬のない人は自分を好きにならないし他人に対しても無関心です。 仏教で嫉妬するなと教えらますがそれは人が必ず嫉妬するからです。お坊さんこそ常に嫉妬に苦しんでいます。だから修行するのです。言い換えれば嫉妬する自分を受け入れる経験が一般の人よりも豊富にあるということです。つまり嫉妬している状態の自分を知っているということですね。だからそれをマントラ唱えたり座禅を組んだりしてそっと流していきます。 が、豊かになりすぎて嫉妬している自分に気が付かないまま嫉妬している国民が増えているのです。それの延長線上に選挙で選ばれた政治家たちがいます。政治家は選挙を勝ち抜く過程で人一倍嫉妬を経験します。ですがそんな嫉妬している自分に気が付かないままあるいはごまかしたまま裏金を作り汚職をするのです。嫉妬のエネルギーはすごいものがあるのです。それが怒りに結び付けば戦争です。 自分以外の人が得になることが不安であり恐怖であり怒りなのです。家族や友人、仕事仲間ならなおさらです。ここを理解しないと政治で何をやってもつぶされていきます。国民一人ひとりが嫉妬する自分をまずしっかり受け止める。そしてそんな自分を許す。それが政治を少しでもマシな方向にもっていくための一丁目一番地なのです。必要なことなのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年02月14日
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惜しい戦いでした。もう少し投票率が高ければ逆転したかもしれないと言われています。しかし、残念ながら負けは負けです。 敗因の一つに共産党の推薦という要素が挙げられています。私も残念ながらそれも一理あると考えています。それに輪をかけて圧倒的少数派のれいわが絡みました。立民は事実上分裂、自民党・公明党が勝ったというより庶民の怒りを結集できなかったというのが一番の敗因でしょう。 まだ日本人の過半数が本気では困っていないのです。それどころか甘い汁を吸っている庶民が増えています。共産党やれいわが救いの手を差し伸べようとしている人の中にもいる。つまり本音では政治に特段の変化を求めない、裏金を政治家がもらっていても実は本気では怒らない、むしろそのおこぼれをいただこうと近づく、そんな人が結構な数いるのです。金持ちだけではなくお金のない人の中にも、です。 共産党やれいわの支持者の中にも実はかくれ与党支持者がいてわざと過激な言動や一途な応援活動を通じて世間に悪い印象を与えようとしているのです。それに感化された多少頭の弱い人が引っ張られます。人権尊重、差別反対、死刑反対、9条改正反対、日の丸反対、LGBTなどの建前を声高に叫び反論や疑問を許さない雰囲気を作るのです。 だからいまだに肝心なところで勝ち切らないのです。実際、今度の選挙で共産党の応援した候補が僅差で勝ったとしておそらく自民党以上に身内からの心ない誹謗中傷にさらされて思ったような実績をあげることなく終わったかもしれません。 明石市でも市長は最初の選挙では本当に僅差でした。熱意が空回りして時に暴言を吐き追い詰められていました。なんとか実績を残して市民の信頼を勝ち取り人口を増やしましたが、かなりしっかりとした信念の持ち主だったればこそ前に進めたのです。それでも異論は噴出しています。 繰り返しますが信じられないことに本気で政治が変わってほしいと思う人間がこの日本では、まだ過半数に達していないのです。それが低い投票率に表れています。別の言い方をすれば自民党がもう少しまともになってくれたら、それが一番だと考えているわけです。維新もそのためのわき役でしかありません。 共産・れいわはまずは熱心な支持者の中に潜んでいる獅子身中の虫と戦わないといけないのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年02月06日
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「身の丈に合った形で」やってほしいと注文を付けました。これが延期の意味なのか規模縮小の意味なのかはわかりません。たぶん適当に自分が傷つかないように都合よくとってほしいと思って言っているのでしょう。言葉の綾というやつです。 炎上気味です。そりゃあそうです。被災地の現状はかなり悲惨です。なにかと後手後手になっています。ラサール石井のツイート(X)がきっかけで炎上した2次避難の件も問題が起きています。結局お金がかかってしまったとか家族構成などお構いなしに相部屋させられたとか用意された旅館やホテルがうまくあてがわれていないなど連絡、連携の悪さが目立っています。もちろん災害復旧の見通しは立っていません。たぶん今表明されている予定は守られないでしょう。予算も膨れ上がりお金が不足するでしょう。明らかにグダグダな状況です。 この知事の指導力とか統率力というのは、あるどころかむしろ彼の存在自体が災害級になっているように見えます。この発言で決定的になりました。今それを言うのかっていう感じです。 被災地の知事なら国主導で他府県で行われる予定の万博のことを簡単に発言してはいけないのです。徹頭徹尾石川県のことに集中しなければなりません。 もし彼が万博どうぞと言える状況というのは、・消息不明者が全員確認され・救助・救援活動は終了し・水道や電気などのライフラインも完全復旧・道路もなんとか通れるように応急工事が完了・仮設住宅も必要十分な数が提供され・十分な額の見舞金を全被災者に配り終わり・ボランティア活動も十分満足な成果を上げ・国会で特別法の整備がなされ・国からは十分な支援を引き出した… そういう状況が確かに今あるなら言っていいでしょう。現状はすべてがダメダメです。石川県も大阪万博もそして日本も前途多難だなと思いました。ちゃんとしたリーダーがいなのです。国民のせいです。しかし、ある意味これは日本再生のチャンスが近づいている兆しなのかもしれません。希望はまだあります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年02月05日
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もし、万博が民主党政権の施策だったとしてそれを維新が追求する立場に立つことになったら、例の口達者な橋下徹以下全メンバーで舌鋒鋭く中止や延期を訴えたでしょう。いかに無駄な取り組みであるか徹底的に追求したと思われます。経済効果のいい加減さも暴いたと思います。そうやってそれまでの府政を攻撃し都構想を推し進めてきたのですから。 攻守が変わると本当に情けないことになるのだな、というのが私の印象です。維新とて例外ではなかった、というよりかなりひどいものでした。 維新の多くが絶対に万博はやめた方がいいと考えだしているでしょう。それを言えない苦しさが彼らにはあるのです。すべてがひっくり返るからです。一部ではもうIRすら無理ではないかと思い始めているのではないでしょうか。夢洲があまりにも不適格な場所だからです。松井一郎のいうような単なる更地ではなかったのです。 衆議院予算委員会で藤田幹事長がヤジに切れて「ええかげんにせえよ、ほんまに」と言い放ちました。声を荒げるわけでもなく静かに言い放ち大変凄みのある口調でした。怒りに満ち溢れているのがひしひしと伝わってきます。 こういう場合は相手に対してというより自分たちに対する怒りの方が強いのです。状況が八方塞がりでどうしようもないからです。追い詰められています。 万博は詰んでいます。IRも負の遺産になることは間違いありません。都構想も頓挫しました。馬場代表もネコババしています。橋下徹以下責任あるものは次々に逃げ出しています。それに不祥事にまみれた議員は数知れません。大阪で選挙に勝ち続けポストを独占し向かうところ敵なしで突っ走った結果がこれだったのです。まさに身から出た錆の状態です。 負け方を知らないというのが日本人の特徴です。大阪は維新の負け方を知らない暴走に巻き込まれつつあります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年01月30日
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多くの人が350億円の木造リングよりも震災復興だろうと思ったでしょう。それが普通の感覚です。吉村知事には受け付けられない考えだったようです。何としても成功させたいと決意を述べました。 世間の多くで万博と震災復興が二者択一になってしまったのはあまりにも万博の準備がガタガタだからです。そこを本気でなんとかしない限りこのままでは万博の開催を祝うどころか呪うような声が上がってしまいます。 復興にお金がかかるのは確かですがお金だけではありません。まずは被災した人々の傷ついた心を癒すことが大切です。そこにお金の使い方の知恵が必要なのです。一方の大阪万博の準備には知恵がなさすぎます。すべてはIRを作ろうと思いついたところから知恵の崩壊が始まりました。建設にもっとも適さないごみの埋め立て地である夢洲を候補地に選んでしまいました。交通の便も最悪です。どんどん知恵が崩れています。 常識が通じなくなっているのです。万博に関しては大阪ではしばらくまともな話が通じなくなるでしょう。一方で吉村知事が万博の延期か中止の大英断をしなくてほっとしている自分がいます。もしそんなことが起きたら大阪の正常化が進み維新の支持率が爆上がりするかもしれないからです。その勢いで知恵が復活して本当にIRができてしまい、大阪は完全に維新の支配下に置かれてしまうでしょう。だから万博強行の方が維新の支持率低下につながり政治の刷新が起きやすいはずです。 でも維新退場の前に犠牲はどんどん大きくなってしまうのが悩みの種ですね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2024年01月05日
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裏金に賄賂に機密費。黒い金が動くのが政治という感覚があります。しかし、人が活動するのに全くお金を使わないというのはありえません。むしろそれなりのお金を使うことは大切なのです。それで社会の経済が回ります。 日本は民主主義を採用しています。しかし歴史上ほとんどは誰かが支配する社会でした。民衆はそれに従っていました。従うというのは判断するという精神と頭脳を使うある意味きつい作業から解放されることを意味します。楽だったのです。 民主主義は言ってみればみんながお上です。一人ひとりに責任がある。その上で権利が保障されます。そのようなことに慣れていないのでお上から恵んでもらうというような感覚から抜け出せないでいる。だから裏金や賄賂、機密費が性に合っているのです。 それらを全廃したら代わりに何が来るか。それは寄付です。匿名の寄付ではなくはっきり名前と顔を出しての責任ある個人寄付です。寄付したらステッカーをもらってそれを玄関や車などに貼ってアピールするわけです。それが選挙運動の出発点となります。正直たくさん寄付できる人が力を持つことになるでしょう。そこは変わりません。とはいえ、選挙では一票です。 仮に選挙ではなく、くじ引きで議員を決めることになっても同じ志を持つもの同士が集まって政治的主張を繰り広げることは必要です。それが選ばれた議員の活動に影響を与えるだろうからです。やはり数の多い方が力があるでしょう。 ただ、歴史を見れば大抵は少数意見の中に正解がありました。清貧の中に新たな思想が生まれました。困ったことにはその時点で多数ある少数意見の誰が正解か本人も含めてわかりませんでした。状況が進んで後でわかったケースがほとんどです。 その歴史的教訓から少数意見の尊重が謳われました。選挙に勝ち議員に選ばれても自分とは違う反対意見にも耳を傾けるように言われました。こうしてバランスを取りながら政策を進めていこうとしたわけです。 これが今壊れつつあります。選挙に勝ったら、全く民意を無視する輩が増えました。数の力を頼りました。数に頼れば結局はお金に行き着きます。政策を進めるためというよりも仲間集めのためだけにお金の力に頼るようになる。これでは政治の金にまつわる話に腐臭が漂うのは当然です。損得勘定のみで行動する人が増えました。それが裏金作りという不正をはびこらせています。 結局歴史を見れば最後には正義が勝ちます。ただしそれまでに不正がはびこるとすさまじい数の犠牲が発生するのです。今の日本も歴史に学ぶことを忘れています。多くの犠牲が発生しそうな勢いです。 早くお金の汚れを落とさないといけません。とはいえ私も寄付する気にはなれないのです。なら自分が寄付されるような人物になるべきか。それなら才能を磨き事業を起こせばいいという話になる。でもそのためにいくばくかのお金が必要になる。お金のためには…堂々巡りです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年12月29日
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不正なことをしない限り裏金はできません。裏金という言葉が出てきた段階で何か不正が起きたということです。 自民党が揺れています。政治資金パーティを利用して裏金作りが行われた、と騒がれているのです。報道の騒ぎ方を見れば大物が逮捕されそうな勢いです。うがった見方をすればいろいろと官僚から恨みを買った安倍派を叩き潰すための策謀であるらしい。では誰の?ということになりますが、結局、陰謀のようなものはなく、安倍派の勢いがなくなってきたからなのでしょう。 日本のような民主国家の場合、映画のような黒幕が暗躍するような陰謀は極めて困難です。裏切りとか内通とか密告とかでバレるリスクが高すぎるからです。だから誰かが何かの拍子に躓いたタイミングに合わせて騒ぐわけです。それで慌てた残りの連中がぼろを出して崩れていきます。要は自業自得なわけです。 お金がないと票にならない、これが日本の政治の現実である。そして裏金問題の本質です。だから今後も裏金は発生します。政治資金パーティが無理になればおそらくネットを使った例えばオンラインゲームのような課金システムを悪用した裏金作りのからくりが考え出されるかもしれません。もっと見えにくくなるでしょう。 選挙制度そのものが崩れる危険性が増してきていると私は思います。このままでは選挙ではなくくじ引きで議員を選ぶような社会になってしまうかもしれません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年12月25日
