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私の郷里、秋田の郷土料理といえば、きりたんぽ、である。
先週末、子どもの通う幼稚園でバザーがあったので、そこで「きりたんぽ」をふるまった。
ふるまった、と言っても有料、一杯 300 円。
きりたんぽ自体は、炊いた新米を潰して、棒に塗り付け、囲炉裏端で焼いたものだ。
棒を外した形状は、ちくわのようだが、餅に近い。
それを、焼いて、味噌をつけて食べる食べ方と、鍋に入れて食べる食べ方の二通りが一般的である。
今回は、きりたんぽ「鍋」。
75 杯分を用意。
この量は人生初の試みである。
材料を仕入れた時は、鍋が足りるか、と不安にかられたものだが、ネギやキノコ、鶏肉も熱を通すと縮むから、最終的には、こんなものか、という程度に落ち着いてくれた。
キノコはおしむらく栽培品だから、たいへんに縮む。
鶏ガラでとったスープは、嫁さんが前日用意しておいてくれたから、残りを当日の朝 4 時から仕込んだ。
きりたんぽは、もともと木こりやマタギ(秋田の狩人)の携帯食だった、という。
山で採ったキノコや肉を入れて、鍋にして食べたのだろう。
今回も、マイタケ、シメジ、エノキ、 3 種類のキノコを準備。
他の具は、鶏もも肉、ゴボウ、長ネギ。
最後にセリを散らす。
煮えてしまうと、ほとんど茶色だから、淡い緑のセリを散らすと彩がよくなり、さっぱりした香りがよいアクセントになる。
当日は、風が出て、冷えたこともあり、温まる、美味しい、と随分喜んでもらえたようだ。
75 杯完売とはいかないまでも、 50 杯が売れた。が、サービスし過ぎた(盛り方)等々こともあり、材料費とトントン、というところだった。
ともあれ、しばらく、 3 食きりたんぽ、という憂き目には遭わずに済んだ(笑)。
楽しみ、楽しんでもらえればいい、ということと、忙しくて食事をとれない、というバザーのスタッフの非常食ぐらいに考えていたから、初めての試みとしては上出来、だ。
そもそも、郷土料理、というのはその土地で食べることで最も堪能できるものだろう。
更に言えば、そこで育っているからこそ、身にしみて美味しい、と感じられる側面もあるように思う。
そんなことを考えれば、よその土地で郷土料理の出店、というのは無理があって当然、お遊びもいいところだ。
…とはいえ、そのお遊びも、手を抜かずに本気で取り組むから面白いし、喜んでもらえるに違いない。
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