青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.01.20
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不思議な話2で貯金をおろした日のことです。
銀行は偶然にも病院の斜め前にあったので
病室を長く離れなくてすみました。

母の様子を見、安定しているのを確かめ、
家族がお見舞いに来た時に母を頼み、
駆け足で銀行へ行きました。

預金を引き出すための書類は、銀行の玄関の外で
病院を見上げながら急いで書きました。

とても良く晴れた、日差しの強い日でしたが、

急に天気雨が降ってきて、
大粒の雨がまるで涙のようにぽつぽつと書類におちました。

雨粒を手で拭いながら、母が泣いている、と思いました。

濡れた部分を拭いながら銀行に入ったのに
銀行の玄関外に立っていたので、すぐ銀行に入ったのに
まだ涙のような大きな水滴がぽつぽつついていて
カウンターの人も何回か書類を拭っていました。

預金をおろして病院へ向かうと、天気雨はやんでいましたが
病院に入ってしばらくすると、激しい閃光を伴って嵐になり
土砂降りと雷が数時間続きました。
10年に1度、あるかないかのような激しい雷雨でした。


母のお見舞いに来たのですが
皆が病院に着いた後に嵐になり、
兄弟一家が帰宅するときにはまたよく晴れた静かな日に戻っていて
家族は誰も大雨で困ったりすることはありませんでした。
母らしいなあと思います。


4日後の母の葬儀の日、突然大粒の雨が
出棺を待つ親戚の列にぱらぱらと降り、すぐやみました。
この日は朝は曇って雨になりそうな日だったのですが
空が明るくなり、穏やかな日になりました。

穏やかな春爛漫な天候はその後ずっと続きました。

ところが昨年、この時期はずっと天候不順で
他の人は皆、大雨、嵐の印象があるそうです。
しかしその同じ時期、母のいる場所では
なぜか良いお天気に恵まれていました。

大雨が降った事もありますが
なぜか外に出なくていい時ばかりで
しかもすぐにやんでいました。

7~8年ほど前、母が親類の葬儀に参列した時
大雨だったか何かで大変だったそうで、
母の時は参列してくださる人のために
暑くも寒くもない、雨ではない日がいいけれど
そううまくもいかないだろうが、でもやっぱり
あまり寒すぎず暑すぎない時がいいと言っていました。

その通りのお天気でした。

いつでも周囲の幸せを願っていた
優しい母らしく、暖かく穏やかな
あちこちで桜が満開の春の日でした。

不思議な話はまだ続きます。

追記します。

天気雨はその後経験していませんでしたが
母の一周忌に墓前にお線香をあげた直後
晴天のなかかすかな天気雨が降ってきました。
濡れるような雨ではなく、遠くなっていく母が
遠くから泣いているような、懐かしがっているような
私の事を思いやっているような、そんな雨でした。

時間もはっきり覚えていないのですが
母が亡くなった時間に近かったかもしれません。

偶然かもしれませんが、偶然にしてはできすぎなので
もしかしたら母はいてくれるのかもしれません。






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Last updated  2018.12.06 06:18:28
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