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万博協会の副会長です。役員なので、報酬は200万円くらいになるとネットで騒がれていました。我慢できなくなったのか、デマだ、一切もらっていないと表明しました。 だから何? というのが私の感想です。まさかもらっていないから責任はないというわけでもないでしょうが、あまりにも逃げ腰です。こういうリーダーだと下についている者のやる気はガクンと下がってしまいます。この人、弁護士としてはとにかく本来は人の上に立ってはいけない人だったのだなと改めて思いました。危機から逃げようとしてばかりだからです。指揮官が真っ先に逃げてはいけないのです。本当は気の弱い人なのでしょう。強きについて弱きを挫く、いわゆるヒーローには絶対なれない性格の人なのです。 万博の失敗は必至の情勢です。もはや維新の人々の万博に対する熱意と覚悟は雲散霧消です。あとは玉砕命令のみです。撤退は許さない、最後の一兵まで戦え、という勝算のない戦いに一人でも多く引き込もうとしています。自分らの盾にするつもりでしょう。関心があるのは自分らの名誉と選挙のみです。 でもここが維新の不思議なのです。 これだけ無能をさらけ出しても選挙だけは負けません。次も勝つでしょう。人々のしらけムードに乗っかって何度でも返り咲きます。今後も自民や共産こそなぜか勝てません。 実は共産党が勝つためには敵の自民党がしっかりしていないとだめなのです。かつての自民はしっかりしていました。大人の党でした。でも維新のような情弱の集団は敵としての権威があまりにもありません。口先だけで自分らと同じ脆弱な一部の有権者をたぶらかして票を取るのです。あまりの恥知らずぶりに、相手もまともに叩きようがないのです。相手にしているだけ巻き込まれてガタガタにさせられます。それが維新の信者によるSNSの誹謗中傷です。ものすごく口汚く相手をののしります。とにかく疲れさせる作戦です。これで投票率を下げて自分たちだけの選挙にして勝つのです。 二度の都構想住民投票で橋下徹と松井一郎がそれぞれ政界を去りました。無責任でした。で、大阪万博です。この失敗で次は、となるはずですがたぶんIRのケリが付くまではしがみつくつもりなのでしょう。 報酬をもらっていないとどや顔する。それだけで、もはや彼らのリーダーシップは全く期待できないとわかりました。維新流人心掌握術です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年10月31日
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51人の日本人が韓国軍の輸送機に乗ってソウルまで帰ってきました。タダで無料でした。これに日本の世論が反応しました。日本もチャーター機を飛ばしましたが3万円を請求された上に行先はドバイまでだったのです。 なんだかんだと増税路線をとっていた岸田政権にとって何ともバツの悪い展開です。国民から増税で金をふんだくっておいて避難民からは金をとるのかと文句が出たのです。 どこの国でもチャーター機の料金を請求することはあります。日本の今回の措置も基本法律に則ったものであり、公平性の観点から間違ってはいません。が、戦争状態であり緊急性も高い状況でした。韓国軍は機転の利いた対応をしました。席が余っていたので日本人のほかにもシンガポール人6名も便乗したようです。費用は韓国の外交部が持ったと記事にありました。安全地域から待避する他の手段がなく国家が移動手段の投入を決めた場合であれば、個人負担は免除されるという法律に基づいた措置でした。そういう予算が組まれていたということです。座席に余裕があったので予算内ということもあって現地の判断で外国人も便乗させました。 韓国政府、韓国空軍ありがとういうというしかありませんが、その分、日本政府の気の利かない対応に批判が集まりました。そんな折に松野官房長官は「(日本政府の対応は)適切だった」と杓子定規に答弁したものですから火に油を注いだ格好となりました。 台湾有事を騒ぎ国防力増強を訴えて増税しようというのに肝心な時は国民をないがしろにするような感じになってしまったのです。人気が出るわけがありません。内閣の支持率も下げが止まりません。調査によってはさらに下がって最低ラインを割ったようです。 危機を煽るならそれなりに内政をしっかりしないとだめなのですが、高学歴ぞろいの官僚や大臣たちはそういうところは全く気が回らないようです。これこそが本物の平和ボケというものです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年10月18日
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多くの人が少しはほっとしたと思います。私はそうでした。あの陰湿さが顔いっぱいに出ていた菅義偉から「聞く力」の岸田文雄に政権が交代したときです。これである程度はマシになると期待しました。今は違います。彼は政治家としてどこかねじが外れて壊れています。とんでもない人が権力を握ってしまったようです。 いつ岸田が壊れたか。私は息子の件だと思っています。あの官邸におけるおふざけ写真が流出して騒ぎになり職を辞す羽目になりました。悪いと思って辞めたのではありません。騒ぎになったので辞めさせられた、被害者だと思い込んでいます。つまり無責任なのです。子供を守れなかったという私的な感情に押し流されて首相としての職責を忘れてしまったのです。これはたぶん奥さんの影響だと思います。奥さんは最後まで息子の辞任には反対だったと伝えられています。奥さんから首相なのに情けないと言われたかもしれませんね。 息子は「将来は外務大臣から総理大臣へ」と後援会で自らの夢を語ったという記事を見ました。恐るべき自己中心的思考です。岸田文雄は息子を導くこともあきらめているようです。普通の親なら厳しくたしなめる場面です。本気で息子の捲土重来を狙うなら信頼できる人に預けて雑巾がけからやり直させるはずです。 岸田文雄の視界が急速に狭くなっている、というのが私の見立てです。13日に内閣改造という人事を行います。自分の気分を最優先にして日本のことなど何も考えない、多くの人をがっかりさせる内容になると私は危惧しています。 私ならまず河野太郎は切ります。木原も高市も麻生も切ります。あの“汚染水”農相も切るでしょうが同時に茂木幹事長も切るでしょう。留任をうわさされている木原はさすがに本人が疲れたらしく退任したいという意向を示している記事も見ました。 大阪万博同様期待されない内閣改造になりそうです。ますます岸田首相の解散権行使は難しくなる、という記事がにぎわうと私は予想しています。当たるかな? 菅義偉同様、岸田文雄も自滅の道を歩むことになりそうです。国民は政治に期待したくともちっとも期待させてくれない状況に辟易して公を忘れ自分勝手になっていくでしょう。目の前の損得しか考えません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年09月12日
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今リベラルとか左翼とかの人たちがちょっと元気です。第2自民とうそぶく維新が万博でコケそうだからです。確かにかなりまずい状況です。維新の信用とか権威は相当傷つくと思われます。 それでも共産党とかれいわとかが選挙で維新を圧倒することはないと思います。なぜか? それは維新が基本攻撃戦略を取っているのに対して共産党とかれいわとかは防御に徹しているからです。守りに入っているのです。彼らはまず減税を主張します。次に積極財政です。しかしそれは庶民の暮らしを立て直すためです。成功したとしてもマイナスの幅が縮むかせいぜい0になるかだけです。もっというなら夢がないのです。今の生活が少しマシになるでしょうという程度の話なのです。 その点、維新は大風呂敷を広げます。都構想に万博にIRです。このほら吹き構想で積極的に攻めて大阪を元気にさせようと主張するのです。天下布武を目指す織田信長とか明を征服すると称して朝鮮半島を侵略した豊臣秀吉とかと同系列です。明るいのです。危険な明るさですけども。 ほら吹きは大抵は迷惑な結果をもたらしますが、とにかく行動するので何かが変わります。それで世の中が前に進むのです。進んでいる間はわくわくして楽しい。そこに希望を託す人が一定数いるのです。お釈迦さまもそれを仮の目標「化城」と呼びました。そもそも人生に目的地はありません。死ぬまで生き続けることそのものが目的なのです。なら嘘でも明るい方がいい。嘘でも、あそこまで頑張ろうの仮の目的地がはっきりしている方がやる気が出ます。 防御戦略では勝てません。勝利のためにはまずは攻撃しないとだめなのです。そのためには仮であっても敵を作り出す必要があります。橋下徹はその辺りが非常に巧みだったと言われています。それに対して良心的なれいわや共産党、その他の弱小政党は守りの戦略に徹してしまい人々をひきつけるものがないのです。訴える力が弱いのです。 その中で立花孝志は独特でした。NHKを唯一の敵と定め攻撃戦略を展開したかに見えました。それなりに躍進しましたがNHKが本当につぶれても大した勝利ではないので魅力が褪せ勢いは続きませんでした。内紛状態です。 オリンピックや万博はやはり世の中を変え前に進める力が出せそうに見えます。だからだまされました。良くなったのは一部の人だけでした。 最後は人です。真の攻撃戦略とは結局どれだけ人材を育て上げることができるかにかかっています。れいわや共産党はそこに気が付いていないような気が私はしています。かといって維新が人材を育てているかといえばそれは違います。自己顕示欲を刺激して人を追い込んでいるだけなのです。 宮崎駿は「自民党は過半数以上の支持を得たのではなくて、多くの人間が投票しなかったことによって天下を取ったんです」と喝破しました。大阪では維新がそうです。それと同時に対抗するほかの政党が防御戦略に徹してしまい多くの人が夢や希望を託しにくくなったためでもあると私は考えています。嘘でも明るい方が人をひきつけやすい。飛んで火にいる夏の虫、というやつです。自民や維新は人を育てるどころかすりつぶしています。しかし対抗勢力も全然人を育てることができなくなっているのです。このままでは減税しても積極財政を展開しても世の中良くなるどころか人々はもっとバラバラになってしまうでしょう。 ではどうすればいいのでしょう? Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年08月02日
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中国は傷つきやすい国家です。日本の首相や閣僚が靖国神社に参拝したら傷つき、尖閣諸島を国有化したら傷つき、教科書を編集したら傷つきます。日本政府のすることには、なんでもすぐに傷つきます。それで今度は処理水放流問題で傷つきました。 強硬に反対し、報復処置も辞さないそうです。日本政府は丁寧に説明すると言いながら中国に対してはほとんど無視を決め込んでいるようにみえます。 私はやはり日本の脅威を危惧しているからだと見ています。先の大戦で中国は日本にほぼ負け続けていました。日本が欧米諸国に降伏してくれたおかげでかろうじて戦勝国の地位を得ました。しかし、その後国共内戦や革命や大躍進政策、文化大革命で国はガタガタになりました。その間、日本は見事に復活、世界的な経済大国、技術立国になり国際的信用力も高いです。その上にアメリカの事実上の属国となり日米安保条約のもと、世界有数の軍事力を有するに至りました。 その日本が危険な燃料デブリを放置しています。中国からすれば核武装しているに等しい状況なのです。処理水放流を口実に燃料デブリを戦略兵器として活用するのではないかと被害妄想を繰り広げているのです。燃料デブリのある場所は10万年間汚染されます。それを台湾とか中国大陸にばらまかれたら人が住めなくなります。もちろん日本もただではすみません。一種の自爆兵器、特攻兵器として使ってくるのではないかと密かに考えているのかもしれません。まさに核抑止論そのものの考え方、見方です。勝者なき戦争抑止です。しかも汚染物質は兵器そのものではないため移動させても口実はいくらでも作ることができます。いきなり軍事行動にはなりません。事故を装うこともできる。やっかいなのです。 その中国を安心させることは難しいですが、一つのアイデアとして福島の原発放射能汚染地域を日本領から切り離し国連の信託統治領にするというのがあります。燃料デブリを国際管理下に置くということです。それなら日本が勝手なことはできなくなるし中国も常任理事国として干渉できます。さらに、もし将来燃料デブリ問題を中国の技術力が解決したとしたら日本国民はじめ世界から絶大な信用を得られるでしょう。信託統治領である福島に事実上の中国領が誕生します。 もちろんこれは妄想であり実現することなどありえません。しかし潜在的な敵性国家である日本が危険な燃料デブリを“保有”しているということは事実上の核保有国であり、それだけで中国にとってはとんでもないことなのです。何かといちゃもんを付けて日本の邪魔しようとするのはそのためです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年07月07日
