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2023年8月に誕生した「まちライブラリー月いち下関」。まちのかかりつけ医「旧太田医院」の先生がご高齢で引退され、建物を活かしたいという想いでうまれた空間です。「社会的処方」というコンセプトに僕は関心があるのでまちライブラリーの店番をする日にできる「社会的処方」につながる講座をいくつか考えてみました。以下、「7月のミニ講座」です。下記の日程で8つのミニ講座をおこないます!ぜひご参加ください。7/23(火)10:30~12:00「自分AtoZをつくろう①」内容→AtoZを使って、自分のキーワードをできるだけあげてみるシンプル手法です!7/23(火)13:30~15:00「AtoZで思考の整理!①」内容→古典的編集手法「AtoZ」を頭の整理法に応用します!7/24(水)10:30~12:00「本を書こう講座(AtoZ法ほか)」内容:AtoZと100出し発想を使って、本を書く手法をお伝えします7/24(水)13:30~15:00「コンセプトメーカーになる」内容:人生100年時代。コンセプトを作れるようになることは武器になります!7/30(火)10:30~12:00「自分AtoZをつくろう②」内容:AtoZを使って、自分AtoZを作るもう1つの方法をお伝えします7/30(火)13:30~15:00「AtoZで思考の整理!②」内容:古典的編集手法「AtoZ」を頭の整理法に応用します!パート2です7/31(水)10:30~12:00「1人1研究所をつくろう」内容:あなたのライフワークを研究する世界で1つの研究所、作りましょう!7/31(水)13:30~15:00「AtoZ×まちづくり」内容:AtoZを使ってのまちづくり手法、お伝えしますファシリテーター:塩見 直紀(総務省地域力創造アドバイザー、半農半X研究所代表、美術博士/下関在住)会場:まちライブラリー月いち下関(旧太田医院、細江町)参加費:500円(資料代)募集人数:若干名(7名程度)※参加人数により当日参加可申込先:conceptforx★gmail.com(塩見直紀)★を@に遠路からの参加も歓迎です!笑遠くからでも価値のあるひとときになりますように。2024年6月29日半農半X研究所 塩見直紀
2024.06.29
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2021年の春から、つれあいの故郷、山口県下関市で暮らすようになり、もうすぐ3年になります。最近、うれしく思っているのは下関の我が家から、下関市立図書館の間に「まちライブラリー月いち下関」がオープンしたこと。オープンしたのは元内科の小さな病院。元病院の前を通る度、僕は「いい建物だな」「何かできないかな」と思っていたのです。そしたら、「2023年の夏、まちライブラリー、オープンします」という張り紙があり、びっくり。高齢で医師を引退された父をもつ娘さん(オーナー・小林浩子さん)は「いい建物なのにもったいないな」「なんとか生命を吹き込みたい」と思っておられたところ、あるとき、「まちライブラリー」の考え方に出会い、「これだ!」とひらめかれたのでした。「まちライブラリー」というコンセプトを提唱されている礒井純充さんの『本で人をつなぐ まちライブラリーのつくり方』(学芸出版社、2014)という本があります。この本ですが、装丁をされたデザイナー・森口耕次さんはなんと僕もご縁がある大事な方!森口さんは、綾部の田んぼに通ってくれたり、(1000本プロジェクトメンバー)綾部ローカルビジネスデザイン研究所のホームページやロゴ制作をお世話になってきたのです。下関に思いがけず誕生した「まちライブラリー」。なんとか開館日を増やせたらいいなと思っていたので、思いきって、店番の応援をさせていただくことになりました。100年前の1923年、童謡詩人の金子みすゞさんは下関で暮らし始め、本屋の店番をしながら詩を書いたと言います。みすゞさんが暮らした場所もこのまちライブラリーから徒歩圏内にあるのでした。僕も、みすゞさんのならい、詩を書いたり、本を書いたりしたいと思っています。2024年2月は、以下の日に「まちライブラリー月いち下関」はオープンします。 ★印が塩見直紀の駐在日です。2024年2月13日(火)10~16時・・・★2月14日(水)10~16時・・・★2月16日(金)10~16時2月17日(土)10~13時2月20日(火)10~16時・・・★2月21日(水)10~16時・・・★2月23日(金)10~16時2月24日(土)10~13時2月27日(火)10~16時・・・★2月28日(水)10~16時・・・★住所:山口県下関市細江町1丁目7-1 旧太田医院※JR下関駅からも徒歩圏内です駐車場:4~5台可能 ※建物に向かって右手オーナーの小林浩子さんのご厚意でまちライブラリーの一角にミニスペースをいただき、「これからの生き方AtoZ書店」という名のAtoZにちなみ、「26冊だけの本屋」(新しい本と古書)を実験的に始動させていただきます。26冊のなかには・『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』・『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』・『半農半Xという生き方 実践編』(半農半Xパブリッシング版)・『綾部発 半農半Xな人生の歩き方88』・『半農半Xという生き方 【決定版】』の5冊があります。残り21冊のセレクト、おたのしみに。思いがけないことで、まちライブラリーができて、2023年、『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』の本が出たころから構想していた26冊だけの本屋「これからの生き方AtoZ書店」を始動できます!