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なぜ、ここまでビジョンについてあれやこれや書くのか?そう思ってる人もいるでしょう。それに対する答は、きわめて単純です。「結婚する二人のビジョンが合致するものであれば、大抵のことは乗り切れるから」です。まるきり同じ人間はいませんから、「全ての価値観がことごとく一緒」という人を見つけるのは大変難しいです。価値観がまるで一緒であれば、とてもスムーズな結婚生活を送ることが出来るでしょう。でも、実際はそうはいきません。毎日、ちょっとしたことで意見の相違があったりします。イヌも食わない何とやら…です。そういったことが積み重なると、性格の不一致だという話に発展することもあるでしょう。ただ、そういった積み重ねがあったとしても、自分とビジョンが一致している人と別れるってことは少ないものです。仕事も同じ。自分が本当にやりたい仕事だったら、多少の苦労は乗り越えようとするはず。これと同じ原理なんです。だから、ビジョンがきちんと見えていて、そのビジョンが結婚相手と合致していれば、二人で色々な苦労を乗り越えられるはずなんですね。だから、ビジョンをハッキリと持つことは、非常に重要なんですね。おわかり頂けたかな?
2005年01月31日
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先日マズローの法則を取り上げたところ、「マズローの掛け算」についてのコメントを頂きました。いわく、カップル二人の欲求段階(1~5)を乗じたものが、二人の幸福度になるというもの。さすが、こういう考え方もあるのね。すばらしい!一般的にマズローの法則は一種のモデルなので、必ずしもそれに該当しないというケースもあるそう。例えば、戦場カメラマンは第5段階(自己実現の欲求)は充たしているが、第2段階(安全の欲求)は必ずしも充たしていないかもしれない、ということらしい。いずれにしても、自己実現の欲求を充たそうとするのは、人間にだけ許された特権のようなものです。動物には、自己実現という概念はありません。ちょっと結婚の話からははずれますが、この自己実現の欲求は脳の生理の一つです。ご存知の通り、人間の脳は他の動物の脳と比べると異常に肥大しています。これは大脳新皮質という、記憶を溜め込む部分が大きくなっているから。それによって、道具を使うことが出来たり、文字で思考を伝えたりすることが出来ています。ですから、この大脳新皮質という部分は、理屈を考えるのに適しています。「将来はこうなりたいな」という目標は、これまでの記憶の糸を紡ぐようにして形成されていることが多いので、この大脳新皮質で考えられているといっても良いでしょう。逆に、第3段階の社会的な欲求や、第4段階の尊重されたいという欲求は、感情脳と呼ばれる大脳辺縁系から生じていると言ってもよいでしょう。あくまで簡単に言えばですが。大脳辺縁系は、好き嫌いや恐怖といったものを感じる部分ですから、ほとんどの動物に存在しています。このように、大脳新皮質の有る無しが、人間と動物とを分けている大きな要素であることは間違いありません。ですから、有る意味では「人間の脳は、パーソナル・ビジョンを持つように出来ている」といっても良いでしょう。もともと、ビジョンを構築するように出来ているのですから、あとはどんなビジョンを造るのか?ということが問題になるのです。
2005年01月29日
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パーソナル・ビジョンという話の続きです。(ちょっと長いので、以下省略してビジョンと書きます。)ビジョンは、人間の欲求の中でも一番高いところにあるものです。よく言うマズローの5段階欲求説というのがありますね?ちょっと簡単に紹介しておきましょう。(知っている人も多いとは思いますが)☆~~~~~~~~~~~~~~~~~第1段階 生理的欲求空気、水、食物、睡眠、性など生存に必要な最低限の欲求、生命維持本能のことで、食べていくための糧や給与など第2段階 安全の欲求危険や脅迫から身を守ろうとする欲求で、自己防衛本能。年金や保険、職務や会社の安定の欲求などが含まれます。第3段階 帰属の欲求家族や職場などの集団に帰属したいとする社会的欲求第4段階 尊重の欲求尊重されたい尊敬されたいという欲求で、地位の欲求や認められたいという気持ち第5段階 自己実現の欲求最も高次で、しかも最も人間的とされる動機づけであり、行動により報酬を得るのではなく、行動そのものを目的とする動機づけ☆~~~~~~~~~~~~~~~~~ビジョンとは、この自己実現の欲求と深く関わっているのです。★自分がどうありたいのか?★どういう人生を送っていくべきなのか?ビジョンが、「自分が生きる道はこうだ!」という信念を伴うと、それは実現可能な目標になります。人間は、何事も強く信じて念じることで、それを実現可能にしてしまうパワーを持っています。【信じて念じる→信念】言い換えると、信念は人生を突き進んでいくために必要な燃料のようなものです。そのゴールにあるのが、ビジョン。イメージできたでしょうか?