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いろいろな方面から解散は確実視されていました。それが肩透かしです。支持率が思ったように上がらず選挙になれば過半数を割る危険性も出てきたという見方がネットでは大勢を占めています。ジュニアやマイナンバーカードでG7のお手柄も帳消しになった感じです。 特にマイナンバーカードは致命的でした。もはやミスというレベルではありません。システムそのものがポンコツだったということが明らかになりつつあります。おそらく実際に作業した人たちの間ではもう「そりゃそうだろう」とそんなささやきが聞こえてきそうです。起こるべくして起こったヒューマン・エラー、人災なのです。 解散して権力を強化しようと目論見ましたがあまりにも支えが脆弱でした。運がなかったのです。短期政権が運命付けられました。 問題は誰が引き継ぐのか。びっくりするような極右の人か、恐るべき極左の人か、先行きが思いやられます。まあ、ワクワクする場面も多くなるとは思います。こういう危機の状況では化けの皮の剥がれる人がいっぱい出てくるものですから。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年06月16日
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選挙や住民投票で一回投票したら1000円もらえる、3人家族なら3000円。選挙の帰りにお食事やお買い物に利用できそうです。さらに連続して二回三回と投票したら複利でボーナスがつく、例えば利率が3%なら20回も投票すれば2000円程度になります。そうしたら投票に行く人は増えるでしょうか。私は劇的に増えると見ています。 問題点はいくらでもあげられます。でも選挙の風景はがらりと変わるでしょう。まず現職の優位性が下がると思います。対立候補が出やすくなる。今問題になっている地方での無投票選挙。これだと有権者はお金がもらえません。つまらないです。だからとにかく選挙を開催するために行動する人が増えます。あるいはリコールも増えるかもしれない。成立すればまた選挙です。首長や議員が頻繁に交代した方が争点があぶりだされるので選挙戦も盛り上がります。一方でだれが当選しても関係なくやるべき内容はそれぞれの行政区で次第に明確になってくるでしょう。 困るのは選挙で利権を得て独り占めしている者たちです。彼らはいったん当選したら選挙などない方がいいのです。でもそういうわけにはいきません。ならば自分の支持者だけ投票にいってくれればそれでいい。大阪の維新がそのような状態になっています。低い投票率の選挙では強いですがやや高めの投票率になる住民投票では連敗です。たぶんカジノの是非を今住民投票にかけたら僅差で否決されると思います。だから絶対にやろうとはしません。 選挙に行ってお金をもらうというのは本音ではありがたいです。行けば行くほど増えるというのもいいです。だぶんそんな法律は成立しないと思いますが、選挙管理委員会のゆるキャラたちがどんだけティッシュを配っても投票率そのものは改善しないでしょう。利権を握っている人たちにとっては選挙は白けている方が都合がいいからです。 実は選挙が盛り上がるだけで教育問題とか少子化問題の多くは解決に向かいます。首長や議員たちにどんどん要望が届くからです。そして彼らが役所を通じてどう反応したか、どう対応してくれたかはそのまま次の選挙の判断材料になります。投票に行くきっかけがお金をもらうことであっても、一度そこに参加したら結果が気になります。それだけで政治に対する意識が変わります。たった一票ですがされど一票です。宝くじと同じでとにかく買わなきゃ当たりません。選挙権は基本的な権利ですがそこにお金までついてくるならうれしいということです。 異次元の少子化対策の前に異次元の選挙制度改革です。ただしお金の給付はマイナンバーカードがないとだめとかいうんでしょうね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年06月14日
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太郎がやらかしました。入管難民法採決時にダイブです。東国原英夫が「一発退場案件」だと非難しました。絶望感から挑発に乗ってしまったのでしょう。褒められた行為ではありません。 私は歴史はいずれ山本太郎が正しかったことを認めると思います。かつて太平洋戦争に突き進んだ日本。その時に山本太郎のようにダイブして身を挺して抵抗した議員がいたら一発除名だったでしょうが、今ではきっとヒーロー扱いだったでしょう。ヒトラー暗殺を企てた人々も今は英雄です。映画にもなりました。 日本人は外国人が苦手です。だから難民が大量に入国して隣近所に当たり前に住むようになったら嫌なのです。想像しただけでぞっとします。今でも新たに定住してきた中国人に対しては嫌悪感を抱いています。その国民的気分が入管の狼藉に繋がっているのです。そもそも難民を生み出したその当事国こそが悪いわけでしょう。そのしりぬぐいをどうして日本人がしなければならないのでしょうか。 その心の狭さが国の社会の発展を妨げているということになかなか気が付かない。人類は長い闘争の歴史を通じて共存の幅を広げることが文明や文化の発展に有効であることを学びました。具体的に生じる軋轢をどう乗り越えるかは総合的な人間力が問われるのです。時に我慢が必要となるでしょう。しかしその試練を乗り越えれば先には必ずいいことがあるということもわかっています。わかっているのだけどもつらい気持ちに負けてしまうことがあるのです。 山本太郎を批判し排除することは簡単です。しかしそれではなんの解決にもなりません。共存を拒否した社会にはどういうわけか悪運がはびこります。必ず内部分裂を起こして自ら衰退していくのです。日本も今危ないです。何かしらの天災として表面化するかもしれません。今日もカラスがうるさく鳴いています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年06月09日
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退職金もボーナスももらわないそうです。事実上の“懲戒免職”といってもいいでしょう。実は政権の支持率が下がりました。これが今回の更迭の一番の要素だったのかもしれません。けじめをつけたのとは違うと思います。逃げたのです。 でも、どうでしょうか? 岸田文雄の後継として再び表舞台に登場するのでしょうか。せめて小泉ジュニアの進次郎程度の器は必要でしょうね。だから難しいと思います。お父さんの息のかかった企業かどこかで平凡な勤め人としての生涯を送ることになると私は見ています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年05月30日
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どちらも自民党には入れたくない有権者に選ばれています。今までの選挙の結果を見たら維新の方が人気があります。大阪では圧倒的です。 山本太郎は自民だけでなく維新も倒したいと言っています。維新が弱者に冷たいからです。維新はれいわの身体障害のある議員に対して文句や皮肉を言ったりします。品のない連中です。それでもれいわより圧倒的に選挙では強いのです。 なぜか? 国民の多数派の人権感覚が維新のそれに近いからです。れいわが弱者を守りその権利を強めていくほど多数派は喜ぶどころか維新を応援してしまうのです。他人の不幸がおいしく見えてしまうのでしょう。例えばホームレスや生活保護に対する反発です。個々の事情などまったく想像せずに、まず非難します。口に出さなくても嫌悪感を持っている人は多いです。多数派です。ホームレスや生活保護の人たちが待遇の改善を訴えようものならすごい反発が来ます。聞く耳を持ちません。働かないで努力もせず何を文句言うかという感じです。これはもう士農工商穢多非人に代わる新たな身分差別が発生している状態なのです。 今、れいわが日常でそういう弱者を支える活動をすればするほど維新が伸びてしまうという皮肉な状況があるのです。だから、れいわが本当に力を発揮するのはもっと弱者が増えてきたときです。例えば三人に一人が生活保護受給状態になったらいきなり爆発的に支持者が増えるでしょう。つまりこの日本に今よりもっと不幸な人が増えないと、れいわには維新を倒すチャンスは訪れないということになります。 いや、それは少し違います。ホームレスや生活保護で何が悪い、と弱者が開き直り、弱者としてしっかりと自己肯定感を育むことが大切なのです。そこから格差の中で、もがき苦しんでいる人が本当に対決しなければいけない本物の敵がはっきりします。公務員や伝統芸能や市民オーケストラは敵ではありません。 実は国民の大多数が負けている、これが今の新自由主義的経済の実情なのです。もっと下がいるからということでごまかされています。勝者は百人に一人で十分です。あとはその一人の独裁に従えばいいのです。しかし九十九人の負けという事実は次第に自己肯定感を喪失したごみのような多数派に膨れ上がります。彼らは無能になり独裁者のいうことすら理解せず野獣のようになって社会は崩壊する。ギャングとか麻薬組織に牛耳られた社会や国家がいい例でしょう。 この過程でれいわは負け組と言われる人たちの自己肯定感をどう取り戻すか、そこが活動のポイントになります。生活保護で何が悪い、ホームレスで何が悪いというところから、人としての本物のつながりを回復させるのです。決して彼らを勝ち組に変えようとするのではありません。ここを間違えると維新と同じようになります。 少し前、CMを見ました。子供がお母さんのために薬を盗みます。つかまります。それを野菜スープの屋台の主人が助けました。薬を代わりに買ってやり、ついでに店のスープも上げました。子供は礼も言わず一目散に去っていきました。やがて時が経ち主人は相変わらず困っている人にスープを上げています。ところが突然倒れ病院に担ぎ込まれます。重病で治療費が払えません。主人の娘が治療費の工面に店を売ろうとしたとき奇跡が起きました。なんと請求はゼロ、治療費は「あの時の薬代とスープ代で支払い済み」と書かれています。なんと主治医があの薬を盗んだ子供だったのです。成長して立派な医者になっていました。 いい話です。しかし突っ込みどころはいっぱいあります。普段その医者も高額な治療費をとっているだろうとか、保険制度とか福祉政策がなっていないとか、いろいろです。が、肝心な点はその子供が助けてもらっても自己肯定感を失わなかったということです。主人が黙って薬を買ってやりスープまで上げました。盗みを咎めなかったし何の見返りも期待していません。お礼を言わなかったことも気にしていません。もっと深いところで人間を信用していたのです。そこが感動的です。 ここにれいわの勝機があると思います。維新は基本人を信用していません。実は国民の多数も人を信用できなくなっているのです。それが維新の躍進を支えています。もし幸福な人が増えたら維新の勢いは止まってしまうでしょう。プチ不幸な人の多い方が利権で社会を動かしやすいのです。れいわはその先を行く必要があります。回りくどいですが、人はあるがままでまず認められるべきです。人間の尊厳の原点に立ち返り、その上でしっかり現実の真の姿を示すべきです。支えることはあっても安易に助けてはいけません。うっかり世の中を変えようとして独りよがりな感覚で行動すると相手の自己肯定感を毀損してしまうからです。 維新はいずれ沈みます。巻き込まれないためにも山本太郎とれいわは人助けには染まらないようにしてほしいです。信じる強さと理解の深さを示してほしいです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年04月28日
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今回の選挙では躍進しました。大勢の地方議員が誕生しました。この人たちを軸に政治活動を活発化させ盛り上げれば次の国政選挙でも結果が出るかもしれません。 弱者の立場に立ち切り少数意見を徹底的に尊重し、勇気を振り絞って誹謗中傷にもめげず巨悪に立ち向かう姿はまさにヒーローそのものと言っていいでしょう。 しかし、政党としての支持率は今一つです。 理由ははっきりしていると思います。多数派の意見を吸収できていないからです。ホームレス、家出少女、老人、自殺者、シングルマザー、生活保護、ありとあらゆる弱者をしっかり守ろうと頑張っていますが、彼らは全体から見たら少数であり例外的存在なのです。100人いたら1人か2人の話なのです。多くの人はホームレスにはならないし、家出もしないし、自殺もしません。老人にもまだなっていません。つまりは今は何とかなっていて、現状維持を望む人々がほとんどなのです。それが多数派です。 もちろん山本太郎が喝破するように何か少しでも間違いが起きたらすぐにその少数派、弱者に転落します。その恐怖は誰にでもある。そこをつくのが維新であり、だから消極的支持者、つまり「まあ維新の方がマシか」という感じの支持を得ているのです。少し投票率が上がれば都構想住民投票のように圧勝どころか勝つことすらも難しくなります。 れいわは人を怖がらせることは苦手です。地獄の仏状態です。演説を聞けばほっとする。しかし帰ってから考えると、もしこの理想を突き進めば既得権益からの嫌がらせもあって、もっとひどいことになるかもしれないと心配になるのです。 維新は身を切る改革と称して議員の数を減らし議論をしない独裁的な政治を目指しています。反対意見を聞くゆとりなどない。だから科学にも数字にも弱い。こういう政治は多くの人を巻き込んでひどい敗北を喫します。 れいわはまだ学術を尊重する姿勢があります。山本太郎自身がそうだからです。しかし、全体としては維新と同じで科学と数字に弱いです。そこの部分を山本太郎がどのように仲間たちを導き克服するかが今後の党勢発展のポイントになると私は見ています。 自民党があれだけスキャンダルを抱えながら安定的な支持率をたたき出し、大阪のコロナ禍でとことんヘタを打った維新も圧勝しました。しかし最低の投票率だったのです。これで圧倒的な民意を得たと考えるのはおこがましいです。今後何かしようとしたら、しらけている民衆にあっさり裏切られます。都構想住民投票のようにです。今は大したことをしていないからこそ支持率が落ちないだけです。