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まつ1166

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February 25, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 上司から「それなら許す!」(田中辰巳著)を渡され、読んでみた。この本は読みやすく、しかも面白かった。「あなたと会社を救う謝罪術」というサブタイトルがまた魅力的だ。
 まず何より、実例が多く、分かり易い。最近では、ヒューザーの小嶋社長や東横インの西田社長のテレビでの謝罪会見のお粗末さに呆れている人が多いと思うが、数年遡るだけでも負けず劣らずの謝罪会見がたくさんある。
 例えば、リクルートの未公開株譲渡事件、東芝ビデオデッキ購入者からのクレームに対する不適切な対応、三菱自動車のクレーム隠し、日本ハムの牛肉偽装販売、ソフトバンクの460万人分の契約者情報漏えい、古賀衆議院議員の学歴詐称、味の素の食品異物混入、丸紅畜産の鶏肉偽装販売、雪印乳業の集団食中毒、出光興産の石油タンク火災などなど、いずれも記憶に新しい事例だが、各々の謝罪会見について「何が悪いのか」具体的に書かれている。「おー、そう言えばそんな事件もあったな」と当時のことが思い出され、それだけでも面白い。

 この本によると、「こんな謝罪は許されない」として以下のパターンが悪い見本として紹介されている。裏を返せば、その逆が「良い見本」ということになる。
・言い訳や反論混じりの謝罪
・嘘と隠蔽を含む謝罪
・曖昧にぼかした謝罪
・役者不足の謝罪
・頭と下げる方向を間違えた謝罪

・足並みの乱れた謝罪
・安易な賠償が先走る謝罪
・処分の伴わない謝罪
・早とちりの謝罪

 そして「許される謝罪とはどのようなものか」について、「心・技・体」に分けて、心構え、謝罪の手順、体制整備等で締めくくられている。
 とても参考になる本だ。いざというときにこの通りうまくいくかどうか分からないが、普段からの心構えや準備が大切であることがよくわかる。
 よくよく考えてみると、会社の立場での謝罪だけでなく、個人としての日常生活での謝罪にも共通することが結構あるので、誰にとっても面白い内容だと思う。皆さんにお勧めしたい本だ。





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Last updated  February 25, 2006 06:55:28 PM
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