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日曜日、女将と次男と僕の3人で京都へ出かけ予備校やら寮やらの手続きを済ませてきた。1年間お世話になる部屋を整理し、中古の自転車を調達するなどしたが、女将の体調が悪いため、必要なことだけして帰ることにした。新風館で遅めの昼食をし、そのまま店の前で別れることになった。買ったばかりなのに、すでに街に馴染んだ風の自転車は、次男を乗せて僕らとは逆の方へと駆けて行き、彼は、一度もこちらを振り返らずに見えなくなった。二人でそれをだまって見おくった。女将はどう感じていたのだろう。僕は、巣立っていったように感じ、置いていかれたようにも思い、もう彼と一緒に住まうことが二度とないのかもしれないとも思い、じわじわと寂しさだけが込み上げてきた。
2007年04月03日
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