それは彼らの無為無能で被害を被った人が少数だからなのです。 このまま日本が滅びるでしょうか? 私は結構何とかなると楽観しています。日本は基本運の強い国だからです。本物の危機が発生すればたぶん多くの国民が覚醒するでしょう。維新の政治的お遊びも終わります。 彼ら維新の政治はお遊びです。単に意地悪をして人々の意欲をカットするだけなのです。意地の悪い方が強さを演出できます。見せかけですけどね。民衆は自分が直接の被害者でなければ叩かれている人を見るのは気持ちがいいのです。一時の優越感を得られます。その一つの例が文化・芸術に対する補助金カットです。大阪では文楽に市民オーケストラが被害を受けました。国レベルでも学術会議が自民党の一部によって引っ掻き回されています。でも多くの庶民には直接の影響はありませんでした。 山本太郎は立派ですが、もしれいわが政権を取ったら危険でもあります。弱者の立場に立ち切り、あまりにも純粋だからです。ソ連がレーニンからスターリンに権力が移って多くの自国民が殺されてしまったように山本太郎の後に続く人物がとんでもない化け物になる可能性が捨てきれません。これを防ぐのはやはり学問と科学です。ナチスはそこが強かったために一時は世界を圧倒しました。ヒトラー自身はユダヤ人を追い出そうとしただけで大量虐殺を思いついたのは側近たちの忖度だったという研究もあります。ただ独裁者は孤独です。裏切りを恐れて味方にも心を許しません。その結果ストレスで精神をやられ状況判断のミスを繰り返すことで滅んでしまうのです。 山本太郎も少しそのきらいがあります。一番はロシア非難決議に賛成しなかったことです。純粋過ぎました。結果的に侵略に苦しむウクライナ人に冷酷な態度をとってしまったのです。弱者を見捨ててしまいました。危機的状況に判断を誤ってしまったのです。彼にロシアに戦争を止める力などあろうはずがありません。なら何を言ってもいいだろうと理想論に走る無責任さを感じます。これは政治家のとる態度ではありません。百点満点を目指してはいけないのです。満点主義はあのナチスのユダヤ人虐殺にもつながる危険な思想です。キリリングフィールドで有名なポル・ポトもそうです。みんなが農民になって平等に暮らす理想郷を目指しました。その独りよがりな理想に執着してとんでもない虐殺を繰り広げてしまいます。 山本太郎が率いるれいわが発展するためには、いつれいわを殺すか、つまり解散させるかが重要なのです。彼らの理想を今の政治に注入させるためです。その相手が自民なのか、立憲なのか、はたまた全く新しい政治団体なのか、今はわかりません。しかし私自身は山本太郎がいかにれいわを解消させるかが、彼の理想を実現に近づける重要なポイントだとみています。 彼が今どう考えているかはわかりません。しかし疲れているとは思います。当然です。正しいことを言っているのにれいわの支持率がどうして伸び悩むのか理解できない、というよりしたくないのかもしれません。 低支持率の理由ははっきりしています。前にも述べた通り多数派を取り込んでいないからです。そこは明石家さんまとか元コメディアンのゼレンスキーとかに学ぶ必要があるでしょう。山本太郎も元芸能人です。視聴率をとってこそ天下をとれるのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年04月27日
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前評判通りの大勝利です。というより、大阪の自民党が崩壊したといっていいでしょう。共産党も全く振るわなかったです。維新の鼻息は荒い。3度目の正直でまたまた都構想を持ち出してきそうな勢いです。公明党との関係はリセット、他の党にお願いすることはないというセリフまで飛び出しました。言わんこっちゃないです。現場の思いを切り捨ててまで必死に死守してきた関西における国会議員の議席を全て失うかもしれません。裏切り者ですからね。 維新は勝って兜の緒をしめるという状況とは程遠いです。おそらく油断からまた誰かが不祥事を起こすでしょう。そして万博の不調と汚職、不祥事、そしてIR・カジノの行き詰まりによって維新は最終的に終焉すると思います。今回の大勝利はその大敗北への一里塚となるでしょう。私はそう予想しました。当然多くの人を巻き込みます。 吉村洋文は今が絶頂なのかもしれません。あれだけコロナ禍で不手際が多かったのに乗り切ったとみなされたからです。選挙で大勝しました。行政手腕は確かにひどかったです。当事者には地獄だったと思います。しかし、圧倒的多数の人にはちょっと風邪ひいた程度で済んでしまいました。これからこの不手際が大阪を蝕んでくるのです。まだ多くの人がそれに気がついていません。 投票率はどんどん下がっています。これは独裁するものには好都合です。自分たちの好きなように物事を動かせます。それを「お友達資本主義」と呼ぶ人もいます。これから吉村洋文はますます自分にとって都合の悪い情報や意見は受け付けなくなるでしょう。批判者を口汚く罵るでしょう。そしてやがてその矛先は実は仲間内に向かうのです。そして内紛が発生します。この煽りを食って大阪は一部を除いて衰退します。お仲間の儲かるところにしかお金が回ってこないからです。いずれ、こんなはずじゃなかったと気がつく人が増えるでしょう。それで政治が乱れます。でもその時には吉村洋文は政治家を辞めているでしょう。 今の大阪は戦前の日本と似てきました。例えば傀儡国家、満洲国ができて提灯行列して喜んだあの当時の国民の熱狂を彷彿とさせます。これで日本の景気はよくなるとみんなそう思ったのです。それが結局歴史上未曾有の敗戦という状況を招いたのです。あの時も政治の無責任が事態を悪化させました。維新の政治家たちが責任感あふれる人々にはどうしても思えません。あの橋下徹や松井一郎を見たら一目瞭然です。 結局ダメだったかという絶望がこれから待っています。しかしその闇が深いほど、それが強力な希望に変わり世の中の変革につながります。とにかく庶民は生き残ること。これに尽きます。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年04月10日
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安倍晋三、菅義偉の内閣で三権分立が崩れました。官邸の横暴が目立ちます。それと緊張関係にある国会は形骸化しつつあります。小選挙区制度で少数派を徹底的に切り捨てました。その上での数の力が原則なのです。なら人数は少ない方が導きやすい、騙しやすいというギレン総帥の言葉通りの展開に進んでいます。 私は議員定数は増やすべきだという考えです。それもくじ引きによる議員選出もありだと考えています。つまりもっと議会レベルでしっかり揉めてほしいと思うのです。今はわずかな人数で話し合ったことが、政党などの勢力、つまりは数の力で決められています。密室政治です。本会議といってもすでに結論ありきで形式的な多数決が民主主義だと早合点しているようです。話し合いが面倒なのでしょう。気持ちはわかります。 むしろ真剣な話し合いが行われるのは議員たちの私的な集まりの中です。料亭政治というやつでしょうか。かなり本気で本音が語られます。多分、その内容は公になるとバッシングされるようなシロモノだと想像できます。時々オフレコでも一部バラされて議員の首が飛んだりしています。でも本音ならばそれは仕方がないのです。 なら、本会議でそれをみんなの前でやったらいい。デジタル技術を活用すれば議員専用のSNS上で言いたいことをどんどん投稿できます。それを国民と共有し話し合いを延々と続けたらいいでしょう。今は議員が選挙で選ばれた偉い人ということなので、オフレコでも発言が炎上します。しかし、くじ引きによる議員の場合は、それで罰せられることはない、と保証するのです。言いたいことはすべて言え、というスタンスです。議論の本筋から外れた誹謗中傷が飛び交う可能性もありますが、それもありです。もちろん発言そのものは批判されますが、それに対する良識の意見が再確認されるいい機会になります。またネットで、しつこく繰り返される差別的な発言の中にも議会であらわになれば問題の本質を炙り出す貴重なきっかけになるかもしれません。 ネットに氾濫する偽りの匿名の中でのやり合いよりもずっと生産的になるでしょう。揉めた事案は官僚や学者や民間人などから提供される専門知識や経験談がその都度フォローに入ります。問題点を整理するためです。でも議会の基本は揉めることです。揉めるために議事進行をバラエティ番組化するわけです。ワイワイ騒いで議会の視聴率を上げて一人でも多くの国民と問題を共有を目指します。今はやじがうるさいだけで面白くありません。退屈です。 大阪の維新は他人には厳しく身内には甘いを徹底しています。権力を取るまでは面白い部分もありましたが、守りに入ると途端につまらなくなりました。選挙に勝てば呆れるほどに反対意見は一切受け付けません。あまりに人の話を聞かないので多くの市民が行政に対して無気力・無関心になってきています。老人や弱者を犠牲にしての無償化にまあいいかとなっているのです。こういう風景こそギレン総帥の思う壺です。 カジノもスロットマシンだらけでポーカーとかルーレットとか人間のディーラーとやり合う部分はカットです。入場料を払ってまで行きたい場所ではありません。でも例え賛成派であってもカジノに対する市民の希望は一切受け付けてもらえないのです。これでどうして大阪の生きた観光資源となるのでしょう。通天閣や大阪城を庶民の力で観光資源に育て上げた浪花の心意気はどこへ行ってしまったのでしょう。このままでは一部の既得権益にすがるもののみが得をする施設になるだけです。夢洲は悪党がマネーロンダリングに悪用するギャングの街と成り果てます。 選挙で勝ったというだけで維新は好き勝手にやらかして大阪を潰しています。民意といいながら全く民意を無視する。それならくじ引き議員を交えてワイワイ揉める方がまだマシです。揉めた挙句、かえって常識的な意見にまとまり落ち着くでしょう。面と向かって極端な意見も飛び交う中、議会はみんながそれぞれの立場について理解を深め合う場所に変わります。ついでに多数決禁止事案というのも設けてもいいかもしれません。 くじ引き議員による議員定数倍増で大阪に活力を! そんなスローガンを掲げる市民政治団体が出てくることが最大の大阪復活の道につながるような気がする今日この頃です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年04月06日
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ガーシーが除名されても元気な立花孝志でした。責任をとって党首を辞任、再び政党の名前を変え、素人の女性を党首に据えました。AKB48をなじった政治家女子48党。選挙の天才と言われていますが、身内の政治資金パーティー開催準備の過程での混乱で内紛が勃発しました。幹部が政党を私物化したとして批判されたのです。債権者の一部が党に貸した金を返せと迫り、党には全然お金がないことが立花自身によってバラされました。 立花孝志は現在の政治制度の欠点をつきまくり、奇抜な選挙運動で国政政党を作り上げました。候補者がおっさんよりも若い女の子の方が握手する方もずっと嬉しい、だから若い女子は楽に当選するとうそぶきます。しかも議員は高収入です。政党助成金も億単位で入ります。儲かる商売と煽るのです。そのつけが内紛につながっています。 儲かる商売と煽っておきながら借金を重ねて今、党の金庫は事実上カラです。それで揉めています。人は自分の得意技で沈んでいくという法則のままに崩壊の過程を歩み始めました。 彼も独裁者です。ただ、どうやら本気の同志が周りにいないようなのです。それがヒトラーやナポレオンとは違います。当選する奴と実際に政治家として有能な奴は違うという考えを持っていますが、それはそれなりに説得力があります。だから若い女の子らを当選させ、後から政治家として優秀な奴と交代させるというやり方も考えています。実際ガーシーは議員としてほとんど役立たずでしたが、彼の除名の後はそれなりに優秀な人物が後を継ぎました。ホリエモンの秘書をやっていた経歴があるそうです。 立花孝志のいう優秀な奴に政治をさせろ、というのは結局一部の優秀なエリートがバカな大衆を扇動するというあのギレン総帥と同じ思想です。ギレンは父親から「ヒトラーのしっぽ」と皮肉られ、妹のキシリアに頭を撃ち抜かれました。立花孝志も似たような過程を経ると思われます。基本的に人を信用することのできない人物なのです。金と恐怖で人は動くと信じています。まあ、それは一理あります。でも政治というものを動かすには全く不向きです。金と恐怖に打ち勝つために長い歴史をかけて人は政治という営みを育ててきたのですから。 ただ、平和が続くとそのありがたみをどうしても忘れてしまうのですね。もう少し社会が辛くならないと、これではいけないと気がつく人が増えないのでしょう。政治を動かすだけの人の数に達するまでまだ時間がかかりそうです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年03月31日