オーナーの小林浩子さん、ありがとうございます!下関近辺の方は散歩ついでや仕事の合間に。遠い方はぜひ旅(天職観光)をしに、当地まで来ていただけたら幸いです。まだ人がたくさん来られたりすることはないと思いますので、来られた時は、これまでのこと、これからのこと、いろいろ話しましょう。以下、ご参考 「歩いていける僕が好きな場所」・高杉晋作像(日和山公園)・金子みすゞ 詩の小径・関門海峡での潮流観察、壇之浦散策、関門橋観察・決闘の聖地「巌流島」へ(唐戸の桟橋から船)・唐戸市場・赤間神宮、亀山八幡宮・ゲストハウス「uzuhouse」(宿泊、カフェ)・タグライン(カフェ)・バグダットカフェ・ウミノネコーヒーなど 2024年2月3日半農半X研究所 塩見直紀※まちライブラリーが行きたい日に本当に開いているか、心配な方はメッセンジャーやメールください。笑conceptforx★gmail.com(塩見直紀) ★を
2024.02.03
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下関の我が家から、下関市立図書館の間にできた「まちライブラリー月いち下関」。なんとか開館日を増やせたらいいなと思っているので、2024年3月も店番の応援をさせていただきます!100年前の1923年、童謡詩人の金子みすゞさんは下関で暮らし始め、本屋の店番をしながら詩を書いたと言います。昨日(3月10日)はみすゞさんの命日だったと知りました。僕も、みすゞさんのならい、詩を書いたり、本を書いたりしたいと思っています。(2024年に塩見の目標の1つが詩・短歌・俳句をつくること!)2024年3月は、以下の日に「まちライブラリー月いち下関」はオープンします。 ★印が塩見直紀の駐在日です。2024年3月19日(火)10~16時・・・★3月20日(水)10~16時・・・★3月22日(金)10~16時3月23日(土)10~13時3月26日(火)10~16時・・・★3月27日(水)10~16時・・・★3月29日(金)10~16時3月30日(土)10~13時4月02日(火)10~16時・・・★4月03日(水)10~16時・・・★住所:山口県下関市細江町1丁目7-1 旧太田医院※JR下関駅からも徒歩圏内です駐車場:4~5台可能 ※建物に向かって右手オーナーの小林浩子さんのご厚意でまちライブラリーの一角にミニスペースをいただき、「これからの生き方AtoZ書店」という名のAtoZにちなみ、「26冊だけの本屋」(新しい本と古書)を実験的に始動させていただいています。26冊のなかには・『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』(2023)・『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』(2023)・『半農半Xという生き方 実践編』(半農半Xパブリッシング版)・『綾部発 半農半Xな人生の歩き方88』・『半農半Xという生き方 【決定版】』の5冊があります。残り21冊のセレクト、おたのしみに。思いがけないことで、まちライブラリーが下関にできて、2023年、『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』の本が出たころから構想していた26冊だけの本屋「これからの生き方AtoZ書店」を始動できます!オーナーの小林浩子さん、ありがとうございます!下関近辺の方は散歩ついでや仕事の合間に。遠い方はぜひ旅(天職観光)をしに、当地まで来ていただけたら幸いです。まだ人がたくさん来られたりすることはないと思いますので、来られた時は、これまでのこと、これからのこと、いろいろ話しましょう。以下、ご参考 「歩いていける僕が好きな場所」・高杉晋作像(日和山公園)・金子みすゞ 詩の小径・関門海峡での潮流観察、壇之浦散策、関門橋観察・決闘の聖地「巌流島」へ(唐戸の桟橋から船)・唐戸市場・赤間神宮、亀山八幡宮・ゲストハウス「uzuhouse」(宿泊、カフェ)・タグライン(カフェ)・バグダットカフェ・ウミノネコーヒーなど 2024年3月11日半農半X研究所 塩見直紀※まちライブラリーが行きたい日に本当に開いているか、心配な方はメッセンジャーやメールください。笑conceptforx★gmail.com(塩見直紀) ★
2024.03.11
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2024年夏、山口県下関市内に生まれた「まちライブラリー月いち下関」で下記のミニ講座をおこなうことにしました。お近くの方はぜひご参集ください!講座「自分AtoZをつくろう」(AからZのキーワードでつくるもうひとつの自分史)内容:これまでの人生を「自分キーワード」を振り返りながら、「自分AtoZ」をつくってみましょう。AからZまでのキーワードをたくさんあげていくなかで歩んできた道、これからの未来を一緒に探してみましょう。就活や子育て、定年など第2の人生に始めたい人、起業をめざす人、自分史を作ってみたい人など、ぜひご参加ください。脳トレにもおすすめです!講師:塩見 直紀(総務省地域力創造アドバイザー、半農半X研究所代表、美術博士/下関在住)とき:2024年6月18日(火)・19日(水)10時半~12時/13時半~15時 ※すべて同じ内容です会場:まちライブラリー月いち下関(旧太田医院、下関市細江町)参加費:500円(資料代込)募集人数:若干名(7名程度)※参加人数により当日参加可申込先:conceptforx★gmail.com(塩見直紀) ★を@に2024年6月10日半農半X研究所 塩見直紀
2024.06.10
