戦国ジジイ・りりのブログ

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2012年07月31日
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カテゴリ: 城(中国)
大内氏館 <山口市大殿大路119番地>


※「山口編(19)」からの続きです。


今八幡宮を出て、急いで大内氏館へと向かう。
すぐ近くだし、昨日の帰りもこの辺を歩いてるので、山口の町にも少し慣れてきたな。
目的地付近まで来ると目に入るのは・・・


山口・龍福寺


おおお~っ、なんかスゴイ!!

今日は、大内氏館跡での池泉庭園の開園式があるのだ。
もうギリギリっちゃギリギリなんだけど、ちょっと位なら
この辺見られるかな・・・




山口・龍福寺2


 【石組かまど

  池泉庭園と同時期につくられたかまどで、東側から薪などの燃料をくべるつくりになって
  います。U字形に石を組んだ燃焼部が2つあり、北側のものは南北約0.8m、
  東西約1.2m、南側のものは南北約1m、東西約1.3mの大きさがあります。

  かまど周辺からは調理具などの日用雑器が多く見つかったことから、この場所は台所と
  考えられます。】
  (現地解説板より)

へえ~、台所!
あ、たれ幕のところにも何かある・・・


山口・龍福寺5



 【?列(せんれつ)建物

  池泉庭園と同時期につくられた建物で、地面には?を埋め込んでいます。?とは焼成した
  煉瓦のことで、この建物には、縦約30m、横約30m、厚さ2mの?が使われています。
  建物の大きさは南北長約4.6m、東西幅は建物がさらに西に広がるため不明です。

  中世の遺跡で検出される?列建物の多くは蔵であることから、この建物も大内氏館に

  (現地解説板より)

ん~、ちょっとたれ幕が空間をふさいでいるので、
なんかピンとこないんだけど・・・

さて、解説板にある地図を見ると、赤丸のところが現在地で、
こちら側からは入ってはいけなさそうだな。


山口・龍福寺8


入り口を求めて敷地沿いに歩いていくと、道路から池が見えた。
おお、これが今日の主役かあ~?


山口・龍福寺7



敷地沿いには、土塁が続きます。
低いけどね。


山口・龍福寺9


ぐるりと回り込んで、山門らしきものが見えてきた時、
きょろきょろしてる女の人が目に入った。
あ、あれはもしかして・・・
と思ったらあちらから声をかけてくれて、やっぱり山口観光コンベンション協会の
A様だった。

お待たせしちゃって、すいませ~ん・・・



ブログでも何度か書いてきたけど、そもそも人ごみが嫌いな私は、
必然的にイベントも好きじゃない。

ましてそれが、初めて行く神社仏閣や史跡だったりすると、非常に機嫌が悪くなる。
何でかって?

普段の姿を見たいからですよ~。
お祭りの当事者の人達には申し訳ないけど、イベント用に
いくつかの施設が占領されてて見ることもできなかったり、
ひどい時には本殿への参拝ですらかなり肩身の狭い思いをしたことがある。

そんな感じなので、事前にイベントの情報をつかんでれば、まず行かない。
日程が許せば、日をずらす。


今回の開園式については、事前に知ってた。
だから最初は日をずらそうと思ってたけど、A様とのやり取りの中でふと

「式典って、一般でも見られますか?
座って見られるようなら、せっかくだから参加してみようかな・・・」


って流れになり、数は少ないけど一般用の席も用意されてるんじゃないかって
事だったので、そんなら・・・と思って予定に入れたのだ。


「アンタってホント椅子にこだわるよね~」

って丈夫な人は笑うでしょうけど、これまで電車とかで何度も
貧血起こしてる私にとってはすごく重要な問題。
真夏に屋外でじ~っと1時間とか、ホント立ってられないんだって!!


まあ、大内氏絡みだからちょっと気が変わっただけで、
他のイベントだったら絶対行かな~い。
それでも過去に何度か史跡でイベントに参加したことはあるけど、
「行ったらイベントやってた」ってパターンばっかりだったしな・・・


A様とははっきり「○時に山門前で」とかって約束してた訳じゃないけど、
待っててくれた。
そして急いで2人で向かった会場には関係者様がみんな揃ってて、
もう始まる直前・・・

わあ、失敗しちゃったな。
こんなに本格的な式典だとは思ってなかった。

実は会場に行ってみたら一般用の席は用意されてなかったんだけど、
そこはゴニョゴニョ・・・
とにかく、見せて頂けることになった


で、資料をもらって席につく。

   【史跡大内氏館跡池泉庭園開園式

    日時 平成23年8月22日(月) 午前11時
    場所 史跡「大内氏館跡」(山口市大殿大路)

    一、 開式の言葉
    一、 式辞
    一、 祝辞
    一、 来賓紹介  
    一、 整備事業者紹介
    一、 閉式の言葉

     テープカット            】
    (式次第より)

大体100人くらいの参加者の中で私は一番後ろに座ってたんだけど、
もらった資料の中には配席表もあって、どの人がなに関係なのかがすぐわかる。

市会議員席が一番多くて、その他教育委員会・文化財関係・地元関係・事業者
などが列席しているらしい。

みんなきちんとした服装をしていて、平服で参加してるのは
私と私の隣に座っていた兄ちゃんだけ(笑)。

時々小雨が降ってたから屋外に張られたテントの中で式が進行していったんだけど、
とにかく暑い。

「この暑い中、議員様たちも大変だよな~。
仕事とはいえ・・・」

「いや待てよ、後ろから見てると普通のおっちゃん
おばちゃんだけど、地元を愛する気持ち、
貴重な文化遺産である大内氏の史跡に対する思いは
人一倍強いのかもしれん・・・」

って議員席を見ながら思ったり、「事業者」席や「地元関係」席を眺めては、

「事業って、なんの事業だろう?
このおっちゃんはどんな事で工事に携わったんだろう?」


とかってあれこれ想像したりした。
スピーチ聞きながら(笑)。


で、そのうち事業者様の簡単な紹介が始まったんだけど、
今回は池泉庭園だから、土木関係者様がほとんどだったかな。

でも、こういうきちんとした式典に出るのって初めてだったし、

「あっ、そうか~!
そんな業者まで関係してくるのか~!!」

っていう事を知って、世間一般から見たら
すごく広大という訳でもない池をひとつ復元しただけの事だけど、
その裏にはどれだけの史跡を守り伝えていこうとする人の熱い思いや、
現場の工事に携わる人の苦労とかがあるのかってことを
感じることができて、よかった。


だって、史跡の復元なんて今まで色々見てきたけど、
完成に至るまでの関係者様の苦労とか考えたこともないし、
時には考証がなってない復元史跡だと、歴史ファンからボロクソに叩かれてる
場合なんかもある。

でも、どんなものであれ、史跡の復元なんて

「おい、やろうぜ!」
「うん、やろうやろう!!」

って軽いノリだけで果たせるものじゃない。

歴史を伝えるために整備してくれた史跡に対して、
私達はもっと敬意を払わなきゃいけないよな~って考えさせられた式典でした。
だから、わざわざ式次第までここに掲載したんだよ


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最終更新日  2012年08月02日 15時09分30秒


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