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国会で相変わらず活躍しています。鋭い質問を容赦なく浴びせ誹謗中傷をものともせず前進中です。イラク戦争の評価について質問した際、政府の認識の甘さを徹底的に鋭く追求しました。発言内容にはいちいち同意至極、返す言葉もありません。 さて私はそんな山本太郎の中に独裁者の影を見ます。権力者に対する徹底的な批判、弱者に対する徹底的な擁護、そして強力な戦闘精神。さらに弱小勢力を率いていること。しがらみは最小限です。日本で今一番独裁者に近い存在だと思います。このまま彼が突き進めばやがてヒトラーやナポレオンのような感じになっていくかもしれません。 山本太郎が指導者になれば日本の状況は一変します。アメリカと断固決別し徹底的な福祉政策で今までの弱者の多くが強者に変貌、それが支えになって富国強兵、強い国家、そして軍隊が誕生するでしょう。多少兵器の性能が足りなくても強い精神力で防衛力をカバーします。あのベトナム戦争における北ベトナムのようにです。 あのイラク戦争をあれはあれでいいんじゃなかったの?とか抜けたことを言う無責任なリーダーの下ではまともな戦いはできません。国民は今だけ金だけ自分だけの自己責任という言葉に誤魔化された信頼の薄い繋がりの失った社会になります。正確に状況を把握している山本太郎の方がよっぽどしっかり国家を運営できるでしょう。その時のスタイルは独裁です。歴戦の勇者ですから決断に迫力がある。常に劣勢で戦い抜いてきた敢闘精神と自信があります。簡単にへこたれません。自己の理想のためにわき目もふらず突き進みます。 それまでの権力者や既得権益を貪ってきたものたちは粛清されます。まさかギロチンでチョンというわけではないでしょうが、刑務所や収容所のようなところに押し込められます。そこで“再教育”されるわけです。その過程で戦争が起きやすくなるでしょう。内戦から始まって国境紛争に発展するかもしれません。 むしろ岸田文雄のような無責任な人物が権力のトップにいる方が国内は意外に平和だということです。格差のある状態で安定し他国に対する脅威も小さく軍隊も弱いです。アメリカに戦争で負けて軍門に降れば一転して平伏し徹底的に弱者のふりをすることに決したみたいです。だからアメリカと揉めるたびに屈服し言いなりになってきました。結果、女性の幸福度が世界有数の高さになるという皮肉。男も子供もそれに頭が上がらない状態です。 イラク戦争は大量破壊兵器に関する誤った情報に基づいて始められた戦争でした。多くの国がその後に過ちを認め「間違った戦争」だったとしています。だが、繰り返しますが日本はそういう見解は持っていません。あれはあれでまあ良かったんじゃないという軽い認識です。 山本太郎の主張が当たり前に通るようになれば確実に独裁になります。それがなんとなく伝わる場面がありました。例えばロシア非難決議に賛成しなかったことです。象徴的です。理屈は分かりますがあれは独裁者の思考です。ロシアの味方をしているのではありません。自分の前に立ちはだかる日本の権力者を徹底的に攻撃しているのです。そこはブレません。原理原則にこだわり白黒をはっきりつけたがります。それが独裁者の特徴なのです。歴史を振り返っても独裁者は実は正義感にあふれる理想家肌の人物がなっています。あの数百万人の自国民を虐殺したポル・ポトもそうでした。 しかし選挙はダメです。まだ日本には既得権益に浸るものが大勢いますしね。だから自民党が生きながらえているのです。例えばあの9条だって見方によれば立派な既得権益です。このおかげで軍事から解放され日本は相当得をしました。しかしヤバくなってきました。アメリカが衰退してきたからです。 自己責任論の蔓延る社会で今や社会的弱者の数は激増しています。将来の勝ち組と期待されるはずの子供は少子化の流れで減り、非正規雇用の増加などで負け組が徐々に多数派になりつつあります。その成れの果てが老人です。その老人の中で負け組の割合が徐々に増えていくのです。集団自決しろなんて意見も飛び出す中、山本太郎は決して弱者を見捨てません。それはとどのつまり彼らが多数派だからなのです。勝ち組は所詮数では圧倒的に少数派です。そこへ勢いのある独裁思考の若者が切り込めば一気に世の中はひっくり返るでしょう。 明治維新の頃の日本に戻るかもしれません。暗い雰囲気が漂っていましたが勢いがありました。しかし戦争に勝つたびにおかしくなっていきます。その歴史に準(なぞら)えると独裁者山本太郎亡き後は本格的な軍事大国になるかもしれません。その時には今のれいわ新選組の流れを汲むメンバーたちは粛清されています。フランス革命や社会主義革命と同じ流れです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年03月29日
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高市早苗が捏造発言で大変です。私は彼女が勢いで嘘をついてしまったと見ています。だから議員はともかく今の大臣の辞職は不可避な状況だと考えられます。もっと汚されてから切られるでしょう。どう見ても自民党自体が彼女を支えていません。 さて、攻めている方の立憲民主党ですが、こっちもパッとしません。この状況下でもどんどん支持率が低下しています。他の野党もウダウダ状態です。パッとしません。次の統一地方選挙・衆参補欠選挙でも逆転現象が起きそうにもありません。 この国では選挙による政権交代は無理なのでしょうか? どうやら伝統的に権力の内部分裂によるしか実現できないようです。考えてみれば歴史においてもほとんどがそうでした。例えばあの戦国時代、織田から豊臣、そして徳川への権力移譲も政権内部の分裂によるものでした。 そもそも戦後の政権交代でも時の政権与党が分裂状態になって起きたものです。細川政権然り、鳩山政権然りです。自民党が分裂して一方が新しい政党を作って政権を取りました。村山政権では選挙に負けた自民党が社会党党首を首班に据えました。そして最終的に社会党を分裂させ事実上無力化してしまいました。 そういう流れで行くとやはり今の自民党が分裂しないと政権交代は無理だということになります。安倍晋三が暗殺されたので、もしかしたらそこから亀裂が入るかもしれません。それはともかく、政権交代を目指して政治家になるならやはり自民党にまずは入るべきなのかもしれません。そこで豊臣政権下における徳川家康のように出世し、そして自分自身の権力基盤を強固にする、そして長生きすることです。そうしたら政権交代のチャンスが来ます。 山本太郎とか立花孝志とかが政権を取る気があるならいかに自民党に潜り込むかということが一つの重要なステップとなります。それにはまず自民党をびびらせる必要があります。それはおそらく国政レベルではなく地方レベルから始まるのでしょう。いわば地方の一豪族がのしあがるといったイメージです。 近いのが大阪発祥の政党維新です。しかし橋下徹が早々に逃げたので顔になる人物がいません。徳川家康のいない徳川家のような感じになっています。一時は菅政権との距離が近く国政に食い込むかと思われましたが、看板政策である都構想関連の住民投票に2度も敗れ、さらには菅の失脚でかつてほどの勢いはなくなりました。松井一郎は引退するし吉村洋文にそのような才覚はないです。そして現代表の馬場伸幸はあまりにも小物感が強く権力の頂点に立つような貫禄というかそういう雰囲気はないです。おそらく万博もIRもパッとしないでしょう。大阪を腐らしただけで終わりそうです。徳川家康の場合は明らかに江戸を世界一の都市に育て上げました。 何が起きるかわかりませんが、高市早苗の失脚が自民党分裂にまで発展するかどうか。しかし彼女も今回のことで人望がないことがわかってしまいました。叛逆児の河野太郎や何を言っているかよくわからないけど人気のあった小泉進次郎もとても天下を取れる器ではありません。つまり自民は甘めのマスクで人の話を聞く力をうそぶく人物にとりあえず尻拭いをさせている状況です。悪いがリーダーシップは感じられません。それが逆にほんわかとした安心感を与えているのでしょう。支持率はそれなりにあります。自民党はぬるま湯状態なのです。 あっと驚くような政権交代を実現できそうな人物は残念ながら今の日本には誰一人としていません。誰も育てられていないのが今の日本の悲しき姿なのです。少子化対策に金をばら撒く暇があれば、その前にまず目の前の人々を育てていくというしっかりとしたビジョンが必要です。自分たちを導くリーダーは自分たち自身で育てなければ絶対に登場しないのですから。天から虹の光に乗って降りてきたり雲に乗ってきたりはしません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年03月23日
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今回アメリカから大量爆買いすることになった巡航ミサイルです。ジェット推進なので旅客機並みの速さに過ぎません。だから相手の最新鋭の極音速ミサイルに対抗することはできないと言われています。 いや、このミサイルは迎撃ミサイルではないでしょう。本気で高速のミサイルを撃破するなら光の速度を誇る高出力レーザー兵器となります。トマホークは偵察や牽制も兼ねて敵の出鼻をくじくための先制攻撃用であると私は見ています。ゲームでもそのように私は利用してきました。むしろドローン系統の兵器です。 まずジェット推進ですが、ロケットよりも操縦性がいいです。ミサイルと違ってより細かい飛行ルートを設定できます。さらに低速であるがゆえに敵も必ず迎撃してきます。落とせるものなら落としたいからです。すると反撃のための防空システムが稼働します。それこそ先制攻撃の本命です。そこに今度は迎撃不可能な極音速ミサイルを叩き込むのです。二段階構えの先制攻撃戦術という訳です。トマホークは言わば陽動、囮なわけです。 私はだから本気で敵基地攻撃能力を日本が備えたのだと解釈しました。敵の軍隊が動き出し撃ちそうだから先に防衛的に撃つと言うのは戦術的に無理です。銃の撃ち合いで発射された弾丸を弾丸で当てるようなものです。映画やアニメの世界の話でしかありません。トマホークは政治の手段としての軍事作戦である先制攻撃を行うための道具なのです。反撃のためではありません。 先制攻撃で問題になるのが目標の選定です。民間施設やゴムの戦車などの囮などを撃っては攻撃の効果がありません。真珠湾攻撃のように確実に敵の反撃能力に打撃を与えるのが目的です。政府が誤魔化していう例の反撃能力ではない、敵の反撃力撃滅を目指す本来の敵基地攻撃能力のことです。それには低速の無人機であるトマホークはもってこいの兵器です。あえて敵に反撃させて本当の戦力を暴くための陽動なのです。格闘技でやるフェイントというやつですね。敵がそれに応じて繰り出してくる動きを見極めて本命のパンチを繰り出すわけです。敵を惑わすためには大量の低速ミサイルを撃ち放てばいいのです。敵に余計な動きが出ます。そこを本命の極音速ミサイルで叩く。 とはいえ政治家で本気で戦争をやりたい人はいません。実は軍人も同じです。しかし戦争を全否定されたら用無しです。これは困ります。だから適当な危機を常に煽ります。これが軍人の政治です。一方で優秀な軍人は常に敵と意志を通じるためのルートを複数持っています。変にエスカレートしてお互いに死人が出たら困るからです。だから日本はトマホークを購入することで逆に先制攻撃能力を使わずに済むための政治をこれから繰り広げるわけです。 また日本が核武装しないのは政治の知恵です。本物の核兵器は脅威です。相手に不必要な恐怖を与えると新しい危機が発生、それに対応仕切れず事故が起こりやすくなります。核の事故は全人類滅亡に直結します。 ウクライナでなぜ本物の戦争が起きたか本当の原因がわかるまではまだ時間がかかるでしょう。ただ私の予想では双方に勘違いや誤認が積み重なったということです。 アメリカも台湾も中国もそこは気をつけています。もう何十年も危機的な状況が続いています。これからも戦争しないために互いに防衛力強化と称して駒ぐみをしています。できれば千日手に持ち込んで引き分けにしたい。その上で台湾を平和的に中国に併合させればいいわけです。その時の中国は共産主義を脱却していると私は予想しています。まあそれが一番難しい。私の予想通りお互いに意思疎通していることを祈るばかりです。心配なのは中国ではありません。アメリカです。世界一の強国でありながらなにしろ心が狭いですからね。 脅威の経済発展で中国はアメリカのライバルになったばかりにかつての日本同様、大変なプレッシャーを受けています。十分に文明化できていないのに軍事力で張り合う羽目になりました。SFなどで宇宙人に攻められている地球人のような有様に見えます。アメリカは人類の中の“宇宙人”なのです。時々訳のわからないことを世界に押し付けてきます。今の中国がああなるのは自然の成り行きなのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年03月16日
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私自身は高市早苗だろうと見ています。官僚の謀反にあって逆上してしまったのです。歴史を振り返ればこういうことはよく起きます。権勢を誇るものが名もなきものに足をすくわれ自らの権力の重みで沈んでいく。 高市早苗も現職の大臣で総裁候補にもなった人物。人気も実力もあります。二世・三世の坊っちゃん・お嬢ちゃん政治家とは一線を画しています。 今回紹介されている文章からも高市早苗の政治家としての力量の高さが窺えます。ちゃんと部下の話も聞き、官邸の意向も確認し、政治状況も正確に把握した上で、安倍首相の代わりに泥まで被って放送法解釈変更を示唆する答弁を行なっています。確かにマスコミの空気は変わりました。政府批判の勢いが鈍ったのです。手柄です。 実に忠実な家来を演じきっているのです。誠実ささえ感じます。味方にすれば心強い人物です。もちろん簡単に仲間は裏切りません。安倍晋三にとっては可愛い舎弟でしょう。それで将来の総理大臣への道筋もつけてあげました。 だが、無理があったようです。「あんな人たちに負けるわけにはいかない」という例の有名な演説中の発言が全てを象徴していると思います。安倍晋三とその仲間たちは敵と味方を区別しすぎたのです。敵がいっぱいできました。そして“家来”であるはずの一部官僚たちをも敵に回しました。 小西議員の入手した行政文書のあまりの内容に捏造と叫び辞職を仄めかしました。正しかったからです。海千山千の高市早苗も思わず逆上してしまいました。絶体絶命のピンチです。総理への道は断たれたと見ていいです。状況的にはあの文章が示していることが実際にあの時その場所で起きたことでしょう。高市早苗も覚えているはずです。かなり異常な事態が進行していたのです。 安倍晋三は権力に酔い中国のようにマスコミを支配下に置いて日本の社会を牛耳りたがったのです。まさに戦前の日本です。ただ安倍の場合アメリカに対する忖度が影響していると思います。アメリカの国力が相対的に低下し、日本にも面倒ごとを押し付けはじめているからです。アメリカのことですからかなり強引な要求が水面下で出されていることは想像に難くありません。 もし今回の騒動、高市早苗が当初の段階であっさり小西文章を正しいと認め、謝罪してしまっていたらどうだったでしょう? 今度は自分がのしあがる番です。安倍晋三に対する事実上の裏切りですが、言い訳の仕方が政治になります。彼女が心からの謝罪を演出し本気を出せばかえって人気が出たと思われます。不祥事を全て死んだ安倍晋三に言葉巧みに押し付けたらいいのです。最終的に辞職したにせよむしろヒロインに祭り上げられ本当に総理大臣になってしまったかもしれません。その犠牲が目眩しとなり本格的な政治権力によるマスコミ支配が進められたと推測できるからです。マスコミの独立性と自由を守るという名目で、です。 2・26事件がそうでした。直接の反乱は鎮圧されましたが政治は死に軍部の独裁が決定的に強化されました。今回も官僚の反乱が官僚の独立性、自主性を殺してしまうという可能性もあります。政治権力の逆襲です。高市早苗の去就にかかっていますが、まだ、その危険性はあります。でも今の彼女の様子を見ていると、見苦しい足掻きを続けるでしょう。 高市早苗、実はそれほどのワルではなかったということがはっきりしつつあります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年03月15日
