買書とつんどくの日々

買書とつんどくの日々

2009年06月20日
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 私は幽霊というものはあると思っている。怨念というようなものもあると信じている。この宇宙は霊界と物界とで成り立っていて、その霊界と物界との間には、絶えず交通があるものだと確信している。
 それ故、私は好んで怪談を読む。殊に西洋の優れた詩人の書いた怪談を読む。エドガア・アラン・ポオだの、エエ・テエ・アア・ホフマンだの、ハンス・ハインツ・エエヴェルスだののように、既に、その方面で名の高い作家は問わないとしても、西洋にはずいぶん優れた作家のものでこの方面の名作がある。古いところで・ダニエル・デ・フォオの「ヴィイル夫人の幽霊」、近くはキップリングの「幽霊人力車」、モオパッサンの「ラ・オルラ」などは 誰でも知っていよう 。キイルランドの「シエスタ」、アラルコンの「丈の高い女」、コムパアト「物言わぬ女」なども有名である。殊に露西亜には優れた作家にこの種の作が多い。プウシュキンの「ピック・ダアム」、ドストエフスキイの「死人の笑い」、ゴオゴリの「消えてなくなった証書」、レルモントフの「未完小説の断篇」、ツウルゲネフの「幽霊」などは 誰でも知っていよう 。その外、リエスコフの「白鷲」、ソログウプの「新聞広告によっての死」、ブリュソフの「弁護」など、いずれも第一流の作家が書いた第一流の怪談である・・・・・。
(小山内薫「番町の怪と高輪の怪と」冒頭より)


デフォー「ヴィール夫人の亡霊」(岡本綺堂編「世界怪談名作集」河出文庫他)
キップリング「幻の人力車」(岡本綺堂編「世界怪談名作集」河出文庫)
モーパッサン「オルラ」(「フランス幻想小説傑作集」白水uブックス他)
キイルランド「シエスタ」いったい誰?何者?
アラルコン「背の高い女」(「スペイン幻想小説傑作集」白水uブックス他)

プーシキン「ピック・ダアム」(「スペードの女王・ベールキン物語」岩波文庫の中の一篇かな?)
ドストエフスキー「死人の笑い」(「作家の日記」の中の短編かな?)
ゴーゴリ「消え失せた手紙」(「悪魔のトランプ占い」ポプラ社)
レルモントフの「未完小説の断篇」これも不明。(「シートス」ロシア神秘小説集かな?)
ツウルゲネフの「幽霊」(ツルゲーネフ「不思議な話」ロシア怪談集かな?)
リエスコフの「白鷲」レスコフ?なんでしょうが・・・・・。
ソログウプの「新聞広告によっての死」(ソログープ「光と影」ロシア怪談集かな?)
ブリュソフの「弁護」(ブリューソフ「防衛」ロシア怪談集かな?)

ことほど左様に、よく分かりませんでした。





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Last updated  2009年06月20日 07時06分23秒
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