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愛知県が半農半Xを政策化されていて、2023年度の最後のイベントが2024年1月、愛知県の3か所でおこなわれます。ぜひみなさま、お運びください。3回とも塩見直紀も同行いたしますのでいろいろ聞いてください。●半農半X相談セミナーとき:2024年1月13日(土)15:00~17:00会場:なごのキャンパスコワーキングスペース 愛知県名古屋市西区那古野2丁目14-1内容:講演会 塩見 直紀「これからの半農半X」 トークセッション: 多種に渡る有機農業と、それを活かしたカフェ経営 「農業×カフェ経営」 (株)山口土木 (株)山田農園 代表取締役 山田健一さん、明日香さん(岡崎市) ドローンを活用したスマート農業 農業×ドローン(岡崎市) CLOVER DRONE 野澤成裕さん●半農半X 現地見学会&意見交換会「農業×お土産開発」とき:2024年1月14日(日)集合09:30(豊橋駅) 解散16:30(豊橋駅)会場:Oydenガーデンほか(愛知県新城市)内容:農地見学、千枚田の散策 Oydenガーデンで昼食、 Oydenガーデン代表の松山和彦さんのトーク、意見交換 塩見直紀も同行し、ミニトーク(ワークショップ)をおこないます●半農半X 現地見学会&意見交換会「縫業×カフェ経営」とき:2024年1月27日(土)集合11:00(名鉄東岡崎駅)~解散16:30(名鉄東岡崎駅)会場:山田農園、カフェFARM&DOGSほか(愛知県岡崎市)内容:山田農園見学(イチゴハウスほか)、直売所など散策 山田農園の山田健一さん、明日香さんのトーク、意見交換 塩見直紀も同行し、ミニトーク(ワークショップ)をおこないますイベントチラシhttps://www.pref.aichi.jp/nousei/hannou/assets/images/top/event/leaflet2.pdf愛知県 半農半X関連専用サイトhttps://www.pref.aichi.jp/nousei/hannou/元日より、不安なこともいっぱいある日本ですが、なんとか新しい一歩、各自、踏み出していきましょう。半農半Xはきっとヒントになります。2024年1月6日 半農半X研究所 塩見 直紀
2024.01.06
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何という名前の本だったか、覚えていないのですが、広島に「ハチドリ舎」というソーシャルブックカフェのことが紹介されていて、初めて存在を知ったのが数年前です。ちょうど同じころ、大学を卒業したひとり娘が広島で就職。広島にご縁をいただき、つれあいともよく広島に行くようになっておりました。2023年だったか、朝日新聞の土曜日版beの「フロントランナー」欄でハチドリ舎代表・安彦恵里香さんが載っていて、いつか僕もハチドリ舎さんのイベントで半農半Xについて話せたら!という思いも強くなりました。そういえば、ぼくも「ハチドリのひとしずく」系の人間だったのです。願いはかなうもので、5月17日(金)、イベントをさせていただくことになりました。安彦さん、ありがとうございます。過去、広島県内では何回か、お話させていただいていますが、最近だと2020年ころ、広島県庁の移住施策関連で県、市町村関係者の研修会で半農半Xの話をさせていただきましたが一般の会は久しぶりではないかと思います。とき:2024年5月17日(金) 19:00〜21:00会場:広島市中区土橋2-43 光花ビル2F ソーシャルブックカフェ「ハチドリ舎」内容:「『半農半X』という言葉が生まれて30年、産みの親 塩見直紀さんと改めて考えるわたしたちの生き方とこれからの社会」先行申し込みはこちら:https://forms.gle/c3tv4p1EhQVXQmey9広島の濃くすてきな空間、ハチドリ舎でお目にかかれたら幸いです。原爆ドーム、平和公園もそばですので遠くからの方はぜひ思索散歩、してみてください。今回、参加が難しい方は、2024年8月24日(土)にも開催予定ですのでお楽しみに!!こちらは半トーク、半ワークショップの会を考えています。ハチドリ舎さんの通常の営業時間はカフェ:15:00〜18:30イベント:19:00〜21:00となっています。2024年4月14日半農半X研究所 塩見直紀
2024.04.14
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山口の下関で暮らすようになって、驚いたのは、「農家ダンサー」さんがおられると知ったこと!ノッポさんといって、本名は石川雄一さん、30代のナイスガイです。下関市役所の敷地内にあるカフェ「タグライン」で偶然、お出会いでき、名刺交換させていただきました。その農家ダンサー・のっぽさんがNEXCO西日本さんの事業の「関門ONAIR」という音声メディアのMCをされていて、3人目の対談ゲストに呼んでくださいました。のっぽさん、ありがとうございます!先日、書かせていただいた「まちライブラリー月いち下関」で収録したものが公開されました。あなたにとって、関門突破とは?がテーマのお話です。関門海峡そばに暮らすようになりましたが、「関門突破」という視点は僕にはなかったので考えた人がすばらしいと思いました。「僕の関門突破の話」が少しでもお役に立てば幸いです。ぜひ聞いてみてください。各30分程度になります。https://voicy.jp/channel/1978/allちなみに2回目のゲストは雑誌「TURNS」の編集長・堀口正裕さんです。僕も拝聴しましたが、こちらもおすすめです。(堀口さんは合気道をされていて、僕の故郷・綾部は合気道の発祥地。縁があるのですね)2024年2月10日半農半X研究所 塩見直紀
2024.02.10