2005年01月27日
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ちょうど今、テレビ東京で収納のカリスマ主婦「近藤典子さん」を紹介しています。近藤さんのHPはここをクリックものすごくパワフルな人ですね~。もともとは、家事が出来ないダメ主婦だったとか。旦那さんの引越し業のお手伝いをする際に、収納に関してあれこれやらないといけなくなったということらしいです。そういう必要性があって、どうすれば楽に収納できるかを突き詰めて考えるようになっていったそうです。でも、よっぽど「収納」というものが性に合ってたんでしょうね。それもさることながら、自分のフィールドを作って、それをビジネスにつなげていくエネルギーはどこからやってくるのでしょうか?女性のみならず、男性も要チェックな人物ですね。
2005年01月23日
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前回、パーソナル・ビジョンという言葉を書きましたが…「これって、なぁに?」とお思いでしょう?パーソナル・ビジョンとは、人生における色々な目標を足していった総和です。簡単に言えば、「夢」というイメージで考えてください。■~~~~~~~~~~~~~~~~~例えば、テニス選手がいるとします。とても優れた選手で、オリンピックに参加するレベルの選手です。今の目標は、オリンピックで金メダルを取ること。■~~~~~~~~~~~~~~~~~この場合、オリンピックで金メダルをとることは、夢ではありません。なぜなら、実現可能だから。でもこれほどの選手も、テニスを始めたときには、金メダルの獲得は夢だったに違いありません。「今日は、うまくサーブが出来なかった。だから、素振りを100回やった」「今は、中学校のテニス部で一番になることを目指している」こういった、小さな目標を一つ一つ達成していくことが、夢の実現に繋がっていきます。この選手にとって、金メダルの獲得はもう夢ではなく、目標になっています。ですから、本当の夢はもっと先にあるはずです。今の彼の夢は、もっとたくさんの子供たちにテニスを楽しんでもらうこと、かもしれません。でも、それもいずれは目標になるでしょう。そうやって、夢をどんどん積み重ねていったものが、パーソナル・ビジョンです。「一生のうち、これとこれとこれだけは、絶対にやっておきたい!そのために生まれてきたんだ!」と思うもの。それがパーソナル・ビジョンです。あなたのパーソナル・ビジョンは、どういったものですか?
2005年01月22日
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前回までに、結婚をとりまく構成要素を考えました。では次に、そもそも結婚とはなんのためにするのか?ということを考えてみましょう。結婚は、人生において非常に大きなウェイトを占めています。サラリーマンの場合、仕事をする期間は定年までの38年ですが、結婚はそれよりも長期間にわたる可能性が高いです。また結婚した相手とは、365日24時間結婚している状態でいるわけですから、生活に占める割合も非常に大きいものです。そういった結婚をする目的とは何なのか?その答えの一つは、「自分のビジョンを実現するため」でしょう。この自分のビジョンを、パーソナル・ビジョンと呼びます。パーソナル・ビジョンとは人生の目標のようなもので、「自分はどうありたいのか?」という質問に対する答えであるともいえます。例えば、あなたが老衰で死ぬ間際に「あぁ、幸せな人生だったなぁ」と思いたいですよね?ならば、どういう生き方をすれば自分は幸せなのかということを事前に考えておく必要があるでしょう。事前に考えておかなければ、まったく違う人生を送ることになる可能性もありますから。したがって、人生において非常に大きなウェイトを占める結婚は、このパーソナル・ビジョンの実現のための大きな要素であるといえます。ですから、なんのために結婚をするのかを考える前に、自分のパーソナル・ビジョンを考える必要があります。
2005年01月19日
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では、次に結婚の外部にある構成要素を考えて見ましょう。結婚した夫婦に対して、外側から影響を与えるものとしては、以下の3つがあります。1.家族結婚をすると、姻族というものが増えます。簡単に言えば、結婚相手の一族です。両親、祖父母、親戚関係。これらが突然増えるわけです。未だに「嫁にもらう」という考え方の残る家族出身の男性と、進歩的な考え方の女性が結婚をした場合には、「嫁」というものに対する考え方が違うので、少々苦労することがあります。また、相手の家族との付き合いが面倒だという理由で、結婚を躊躇してしまう人もいます。確かに、自分の家族と同じように付き合うわけにもいきませんね。さらに最近は核家族化が進んでいますから、年に数回しか会う機会もないはず。そうなるとますます縁遠く感じます。