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sitagaki


February 12, 2003
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知り合いの方というのは、地域で少年たちにスポーツの指導を熱心にしてくださっている方です。
その方の息子さん(高校生)が亡くなったのですが、
それは自らの命を自らで絶つというあまりにも悲しいものでした。

最初は事故で亡くなったと聞いて、息子さんにはお目にかかったことはなかったのですが、
夫も息子も告別式に参列しました。

そして後から事実を知らされたとき、私も夫も言葉を失い大きなショックを受けました。
自分の気持ちが整理できるまで、息子に事実を話すことはできませんでした。
ところが、息子は同じく参列した他の子供から事実を聞いてしまいました。
その子もショックのあまり、息子ひとりだけにそっとうち明けたようです。

私は、これは息子にきちんと話さなくてはならないと思いました。
ものごころついてからは、初めて参列したお葬式だったのです。

そしていろいろな話をしました。
命の大切さ。家族と家族の絆の強さ。
親にとって子供はかけがえのない存在であること。
そして、何か悩みがあるときはまず誰かに話をすること。
話をすれば、聞いてもらえるだけで重い心はすこしずつ軽くなること。

自ら死ぬということは勇気ではないこと。
絆を断ちきるようなことは絶対にしてはいけないこと。
「勇気」をもてば限りない可能性がたくさんあること。

それでも、どうしても解決しないときは、
家族があなたたちのために何でもしてあげる。
たとえば仕事も家もなくなってもいい、
どこか自然の豊かな海のきれいな場所にでも引っ越して
そこでどんな仕事でもいいからみつけて暮らすこともできる。
そして毎日、自然の雄大さや美しさや自然の恵みを感じていれば、
悩みなんて小さなものだったと感じるかもしれない。。。

人間はひとりじゃないこと。
人は人とのつながりで生きていること。

そんなことを話して聞かせました。

そして今、その子のご両親の心ががどんなに深い悲しみで満たされているのか、
心の底から笑える日はもうないかもしれないこと。。
でも、周りの人たちが、勇気づけて支えてあげたいということ。

娘にも息子にも、知識・経験不足の私の頭で考えられる全てを伝えたいと切実に思いました。
学校でも、命の大切さについて多くのことを教えてくれています。
でも、身近な家族が切実な思いを伝えることも大切かもしれないと思いました。
“うちの子供は言わなくてもわかっている”と親は思ってしまうような気がします。

本当の悩みにぶちあたったこともない私が、
こういうことを書くのは見当違いかもしれないのですが、
悲しすぎるこんなことがまた起こらないよう、祈るばかりです。

私にまずできることは何だろう。。と考えていて決めたことがあります。
それは、まず毎日のお料理を心をこめて作るということ。
何か悩んでいるときも、疲れているときも、
お母さんの作った料理を食べると、なんだかほっとするなぁというような味を作ること。
(でも、疲れているときは無理をしない。健康第一!)


それから、家族の話をよく聞くこと。
心を傾けて聞くこと。

そして毎日の生活を楽しむこと!
「笑顔とあたたかい会話とおふくろの味」
笑顔が出ないくらい疲れたときは、逆に家族に元気をもらいましょう。

生きていると悲しいできごともあるけど、
乗り越えてがんばっていくのが、生きるよろこびかもしれません。









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Last updated  February 13, 2003 11:45:22 AM
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