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結局は帰国せず。さらなる懲罰が与えられる状況となりました。もはや除名は確実です。選挙で付託を与えられた国会議員が一度も登院しないのは言語道断であるとされました。 一方で国会が形骸化している現実があります。国会の討論だからこそのいい知恵が出るということはなく、それまでの根回しで重要な話はまとまっています。国会は単なる儀式の場でしかありません。数のみ。居眠りとヤジと牛歩の世界です。議員立法というのもどれだけの議員がこの権利を行使できているでしょうか? 質問すらしないで登院しているだけの人もいます。かなりいます。党の言いなりで自分の思想があるかどうかもわかりません。そもそも議論など苦手、目立つことが好きで損得勘定に異様に敏感な、そんな人々の集まりにしか見えないのです。 安倍、菅政権で内閣の横暴が目立ち、国会軽視の風潮が定着しています。議論よりも強引なリーダーシップが好まれているのです。今問題になっている高市大臣の行政文書問題もその流れの末に起きています。そんな軽視されている国会に登院しないことがそんなに問題なのかと、私などは思います。ガーシーは質問主意書を提出したことはあるそうです。全く仕事をしていなかったわけではありません。 立花党首が辞任しました。N党の名前もかえ、新党首は若い女性です。子役タレント出身だそうです。「政治家女子48党」に改名するとのこと。もちろんあのAKB48にちなんだ命名です。今の選挙制度の仕組みの矛盾を徹底的について党勢を拡大してきました。 能力がなくても政治はできるというのが立花孝志の考えです。泡沫候補をいっぱい立てて票数を稼ぎ政党助成金を獲得してそれをまた次の選挙に再投資していく。彼の目標はどうやら国会そのものをぶっ壊すところにあるようです。だからガーシーがその尖兵となり問題議員を演技しているのです。 立花孝志はガーシーが除名されることはむしろチャンスと見ているでしょう。というよりチャンスに変えようとするでしょう。反対に登院しているだけでヤジや居眠りだけの能無し議員が今度は立花孝志の攻撃対象になるでしょう。除名されても挫けるような人ではありません。ガーシーは次の選挙に必ず立候補します。そしてまた当選するかもしれません。最終的には日本そのものがぶっ壊れることになりそうです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年03月09日
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Twitterを使っているときにTikTok動画をよく見かけます。時々クリックしますがこれが秘密漏洩につながる危険性があるそうです。昔女性タレントのLine流出騒ぎでSNSの危険性は広く認識されています。パスワード管理も不安ですが元々サーバーが日本ではなく中国や韓国にあるので安全保障上のリスクが高まるそうです。そんなこと言ったらインターネット自体が情報流出リスクてんこもり状態です。アメリカ起源のテクノロジーだからです。 戦いには情報の優位、索敵の優位、攻撃の優位というのがあるそうです。いくら攻撃力が優れていても索敵がうまく行かなければ敵に弾を当てることができません。その索敵を上手くやろうとするなら、まず先にしっかり情報を集めないとダメです。だから諜報機関というのが活躍します。CIA、M6、KGBなどです。小説や漫画、映画のネタにもなっています。 CIAを裏切ったスノーデンは日本がアメリカを裏切ったときにはSNSを通じてコンピュータウィルスを感染させて日本のインフラをめちゃくちゃにできるという話を聞いたそうです。だから外国製のSNSアプリには神経を尖らしてしまうのでしょう。自分たちもやっているからです。 諜報機関というのは実は味方を騙す方が圧倒的に仕事としては多いのです。国民を騙して国益を守るのです。ドイツのエニグマ暗号を解読した映画イミテーション・ゲームでは解読に成功した後、いかにそれがドイツにバレないようにするかが課題でした。つまり味方にもそれを知られないようにする、国家レベルで嘘をつき続けるということを意味します。「それは得意分野だ」とMI6の人物が言いました。チャーチル首相に黙ってソ連のスパイにわざと情報を流したりして戦争を裏で演出したエピソードも紹介されていました。 諜報機関は結局国家の意思を超えた活動をしてしまうシロモノなのです。上手くいく時もあればいかない時もあります。イラク戦争の口実であった大量破壊兵器の情報は結局デタラメでした。当時のアメリカは諜報に失敗したわけです。反対にウクライナ戦争ではかなり正確に情報を掴んでいました。二例の違いは攻撃と防御です。攻撃する時よりも防御側でいる方が諜報はやりやすいようです。守る時の方が攻めてくる相手の行動の意図が明確で読みやすくなるからでしょう。 イラクの場合はアメリカに敵対していたフセインもあったことにした方が抑止力になると誤って判断したようです。大量破壊兵器のガセネタが脅しに使えると思ったのです。イラクの崩壊とフセインの処刑を見て北朝鮮は脅しじゃダメで実際に持ってなきゃダメだと核開発を必死に行いました。 ただ防御思想では勝てそうで勝てないのです。理想を追求してただひたすらに前に進む方が状況を打開しやすい。フセインも北朝鮮も彼らは防御思想に固執しました。結果は火を見るよりも明らかです。勝ち筋を見つけられず、どんどん追い詰められてしまうのです。フセインは自国民に殺され北朝鮮も国内経済はめちゃくちゃで、むしろアメリカにいいように振り回されています。 安倍晋三も北朝鮮を利用して政権を回していました。政権奪取では拉致被害者問題を散々利用し、そして核とミサイル問題です。撃ってもらうたびに支持率を回復していました。口裏を合わせているのかと思えるくらいです。利用するだけ利用して何も解決しませんでした。その必要がなかったのです。 ではTikTok排除はどうか。その意図するところは防御思想に基づくものです。勝てません。アメリカの方がうっかりすると追い詰められます。中国がそうするのではなく、味方の中に裏切り者がいるのではないかとアメリカ自体が疑心暗鬼になるのです。これも諜報機関が暴走することでさらに悲惨なことになります。もうなっているのかもしれません。 今の中国が台湾武力併合を唱えたりして覇権主義に見えるのは人民解放軍のせいです。日本も軍部の暴走で意図せざる対米戦争に突っ込みました。同じことが共産中国で起きていると私は見ています。習近平は人民解放軍をどう扱うか思いあぐねています。彼らは敵よりも味方の方をたくさん殺してきた集団だからです。習近平にとっては少しでも共産党を強く立派に見せることが政治なのです。人民解放軍の暴走を防ぐためです。そんな中国の足元を見てアメリカはライバル潰しに余念がありません。日本に対しては結構上手くいっていますからね。 諜報機関の暴走がないことを祈りますが、結構こんな時期に限って色々とやらかします。政治の不安が増幅して乗り移るからだと私は見ています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年03月01日
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とうとう開戦から一年経ちました。全く終わりそうな気配がありません。それどころかもっと激戦になりそうな勢いです。ロシアは大国でそれなりの力があり、ウクライナは国際世論の後押しを受けて善戦しています。どちらも自分たちの領土であると信じている土地を奪い合いしているので、現時点での妥協は不可能です。 もし、今年終わるとすればどんなケースが考えられるでしょうか? 最悪は人類絶滅に直結する核戦争です。追い詰められたロシアが核を発射する場合です。全人類規模のホロコーストが発生します。それで戦う人や国がなくなれば戦争は自動的に終わります。核の撃ちあいが始まれば一週間もしないうちに決着がつくかもしれません。組織的な戦いは消失しSF映画などで何度も描かれた荒廃した世界が待ち受けます。それでも人類が完全に絶滅するまでには多少の時間はかかるでしょう。 次はプーチンの死亡です。戦争を起こした独裁者が死ねば戦争の継続は難しいでしょう。プーチンほどの支持率を稼ぐ指導者が今のロシアには見当たらないからです。誰が主導権を握るかで内紛が起きるでしょう。もう本物のプーチンは死んでいて内紛が起きているという説も登場しています。ただ中国の外相と会談をしているプーチンの映像があるのでまだ死んではいないと思われます。 その次がウクライナの英雄ゼレンスキーの死亡です。ウクライナにとっては大打撃となります。欧米からの支援の動きも鈍るでしょう。ウクライナもゼレンスキー後の指導者がいません。その上に汚職が蔓延っています。こちらも内紛になる可能性が高い。ただロシアが大胆な妥協を提示すれば一発で戦争そのものは終わると思います。ウクライナに親ロシアの政権を打ち立てる可能性が出てくるからです。全部占領地から撤退しても最終的な勝利に繋げることができるかもしれません。私はこれが一番今年で戦争が終わる場合の流れだと予想しています。 ゼレンスキーがもし死ぬような場合はロシアの手によるものではなく、おそらくはアメリカのCIAあたりが暗躍するのではないかと見ています。古今東西味方だと思っているものが裏切るのが定番だからです。ありえないからこそ可能性があるのです。これはプーチンに敵としての信用力がどれだけあるかにかかっています。 戦争を本気で終わらすためには敵との徹底的な対話が必要です。いかなる戦争も敵との対話なしには終わりません。時に敵を助けるようなことをするのも全て戦争を終わらせるためなのです。 戦争には原因があります。その原因をしっかり理解できていない間は戦争は続きます。原因を理解するためにはもう一方の当事者である敵と対話する以外に方法はないのです。もしそれを蔑ろにしたら例え敵を軍事的に圧倒してもまた戦争は起きるし、実際アメリカも戦争に勝ってその後が苦労の連続でした。実はアメリカは対話が苦手な国家なのです。日本はアメリカの軍事占領の唯一の成功例となりました。それは日本側が賢明だったからです。降伏したらあっという間に徹底的にアメリカに追従しました。その知恵がまだ生きています。だから今はアメリカの兵器を爆買いしているのです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年02月24日
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最強のアメリカ軍ですが第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦以降、欧州で戦いを進めていく中でドイツ軍の戦車に手を焼きます。映画でもたった一台のタイガー戦車に小隊のシャーマン戦車があっという間に3台もやられました。残った1台も味方の犠牲のもと、なんとか相手の背後にとりつき撃破しますが、防衛拠点の十字路で地雷を踏み走行不能。最後は玉砕します。それでも300名ほどのドイツ歩兵大隊相手に奮戦、大損害を与えます。小隊全滅です。後1ヶ月少々でドイツ降伏の時期でした。でも、その徹底抗戦のおかげで味方の兵站が守られます。多くの仲間の命を救ったのです。 最後の戦闘では動かなくなった戦車を要塞がわりにして五人で戦います。まるで日本軍のような大和魂溢れる戦いぶりでした。その強力な戦闘精神力には驚かされます。ヤンキー魂というのでしょうか。ただ、もうドイツの負けが確実な1945年4月の段階でドイツ軍はしっかり戦闘力を有しており、攻めているはずのアメリカ軍が守りの戦いを強いられているという点が驚きです。やはりドイツ本土での抵抗は凄まじかったのでしょう。年端も行かない少年兵たちが対戦車兵器でアメリカ軍の戦車を撃破するというのも凄いです。それでも戦車は強力な兵器です。硬い装甲にキャタピラによる走破力。歩兵を薙ぎ倒し踏み潰し対戦車砲を吹き飛ばします。味方の歩兵にとっては全く頼りになる兵器です。 ウクライナが戦車を欲しがるわけです。特にレオパルド2はあのタイガー戦車の末裔です。最強の戦車です。一方でロシア軍の戦車が開戦劈頭に次々とあっけなく対戦車ミサイルの餌食になっていきました。あの虐殺のあったブチャにもロシア軍の戦車や装甲車らしき残骸が散乱していました。多くの乗員が犠牲になったと思われます。 戦争は悲惨です。それでも勝つためには手段を選んではいられません。それには死なないことです。でも犠牲になる覚悟は必要です。それは兵士の戦いの目的が明確だからです。仲間を守るということです。映画では同じドイツ人が裏切り者として吊るされていました。ほとんどが民間人です。戦争は敵を殺す以上に味方を殺してしまいます。 