戦国ジジイ・りりのブログ

戦国ジジイ・りりのブログ

2013年12月05日
XML
カテゴリ: 上野と寛永寺
引き続き、両大師の門をご紹介。


上野・寛永寺輪王殿14


ご覧の通りべたべたと(笑)、いろんなものが貼られてます。
まずはイベントの貼り紙からいこうかな。


上野・寛永寺輪王殿24


去年あたりだったか、NHKのニュースで
仕事前の朝のお稽古ごとがひそかなブームになってるというのを
見たことがあるけど、8:30はビミョ~な時間だよな・・・

サラリーマンやOLなら、8時くらいのスタートでないと厳しかろう

ただし、9時始業の勤め人には向かない(笑)。



上野・寛永寺輪王殿25


↑こちらは月イチか。
実費のみ負担てとこかな。



上野・寛永寺輪王殿26



↑こちらは売店のご案内だな。
パンフレットは買おう。

お香もあるのか・・・
日光の輪王寺にも5~6種類のお香が売ってて、
いつもお香を買って帰るのだ。

寛永寺ブランドなら買ってみようかな~。

1,000円ならよく買う「輪王寺香」と同じでお手頃価格だしな。

「輪王寺香」はさわやかな香りで使いやすいってのもあるけど、
他とくらべて安いのも理由の一つ。
大猷院で売ってる「家光公」のお香なんかは、3,000円もするんだよ~!

大猷院の拝殿には小さな売店コーナーがあるんだけど、


が、そもそも売ってる種類が少ないし、
最近では昔よりもさらにグッズの種類が減った気がするので、
ほとんどの物品は買ってしまっている。

残るは「家光公」なんだけど、なかなかお香に3,000円はね~
で、つい二の足を踏んでしまって長年買えなかったけど、
去年初めて「家光公」にチャレンジしました。

市販されてる香水系などの使いやすいお香に比べたら、
1,000円の「輪王寺香」でもお高めだとは思うけど、
お寺で売ってるお香もいいもんです。


向かって右側の貼り紙のはしっこには、見覚えのある絵があった↓。


上野・寛永寺輪王殿28


あっ、これえ~!
毎年日光で受け替えてる鬼門除けの中に入れる紙に描かれてるやつだ!!

寛永寺の記事なのに日光の話題で恐縮ですが、江戸期には寛永寺と日光輪王寺は
一体といっていい関係だったのでね。

寛永寺と関係があることぐらいは以前から知ってはいたけど、
ちゃんと寛永寺の歴史を知ると日光の見方も変わります。

東照宮の五重塔心柱特別公開のデカい看板を
「東照宮2」 の記事で紹介してますが、
「江戸と日光 新たなつながり」というキャッチコピーは
まさに私のためにあるようなキャッチで、
寛永寺を知ることで日光の理解も深まったし、
今まで知らなかった日光のあらたな側面を知るようになって、
遠く離れた日光がすぐ身近に感じられるようになりました。

江戸にいては日光を思い、日光にいては江戸を思い・・・
もはや私の中では、寛永寺と日光は切っても切り離せない関係になってるので、
「日光写真館」の記事の方もそのつもりでお読みくだされ


で、上の絵には解説が付いてます。

 【厄除角大師(つのだいし)縁起

  両大師堂におまつりしている慈恵大師(第18代天台座主良源大僧正)は、
  元三(がんざん)大師ともいわれ、厄除のお大師様として古来より信仰を
  集めています。

  平安の昔、京に疫病が流行った時の事、ある風雨が鳴り止まぬ夜、疫病神が
  慈恵大師の前に現れ「お前も罹(かか)らねばならぬ」と小指にとりつきました。
  大師はたちまち発熱しましたが少しも驚かず禅定に入って心を整え、
  おもむろに小指を弾きました。すると疫病神が転がり出て熱も下りました。

  早速大師はその時の姿を弟子に写させ、版木に彫り「お札」を刷らせました。
  そしてこのお札を家々の戸口に貼らせると、その家の者は疫病に罹らず、また
  罹った者はすぐ快方に向かったのです。

  このお札の大師のお姿は何と角の長い魔物のかたちをしておりました。
  以来このお札は角大師と呼ばれ、厄除大師として広く信仰を集めております。】
  (現地解説板より。漢数字は戦国ジジイが変換)


う~んっ?
つまりこの一瞬ぎょっとするような絵は、疫病神の方じゃなく
良源の姿だってこと?


日光輪王寺で受けられる鬼門除けのお札には、
祀り方とか簡単な説明書きがついてるけど、
ここまで詳しくは書いてないから知らなかったなあ。

それには、

 【お札には、降魔の姿をした角大師の護符が挟んであります。】

としか書いてない。

この鬼門除けのお札は、裏にもお札がはめ込んであって、
中から角大師の描かれた護符を取り出して護符の裏に同居家族の
名前と生年月日を書き込んで、またお札にはめ込む。

外から見ると角大師がお札の裏に見えるようになってて、
角大師のいる面を壁につけて部屋の北東、または北の壁に飾る。
つまり、外から悪いものが侵入しようとしても、
壁側にいる角大師が追い払ってくれるという仕掛け。

輪王寺のお札のありがたいところはこれだけじゃなくて、
一緒に入っているハガキに家族の名前と生年月日を書いて投函すると、
日光の御本尊様の前に捧げて無病息災を祈願してくれるという、
二重の御加護が受けられるシステム。

さらに、受け替えの時期になると
「もうすぐ1年ですよ~」ってお知らせをくれる親切さ。

私はお護摩と一緒にこれを求めて、導師様の念を入れていただくので
さらにパワーアップ

輪王寺のサイトでは通販もしているようなので、
皆様もおひとついかがですか?