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リクルートの「リクナビネクストジャーナル」に紹介されました。取材地は東京駅そばのグラントウキョウサウスビルにて。20数階くらいにあるリクルートの会議室でインタビューを受けたのですが、高層ビルで仕事をする人、すごいなってあらためて思いました。そういうぼくも25年前は大阪駅前の29階で仕事をしていたのですが。いまではうそのようです。笑ぜひ記事、ご覧ください!2015年11月5日塩見直紀(半農半X研究所)
2015.11.05
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賢治が中学に入学した年も、自然災害のために農作物がとれず、農民たちは大変な苦しみを味わった。その次の年も、また洪水。「なんとかして農作物の被害を少なくし、人々が安心して田畑を耕せるようにはできないものか。」賢治は必死で考えた。「そのために一生をささげたい。それにはまず、最新の農業技術を学ぶことだ。」そう思った賢治は、盛岡高等農林学校に入学する。成績は優秀。卒業のときに、教授から、研究室に残って学者の道に進まないかとさそわれる。でも賢治は、それを断る。そして、ちょうど花巻にできたばかりの農学校の先生になる。二十五さいの冬だった。「いねの心が分かる人間になれ。」それが生徒たちへの口ぐせだった。また、こんな言葉を覚えている教え子もいる。「農学校の『農』という字を、じっと見つめてみてください。『農』の字の上半分の『曲』は、大工さんの使う曲尺のことです。そして下の『辰』は、時という意味です。年とか季節という意味もあります。」曲尺というのは、直角に曲がったものさしのことだ。それを使うと、一度に二つの方向の寸法が測れる。だから賢治の言葉は、「その年の気候の特徴を、いろいろな角度から見て、しっかりつかむことが大切です。」という意味になる。また賢治は、春、生徒たちと田植えをしたとき、田んぼの真ん中に、ひまわりの種を一つぶ植えたこともあった。すると、真夏、辺り一面ただ平凡な緑の中に、それが見事に花を開く。「田んぼが、詩に書かれた田んぼのように、かがやいて見えましたよ。」と昔の教え子たちが言う。苦しい農作業の中に、楽しさを見つける。工夫することに、喜びを見つける。そして、未来に希望を持つ。それが、先生としての賢治の理想だった。(「イーハトーヴの夢」 文・畑山博『国語六 下 希望』光村図書)より小6のひなこが学校から帰ると、国語の教科書の朗読を始めます。すこし前までは宮沢賢治の「やまなし」を読んでいたのですが、いまは畑山博さんの「イーハトーヴの夢」。以前、写真家の星野道夫さんや生命誌の中村桂子さんのエッセイを読んでくれてうれしくなったことがあるのですが、賢治さんのこの文もいいですね。(全文を載せられなくてすみません!)きっと、毎年、暑い夏の日なんかにこの曲尺(かねじゃく)の話を思い出すことでしょう。畑山博さんの「イーハトーヴの夢」には1896年(明治29年)に生まれ、1933年(昭和8年)に37歳で帰天した宮沢賢治さんが子どもの頃は石を集め、観察するのが好きで「石こ賢さん」と呼ばれた話や物語を自費出版したり、出版をことわられた話、37歳で亡くなる最期のときのことまで11ページで書かれています。長い朗読でひなこにとっては毎日大変ですが、ぼくにとってはとってもインスピレーションがもらえる時間となっているのでした。今度、ICレコーダーで録音し、ときどき聞けるようにするのもいいかも。(笑)ぼくたちは小6のとき、どんな題材があったのだろう。「やまなし」はあっても畑山博さんのようなメッセージはなかったような気がします。星野道夫さんや中村桂子さん、そして畑山博さんの文に触れた子どもたちの未来にぼくは期待しています。今日は、とある省のヒアリングがあり、里山ねっと・あやべの初期の物語をさせていただきました。畑山博さんの「イーハトーヴの夢」では賢治の教え子のことばがでてきますが、風化する前に、活字となることは大事ですね。また、地域活性化の事例として、ホームページで公開されるようです。11月3日(火)の朝、神戸のFM局「KISS-FM kobe」でオンエアされた「ハートフル フィーリング~ひょうご・こころのネットワーク~」のCDが届きました。普段はCDが届いても聴いたりしませんが、今回はめずらしく再生。ベランダでミニ菜園をされているラジオパーソナリティの浜平恭子さんがうまく引き出してくださっていました。ありがたいことです。リクエストしたゴダイゴの「ガンダーラ」もちゃんと流れていました。パーソナリティの浜平恭子さん、貴重な機会を与えてくださった兵庫県の道平さん、ありがとうございました!●次回の綾部里山交流大学は11月21日~22日、『社会起業家に学べ!』著者でカリスマライター・今一生さんによる「社会起業家」育成講座です。 →詳細※PRビデオ「お地蔵さまと一本檜前」編●半農半Xをお話しする予定(※は非公開) ・11月17日(綾部)=視察研修※・11月18日(綾部)=地域学習会※・11月24日(大分・九重)=「日本一の田舎暮らし」講演会(九重町役場)・12月09日(神戸)= 食料環境セミナー(神戸学生青年センター/午前)・12月12日(名古屋)=DECOスクール グリーン・ジョブって なんだろう?・12月13日(京都)=シンポジウム(同志社大学)・01月15日(京都)=ワークショップ・01月23日(山梨・甲府)=山梨初です! ・01月30日(東京・銀座)=暮らしの安心・安全セミナー・01月31日(滋賀・守山)・02月06日(長野)=長野初です!・02月24日(東京)=講座(NPO法人) など●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことば・・・新たな詩人よ嵐から雲から光から新たな透明なエネルギーを得て人と地球のとるべき形を暗示せよ(宮澤賢治「生徒諸君に寄せる」)何度読んでもいいことばですね。