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長襦袢のサイズはとても重要です。長襦袢が身体にぴったり合っていれば、着物は多少サイズが合わなくても、着る事が出来ます。着物で目立つところは首首の長い人は着物姿が綺麗ですねー憧れます。自分は首短いので、どうにか着付けで出来る事はないかと考えました。衣紋を鋭角に無く首の横で半衿を多く見せる。前の合わせをシャープにする首の横の衿を寝かせる。衿の幅を狭くする。などがあげられます。衣紋は後ろ中心と、肩の所を引いて丸く抜きますが、これを三角に。後ろ中心だけを抜く。首の横で半衿と着物の衿を合わせますが、これをずらして半衿を多く見せる。目の錯覚を利用する訳ですね。前の衿合わせ長襦袢を着る時に、胸を包み込む様にと、着付け教室では習いますが、骨格ストレートは胸が上に付いているので包み込む様にすると、衿が詰まってしまいます。胸を包み込まずに、衿の合わせを下に作る。Vの字を作る事。衣紋をぬけば、衿の横は自然に寝ます。これは仕立ても関係するのかもしれませんが。着物の衿は広幅に仕立て、3分の1に折りますが、半分に折って細くする。半衿を沢山見せる。肩幅が狭いので、自分もこんな事荷物気を付けて着物を着てみます。
2023.03.21
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以前このブログで3月にアシックスの草履のことを書きましたが、相変わらずのアクセスです。今回神戸の駒屋さんに、新しいアシックスの草履を送っていただきました。以前はMサイズを履いていましたが、今回お願いしたのはLサイズ。アシックスの草履は、左右があり、土踏まずの部分があります。素材も滑りにくく、とても歩きやすい。黒い方がMサイズで以前から履いている方です。足のサイズは24.5ですが、踵が草履より少しはみ出す感じが良いとされているので、Mサイズを履いていました。今回のLサイズはぴったりと収まる感じです。ハクビ着物教室では、以前からアシックスと共同開発をし、オリジナルの草履を作っていましたので、自分はハクビで購入していました。お付き合いさせていただいている、神戸の呉服の駒屋さんが、このアシックスの草履を取り扱う様になりましたので、今回はLサイズをお願いしてみました。呉服の駒屋さん
2023.05.04
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以前アシックスの草履のことをブログに載せました。以来、日に800を超えるアクセスがあり、皆さん検索しているようですので、改めて検証してみました。過去日記アシックスの草履左から、カレンブロッソ、亀と書いてある普通の草履、右アシックスカレンブロッソ、アシックスは、鼻緒の取替えが出来ません。カレンブロッソは、かかとの部分がカットされています。*大きさカレンブロッソL、亀と書いてある普通の草履L、右アシックスMサイズ的にはカレンブロッソが一番大きい。アシックスはMですが、真ん中のLサイズと同じおおきさ。メーカーにより、一概にLといってもサイズがかなり違います。*足袋との相性アシックスがいちばん滑りにくい。また、土踏まずの部分が盛り上がっているので歩きやすい。先日アレコレの日記のことで、草履のことを書きましたが、踵の部分がカットされているものは、正式な礼装には不向きだそうです。と、言うことは、カレンブロッソは、礼装には使えないということになります。真ん中の草履が、鼻緒の取替えも出来るし、台の色を選べば、礼装には向きますが、足袋を履くと滑るので、一度も履いてません。歩きやすいアシックスが一番出番が多いです。どんな場面で着物を着るのかにもよりますが、普段着物で沢山歩く場合と(これでホテルのランチにも行ける)礼装用に一足は必要かもしれません。アシックスの草履は、神戸の呉服の駒屋さんで販売しています。呉服の駒屋着物が大好きな社長さんをはじめ、スタッフの方々もとても親切。着物アルバムを作って下さったのもこのお店です。敷居が低く、とても入りやすいお店です。仕立てのことも丁寧に相談にのっていただいてます。
2023.04.02
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綺麗な袋帯。ただ重い。フォーマルでしか使え無いのなら、裁断してバックにしようかと思いましたがお洒落として無地の着物とかに使えるみたいなので、芯を抜きました。綿芯は重いので、かなりスッキリ〜使いやすくなりました。秋の袷の着物に合わせてみます!未使用の袋帯はリサイクル店にゴロゴロしてますね。元値段は高かったのだろうと思います。未使用の物でも、管理の仕方により、湿気を吸ってしまった物は表は何ともなくても、中の芯がシミだらけ異常に重い物は注意が必要です。呉服店に持って行けば何とかなるのかもしれませんがクリーニング、シミ抜き、芯の取り替えなど色々料金がかかります。リサイクルの物を購入する時は気をつけてくださいね。
2023.08.30