寛永寺には同じ鬼門除けのお札はないけど、解説の最後には

 【角大師のお姿の描かれた「角大師護符」「角大師御守」は本堂にて授与致して
  おります。】

とあるので、お値段的にはこちらの方が求めやすいかもしれませんね。



今度は向かって左側の貼り紙↓。


上野・寛永寺輪王殿32


ふむふむ、やっぱり寛永寺ではお護摩は縁日限定なんだな。
受付は随時やってるけど、祈祷は月イチってことか。


上野・寛永寺輪王殿33


アレ?
さっきの写経会と同じ案内だよな・・・


上野・寛永寺輪王殿34


↑こちらは授与品のご案内。
「大賀ハス」 がここにもあるのか~!

古代ハスのお守りならちょっと欲しい気もするけど、
私には信長様のお守りがあるからもう他のお守りいらないんだよね。


上野・寛永寺輪王殿35


おお、こんなのまであるよ~!
商売頑張っとるな~(笑)。



さて、楽しい貼り紙の後は、ちょっと長い解説どす。

 【両大師略縁起

  このお堂には 慈恵大師(良源大僧正)と慈眼大師(天海大僧正)をお祭りしている

  一、慈恵大師小史
  慈恵大師(良源大僧正:912~985)は学徳行業が秀でて当時の仏教界に
  大師と肩をならべる僧はなく、特にその学識は後世比叡山から輩出した鎌倉仏教の
  各祖師に強く影響したので比叡山中興の祖と称する。

  大師のすぐれた学識を示したものに仏教史上で有名な応和問答がある。
  これは応和3年(963)に村上天皇が法華経書写の供養のために宮中の清涼殿で
  開かれた法華経論義(法華経討論会)で、大師は奈良仏教の巨匠といわれた法蔵を
  論破した。

  法蔵は大師を評して、釈尊の弟子の富楼那尊者(ふるなそんじゃ)のように
  雄弁家である、とうてい自分の及ぶところでないと述べている。これについて
  大師の弟子恵心僧都(942~1017)の著述によると、大師の雄弁は
  仏教論理学に基礎を置く大師独特の新発明のもので、論理学の本家である
  奈良仏教の学者がいっこうに及びもつかなかったものであるとのべてある。

  しかも、この恵心僧都の書かれた書物(四相違略註釈)は当時の支那(中国)に
  送られて仏教論理学者をおどろかせたという伝説がある位である。

  大師はその優れた学徳によって村上・一条・円融の三天皇の特別な御帰依があって、
  慈恵大師の謚号を賜わったが、宮中に参内しては密教の霊験をしばしば
  あらわされたのである。

  その霊験とは、天元4年(981)8月円融天皇が御病気になられたとき、
  大師が参内すると忽ち平癒したと伝記にあり、また宮中で大師が護摩供を修すると
  大師が不動明王と同じ姿になったと伝えられる。

  そのほか、大師が疫病神を降伏して自ら夜叉の姿になったということから、今日でも
  その御影像を写して厄除角大師と申して尊崇しておまつりしているのである。

  そのほか大師の厄難消除・福願与時の御利益は数多く伝えられているが、中でも
  大師の威力を現わしたことは、天海大僧正が三代将軍家光公の靖によって世嗣安産を
  祈願するにあたって、天海大僧正は民部法眼筆の慈恵大師御影像を寛永寺にまつって
  大師の霊験を祈祷したところ、その効験があって後に四代将軍となった家綱公が
  誕生したのである。

  それより将軍家の信任を得たばかりでなく、江戸市民もこれを聞きつたえて
  子授け大師とよび信仰するようになった。永観3年(985)正月3日に
  入寂されたので元三大師とも申して、今日でも大師への信仰は東叡山を
  その発祥地として広く関東一円に行なわれている。】
  (現地解説板より。漢数字は戦国ジジイが変換)


最後の子授けの話については、もうちょっと後か
あるいは別のところで書こうかな・・・
いいネタがあるんですよお~、ダンナ



にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年08月02日 22時57分46秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

りりじい

りりじい

カレンダー

コメント新着

王島将春@ Re:浅草&寛永寺法要編(8) 東国の成熟(01/08) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
よー子@ 墓参り2014(2) 慈眼寺~芥川龍之介と小林平八郎の墓(08/02) 前略 初めてお便りします。 質問ですが、…
伊藤友己@ Re:上野第三編(12) 寛永寺105/清水観音堂~越智松平の灯篭(06/20) 越智松平家が気になって詳しく拝見しまし…

サイド自由欄

よみがえる江戸城 [ 平井聖 ] 価格:2916円(税込、送料無料)






PVアクセスランキング にほんブログ村

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: