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良いことも悪いことの同時発生で発症するという説が正しいとしたら、そのメカニズムはどうなるのかという疑問が出てきます。例えばストレスで発症する場合と幸福否定で発症する場合とでメカニズムは同じなのか?など様々な疑問が出てきます。
2024年11月15日
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北村透谷は、イエローサブマリンの少年と共に現実に生きたいと言いました。しかしそれは不可能でした。村上春樹は、まずサブマリンの少年と分離して、その後壁のある街で一体化し、半身は街に残り、残りの半分で現実で生きると言います。それが少年を生かす道なのでしょう。
2024年11月15日
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感情の演技は原因と関係あるなしに関わらず有効のようです。極めて強力な反応が出た場合に限りですが。課題を設定するに際し幸福否定理論は必ずしも考慮しなくても良さそうです。反応の強さは矛盾の強さに大きく影響されるようです。これも弁証法です。続けることによって、矛盾を少しづつ解消していくわけです。矛盾が弱まり適切に行動できるようになると、問題が解消されていくわけです。
2024年11月11日
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イエローサブマリンの少年は、「壁」と呼ばれた少年でしょう。「壁」と呼ばれた少年は、よろこびもこころよさも美しさも消えた、すきとおった街に住んでいます。少年の手のひらには言葉がひしめき、そこでは何を語ることも許されています。そうして現実の舞台から退場するのです。
2024年11月04日
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イエローサブマリンの少年と統合しようとすると、かなり体調が悪くなるようです。危機的な状況ともいえるでしょう。これは幸福否定の一種という気もしますが、本当のところはわかりません。しばらく続けてみないとですね。壁の内の自分と統合したらいいだけなので、それほど問題はないはずですが、実際は壁の内の自分と壁の外の自分を区別するのはなかなか困難です。
2024年10月26日
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「進歩」を重要視するのがダメなのではなく。人によって、努力することによって進歩する人と、暢気に構えていることによって、結果的に進歩してしまう人の2つのパターンがあるのかもしれません。
2024年10月19日
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ハートセラピーと従来の幸福否定理論に基づいた心理療法の違いは、後者が「進歩」という観点を重視しているところです。これはおそらく後者の心理療法家の笠原先生や渡辺先生が、自身が能力がかなり高く、進歩することに極めて大きな抵抗がない人であるからだと思われます。そのためクライアントの能力の低さや進歩することに対する抵抗が気になるわけです。ハートセラピーのもう一つの違いは、「変わっている」のを簡単には幸福否定と結び付けないという点です。それは、笠原先生は「まともな人」なため、クライアントの「変わっている」のが気になり、つい幸福否定と結び付けがちになるからでしょう。(先生は超能力の研究をしているので、一般人から見たら、かなり変わっていることになりますが)また、幸福否定一本槍では、当てはまらない例も多いと考える点です。一本槍では覚束ないということは他のどの心理療法の理論にも当てはまると思います。
2024年10月16日
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大事なことは行動することですね。それも適切に。「街のその・・・」でも自分(の片割れ)を信じて跳ぶことが推奨されています。この場合は自分を信じるということなので、比較的簡単な描写で終わっていますが、現実はもっと難しいでしょう。なので心理療法は、自分にとって重要な人を信じて適切に行動できるように変化させれるかどうかが鍵となるでしょう。
2024年10月15日
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肯定療法を始めました。人に迷惑かけたことも良かったこと。OK人を欺いたことも良いこと。OK人に冷たくすることも良いこと。OK(人に迷惑をかけるなどすると当然嫌われますが、)嫌われることも良いこと。OK(嫌われる勇気とはこのことかもしれません)などと素直に無理なく思えるようにする療法です。
2024年10月15日
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幸福否定理論では技法としては一つ「感情の演技」だけで、極めて強い抵抗(反応)が現れない限り、効果はほとんどありません。他の心理療法では、何かもっと効果的な技法があるのかもしれませんが、なさそうです。ここで、疑問点は、1,原因とはあまり関係なさそうだが、極めて強い抵抗が現れる場合、感情の演技は効果があるのか?2,他の心理療法例えば村上春樹療法を行う際、感情の演技を併用した場合、単体で行った時と効果はどう変わってくるのか?
2024年10月10日
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葛藤は原因だろうと思われます。症状や問題が発現する時は、「落ちて、それ以上に上がって、またやや落ちて、結局元のあたりになる」ということだろうと思われます。結局元のあたりに落ち着いたとはいえ、こうした経験を経ていますから、葛藤は大きくなっているわけです。
2024年10月10日
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「村上春樹」療法と感情の演技法は、並立するものでしょうか?暢気療法は、簡単に言えば「幸福とは暢気なこと」というふうに幸福否定理論を変えただけなので、感情の演技法と並立できるわけですが、当てはまる例はそう多くはないでしょう。「村上春樹」療法において感情の演技法を適用する場合、感情の演技法の個々の具体例を「村上春樹」療法の理論で説明できなければなりません。それは可能でしょうか?
2024年10月09日
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「街とその・・・」は、かなり暢気な小説です。なので「村上春樹」療法の書き割りには暢気療法が潜んでいると考えてよさそうです。
2024年10月05日
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発症するのは、基本的に「ほっ」とした時です。昔から志望校に合格した直後の発症など一部のケースで「気のゆるみ」とされていましたが、本質を突いていそうです。ただし気のゆるみが原因なのではありません。
2024年10月03日
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現実を変えるには、イエローサブマリンの少年と統合して再分離するだけでは足りず、壁の内と外の主人公が統合した後、さらに少年時代の記憶をかきかえる必要があることが仄めかされています。
2024年10月01日
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イエローサブマリンの少年は、弱く頑ななため現実には生きられない心のことでしょう。しかし純粋なため優れた認識力を備えた心でしょう。かって谷川雁が「詩的認識力と人格的理解力は相殺し合わないものか」(暖色の悲劇)と問いかけましたが、イエローサブマリンの少年と統合することにより、詩的認識力と人格的理解力の統合が行われるのでしょう。壁の内の大人は少年との統合を拒もうとしますが、これが、幸福否定、認知の歪み、トラウマ、ストレス脆弱性などと言われるものの正体だろうと思われます。
2024年09月30日
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症状や問題の原因は、性格傾向などの心と外界状況と脳などの身体的なものとの3つの関数ですね。その内、心理療法で扱えるのは性格と状況ですが、性格のどの部分が症状や問題と深く関連しているのか見極めるのが難しい場合も多々あるでしょう。状況は心理療法で変えられる部分もありますが無理な部分もあるでしょう。また3つは相互に影響し合っていますから、1つだけ解決しただけで大丈夫な時もあるでしょう。結論として心理療法では、状況と性格の関連をよく見極め、状況の一部を変えれるような方向に性格の一部を変えていくのが良いと思われます。
2024年09月27日
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「村上春樹」療法では、イエローサブマリンの少年との統合に対する抵抗は、ある出来事が起こった時に理由のない嫌悪感が生じる場合に現象化していると思われます。ちなみに「街とその不確かな壁」に基づいた心理療法を、「村上春樹」療法と名づけることにしました。
2024年09月24日
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小説では壁の内から戻った「影」の現実がかなり肯定的に描かれていますが、これは問題や症状が軽いからだと思われます。(一部恋愛の問題では解消しきれていない様が描かれていますが)重い場合は、壁の内での状況が現実に浸潤してきて、かなり苦しくなります。分離しないといけないわけですが、その時、分人主義が役立ちます。
2024年09月23日
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昔「嫌われる勇気」というような本が流行ったことがありますが、これは分人主義があってこそ成り立つことです。裏の顔が嫌われるだけなら、それほど勇気を出さなくても、割と平気で出来ます。勇気というほどのこともないですね。
2024年09月22日
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小説では少年Aとの統合は、割とあっさり出来てしまっていますが、心理療法に於いてはここが一番山場になるでしょう。まず少年Aを見つけ出さないと始まりません。次に小説でもそう描写されていますが、本人は、ためらい、不安になり、拒否的な反応を示します。そして統合するのは大人A(現在の本人)ではなく大人Bとです。
2024年09月18日
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「街とその不確かな壁」では、イエローサブマリンの少年は壁の内に取り残されるわけですが、彼には壁の内という現実と切り離された状態でするべきこと(夢読み)があります。つまり一度落ちた人は、壁の内に分離されることによって、ようやく自分が自分であることを取り戻せることが示唆されています。それと同時に、17歳時の恋愛は現在の偽りの記憶に過ぎなかったと思わせるような終わり方になっています。これは幸福否定理論で言う「記憶の歪曲」に該当するのかもしれません。
2024年09月16日
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少年A(イエローサブマリンの少年)と統合するのは、隙間時間に行うと良いようです。
2024年09月15日
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表の顔と裏の顔を持つのが良さそうです。裏の顔が表の顔と違うのは、あまり良くないことという通念がどうしてもあります。その辺を克服するのが良さそうです。もちろん人を騙すために裏の顔を持つのは良くないですが。作家の平野啓一郎が分人主義を提唱しています。その分人主義とは違うかもしれませんが、これも分人主義と言えるでしょう。
2024年09月13日
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「街とその不確かな壁」では人の心は4つの象限に分かれています。少年A(イエローサブマリンの少年)、少年B(17歳)、大人A、大人B(壁の内で夢読みしている)それぞれ本体と影があるので8つですが。これらの分離・統合・再分離が再生の物語という体になっています。その中でもクライマックスは少年Aと大人Bの統合と分離です。その結果、大人Aは再生を果たして病気などが治り生き直すことができるわけです。
2024年09月03日
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やはり心の葛藤を弱めることが一番大事で、葛藤を放置したまま幸福否定を弱めることに囚われていると、効果は限定的になるということでしょう。
2024年08月17日
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本心(表面的な)と意識があまりずれていないときは、幸福否定理論が当てはまり、ずれが大きい場合は、当てはまらないのだと思われます。また、深いところの本心は到達ほぼ不可能なため、何とも言えないのだろうと思われます。つらい出来事があり、そのため葛藤が大きくなり、と同時にうれしい出来事が生じたときに、問題なり症状なりが発現するわけですが、その時、(意識のではなく本心の)うれしさが大きいと幸福否定理論が当てはまり、葛藤の方が大きいと当てはまらないのだと思われます。いずれにしろ、葛藤を弱める方向に心理療法を進めていかなければ、効果は表れにくいわけです。
2024年08月07日
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「暢気」療法は、いちおう幸福否定理論を適用して心理療法を行っているうちに、派生して出てきた療法です。しかし「暢気でいられること」が発症や症状持続の原因とは考えにくいようです。「暢気」療法で感情の演技はしばらく続けている方がいますが、現在はまだほとんど好転していないようなので、暢気療法が有効かどうかもわかりません。仮にもうしばらく続けて有効だと判明しても、幸福否定理論の確からしさを証しすることになるのかどうかもわかりません。
2024年07月17日
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結局、心理療法といっても、現実を変えないとダメだろうという立場です。しかし、現実を根本的に変えることはそう容易ではないので、ハートセラピー自体が成り立ちにくいわけですが。現状、効果があるのは3割程度の人で、それ以上を望むのは無理がありそうです。
2024年07月15日
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ダブルバインド状況を克服するためには、原因となるものを具体的に詰めていって、少しづつ解決していくのも一つの方策ですが、もう一つの方策は、「暢気になれるようにする」のが、ざっくりとし過ぎですが誰にでも当てはまることです。なのでハートセラピーは今後、この二頭立て馬車方式で進めていきます。また願望実現を阻んでいる原因は、ダブルバインド状態と考えます。そのため願望を実現するには、ダブルバインド状態の克服を目指します。
2024年07月11日
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ハートセラピーでは、症状や問題の原因として根本的なものは、心の葛藤や不安、虚しさなどと考えます。ストレス状況や幸福否定も関与していますが、総合的に考慮します。これは昔から言われていたことで、一見一回りして元のところに戻ってきたように見えますが、従来の心理療法では、どちらか一方だけを考えていました。双方向から考えるという点がハートセラピーの違ったところです。つまり単に元のところに戻ってきたのではなく、螺旋運動を描いて位相が一段高いところに戻ってきているわけです。
2024年07月10日
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感情の演技で、どんな課題で行っても、かなり強い反応が持続することはよくあります。そうなると、はたして強い反応は強い抵抗があるために出るのか、疑問がでてきます。感情の演技では、願望実現を課題にしておこなうと、かなり強い反応が出ます。極めて強い反応に移行しない場合でも、根気よく、この課題で続けて行けたとすると果たして願望が実現するのでしょうか?実現するとするとそれはどういうことを意味するのでしょう?また実現しないとするとそれはどういうことを意味するのでしょう?
2024年06月27日
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ダブルバインド理論が正しいとしても、人は様々な葛藤を持って生きていますから、そのうちの何が症状に深く関係しているのか見つけ出すのはなかなか困難ですね。
2024年06月14日
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ダブルバインド理論では、状況と心の引き裂かれ度、ある状況と別の状況の引き裂かれ度、心の一部と他の一部の心との引き裂かれ度を重要視します。そのため、セラピーではまずひとつに状況を変えることに重点を置きます。状況を変えるために努力し、どんな困難な状況でも希望を失わずにいられるようになることが大事と考えます。これは幸福否定理論だけではなかなかできないことです。極めて強力な反応(抵抗)があらわれる課題が見つからない限り、いくら続けていても変化は起きないからです。
2024年06月07日
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新しいダブルバインド理論では、本心の幸福を重要視する幸福否定理論と違って、現実の幸福を重要視します。本心の幸福は無意識の領域ですからもちろん本人にはわかりません。そしてセラピストにもわからないので、セラピストは自分なりに推測するしかないわけです。その際セラピストも常識人間ですから判断基準が常識的だったりセラピストの固定観念だったりしてしまいます。それが間違いだった場合、取り返しのつかない結果を導いてしまうわけです。
2024年06月05日
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急性の症状は幸福否定理論が当てはまることが多いようです。その際は感情の演技においても、極めて強い抵抗が現れなくても、かなり強い抵抗でも大丈夫です。長引いている場合は他の要因も考える必要があることが多いようです。
2024年05月28日
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従来的な方法では洞察は不要でしたが、ダブルバインド理論で行う場合、洞察が必要なことがあります。そのかわり、抵抗をがんばって克服する必要がなくなり、ツボが見つかると、短時間で解決します。ただしツボを見つけるのが難しいわけですが。従来的な方法での記憶の蘇りは、この洞察に相当すると思われます。
2024年05月24日
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彼の場合、「何事があっても動じない」ということが本心のよろこびなのかもしれません。だから幸せの方向に進んでいくと、動じない程度が低くなるので、動じなさを強くするためには、不幸せの方向に進んでいって、それでも動じない(つまり幸せを感じる)ようになろうとしているのかもしれません。そうなって来るとどこかで諦めてくれないと(つまり本心の幸せを諦める)、どんどん不幸になってしまいます。本心だけが幸せになっても、現実が不幸ならどうしようもないですからね。とりあえず、暢気な気持ちは増してきているのだから、仕事のことなど気にしないでいいのです。親の援助が厳しくなってきたからと言って、すぐなくなるわけでもなく飢え死にするわけでもないのだから、仕事など当分しなくていいのです。
2024年05月21日
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発症の原因は、おそらく、良いことと悪いことの同時発生です。幸福なこと(うれしいこと)とストレス(つらいこと)が同時に発生した時に発症すると思われます。つまり原因は弁証法的なわけです。これまでどんな心理療法も一方の側面だけにしか着目していませんでした。そのため、当てはまるケースもあれば当てはまらないケースもあるという具合になっていたのです。
2024年05月21日
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幸福否定理論が当てはまる例も、ストレス(トラウマ、ショック)理論が当てはまる例も、認知の歪み理論が当てはまる例も、いちおうダブルバインド理論によって説明できます。ダブルバインド理論は単にさまざまな理論を折衷しているのではなくて、包括しているのではと思われます。とは言え、実際の技法としては何も新しいのはないので、効果としてはどの程度有効性が向上したかはわかりません。
2024年05月16日
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ハートセラピーの方針を変更しました。・まず最初は、幸福否定理論に基づいて抵抗(反応)が極めて強いテーマを見つけることは変わりません。・次に最長6ヶ月くらいしても見つけられないときは、幸福否定理論ではなく、ダブルバインド理論により、見つける試みをする。・その際、発症が25歳以降くらいの場合は、発症の原因にとらわれることなく、思春期から25歳くらいまでの心が純粋な時期でのダブルバインド状況を詳しく検討すると良いことが多い。(幼少期ではなく思春期以降を重要視するということ。)・ダブルバインド状況の強さは、双方の激しさ(深さ)ではなく、引き裂かれの大いさ(角度)と相関する。なので本人の辛さの意識と相関するとは限らない。
2024年05月12日
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まったく暢気にしていられないような状況で「暢気にしていられてうれしい」という感情の演技で、極めて強い反応が起こるのは、幸福に対する強力な抵抗があるからなのか、ただ単に現実の状況と望みがあまりにもかけ離れているからなのかはわかりません。どんな厳しい状況でも暢気にしていられた方が幸福とは言えるでしょうが。現実の状況を変えなくても良いのかという疑問が出てきます。現実を変えるのは現在のところハートセラピーではお手上げなわけですが。
2024年05月05日
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感情の演技療法では、感情の演技で極めて強い反応(抵抗)が現れれば、数ヶ月継続するとかなり好転することが多くの例で確認されていますから、別にダブルバインド状況が軽くならなくても良いのかもしれません。そういう意味では病気の原因はどうでも良く、大元は一つという考えが成り立つのかもしれません。なぜ極めて強い抵抗が現れればよくて、かなり強い抵抗ではほとんど効果がないのかはわかりません。
2024年04月28日
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金銭的な問題でセッションは中止しているのですが、自宅で感情の演技を1日平均2~3回ほどですが続けているそうです。そのためかどうか、暢気な気持ちは少し高まってきているそうです。あとは暢気にしていられない状況をいかに好転させるか、それが問題です。時間が解決してくれるか(待てば海路の日和あり)運が回ってくるのを待つか(待てば海路の日和あり)恋愛を成就させるのが一番良さそうです。そうすればやる気が湧いてくるかもしれません。
2024年04月23日
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暢気にしていられない。しかし、どうしていいかわからないので、せめて暢気にしていたい。これはかなり辛いダブルバインド状況です。症状の原因が、「仕事がうまくいかなくても暢気にしていられた幸せの否定」だとすると、暢気にしていられなくなると症状は好転するはずです。しかし、まったく好転していないそうなので、症状の原因は、ダブルバインド状況と考えた方が自然ではないでしょうか?暢気にしていられない状況で暢気にしていろというのは無理がありますから、暢気な気持ちを高めることによって、状況が変わるのを待てるようにする、これがおそらく最適な治療法になるでしょう。症状が大幅に好転すれば、状況が変わるでしょうし、なかなか症状が好転しなければ、状況が変わるまで待てるような考え方に変える、もしくは本人の意向に沿った形で状況を変える方向で治療するわけです。幸福否定理論と感情の演技法は、優れた心理療法ではありますが、おそらく効果を発揮できるのは3割程度です。なので半年おこなって効果が見られないようなら速やかに別の考えに基づいて行う必要があるということです。
2024年04月21日
