神田小川町木工房カーペントリーさと森

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 最近、朝出が早い時間帯で少し、時間の余裕があったので、御茶ノ水駅界隈を歩いてみた。神田小川町で契約社員の勤務をはじめて4年目になるので、行こうと思えばいつでも行けたのだが、なんか気恥しい気分があって、今日になった。

 気恥ずかしい気分の大半は2浪しているときに通っていた予備校が御茶ノ水美術学院、通称おちゃび。当時、どばたとおちゃびは美大受験予備校として双璧だった。

 これでおちたら、美大受験はあきらめるつもりで、親に頼んで上京し、目黒の学芸大学駅近くの新聞販売店に住み込んで予備校生をはじめた。

 真面目に予備校に通わずに、新聞を配達したあと、学校に行くといって、映画をみていたことが多かったように思う。

 実質、おちゃびにはどれくらい通ったのだろうか。たぶんたいして行っていないと思う。人のデッサンを見てたいてい、めげていた自分がいた。それに1年という時間をその受験のために費やす気分にどうしてもなれなかったのだと、思う。

 40数年ぶりにおちゃびの前に立つ。

正面のガラスの大きなウインドに美大に合格した諸君たちの名前が踊っていた。それもまるでその格を示すかのように、芸大は大きく、多摩美や武蔵美はその次の大きさにというように。学校はその成果で営業しているわけだから、そういう表現になるのだろうが、ここでの格ずけはその人の人生にはなんにも関係がない。

 そう思わないとやってられないよね。

 私はそんな名前がのる対象にもならなかったことに対する、気恥ずかしさがこの歳になってもあって、やっとその青春のしっぽをそっと踏んだように、思う。





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Last updated  2012.03.23 20:47:06
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