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先日は長襦袢野ことを書きました。今回は夏の素材について。着物のサイトで、夏の着物屋長襦袢に麻を推奨しているところが多いですが、出はこの麻って?お洋服でも近年リネンが人気です。そんなに良い?と思って自分もリネンの生地でお洋服を作って着てみましたが、リネンにも様々な種類があります。”麻”繊維用語 リネン 植物名 亜麻(あま) 繊維加工部位 植物の茎繊維用語 ラミー 植物名 苧麻(ちょま) 繊維加工部位 植物の茎繊維用語 ハンプ 植物名 大麻(たいま) 繊維加工部位 植物の茎繊維用語 サイザル麻 植物名 サイザルアサ 繊維加工部位 植物の茎繊維用語 ケナフ 植物名 ケナフ 繊維加工部位 植物の茎*衣類としてのメリット通気性、吸水性に優れ、ラミーやリネンのように肌触りのよい種類の麻もあります。熱に強い洗濯が可能*衣類としてのデメリット植物繊維のなかでも茎を使っているため、伸縮性はありません。麻の種類によっては繊維が固いこともあり、チクチクすることがあります。毛羽立ちやすく、カビやすいという難点があります。また、天然繊維の宿命でもありますが、しわになりやすい素材です。”綿”綿は、コットン(Cotton)とも表記され、種子からとられる種子毛を原料とした繊維。天然繊維のひとつであり、その中でも植物繊維あるいはセルロース繊維に分類されます。綿の成分はほぼセルロースで構成されています。種子からとれる植物繊維としては、ほかにカポックやアクンドがあります。綿の採取は、アオイ科のワタと呼ばれる植物からなされます。この植物は種子の周りにコットンボールと呼ばれるフワフワのワタ玉で覆われる特徴があり、このコットンボールのうち、リントと呼ばれる3センチ程度の長さを持つ部位が、綿に加工されていきます。*衣類としてのメリット吸水性がある。肌触りのよさ。洗濯ができる通気性のよさ、染色性のよさ、湿強度の高さ(濡れると強度が増す)価格についても安価な傾向がある*衣類としてのデメリット繊維自体が縮みやすいため、しわになりやすい点があげられます「速乾」性能を持たせたものが出回っていますが、これら化学繊維に比べると綿は乾燥に時間がかかる。長時間日光や紫外線にさらされると強度が低下するとともに黄ばみが出てきます。”絹”絹は天然繊維のうち、動物繊維(たんぱく質繊維)に分類される繊維で、カイコから採取される歴史の古い繊維のひとつです。生糸を糸に加工していく精練の工程ではセリシンが除去されることもあり、繊維の断面構造が三角形に近いものになっていきます。上記の麻、綿との違いは、動物繊維であること。二本の繊維となるフィブロインの外側をにかわ質のセリシンが覆う構造をしています。このため、繊維の断面は楕円形、あるいは三角形となっています。表面は電子顕微鏡で見てもきわめてなめらかで、とげとげしい部分や鋭利な部分、節などがまったくありません。天然繊維は、いずれも短繊維の形でとられるため、それを紡績によって「糸」に加工していくものですが、絹だけは唯一、一本の単繊維で構成される長繊維(フィラメント糸)の形をとることができます。*絹繊維の用途その繊細な風合いや、独特の高級感をもつ光沢などから高級な衣料品に使われています。衣料品のうち、シャツやブラウスなどをはじめ、ネクタイや着物にも多用されます。伝統的な楽器の弦の材料として使われたり、画材として使われたりすることもあります。保湿性を活かした「化粧品」として絹の成分を含んだ製品も市場には出てきています。また、天然のタンパク質からできた糸であることから、医療用の縫合糸として使われることもあります。*衣類としてのメリット保湿性、吸湿性、通気性にすぐれています。また染色性もよいため、美しい色に染まります。肌触りがとても滑らかで、やわらかく、重量も軽いですが、獣毛に比べると強度があります。その高級感は独特なものがあり、他の繊維では代替が困難。*衣類としてのデメリット日光に弱いため、耐久性・耐候性に欠けます。タンパク質を成分としているため、熱に弱い、黄ばみやすい、変色しやすい。高価で、手入れや管理が難しい。 (参考 砥石と研削.研磨野総合サイトより)
2023.07.15
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最近はもっぱら着物に細帯涼しいし、とにかく着付けが5分で終わる細帯とは巾が12センチの物昔の帯は32センチ。これを半分に折るので16センチ現代の帯は34以上ある。半分折で17センチ帯の巾が広い方が見栄えが良いのか?先日も呉服店の展示会があったので、細帯を締めて行った。細帯を締めていると、帯を進められないのはとても良い。名古屋帯なら締められるのでは?と織元の方達に言われるが17センチの巾は無理なのよねー。調べによると、160センチの身長で脚の長さは44%の70センチが主流らしい。自分の腰の部分が普通の人のウエストとなる。お洋服も着物も普通の人のバランスで作られているので普通が悩まずに良いかも。手足が長く、指までも長い。市販されているすべての物が寸足らずな訳でとても苦労が多い。下が半巾帯、上に載せたのが細帯。半巾帯は、自分はバストのトップまで来る。出来るだけ腰より下に締めるが、あまり下すぎると足にかかり、歩けなくなる。
2025.11.06
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