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静岡の渡辺先生の研究によると、感情の演技での反応の強弱は、セラピストの側の意識によって大きく違うようになるようです。反応の強弱は、セラピーの効果に大きく影響してきます。そうすると、例えば、セラピストの思い込みで適切でない課題を設定してしまい、しかし良いと思い込んでしまっているとき、本来はそれほど強くない反応しか出ないのに、強い反応が出てしまうかもしれないのです。そうすると強い反応が出たからとそれを続けていても効果はほとんど現れないわけです。また、セッションを受けずに一人でやっていて課題が適切だとしても、極めて強い反応が現れない限り、効果が表れるまでかなり長期間かかるかもしれないわけです。(セラピスト側の意識や無意識による働きかけがないため)これは幸福否定理論の根幹をも揺るがせかねない事実です。しかしそれでも良いのでしょう。一つの側面としての正しさは揺るがないからです。物理学の理論でも、量子論と相対論は対立しているとのことですが、どちらの理論でもその応用技術は発展しているそうです。つまりどちらの理論も物質のふるまいの理論として正しいわけです。
2024年03月22日
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感情を伴わせたポジティヴなイメージ療法は、結局、感情の演技療法と同じですから、やはり極めて強力な反応(抵抗)が現れない限り、いくら続けても大きな効果はないということになりましょう。5年10年と続ければ大きな効果はあるかもしれませんが。そうすると考え方を変えた方が近道ということになりかねません。これは言わば認知行動療法ということになるわけですが、認知行動療法は一部の事例では効果が認められていますが、たいして効果がある療法でもありません。しかしこれまで数年かけて認知行動療法を継続した事例はたくさんあるのでしょうか?結局、認知を変え、考え方を変え、イメージを変え、性格や癖を変え、無意識を変え、行動を変えることにより、状況を好転させ、ダブルバインド状況を軽くするしかないのでしょう。そして、おそらく根気よく長期にわたってセラピーを受け続けるしかないのでしょう。専門学校は卒業まで3年、お金もかなりかかります。それくらいに考えた方が良いのでしょう。
2024年03月18日
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友ら去りにしこの部屋に、今夏花の新よそほひや、楽しみてさざめく我等
2024年03月09日
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イメージ療法、感情療法、ポジティヴ療法というものがあると思います。感情の演技療法は、それらを発展させたものと考えた方が良さそうです。この場合、課題が本人が意識で望んでいることにしか適用できないのではと思いますが。また病気の原因は、幸福否定だけではなく、(その場合もたくさんあるにしても)ダブルバインド状況と考えた方が良さそうです。本人が望んでいる課題が多少とも達成されると、ダブルバインド状況が軽くなり、病気なども好転していくと期待して治療するわけです。病気の治療として行う場合にしろそうでない場合も、ことは状況に依存していますから、状況次第ではなかなか効果が出ないこともあるのは、幸福否定理論を適用して行う場合と同様なわけですが。従来のハートセラピーとの大きな違いは、(それは幸福否定理論との違いでもあるわけですが)1、「大元は同じなので課題は抵抗が強ければ何でもよい」とは考えなくて、極めて強い反応(寝落ちしたり宿題をやるつもりなのにすっかり忘れてしまうなど)が3ヶ月~半年経っても現れない場合は、本人が意識で強く望んでいることを課題にする。2、ストレスも大きな要因になることがあるので、ストレスが増すような課題はやらない。3、ストレスが少なくなるような考え方をするよう勧める。4、早期に極めて強い反応が現れる課題を見つけ出すことに注力する。5、幸福否定以外の原因の可能性を常に考慮してセッションをおこなう。ただし感情を伴わせたポジティヴなイメージ療法というものが、どの程度の効果があるものなのかはわかりません。
2024年03月07日
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感情の演技を一人で行うのは、危険です。しばらく行って、おそらく半年ほど、かなり強い反応(抵抗)が現れても、寝落ちしたり、すっかりやるのを忘れてしまったりと極めて強い反応が現れない限り、そのまま続けていると、むしろ悪化する可能性さえあります。半年間の努力は無駄になりますが、速やかに止めてください。
2024年02月28日
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