Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

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KEI@ Re[2]:高倉健さんの名言(5/14)(05/14) shige&happyさんへ ありがとうござい…

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2025/10/05
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釜山を駆け足観光

  最終日、8時にホテルのロビーに集合して近くの店に歩いて行き朝食となる。メニューは「アワビお粥」だった。量は少な目で味付けもやさしく、シニアが多い我々の団体旅行にはよくマッチしていた。

「アワビお粥」

(アワビというリッチな食材をさりげなくお粥にしてある)

 朝食の後、龍頭山公園へ行く。昨年のグループ旅行でも訪れた場所である。ここで最初に目に入るのは李舜臣の銅像である。

 李舜臣は、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の時、朝鮮水軍を率いて日本軍と対峙し奮戦した。韓国では「救国の英雄」とされている。だが、李舜臣自身はこの海戦で戦死している。

「李舜臣像」

(彼の銅像はソウルの大通り、世宗大路にも立っている)

 釜山タワーは開園時間前で、今回も登ることができなかった。実はこの釜山タワーは2021年に営業会社が変わって「ダイヤモンドタワー」と呼び名が変ったそうだ。どこからダイヤモンドという名が出たのかは不明だ。

「タワーをバックに記念写真」

(超広角20mmレンズの効果が発揮された写真)

 龍頭山公園の次に「近代歴史館」に向かう。日本統治時代の資料や、人々の生活に関するパノラマなどが展示してある。日韓の近代史では相互の歴史観が対立することが多く、特に政治の場面では常に外交問題に発展することも多い。

 しかし、この「近代歴史館」の展示は抑制的で、反日教育に洗脳され感情的に叫ぶ様々な団体のイメージとは違っていた。日本人にとって、隣国である大韓民国の最南端の町である釜山の歴史を知ることは大切なことである。

「展示されていたジオラマ」

(裕福に暮らす日本人と、釜山市民の生活を対比させているようだ)

 大切なのは、互いの考えかたを知り、理解しあうことだろう。そしてそれを未来志向で協調・発展させることが大切だと考える。釜山にはもっといろいろな展示館や博物館があるようだ。機会があったらもっとゆっくり再訪したい。

 釜山観光の最後は甘川文化村だった。釜山広域市の南西部に位置している。バスを降りて坂道を少し下ると、今まで韓国では見たこともないカラフルな家並みが見えてきた。そしてそれらの家がみんな小さくてまるで絵本の家のようだ。
「斜面に並び立つ小さな家」

(「韓国のマチュピチュ」とも言われるそうだが、それは無理な例えだ)

 この町は、1950年代に朝鮮戦争の避難民と、ある宗教団体によって作られた。今から15年ほど前、この傾斜地にある家や壁、道路などに絵を描く公共美術プロジェクトが始まった。今は南米チリのバルパライソのようなアートの街になっている。

「人気観光地となっている」

(民族衣装を着て写真を撮る若い女性たち、貸衣装屋があるようだ)

 ただ、韓国の中では異質な街並みなので外国人観光客も多かった。自分にとってはここでは写真を撮る時間がもっと欲しかった。しかし、団体旅行ゆえ駆け足で通り過ぎただけである。ここ甘川文化村も再訪したい場所となった。

 今回も3泊4日の旅はあっという間に終わった。10月、11月と公私ともに超多忙な日々が続いている。今回の旅も駆け足で忙しくて睡眠不足の日々だった。ただ、つかの間の休息の日々でもあったかなと思う。

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Last updated  2025/11/19 03:12:29 PM
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