しかし、相手の両親と気が合うようであれば、結婚前の付き合いも楽ですし、結婚後のサポートも期待できます。そういう意味では、相手の家族との相性も非常に重要です。2.仕事お互いの仕事が、その結婚生活に大きな影響を与える場合があります。極端な例で言うと、転勤。相手の転勤によって、自分が仕事を辞めなくてはいけない状況になることもありますから。そのように、自分の仕事はある程度コントロールできますが、相手の仕事はなかなかコントロールしにくいものです。一方、夫婦でなにかビジネスを始めるということも多々あります。例えば、一緒にビジネスを始めるために結婚したという例も少なからずあります。この場合、夫婦の結びつきとビジネスパートナーとしての結びつきとにより、非常に強固な夫婦関係が出来上がっている場合が多いようです。ただ、24時間一緒にいるわけですから、本当にパートナーとなれるような相手をみつけることが必要です。いずれにしても、仕事と結婚は非常に密接に結びついています。3.生活環境夫婦に影響を与えるものとしては、環境的な要因もあります。例えば、近所づきあい。一人暮らしをしている場合にはあまり気にしませんが、夫婦となると少し違います。住んでいるマンションや町会を通じた近所づきあい、または子供を通じたPTAのような付き合いもあります。こういった付き合いも、何らかの形で結婚に影響を与えるようです。このように結婚した二人に、外側から影響を与えるものを結婚の外部構成要素と定義づけます。
2005年01月18日
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結婚には、それを支える構成要素というものがあります。大きく分けると、内部要素と外部要素。この二つです。もう少し細かく見ていきましょう。内部要素というのは、結婚した二人の間に存在するものです。一方、外部要素とは、二人以外のところに発生しているが、何らかの形で二人の結婚に影響を及ぼしているものです。少し具体的に、内部要素とはどんなものが含まれているかを考えて見ましょう。例えば、コミュニケーション。これは二人が添い遂げていくために、なくてはならないもの。コミュニケーションがなくなったとたんに、離婚の危機が訪れたりします。次に、モノとカネ。二人が生きていくためには、色々なモノが必要です。生活用品や家財道具。同じように、お金も必要です。生活費、教育費、その他もろもろ。詳しくは、後日の講義でやります。そして、何よりも重要なのが愛情。これはいわずもがなですね。結婚したいと思う理由の第1位は、その人と一緒に居たいと思ったからだそうです。じゃ、なぜ一緒に居たいと思うのか?それは相手に愛情を感じているからに他なりません。ただし忘れてならないのが、結婚する前と後では愛情の本質が違うということ。これに関しては、宿題にします。意見のある人は、コメントをどうぞ。
2005年01月13日
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本日は、開講初日の講義です。そもそも結婚とは何なのか?これは非常に難しい問題です。なぜなら結婚する夫婦の形は、100組いれば100通りの形が存在するからです。家族社会学という学問があって、そのなかでの定義を紹介しておきましょう。結婚とは、(1) 社会的に承認された男女の性関係であること(2) その結合関係には一定の権利義務が伴うこと(3) 継続性の観念に支えられたものであること(4) 全人格的関係であることという4つの要素があるというわけです。こう言われてしまうと、結婚は非常に難しいものだと思ってしまいがち。でも、これは単純に結婚を外側から見て、なんらかの定義づけをしようとするとこういうことになるだけの話です。では、本当に大事なのは?「結婚することで、一人でいるよりも何倍も、幸せな人生を送ること。」こういうことですよね?では、この観点から定義づけすると、「結婚とは、人生をより幸せに送るための、人間関係の一つ」ということになるのではないでしょうか?というわけで、今日の講義はおしまい。
2005年01月12日
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はじめまして。 結婚学者のひなたです。2005年のはじまりともに、「結婚学」を開講しました。わたしが「結婚学」なるものを体系化したときの想いはひとつです。「どうせするなら、幸せな結婚しましょう!」そう、結婚ってゴールじゃありません。自分が幸せになるための一つの手段です。でも、意外と結婚って何なのか?を本質的に理解している人は少ないんですよね。これって、真剣に「結婚について考える」場がなかったからだと思われます。というわけで、「結婚を正しく理解し、自分の人生を幸せにしてしまおうというコンセプトで体系化した学問」を「結婚学」という形にしてみました。ただいま、学生募集中です。受講希望者は、コメントを下さいな。
2005年01月10日
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