仲間意識が強いと命がかかっている分、ちょっとそれから外れてしまうとたちまち裏切り者にされてしまうのです。映画でも新人の副操縦士が着任してしばらくは、むしろ仲間の方からひどい仕打ちを受けている場面がありました。仲間として認めてもらうまでが大変なのです。まして民間人なら厄介者か裏切り者です。少しでも敵になびこうとしたら、つまり降伏しようとしたら裏切り者として憎悪の中で殺されてしまうでしょう。 戦争反対をリアルに実現しようとすれば政治では難しいのです。まず戦争になったら決して民間人は守ってもらえません。元々無理な話なのです。仲間になって一緒に戦うしかないのです。仲間意識がしっかりしていないと信頼されませんから戦争反対を唱えても力になりません。もし戦争を本気で反対するなら軍人になって出世して仲間の軍人たちからも邪魔ばかりする政治家たちからも一目置かれる存在にならないと無理なのです。仲間をしっかり守るという点から戦争を早期に解決する手段を講じることです。これが戦争指導者が戦争をする真の目的です。ナポレオンもヒトラーもプーチンも山本五十六もみんな戦争の火種を早めに消そうと戦争を始めたのです。もちろん結果は散々です。最近のアメリカもそうです。平和のために軍事力を行使するつもりが問題をもっとややこしくしています。戦争反対の声がかえって戦争を引き起こしてしまう現実があるのです。 ところがゲームのARMA3ではそんな葛藤はゼロです。戦争は勝手に起きていて、任務が与えられます。あとはどれだけ強力な兵器が与えられているかが問題です。その中で戦車は強力で本当に頼りになる。特に相手が歩兵なら一方的です。クルーたちも新人くんのように射撃を躊躇したりしません。命令に忠実です。忠実すぎる。うっかり射撃停止を命じたままにしたら本当に撃ちません。その上にゲームなので必ず勝ちます。慣れの問題なのです。ただしゲームが売れているうちは絶対に戦争そのものは終わりません。作戦完了の後に必ずまたトラブルが発生します。プレイヤーが遊んでいる限り戦いは永遠に続くのです。 結論を言うと戦争に本気で反対するなら戦争に勝つための工夫を積み上げることです。そのために軍人になることなのです。中途半端な戦争反対の行動や軍事の拒否は軍人に死ねと言っているに等しい。今ある平和のバランスを崩し、そして仲間意識を破壊し、身内から殺し合いを始めてしまいます。そこから大掛かりな戦争が始まってしまうのです。それが人類の戦争の歴史です。戦車の強さともろさがそれをよく象徴していると私は思います。 具体的に今の国防費増額に本気で反対するつもりなら自衛官になって徹底的にリストラして増額の必要のない強力な軍事組織を作ることです。なら仲間意識を壊さずに平和を保てます。もちろんこれは無理な話です。民間人が簡単に自衛隊の幹部にはなれません。だからいつかは力を蓄えた自衛隊も国民を蔑ろにして暴走します。政治がそうさせるのです。なら次は敵と話をすることです。そうやって人類は生き延びる道を探ってきました。これに気がつくかどうかが平和を見つけるポイントになります。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年02月22日
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負けたら責任を取るというのは古今東西、いつの時代でもリーダーに課せられた定めです。ひどい時は処刑されるし、普通は辞任です。リーダーの地位を明け渡すことになります。 ところが共産党は委員長が23年間もその地位にしがみついてきました。選挙に負け続けてもそれでもやめない委員長に対して、それを公然と批判した者が除名され騒ぎになっています。批判の内容ではなく規約違反があったから処分したという説明も多くの人が納得しません。そもそもそういう規約自体が問題だととらえられています。 そうか志位委員長になってからもう23年も経つのかと私も驚きました。23年前とは2000年、20世紀最後の年、平成12年です。私も若かったです。まだ9.11のテロ攻撃もリーマンショックも起きていませんでした。ずっと株価は低迷していました。もちろんスマホはなくインターネットは主にパソコンでしていました。いわゆるガラケーの時代でラインとかユーチューブもなかったと思います。私の場合は電話回線を利用していたので大変でした。 サザエさんの声優さんがまた一人亡くなりました。たらちゃん役の人です。アニメ開始から続く声優さんはとうとうサザエさんのみになりました。ギネスブックにも載っているそうです。それほどではないにしても共産党志位委員長の在籍も長くなりました。 私自身は共産党委員長が交代しないのは全く気になりません。もし選挙のたびに責任をとっていたらそのうち誰も委員長を担う人材がいなくなり、元委員長だらけになって党内の統率はガタガタになるでしょう。共産党とは戦う党、抵抗する党です。弱者の戦略をとらないと生き残れません。負け方の演出が重要なのです。リーダーは度重なる敗戦の苦境にも挫けることなく統率を続ける責任があるのです。例えばアメリカに打ち勝った北ベトナムのようにです。戦争そのものには勝たなかったですが統率の力が優って祖国統一を成し遂げました。 今回の共産党における委員長批判騒ぎと除名処分は美しい負け方と捉えられるかどうかは微妙です。もし、これで支持率が大きく下がれば騒ぎの収集に失敗したことになります。どんなことでも支持率を上げることに結びつける強かさが弱小勢力には求められるからです。 とはいえ元々支持率などあってないような政党です。今後も粛々と戦い続けるしかないでしょう。ただ、委員長批判が出てきて騒ぎになったというのが事件なのです。流石に志位委員長の統率に陰りが見えてきたのかもしれません。長すぎたのです。つまり飽きられてきたということです。 私は確かに委員長交代の時期かもしれないなと思います。できれば颯爽とした女性委員長の誕生を期待したいですね。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2023年02月13日
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私のれいわ新選組に対する熱は冷めました。ロシアに対する非難決議に唯一反対したからです。その後も野党ならではの不信任決議案に棄権しました。迷走しています。ロシアに対しては戦争を即時停止させるための窓口になるべきといい不信任決議案には季節行事化して茶番だと批判しました。 ロシア愛の強い維新の鈴木宗男ならわからないでもありませんがなんのパイプもない、つまりあの日本語堪能な駐日ロシア大使にすら会えない山本太郎ではそれこそ窓口どころか交渉のきっかけすら作ることはできないでしょう。つまり無能ということです。 非難決議には賛成しても核武装論や防衛費の増額には持論を断固主張するべきだし不信任決議案を否決されると分かっていても激しく賛成して抵抗し政治権力を奪取すべく選挙への布石にする強かさも必要です。どちらも自爆的に放棄しました。弱小政党の勝てる要素を自ら捨ててしまったのです。山本太郎に何が起きているのでしょうか? 疲れているのかも知れません。日本人は長期戦が苦手ですが彼も例外ではなかったということでしょうか。あの橋下徹も負けたらすぐに逃げました。 さて、プーチン戦争が直ちに終わるとすればどんな状況を想像できるでしょうか。これは簡単です。プーチンが一言「もうやめる」と言えばいいのです。理由はどうとでもなりますがバイデンの失言癖を利用するのがしたたかでいいと思います。核兵器や直接軍事介入に言及したタイミングで「世界の平和のために戦闘行為を中止する」と表明し迅速に軍を撤退させます。そして自分の引退を表明し同時にゼレンスキーにも引退を促します。戦争指導の当事者が同時に身を引くことで幕引きを行うわけです。 多分、救国の英雄気取りのゼレンスキーは拒否するでしょう。ここで攻守逆転です。すかさず平和を望まないのは(それみろ)ゼレンスキーの方だと情報戦略を展開するのです。ゼレンスキーが地位にしがみつき強硬に戦争を継続させようとしたら流石にバイデンも武器供与の中止を決断せざるをえません。国内世論があるからです。戦争反対のうねりがロシア有利に広がります…。 まあ、こんな具合に山本太郎が戦争の終わり方を迫力満点で具体的に披露できたらまた違った展開があったかも知れませんが、中途半端な中立論は良心的かも知れませんが権力を望む政治家としては迫力が足りないのです。今後選挙期間を通じてなぜ非難決議を反対し事実上ロシアの肩を持つ? とか野党のくせになぜ非難決議を馬鹿にしたとか突っ込まれては感情的に反論するなんて絵が記事にされたら万事休すとなるでしょう。選挙に無関心な人々を投票所に向かわせる力は発揮できません。 実は弱小政党の役割はなんと言ってもまず投票率を上げることなのです。与党の地位に甘んじる既成政党を打ち破るためです。彼らは組織票に頼りきっている。そういう怠惰な世間に思わぬ旋風を巻き起こすのです。それで奇跡が起きます。無関心だった人々の心に火がつく。 タレント出身の山本太郎にはその力があると私は期待していました。前の選挙で野党共闘に奮闘していた山本太郎は王道を行っていたと思います。今は分断されています。だから野党はいつまでも権力の座にたどり着けないのでしょう。本気の長期戦が戦えないようです。 さて投票先、どこだとまだマシなんでしょう? Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年06月24日
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戦争が始まって自衛隊のOBあたりが活気付いてきました。防衛費GDP比2%アップや反撃能力の向上とか憲法の見直しなど国防力の充実に色々と話が出ています。 そんな時に携帯対戦車兵器のジャベリンでよくね? 戦車よりもずっと安いしコスパもいいしという趣旨に受け取れるTWが財務省から出て炎上騒ぎです。 財務省は文科省の教員を増やす案にも難色を示しました。コスパが悪いという理由です。財務省に限らずとにかく財布を握っているものは基本ケチです。それが仕事だから仕方ないと思います。情に絆されて大盤振る舞いすれば必ず行き詰まるからです。 さて日本の防衛を最大限のコスパを考慮して行うとすればどういうやり方が良いのでしょうか? それは今ある恐怖とどう向き合うかにかかっています。中国が尖閣、沖縄に攻めてくるとか、ロシアが北海道を獲りにくるとか、北朝鮮が核ミサイルを撃ち込んでくるとかこういったことが日本の国防危機と語られます。 実は北朝鮮はアメリカが対象であって日本に対しては核ミサイルで脅してはいないし、中国は尖閣諸島を領土問題として認めろと言っているだけで本気の軍事展開はしていません。ロシアは最近「北海道に権利がある」などとほざく議員がいましたが、ロシア政府そのものは本気で北海道を獲るつもりはなくそれが可能な軍事力を展開もしてはいません。またそれを想定した軍事演習もしたことがないのです。つまり国防族が騒ぐ仮想敵国にはほとんど具体的な脅威はないのです。それゆえ日本の軍事力が事実上アメリカ軍の使いっ走り状態になっています。 現実には日本にとって最も軍事的脅威となっているのは同盟国であるはずのアメリカ自身です。米軍基地にもっとお金を出せとか自衛隊もアメリカ軍へもっと貢献しろと言っていること自体が真の軍事的脅威なのです。今それに真正面から向き合っているのは財務省だけであり、財務省が現実として国防の最前線に立ち同時に最終防衛ラインに立っているのです。 ジャベリンで国が守れるかという問題ではありません。まず真の軍事的脅威が何かを見極めているのか、それが国防問題で語られなければいけないのです。日本の国防強化を本気で図るのなら、まずいの一番に日米地位協定を完全に両国公平になるように改定すること、これが最重要課題です。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年05月02日
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マクロン大統領との電話会談でプーチン大統領がそういったという記事を見ました。インパール作戦時の牟田口司令官と被りました。現場の実情を無視し自分の信念に囚われている様子が伺えます。作戦の目的の第一はロシアの安全保障の確保です。そのためにウクライナを事実上無力化し、NATOの影響を排除することです。夏の陣大阪城で例えるなら堀を元に戻すという話になるでしょうか。 もちろんこれは無理です。夏の陣では家康が秀頼の無力化を目的としていたのと同様アメリカはロシアの無力化を目的としています。ロシアが都合よく先に戦端を開いてくれたおかげで遠慮する必要がなくなりました。ウクライナは無茶苦茶になるでしょうが大所高所から見れば大したことではありません。 プーチンが突っ張ってくれればくれるほどアメリカにとってのリターンが大きくなるわけです。バイデンの表情が妙に明るいのが私は気になりました。アメリカの勝ちが約束されたと思っているのかもしれません。 核兵器が実際に投入されるかどうかが今私の最大の心配事であり関心事でもあります。今この瞬間にも現実的な核兵器の運用が研究されている可能性があります。日本でも核共有の話が出てきました。ロシアが躓けば次は中国です。アメリカにとっての大本命です。日本は最前線に立たされる危険もあります。 プーチンは完全に追い込まれてしまいました。彼の死亡フラグはますます強固になってしまっています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年03月04日
