戦国ジジイ・りりのブログ

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2012年03月24日
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カテゴリ: 城(中国)
あ~中の段、楽しかったっ
それではいよいよ、天守のある本段へ。

岡山城不明門

中の段から本段へは、現在はここを通って上がる。
『岡山城本丸図』  では、「D」のところ。

 【不明門

  表書院(藩庁)の南端から本段(城主居館)へ上る石段の入口に設けた渡櫓門、
  天守閣のある本段全体の入口を固めた大形の城門であるが、平素の出入は
  北端の渡り廊下を使用し、この門はほとんど閉ざされていたことから、「不明門」と

  (現地解説板より、原文のまま)

ご覧の通り大きな石が使われてて、見ごたえあるッス。

岡山城不明門2

岡山城不明門3

この門の先に、石段。

岡山城不明門4

上がってすぐのところに、三階櫓・干飯(ほしいい)櫓・長屋続(つつき)櫓と
3基櫓があった。かつてはね。

石段の先を左に折れるとすぐ、これがある。

岡山城天守礎石2


 【天守閣の礎石


  再建されたため礎石のみをここに移し、元の通りに配置している。】
  (現地解説板より)

あの重い天守を支えてた石たちですよ。
ま、この時は雨も降ってたし、とにかく蒸し暑かったので、
礎石の間を萌え~でうろつく事はしませんでしたが・・・(笑)。


だから、赤く焼けた痕跡とかはあまり見られなかった。
安土城の時は、それこそ礎石の1コ1コまで見て回ったけどね(笑)。

この場所には、かつては本段御殿の物置とか、下男部屋があった。



天守礎石群の先には、再建された門。
『岡山城本丸図』 では「E」の場所にある。

岡山城六十一雁木上門

 【六十一雁木上門

  本段から川手に通じる石段道の上にある門で、段が61段あったことから
  こう呼ばれた。】(現地解説板より)

旭川に望む川手(水の手)から直接本段に通じる石段は「六十一雁木」と呼ばれ、
本段の御殿に勤める武士以外の者が使っていた。
表向の役人は、通常奥向には入れませんからね。
いわゆる、お勝手口。

この石段の上に建つのが、写真の上門。要害門ともいう。
さらに石段の下には櫓門形式の下門が建ち、二重に防備を固めていた。

再建されたのは上の門だけで、しかも当時とは形式が違う。
今あるのは薬医門だけど、昔は高麗門だった。
ので、ここで萌え~する方は、注意が必要ですよ(笑)。
ビジュアルに惑わされず、ちゃんと高麗門をイメージしてね。

岡山城本段

本段全体の写真はあいにくないんだけど、
写真の通り天守の手前は今は庭園風の空間。

昔はここに、びっちり奥向の御殿があった。

奥向、すなわち本段御殿は藩主の私邸。
側室もここに住まうので、下男以外の男性は基本的に立入禁止。
そのため、奥向では藩主の身の周りの世話はもちろんのこと、
警護まで奥勤めの女性陣が担っていた。

現在、御殿のあった場所はぽっかりした空間なのでちょっとイメージしにくいが、
本段御殿の見取り図を見ると、六十一雁木がお勝手だったってのがよくわかる。
※本段御殿の見取り図は こちら
(The Lit City Museum/岡山市デジタルミュージアム様のサイトにリンクします)

ここも中の段と同じように玄関は南向き。
藩主は廊下門を通って下に行くし、奥勤めは六十一雁木を使うし、
不明門を通って中の段から藩士が上がってくることはまずないし、
一体どんな時にこの玄関を使ったんだろ?

玄関から入って右1/3は、台所とか女中の住まう長局が並ぶ。
残りの左側のスペースは、手前に藩主の御座所、その奥の天守側に
側室の住居と続く。

御正室様の部屋はありませんよ。
江戸時代はみんな、正室は江戸住まいですからね。
江戸時代の正室は、自分の夫の国許を見ることもなかった人も
大勢いるらしいけどね。

今の自由な時代からすると、窮屈で大変な時代だな~とか
思っちゃうよな・・・

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最終更新日  2012年03月24日 21時29分57秒


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