●今日のインスピレーションワード(キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・A SEED JAPANメディアCSRプロジェクト「一枚の写真が国家を動かす」×「一言のつぶやきが世界を変える」~企業・政府を動かすメディア術セミナー~訪問くださり、尊尊我無です。今日も明日もすてきな1日でありますように。───────────────────────────【ニューコンセプト&スローレボリューション】半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2009.11.12「X」=mission, calling, lifework, dream, social collaboration...───────────────────────────*塩見直紀ホームページ
2009.11.12
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新しいテーマで講演を依頼されたとき、僕がよくおこなうのが、A4のシートにA~Zまでのアルファベットを書き、26文字の横に、それぞれのキーワード、話したいことをメモする「AtoZメモ」です。なかなかいい手法と僕は思っているのでした。みなさんもぜひお試しください。『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』(農文協、2023年6月刊)には僕がつくった「AtoZメモ」のサンプル版も載せています。『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』も早いもので、発売3か月になります。AtoZを使って『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』という本のコンセプト、世界観、特徴、売り、可能性など26のキーワードをまとめてみました。以下がそのキーワード26になります。【KeywordA】古典的編集手法AtoZを使って、「荒削り(A)」ながら大事だと思うキーワードを8~9割 抽出したもの。「アートマインド(A)」も注入。【KeywordB】半農半Xもそうですが、本のベース(B)となるのは僕が20代の時から思っている「21世紀の2大問題」=「環境問題」(持続可能性)×「天職問題(どう生きるか)」です。20代のとき(大卒後の1989~1995ころ)に感じた上の2つに加えて、・ソーシャルデザイン・創造性・ギフト(贈与)・後世(将来世代、7世代先)というキーワードも加わります。ともに20代のときに刺激を受けたキーワードです。【KeywordC】「地域(C)×創造性。地域で創造的に暮らすには、を模索するもの。※東京の谷根千も1つの地域。限界集落も1つの地域とします。【KeywordD】AtoZを使って、「多様な(D)」キーワードを表現多様なキーワードの可視化。キーワード多様性。※「いろは」のように多すぎないよさもAtoZにはあり。【KeywordE】地方版エフェクチュエーションのようなものかも。Effectuationとは、サラス・サラスバシー提唱の成功した起業家たちに共通する考え方を体系化した論理。参考 エフェクチュエーション5つの原則=①手中の鳥の原則(Bird in Hand)②許容可能な損失の原則(Affordable Loss)③クレイジーキルトの原則(Crazy-Quilt)④レモネードの原則(Lemonade)⑤飛行機の中のパイロットの原則(Pilot-in-the-plane)※興味深い原則です。ぜひ調べてみてください。【KeywordF】15年前から、AtoZにハマってきた塩見直紀にとっての「初(F)AtoZ本。僕は「Local AtoZ」と呼んでいるのですが、Local AtoZ史のさらなるはじまりです。【KeywordG】現時点(G)での「これからのキーワード」を整理・提示。何事も整理って、大事です。【KeywordH】方向性(H)の提示。向かうべき道、未来の提示。羅針盤なき時代に、北極星を指し示せたら。【KeywordI】「大きな石(I)と小石と砂と水」 瓶に何を入れるか。(この何年か、ビジネス書によく出てくるたとえ話です)はずせないキーワード=大きな石本書でもAtoZでキーワード出しをするとき、このことを意識してきました。【KeywordJ】人生(J)100年時代を生きるには?長く生きるのはたいへん。どう生き、どう暮らし、どう働いていったらいいのか。本書は若い世代へのメッセージでもあります。【KeywordK】26粒の「かんがえる(K)タネ」。思考の道具箱。考具。耕具。※『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』は農文協の「かんがえるタネ」シリーズの1冊。【KeywordL】これまでの思索の積み重ね(L=レイヤー)×新しい組み合わせで生まれた本、編んだ本。【KeywordM】めざすところ(M)は、農+知=「農知本主義」かも!【KeywordN】濃霧(N)で視野が悪く、ノイズ(N)だらけの時代。それでも、「キーワードはこれかもしれない!」と思ったもの、ノイズリダクションしたもの!【KeywordO】キーワード26のうち、先人知=22、オリジナル(O)=4先人知 例=間柄、ブリコラージュ、FEC自給圏、OLD+OLD=NEW、センス・オブ・ワンダーなどオリジナル例=1人1研究所、RESPECT & INSPIRE、X MEETS Xなど 【KeywordP】執筆であらためて感じたのは、プロトタイピング(P、試作品をつくる)の大切さ!(手を動かしてみること、工夫すること、実験すること)【KeywordQ】「答え」よりも、「問い(Q)」が大事な時代。AtoZ各章に「問い」を掲載。書き込みワーク機能。【KeywordR】類書(R)との違い『塩見直紀の京都発コンセプト88~半農半Xから1人1研究所まで』(京都新聞出版センター、2023.3)は京都時代×塩見直紀作のコンセプト×時系列(人生)で88個紹介したもの。【KeywordS】網羅しつつ、収斂(S)しつつ。大事なものをミニ事典のようにあげつつ、核心、本質も忘れない!【KeywordT】たくらみ(T)というか、願いとして、読者のみなさんが独自のキーワードを考え、「こんなキーワードもあるよ」と表現、発信してくれたらうれしいです。※『あなたの小説にはたくらみがない』(佐藤誠一郎、新潮新書、2022.9)僕は小説は書かないけれど、「たくらみ」を持つって、大事かもです。【KeywordU】AtoZが普段使い(U)され、道具・武器となれば。自己探究、認知症時代への備え、まちづくり、地域資源PRなどにつながれば。【KeywordV】不透明な時代に、未来の方向性や希望のありかを可視化(V)未来の解像度が少しUPできれば。【KeywordW】AtoZは世界共通ツール、世界で活用可。半農半Xのように考え方、手法が海外に伝播したら。例・中国上海のまちづくりでAtoZ活用。・東アジアのオンライントークイベントで「漢字鍵語編」をトーク(2022)【KeywordX】もしかしたら、こんな本のジャンルの交差点(X)をめざしているのかも。『思考の整理学』(外山滋比古、1986)×『就職しないで生きるには』(レイモンド・マンゴー、1981)ともにいまも根強いファン多く、影響を与え続けています。『思考の整理学』は東大、京大でいまも売れ続けているといいます。【KeywordY】余談(Y)として、同時期に出たAtoZ本あり!『Coaching AtoZ―未来を変えるコーチング』(ヘスン・ムーン、ディスカヴァー・トゥエンティワン)昨年出た本に『世界と私のAtoZ』(竹田ダニエル、講談社、2022)あり、(拙書の原稿完成は2022年9月)【KeywordZ】「ゼロ(Z)か1」の時代に、「26」(=多様性、複数性、多層性、多義性…)の提案。「多様性の時代、の可視化」に貢献できたら。以上が、荒削りですが、塩見直紀が考える拙著『半農半X的 これからの生き方キーワードAtoZ』のコンセプト、世界観、特徴、売り、可能性など26のキーワードまとめでした。このまとめを読まれ、AtoZという手法に興味を持っていただけたらうれしいです。2023年9月30日半農半X研究所 塩見直紀
2023.09.30
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今日は9~12時と夕方16~17時と田んぼでの作業でした。合い間の13~16時は雑誌の取材です。企業向けの雑誌でテーマは「創意と工夫」。「創意と工夫」と半農半X。なかなかうれしいテーマです。朝日新聞の「ニッポン人脈記」を見て、取材希望のメールをいただいたのですが、ありがたいことでした。ぼくにとっての「創意と工夫」の原点は感受性と書きことかな。「半農半Xデザインスクール(XDS・4月)」に参加いただいたみなさまの感想をブログでも紹介させていただきます。感想のメッセージも地球資源なんだって実感します。すてきな星ですね。5月のXDSも26~27日と迫っています。今回は1000本プロジェクトのメンバーにまざって田植えも体験いただこうと思っています。(我が家のゾーンですが・・・)それと料理はつれあいの予定です。すてきな会になりますように。今回の会場は農家民泊「素のまんま」ではなく、母校の旧豊里西小学校(里山交流研修センター)です。僕が生まれた村を一緒に散歩しましょう。会場が広いので、いまからの参加でも可能です。以下、お寄せいただいた感想の一部です。★愛知・20代男性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デザインスクールに参加させて頂いて、まず自分の夢の輪郭がはっきりしました。一人で進めていくより、色んな方のアイデアとコラボレーションすることで、無限の可能性がひらけるといこと。エコロジスト、ジャーナリスト、アーティスト視点で、物事を進めていけば、自然と自分のやることがはっきりとしていくこと。今まで、自分の経験してきたことがバラバラだと思っていましたが、デザインスクールに参加させていただいたことでようやく手を結び始めたなぁと実感しております。そして、参加者のみなさんとの縁を繋げてくださり、またアイデアや思いをシェアリングできる場を創ってくださった塩見さんに深く感謝しております。ありがとうございました。★大阪・40代女性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自然の中で、自分と向き合い、「X」を見つけて、自らを「デザイン」していくワークショップ。その言葉に惹かれて参加したのですが、今回の経験では、ステキなギフトをたくさん頂いた気がします。宿泊先の環境も素晴らしく、自然がいかに人を癒し、力づけるかを体感しました。そして、仕事も持っているものも何もかも関係なく、「素のまんま」の自分と真摯に向き合った時間は貴重で、たくさんの出逢いと気づきがありました。見えない何かに導かれて参加した今回の旅。私が得たものが、この先どのように私の中に根付き、芽を出していくか、とても楽しみでなりません。他の皆さんから受けた刺激や、塩見さんの静かなるパワーを味わいながら、1歩1歩進んでいきたいです。全ての出逢いに感謝します。ありがとうございました。★京都・30代女性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これほど人の生き方に強く影響を与えるワークショップはかつてなかったのではないかと思います。