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隠岐郡隠岐の島街竹島が韓国地図のケースに…
9月25日に釜山空港で1万円を両替したら、手元に93,300ウォンが返ってきた。しかし、4日間の旅では飲物を買ったりちょっとしたお土産を買ったくらいでほとんど買い物はしなかった。
「両替明細書」
(韓国にきたら一時的にお金持ちになった気分を味わうことができる)
旅の最終日の9月28日にはまだ5,000ウォンほど余っていた。そこで、帰りの釜山空港でウォンを使い切るために売店に行った。一番好都合なのは絵はがきや飲物である。が、この売店には本のコーナーもあった。そこに韓国全図があったので買うことにした。
「韓国全図」
(せめて英語版はないか訊ねたが無いとのことだった。値段は4,000ウォン)
日本円で420円といったところである。オールハングルだから、ちょっと戸惑ってしまうが都市の位置や鉄道・道路網などを見るにはいい。何時か役に立つときがくるだろう。
買う時には何も気づかなかったが、帰って来て改めて見てちょっと驚いた。地図のケースの写真はなんと竹島ではないか。
「ケースの両面が竹島」
(両方向から撮ったものでなく右側は完全な裏焼きである、これはちょっと笑える)
島根県隠岐郡隠岐の島町の竹島は、女島(東島)・海抜98mと男島(西島)・海抜168mの大きな岩ばかりからなる島と、周囲に浮かぶ37の小さな岩礁からなる。その総面積は2.21平方kmで東京ドーム5つ分ほどである。
竹島は1953年以来韓国が武力によって不法占拠してている。現在も守備隊が常駐しその領有については1歩も譲らない構えを崩さない。
そんな国家の姿勢が、この地図のケースにまで及んでいるのだ。周囲を海に囲まれ歴史的に国境というものを意識してこなかった日本人にとっては「ここまでやるか」という感じである。
竹島に関しては、一昨年韓国ソウルでKBSの放送局を見学したときに、竹島(韓国では「独島=ドクト」と呼ぶ)のライブ映像が流されていた。これにはとても驚いたものである。この地図のケースの場合もまた同じである。
しかし、このようにしてまでして「独島」は自国の領土だと喧伝している姿そのものが、不法な占拠を逆に公言しているようなものではないでしょうか。日本としては国際社会の理解を求めつつ、竹島問題について正当な主張を続けてその解決を図っていく必要があるでしょう。
ちなみに、2011年に中国の上海で購入した全国版の道路地図にも、ちゃんと「台湾省」のページがあった。
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