投資逍遥

投資逍遥

2010/04/05
XML
テーマ: 輸送用機器(69)
カテゴリ: 輸送用機器
 ヤマハ発動機(7272)は2日、公募増資などで最大761億円を調達すると発表した。新興国向けの二輪車や環境対応型エンジンなど、次世代製品の研究開発に充てるという。ただ新規発行される株式は既存株数の約2割と規模が大きく、株式市場では「1株利益の希薄化に目をつぶれるほどの収益期待は描けない」(国内投資顧問)と見方が出ている。週明けの同社株には売りが先行する可能性が高そうだ。
 「財務の改善につながる点は評価できるが、1株利益の希薄化を考えると今の株価水準が説明できなくなる」。JPモルガン証券の高橋耕平アナリストは、増資の規模は想定を超えていたと話す。
 ヤマハ発の2009年12月期は、2161億円と巨額の連結最終赤字に転落した。先進国での需要低迷やリストラ費用などがかさんだためだ。10年12月期は人員削減や工場統廃合などの構造改革効果もあり、会社側はトントンまで改善すると見込んでいる。高橋氏は「先進国の需要低迷を新興国で埋め合わせることで達成は可能」との立場だ。
 それでも今回の「新興国投資」計画に冷ややかな声が市場から聞かれるのは、増資の規模もさることながら、何年先に収益に貢献するのか未知数との見方があるためだ。ある国内系運用会社のファンドマネジャーは「新興国の二輪車市場は今後競争の激化が見込まれ、足元の収益力の低さも考えるとヤマハ発株は手掛けづらい」と話す。
 09年12月期に最終損益を大幅に下方修正したことも、同社のエクイティストーリー(成長戦略)を素直に受け入れられない一因との声も聞かれる。研究開発投資を具体的に競争力にどうつなげるかの説明に加え、2012年12月期までの中期経営計画を着実にこなしていけるかどうかも合わせて問われそうだ。〔NQN 篠崎健太氏〕


【上記の感想】

ヤマハ発動機が増資を発表。
保有株ではないので、下落が大きかったら買ってみようかと思っている。
ただし、買付けるとすれば、値決め日が無難か。
しかし、微妙だ。



ただ、今後の競争激化により、増資が良いか悪いかの判断は難しそうだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/04/05 11:21:03 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

征野三朗

征野三朗

Favorite Blog

10年近く前に読ん… New! kaitenetさん

DOW 47850.94 -31.96… New! どらりん0206さん

☆乃木坂46♪賀喜遥香(… New! ruzeru125さん

初代の石垣を間近で New! karagura56さん

メモ New! 4畳半2間さん

竹藪の整理 New! てがてがさん

2025年11月のパフォ… New! らすかる0555さん

鉄骨造の施工と構造… New! ミカオ建築館さん

2025年12月の抱負。 New! みきまるファンドさん

ブームの落とし穴 … yokohamatarou2001さん

Comments

征野三朗 @ Re[3]:トヨタ自動車の優待(06/24) NDI仕事人さんへ コメント、ありがとうご…
NDI仕事人 @ Re[2]:トヨタ自動車の優待(06/24) 征野三朗さんへ コメント失礼します。 自…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: