買書とつんどくの日々

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2009年07月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
諸星大二郎さんのコミック「闇の鶯」を読みました。

「不条理ゆえに美しい 「この世ならぬもの」が誘う世界。鬼才・諸星大二郎が描く妖しく濃密な異界録。単行本未収録傑作選!!
山中に棲む謎めいた美女の虜になる表題作「闇の鶯」ほか、幻想性あふれる全5作品収録!!」

収録作品
●それは時には少女となりて
●人魚の記憶
●描き損じのある妖怪絵巻
●闇の鶯
 PART1「鶯の里」 PART2「山の神」

(楽天ブックスの紹介)

前の3編は怖かったけれど、ちょっと不完全燃焼。中では、最初の「それは時には少女となりて」がよかったです。
やっぱり、タイトルになっている「闇の鶯」が、なにか悲しいノスタルジーのようなものがあって、僕には一番面白く思えました。
また、最後の「涸れ川」は、諸星さんにしか書けない世界です。

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で、それはそうと、ついに「西遊妖猿伝」の「西域篇」第1巻が刊行されました。
とうとう玄奘(三蔵)、悟空、悟能(八戒)の一行に、悟浄が合流しました。

僕にとっては、もう待望のコミックで、20年前から双葉社版、潮出版社版と追っかけてきましたが、これで完結してほしいものです。
短くても、あと10年くらいかかるかな?

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Last updated  2009年07月01日 07時27分18秒
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