半北京半日本+αの徒然日記

半北京半日本+αの徒然日記

2026年05月11日
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北京三日目の朝。
朝陽公園に来ました。

ここは、市内の公園のなかでは、交通の便がよく、広くて、清潔で、植物も豊富で、運動している人もちらほらいますが、混雑していない公園のひとつです。

身体を動かすことは大切ですが、養生のためであれば、正しい方法でなければなりません。

レッスンのときにも話しますが、
なぜ練功をするのか。
他の体操と何が違うのか。
ジョギングやジムに通うのがなぜよくないのか。
筋トレやスポーツは、健康的なのか。



最初に、基本的な事として、ケガをしたり、体調を壊したり、身体に痛みが生じながらも続けることは、健康的と言えるのでしょうか。
まずは、その方法が正しいのか、自分は間違った動きをしていないかを確認しなければなりません。

世の中に、健康法はたくさんあるけれど、それがどの国のものであるかは問わず、養生効果があるものは、「道法自然」であること、「黄帝内経」の内容に基づいたものであれば、間違いはないと思っています。

その基本となるのは、「息」と「動き」の関連です。

例えば、武術でいうと、外家拳は 呼吸 ですが、内家拳は 吐納 です。
吐納
これは、秘伝とされる方法なので、対面でしか伝授できないので、詳しくは紹介できませんが、呼吸と吐納は異なる認識です。

最もわかりやすい実感としては、動いている間はずっと口の中には生津作用があり、細胞を潤し続けてくれますので、喉が渇くということはありません。
古太極を学ぶ私達は太極拳を打った後に、水をごくごく飲むという人は誰もいないのです。

実際、私も練功中は、水筒も持ち歩かないし、水分もとりません。




北京の師妹たち

同門ですが、彼らと一緒に太極拳の稽古をすることはありません。
八卦掌や太極拳の動きを一緒にするときは、交流したり、教え合ったりするときで、それも楽しみのひとつです。

しかし、稽古をするときは、一人で静かにするものです。

今回、大切な事に気づきました。

理由は簡単で、そこに『吐納』がないからです。
吐納のない人達と一緒に稽古をすると、律が乱されるので、結果、効果が得られないのです。


一般的な太極拳を打つことは、悪いことではなく、どちらかというと良いことではありますが、膝や股関節を傷めたり、内臓疾患を患っている人も少なくありません。
しかし、「精気神」が鍛えられて、健康的な人はたくさんいます。
治病効果、養生効果のある太極拳と、体操の太極拳は、同じように見えて、全く質の異なるものです。

汗をかくことは消耗。
運動は、消耗。
間違った動きは、身体を傷める。
体操は、酷使。

話は変わりますが、昨年から中国は国家を上げて、「大健康時代」に向かうように呼び掛けています。
そんななか、2026年4月28日に、教育部が公布した≪普通高等学校本科専業目録≫に38種類の科目が追加されました。
そこには、太極拳と太極文化が挙げられています。

国力を上げるためには、武力ではなく、文化をしっかりと守っていくことであるとし、ここ数年は中国は様々な伝統工芸や技術の復興に力をいれているのです。

個人的には、日本も、国の政策として、日本の文化を内側から見直していき、 すべての日本人 がきちんと学べる環境を整えることができたらいいなあと願います。

私は、中国にいるからこそ、日本のことをもっと知りたいと思えますし、中国から伝わったことも、日本で発展したものも、素晴らしい文化や習慣であれば、どちらも継承するに値すると思っています。





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Last updated  2026年05月15日 19時36分09秒
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