買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2009年01月03日
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千早茜さんの「魚神」(いおがみ)を買書つんどく。

2009年初めての買書は、第21回小説すばる新人賞受賞作品です。
書店をとろとろ歩いていたら、宇野亜喜良さんのカバーイラストが突然目に飛び込んできて、これは買わなくてはしょうがない、と思ったのでした。

「遊女屋が軒を連ねる、文明から取り残された小さな島があった。島には身分証を持たない人間が住みつき自分達の島を自治地域と称して、工業化した本土とは別個の文化を営んでいた。昔、この島には絢爛豪華な一大遊郭があったが廃れ、その過去は島の遊女の御伽噺となっていた。その島で捨て子として育った伝説の遊女と同じ名を持つ少女、白亜と弟のスケキヨもいつかは島の廓に売られていく運命にあった。他に心許せる存在の無い二人にとって、お互いだけが感情を通じ合わせることのできる唯一の人間だった。
ある日、スケキヨは化け物が棲むと恐れられている祠の中に大量に書物があるのを見付け、薬草の知識を身につけていく。そして、渡し守の男、蓼原を病から救ったことで島の人間達に頼られるようになる。しかし、スケキヨは悪評高い裏華町に売られてしまう。突然離れ離れになり動揺した白亜とスケキヨは、過ちを犯し仲違いをしてしまう。
数年後、大きな遊廓・更津屋に売られた白亜は島でも評判の美しい遊女に成長する。だが、スケキヨを忘れられず、何に対しても心惹かれない虚ろな生活を送っていた。そんな白亜にスケキヨらしき謎めいた薬売りの男に出会ったという遊女、新笠が近づいてくる。また、スケキヨを追っている裏華町の男、蓮沼も白亜の周りに現れるようになって──。」
(小説すばる新人賞受賞作の紹介より)

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Last updated  2009年01月03日 07時02分19秒
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