青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.02.09
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テーマ: 在宅介護(1564)
カテゴリ: 介護・介護グッズ
1~4の続きです。

叔母が注文した補聴器を受け取る時、同行し、
最初の調整や上手く扱えるかを近くで見守ることにしました。

補聴器が届いて受け取りに行くと
まずは聞こえの微調整を行います。

この調整で注意することは、よく聞こえるようにすると
当然雑音も大きく聞こえ、不快ですので
雑音が大きすぎないか、についての調整がとても大事です。

この点はお店の方で考えて調整してくれるはずなのですが

テーブルをたたくなどの雑音をたて
雑音が響きすぎないように確認しました。

というのも、後日雑音が気になっても、
煩い、使いたくないと思うだけで、叔母一人では
調整に通おうとは思わないのではないかと思ったからです。

遠方に住んでいるので後日調整につきあう事が難しいので
調整には気をつけました。

次に、電池の蓋を開けることによる
スイッチの入れ方、切り方、
電池のはずし方、入れ方、
乾燥材入りケースでの保管の仕方などの


補聴器のスイッチは電池の蓋を開けることで
電源オフになるものが多いのですが
蓋はとても小さく、開けるための溝は数ミリです。
数ミリの溝に爪をひっかけて蓋を開けます。

補聴器は肌色一色なので蓋も溝も見えにくいです。

とても難しいです。

だから高齢者は~、と他人事と思ってはいられません。
お年寄りでなくとも、不器用な方には難しく
力の入れ具合で簡単に壊れてしまいますから
年齢は関係ありませんし、
知らない人に下手に触ってもらったらいけません。

補聴器は電源オン、オフという基本部分から
高齢者には難しいのです。

しかし電池の蓋の開閉は序の口です。

4~5日に1度は直径5ミリ程度の
空気電池を交換しなければなりません。

電池を指先でつまんで、小さな溝に入れるのは至難の業です。

そこで、マッチ棒のような磁石に電池をつけ、
溝に入れる方法が推奨されているんですが、
これも高齢者にはなかなか難しいです。

さらに電池にはプラスとマイナス面があり
入れる方向が決まっていますが、
目が悪いと+マークがよく見えません。

入れる方向を間違えると
補聴器は聞こえません。

どの動作をとってもとても難しいのですが、
販売店は、叔母にやり方を伝えたし
問題なく出来ていると言います。

しかし、店舗で2度目の練習をする叔母の様子を私が見ると
一人では難しいのではないかと思いました。

案の定、自宅に帰ると一人ではできません。
ここが難関5です。

お店の方は、売りたい一心があるのだと思います。
補聴器の売り上げは、少なくとも数十万から、
両耳で高価なものだと100万以上になります。

目の前で手取り足取り教えれば、多少はできても
多くの高齢者には細かい作業は難しいのはわかっている事ですが
お店の方は、売りたいがために
その場で出来るから大丈夫と判断してしまうのだと思います。

電池の蓋の開閉ができない、電池交換が出来ないと
補聴器は使えません。

そこで叔母の家で練習を手伝いました。

高齢者本人が一人で練習するのは難しいと思います。
身近な人が時間をとって、隣で親切にサポートしてあげないと
なかなか出来ないと思います。

あせったり、イライラしてはいけません。
私も母の介護をしていたからわかるのですが
家族って、結構すぐにイライラして、
きつい言い方をしたり怒ったりするんです。

でもそれは絶対だめです。
高齢者は、出来ない自分の事を情けなく思って
諦めたり、補聴器に対して拒否感や嫌悪感が出てくるからです。

本人が使うのを諦めたらそこまでです。
本人も周囲もこれからずっと意思疎通ができないまま、
わけのわからないイライラの毎日が続きます。

だから、補聴器の練習の時に、怒ったりイライラしたら負けです。

できるだけ明るく、ゆっくり、冷静に、ほめながらサポートします。
小学生に教えているような感じです。

ここで叔母の名誉のためにお伝えしますが。
叔母は資格を持って今でも仕事を続けている
とても聡明で、器用な人です。

年齢を重ねると誰だって直面する問題なのです。
人一倍頭が良くても、器用な人にとっても難しいのです。

叔母の場合は何度か自宅で練習してもらった結果、
電池の入れ替えを自分でするのは無理なようだとわかりました。

そこで考え方を切り替えました。

電池交換を叔母一人ですることは諦め、
電池の蓋の開閉でスイッチを入れたり切ったりする事と
はずしたら、簡易ケースに入れて蓋をしめる
ということだけを完璧に出来るようにしました。

電池交換はお店に頼むことにしました。
電池交換の頻度は補聴器や使い方によって違いますが
大体5日前後だと思います。
かなりこまめな交換が必要です。

電池がなくなると、そのお知らせをする音が鳴るのですが
高齢者の場合はそれに気がつかない場合も多いようなので
交換が必要になりそうな頃に電話をかけることにしました。

電池交換をお店でしてもらうのは迷惑なようですが、
電池の交換自体は30秒もかかりません。
電池を定期的に購入すれば、お店の利益にもなります。

それに、もともとは電池交換が出来ない人に
補聴器を販売してしまったお店の責任もありますから
ここは遠慮せずにお店に交換してもらうといいと思います。

叔母の場合は、販売店は徒歩圏内で叔母の散歩圏内なので
気軽に行くことができるのは良かったです。

しかし叔母が補聴器を快適に使うためには
まだまだ沢山の難関をくぐりぬけなければなりませんでした。

続きます。


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誰にでも簡単に使えます。
耳にあたる部分はクッションがついています。

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Last updated  2018.02.09 07:35:50
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