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Naoki@ 官僚的ですね☆ やはりセンセは先生してるのもったいない…
2005年09月26日
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 鏡の中に誰かの姿を見るとき、自分がその人を見つめているのと同じように、その人も、自分のことを同じように見つめているのだという。誰の言葉だったか忘れてしまったし、こんな文章であったかどうかも定かではないが、そんなことが書いてある文章を読んだことがある。
 自分の心と体がまったく別物であるように感じられる時、もしかしたら、私たちが支配権を有しているのは、心と体と言う2つの異なる次元ではなく、あくまでも「我思う」部分でしかないのではないかと感じてしまうのは当たり前だ。では問題は、この身体は誰がコントロールしているのか、ということだ。そう考えながら鏡を覗き込むと、紛れもなくその身体の支配権を有しているかのような人物がいる。やけに鋭い視線を私に投げかけつつ、君の思うようには、その体は動かせないよ、と言っているかのようだ。
 認知症の高齢者が、鏡の中の人物に語りかけることがある。何気なく見つめていると、ただおかしな行動をとっているだけのように見える行為ではあるが、鏡の中の人物の意志の存在に気がつくとき、彼らの行為は、あまりにも的確な行為であることに気づかされる。
 この体のコントロールを許されないまま、ただひたすらにこの体にとどまっていなければならないとは、人間はなんともやるせない生き物だ。





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最終更新日  2005年09月26日 09時52分00秒
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