それほど私を含む参加者全員は今、考え、動き出そうとしています。もう、動いている者もいます。ちょっと肩を押してもらったから動き出せた。肩を押したのは塩見さんの一言に限った訳ではなく参加していた自分自身だったかもしれません。医療者、写真家、料理家、旅行業者。様々な違った世界の者達が半農半Xというキーワードで集まり、繋がってゆく。助け合ってゆく。初対面同士なのに、人生を語り合って、3食同じ釜の飯を食べて床を並べて寝た1泊2日の後にはもうお互いの先のことが気になって仕方がない。なにか、私に手伝えることはないだろうかと。なにか一緒に協力してやっていけることはないだろうかと。1年後、彼は、彼女はどうしているだろうかと。★神奈川・30代男性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・気持ちよい風の抜ける古民家での1泊2日のワークショップを通して、参加者それぞれの「自分探し」に互いに耳を傾けたり、自分にとっての大好きなことや「キーワード」を手がかりにしたりしながら、久しぶりに心穏やかに自分と向き合うことができました。ご一緒できた方々の様々な思いと、のどかな里山の風景が響きあうなかで、さわやかな元気を頂いた気がします。**人生が少し動き出す。そんなきっかけとなる半農半Xデザインスクールであれたらと思っています。●あなたの座右の銘は何ですか?●視点集●半農半Xをお話しする予定(2007)・5月26日~27日(綾部・XDS)・6月2日(京都)・6月16日~17日(綾部・XDS)・7月(中国地方?)・7月14日~15日(綾部・XDS)・8月25日(京都)※8月は九州で家族キャンプの予定です。 視察すべきおもしろいスポット(まち・むら)があれば教えてください!●半農半Xデザインスクール(XDS)@綾部 2007年5月~12月 http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/3004 第3回目のXDSは5月26日~27日開催します! スケジュールとプログラム等、アップしています。 ●綾部ミッションツーリズム(AMT) ミッション系のスポットを舞台に3時間の対話の旅・・・●1000本プロジェクト2007 今年の田植えは5月19~20日頃???●2007年5月の里山ねっと・あやべ(旧豊里西小学校) 1日駐在日は未定です。●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことばです・・・我々が死ぬまでにはこの世の中を少しなりとも善くして死にたいではありませんか。何か一つ事業を成し遂げてできるならば我々の生まれた時よりもこの日本を少しなりとも善くして逝きたいではありませんか。1894年、内村鑑三33歳のときのことば(『後世への最大遺物』岩波文庫)善くして逝きましょう。●今日のインスピレーションワード(キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・ビジョナリーピープルまだ読んでいない本のタイトルです。訪問くださり、尊尊我無です。今日も明日もすてきな1日でありますように。───────────────────────────【ニューコンセプト&スローレボリューション】半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2007.05.17 「X」=mission, calling, lifework, dream,social collaboration... ───────────────────────────*塩見直紀ホームページ
2007.05.17
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12月7日(土)は綾部里山交流大学「綾部型情報発信研究会」でした。テーマは「綾部発祥の合気道」。年内のイベントとして、「半農半Xデザインスクール」(12月14日~15日)などありますが、今週は京都の出版社から依頼されている共著の本の原稿締切が年内なので、集中して、原稿の続きをがんばりたいと思います。編集者さんからの電話やメールの頻度があがってきました・・・。半農半X研究所らしい新概念を創出し、本で提示できたらと思います。2013年12月10日半農半X研究所塩見直紀
2013.12.10
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全国の農産物直売所数が14000か所に達し、コンビニの最大手のセブンイレブンの店舗数(12467店)を超えました。推定年間売上は約1兆円、出荷する農家は全国100万人。不況下でも売り上げを伸ばしているところも多いようです。農文協の増刊現代農業(季刊誌)の最新号『ザ・農産物直売所~全国1万4000カ所の底力~』(2010年2月号)が届きました。以前から農産物直売所を注目されてきていて、満を持しての刊行ですね。第1部 流通と農法の取り戻し第2部 多様化する担い手と支え手第3部 地域再生への多面的機能という構成になっています。編集の甲斐良治さんの切り口にはいつも驚かされるのですが、今後もたくさんのヒントをいただけそうですね。驚いたのは次号から「増刊 現代農業」(87年創刊)が誌名も新たに「季刊 地域」と新創刊となること。「増刊 現代農業」では表現できないことがいっぱいということなのでしょう。農文協もこの3月で創立70周年のようです。編集主幹・甲斐良治さんからのお声かけで増刊現代農業『青年帰農~若者たちの新しい生きかた~』に半農半Xについて書かせていただいたのは2002年のことでした。増刊現代農業は半農半Xのデビューの場だったのです。