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あの夏の陣、家康は何度となく城内に使者を送って和平を提案していました。もちろん敵の戦意を削ぐためのものです。悪質でした。最終局面で真田幸村は秀頼を陣頭に立たせて家康の本陣に突撃しようとしますが、その直前にも家康は淀君らに妹の常高院を差し向け和平を進めるのです。秀頼の助命でした。これで城内は混乱し秀頼は出陣の機会を失ってしまいます。幸村は善戦しますがついに死んでしまいました。城が焼け落ちた後も家康は何度か和平を提案します。もちろん嘘です。秀頼を逃さないためでした。最後は秀頼、淀君らが避難していた蔵に銃撃します。火が放たれ秀頼らは自害し豊臣家は滅んでしまいました。 今ロシアとウクライナの停戦交渉が断続的になされていますが、歴史上停戦協定が戦争解決に向かった事実は無かったように思います。停戦交渉は新たな戦争の準備につながっていっただけでした。結局は相手が滅びるまで戦いは止まらないのです。これが「戦争は一つの政治的行為である。戦争は他の手段をもってする政治の継続にすぎない」の真意でしょう。戦争は敵を殲滅するまでは終わらないのです。 つまりアメリカがロシアのソ連的要素を叩き潰す絶好の機会だと捉えているというのが今回の戦争の本質だと私は見ています。家康はただ秀頼を殺すためだけに戦を起こしたのです。このままではプーチンは殺されてしまいます。ただ誰に殺されるかはわかりません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年03月03日
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戦争そのものは誰も望んでいなかったのに事実上プーチンの一存で始められました。いくらアメリカから追い詰められたとはいえプーチンこそ老練に対応できたはずです。戦争は悪手です。 普通戦争は国民が望んでそれを政治家が利用して始めることが多いです。例えば日露戦争は日清戦争での勝利に水をさす「三国干渉」というイベントがありました。日本に割譲された遼東半島を清国に返還させられたのです。これに国民が激怒しました。その国民の怒りのエネルギーが極東進出を図る当時のロシア帝国に向かい日露戦争につながったのです。時の政府はギリギリまで戦争に慎重でした。一旦戦端が開かれても講和のタイミングを必死で探っていたのです。日清戦争時とは桁違いの戦死者を出しながら講和では賠償金が取れず国民の一部が暴徒化しました。 今回の場合はロシア国民が熱心に戦争を望んでいたようには見えません。確かに多くのロシア国民がアメリカやNATOの方が悪いと感じていたと思いますがそれでも自分達の方から戦争を仕掛けたらいいと感じていた人はどれだけいたでしょう。 アメリカやNATOは遠巻きにして眺めています。ウクライナは孤軍奮闘です。しかしそれなりの援助は受けています。しかもウクライナ国民の国防意識は高いです。たとえプーチンが勝って傀儡政権を樹立しようとしてもそれは困難を極めるでしょう。 私はロシアの政権に反乱が起きる可能性が高まってきたと見ています。斬首されるのがプーチンかもしれないのです。それをアメリカは画策しているのかもしれません。その恐怖に負けて彼は戦争を始めてしまったのかもしれません。アメリカはアメリカであれも相当なワルだと思います。全ての責任を負わされて「プーチン戦争」と歴史に刻まれるかもしれません。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年03月01日
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核兵器を持つ先進国同士が戦争することはないと言うのが現代の国際的常識でした。だから私もアメリカがガンガン抗議しているウクライナ危機では戦争はないと思っていました。しかし起きてしまいました。またプーチンが核兵器の演習をやらかしたので核戦争の悪夢も想起させています。 戦争の形態は内戦に近いです。ウクライナは元々ソ連の一部でした。文化も近い。ちょうど日本なら京都と東京が戦争しているような感じでしょうか。ソ連崩壊して独立直後は核保有国でしたが現在は廃棄しています。軍備もそんなに充実していません。それなりに実戦経験もある最強軍事国家のロシアが本気で攻めれば鎧袖一触で攻め落とせそうな感じです。だから先進国同士の戦争とは多少風景は違います。 プーチンがあのイラクのフセインやリビアのカダフィ、北朝鮮の金正恩に被って見えてきたのは私だけではないでしょう。発想がすでに先進国とは言えない視野の狭さを感じさせるのです。プーチンはアメリカに追い詰められて戦争に追い込まれました。勝っても地獄、負けたらもっと地獄です。どのようにこの事態を収拾させるのかわかりません。拡大自殺者のような心境になっているとすれば危険です。大勢の人が巻き込まれるでしょう。 ただ私は楽観しています。この戦争を通じて核兵器が役に立たないことが明確になるでしょう。つまりプーチンが目的を達成できないことがより明確になり核兵器がもはや国際政治では邪魔なだけで役立たずであることを証明してしまうのです。そしてやがては核兵器がそれぞれの国の政府から切り離され国際組織によって管理運営されるようになると思います。今回の騒動で核爆発が起きないことを願いますが愚かな人類のことですからひょっとしたらということもあるやもしれません。その惨状は広島・長崎以上のものになるでしょう。ますます人類は核兵器を政治権力から切り離さないといけないと意を決することになると思います。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年02月28日
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私の予想は外れました。大抵外れていますけどね。戦争です。プーチンは決断し実行しました。さて結果はどうなるでしょう。アインシュタインは「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。石と棍棒でしょう」とジョークを飛ばしています。核兵器を保有する先進国同士が衝突してしまいました。湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタンとは状況が違います。現にプーチンは「核保有国だぞ」と念押ししました。 何度か例に出している大阪夏の陣に例えるとプーチンは堀を埋められた大阪城の豊臣家、アメリカは徳川家康です。あの時豊臣家は徳川と争う気は全くありませんでした。豊臣家の存続と秀頼の生存だけが願いでした。いわゆる体制保証です。プーチンも同じです。NATOの東方拡大を止めてロシアの生存権を確保したいだけです。できれば昔のソ連の勢いを取り戻したいと思っていますが、しかし現実もわかっている。あまりにアメリカが頑固なので追い詰められて軍事作戦を強行しました。プーチンの勝ちに見えて実はアメリカの勝ちです。徳川家康もいかに豊臣家に弓を引かせるか悪知恵を巡らせました。「国家安康」を呪いの鐘だといちゃもんをつけ戦に追い込んだのです。もっともその家康も豊臣方真田幸村の大活躍で死にそうにはなりますけどね。だからロシア相手ならアメリカやNATOもそれなりに苦労はするでしょう。 考えてみればウクライナが弱体化してもアメリカは困りません、元はソ連の一部でしたし。むしろ不安定化が進めば第2第3のオレンジ革命のきっかけを作りやすい。隣国のベラルーシも不安定化できます。しかも先に拳を上げたのはロシアの方なのです。バイデンが無能かどうかはどうでもいい、ロシアが豊臣家同様自滅の道を歩み始めたと言うことが肝心です。恐らくロシアは予定通り国際的に孤立するでしょう。エネルギーもそのうちロシア抜きで安定します。中国もそんなロシアといつまでも組むことはできません。ウクライナの状況によっては台湾を軍事侵攻しても不安定化工作を起こされ結局中国の政治体制そのものに大きなダメージを食らう可能性があります。 もし何かの間違いで核爆弾が爆発しても多分限定的です。ロシアとウクライナが破壊されるだけです。プーチンの将来に暗雲が立ち込めてしまった、私はそのように観ています。 結局家康の思惑通り豊臣家は滅び秀頼は死んでしまいました。しかし盤石の徳川幕藩体制が敷かれおおむね平和な時代が日本に訪れたのです。一方でそんな平和な江戸時代の間にもヨーロッパでは何度も悲惨な戦争が起きて大勢の人の血と涙が流されています。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年02月25日
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幼稚園が砲撃されたというニュースが飛び込んできました。世界は戦争の瀬戸際に緊張を強いられています。NY株式も今年最大の下げ幅を記録しました。これをどう判断するのでしょうか? 最近OODA理論、OODAループというのが注目されています。伝説的な戦闘機乗りだったジョン・ボイド大佐という人物が航空戦のために考案しました。今ではあらゆる分野に適用できる一般理論と評されています。湾岸戦争では実戦に応用され成果を上げました。OODA理論のテーマは意思決定のスピードアップです。判断が速ければそれだけ戦いを有利に進めることができます。 アメリカ軍にはこのOODA理論を完璧に理解している者が多数います。その連中が今回の騒ぎでプーチンをどう見ているのか興味があります。私はプーチンを追い込んだと判断していると想像しています。 すでに多くの東欧諸国がNATOに入ることで外堀は埋められ、今ここでウクライナがNATOに加入すれば内堀も埋められたことになります。もう戦う前から勝負はついているのです。ロシアの負けです。ただどのように負けるかというのが問題になっているわけです。最終的にはNATOの軍門に降るでしょう。降伏です。 OODA理論では味方にはスピードアップを、相手にはOO-OO-OOスタックという麻痺状態に陥らせることを狙います。まずは情報戦です。騙し合いと言っていいでしょう。意思決定は独裁者の方が速いですが、たった一人で行うためにその人物に迷いや恐怖、怒りが襲いかかった場合にはとんでもない状況判断のミスを行いやすい。その点民主主義国家は組織の誰かがしっかりしているのでなんとかなりやすいのです。むしろ小さいミスを連発して状況判断を確実にしていきます。大局を間違いません。 プーチンの状況判断ミスはNATOがロシアを攻めてくるとしたところです。そう思い込まされたと言っていい。真実は東欧諸国がロシアを嫌がっているだけの話なのです。別に彼らもロシアに復讐しようと考えているわけではありません。邪魔されたくないだけです。ウクライナもNATOに加盟してもロシアを攻めるための前線基地になるつもりはありません。独立を維持し国家を発展させたいだけです。ソ連時代は大祖国戦争の主戦場になったりして大変でしたからね。 プーチンはさっさと引退して欧米に対して物分かりのいい指導者にバトンタッチしロシアからソ連臭を自分と共に一掃したら良かった。アメリカに負けた後、ものつくりに励んだかつての日本のようにロシアも新たな国際的信用を獲得したでしょう。なにしろ広大な土地に資源は豊富なのですから。それをソ連復活の野望を抱いたためにOO-OO-OOスタック状態に陥ったのです。これがアメリカ側が仕掛けた情報戦の成果だったのかもしれません。今回アメリカはロシアを完全に屈服させるつもりでいます。ロシアの軍事行動に陰で喝采を送っているかもしれないのです。プーチン・ロシアがウクライナを占領してもどうせロクなことにはなりません。ますます国力は落ちます。どっちに転んでもアメリカにとって今後はどんどん有利になっていきます。独裁は民主主義に劣ると言う実例を見せつけられることになるでしょう。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年02月18日
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国家にとって政府が国民からの支持を得ているというのは最大の国防力となります。いくら超大国がバックについても現地の政府が腐敗していたらどうにもならないのです。 第二次世界大戦後にアメリカがはっきり負けたと認められたのはベトナムとアフガニスタンです。この二つに共通するのはそこの現地政府が腐敗していたということ。特にアフガニスタン政府が腐敗してダメになっているということはバイデン大統領自身が実感していたようです。だからさっさとアメリカは撤退したのです。南ベトナム政府も腐敗していました。国民の支持を得られなかったのです。遡って今の台湾、かつての中国の支配者であった国民党政府も腐敗しており、だから毛沢東共産党に本土で駆逐されてしまいました。 とにかく政府が腐敗し国民の支持を失えばもうダメなのです。救う手立てはありません。では今のウクライナ政府や大統領はどうでしょう? 私は腐敗していないと見ています。一定数の国民の支持もあるでしょう。だから戦争しても簡単に片付くとは思えません。仮に戦闘に勝って国土を占領して親ロシアの政権、つまり傀儡政権を打ち立ててもうまく統治できないでしょう。むしろロシアの足枷になります。 ソ連時代に身内を弾圧し過ぎたツケなのです。私の知っているポーランド人は本当にロシア人を嫌っていました。だからNATOに加入するのは当たり前のことだったのです。 本当に勝てる戦争を始めるのは今や大変なことです。戦闘に勝利してもその後始末はおおごとです。それは直近のアフガニスタンにおけるアメリカ軍を見ても、よくわかります。戦争に勝った後の方がより悲惨でした。アフガニスタン国内はいつまでも混乱したままで、おまけにアメリカの経済と自尊心をも相当傷つけてしまったのですから。 ロシアは必死に抗っています。しかしこのままではその責任全てをプーチンに押し付けて生き残りを図ることになりそうです。その過程でどれだけの血が流れるかはわかりません。 とにかく現ウクライナ政府がそれなりに国民の支持を得ている正当性が確かならばまず戦争は起こせないはずです。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村にほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)
2022年02月17日
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