時代の先を行く雑誌として、評価も高かった増刊現代農業も次の時代へ、ですね。農文協は創立70周年とのことですが、NPO法人里山ねっと・あやべはこの7月、設立まる10年となります。1999年3月、母校の旧豊里西小学校が閉校となり、翌年の7月、設立総会がおこなわれました。早いものですね。100年は「century」で10年は「decade」。農文協は「century」まで行きそうです。里山ねっと・あやべはどうでしょう。(笑)そういえば、半農半X研究所も2000年4月4日(誕生日)の設立ですので10年ですね。10周年記念に何をしましょう。(笑)半農半X研究所は「century」、どうでしょう・・・。今日はNPO法人里山ねっと・あやべの定例&年初ミーティング。1月10日は「里山食堂(お茶編)」が、1月~3月まで毎月、綾部里山交流大学がおこなわれます。2010年度のスケジュールなどいろいろ話し合いました。スケジュールもどんどん埋まっていきます・・・。インスピレーションワードメモを死蔵せず、公開するとどうなるのだろう。「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄える金利なし、出入金自由のミッションサポート系の思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」その385です(敬称略)。●「本が一冊もない書店」というコンセプト●SEIREKI BOOKS●入場料制の書店が成立し得るか●ビート詩人の思想●本というものは、印刷された段階ではマスプロダクトであるが、 何かしらの書き込みが加わった時点で、世界に一冊しか存在しない オリジナルなものになる。それが新たに手に取る人にとって 価値のある書き込みであれば、むしろ商品価値は上がっている、 と考えることもできる。(内沼晋太郎)●『新世紀書店~自分でつくる本屋のカタチ』(ポット出版)●本嫌いのための本屋●SHE HATES BOOKS(彼女は本が嫌い)●新世紀書店●内沼晋太郎著『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』●「文庫本葉書」●『例外社会』●社会思想の新たな潮流を総括する●成功は自分が助けた人の数なんだよ、だから販売会議をするより 人を沢山助けることが業績を伸ばすコツなんだよ(斎藤一人)●黒澤明「生きる」●たましいのやわらかいこどもに●詩というのはわからないことを書くことです。 わかっていることを詩に書いてもつまらないのです。 詩を書きながら発見していく。谷川俊太郎という詩人は、 この発見感覚がたいへんするどい詩人です。 (ねじめ正一『ぼくらの言葉塾』)以上●2010年1月16日(土)~17日(日)は1泊2日の綾部里山交流大学(1人の師に学ぶ集中コース)です。「ビーパル(BE-PAL)で「ゲンキな田舎!」を好評連載中で『野山の名人秘伝帳』の著者、里山系の達人の聞き書きがライフワークという、かくまつとむ(鹿熊勤)さんに学ぶ「田舎の「知恵」「技」が日本を救う!~「野山の達人の知恵伝承」と「ゲンキな田舎の成功方程式」~」講座●半農半Xをお話しする予定2010(※は非公開) ・01月15日(京都)=「ESD×生物多様性」プロジェクト 近畿地域ワークショップ・01月23日(山梨・甲府)=パルシステム山梨オープンカレッジ(山梨初!)・01月24日(大阪・梅田)= 田舎暮らしセミナー(移住・交流推進機構)・01月28日(京都)=里なび研修会in京都(環境省)・01月30日(東京・銀座)=暮らしの安心・安全セミナー・01月31日(滋賀・守山)=エルセンター(菜園家族&半農半X)・02月01日(綾部)=大学院大学研究会※・02月03日(富山)=富山市内・午後=富山初!・02月06日(長野・飯田)=長野県有機農業研究会(第30回大会)=長野初!・02月07日(長野・安曇野)=安曇野地球宿・02月19日(京都)=研究会(NPO法人)※・02月24日(東京)=講座(NPO法人 夜) ・03月02日(神戸)=神戸大学フォーラム(対談ほか) ・03月28日(京都)=公開講座(企業・近隣) ・07月10~12日(綾部)=綾部ツアーfrom東京 ・08月07日(京都)=大学講座 など●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことば・・・日本人は、古きより美しくやさしき自然に育てられて、美しくやさしき詩人たるべく養われたりき。(山路愛山のことば明治・大正時代のジャーナリスト、歴史家)●今日のインスピレーションワード(キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・市川真一さんが考える「リセット」クレディ・スイス証券チーフ・マーケット・ストラテジスト市川真一さんの地方再生のメッセージが朝日新聞(2010年1月5日朝刊)に載っていました。小泉政権の構造改革特区評価委員や鳩山政権の事業仕分け人を歴任された方です。構造改革特区と事業仕分け。この接点に何かがあると思っています。訪問くださり、尊尊我無です。今日も明日もすてきな1日でありますように。───────────────────────────【ニューコンセプト&スローレボリューション】半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2010.01.06「X」=mission, calling, lifework, dream, social collaboration...───────────────────────────*塩見直紀ホームページ
2010.01.06
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