ガミラスの無差別攻撃で死の星となった地球。人類が死滅するのは時間の問題・・と言う状況の中一隻の宇宙艇が火星に不時着。火星の探索任務についていた古代進(富山敬)と島大介(仲村秀生)は宇宙艇を発見。宇宙艇に乗っていた人物は死んでいたが持っていた通信カプセルにはイスカンダル星に向かい、コスモクリーナーを取りに来てほしいと言うメッセージと波動エンジンの設計図が入っていた。通信カプセルを解析した地球防衛軍は過去の戦争で沈んだ戦艦ヤマトを宇宙戦艦に改造し、イスカンダル星を目指す・・と言う物でイスカンダルを目指すのはいいが各所でガミラスの艦隊が航海の邪魔をしてくるわけで奇抜な作戦でヤマトのクルーが危機を切り抜ける所がスカッとします。冥王星の戦いでガミラスが使ってた反射衛星砲、脚本を担当した藤川桂介氏の著書によれば松本氏は反射衛星砲を不謹慎にも「チxxx砲」と言ってたそうですがよーく見たらチXXXに見えんことないよな・・・ 名悪役デスラー総統が垣間見せる悪の美学が入ってるが(酒を持ってきた副総統を一喝するとこね)ラスト命からがらガミラスから脱出し、ヤマトに逆襲を試みるシーンはない。 やっとこさイスカンダルに着いたのに、例のコスモクリーナーはパーツの状態で渡されてってところは突っ込みたかったですが、これも打ち切りの影響だったのか?(なつかしのアニメ特番によればヤマトの帰り道、打ち切りだったために駆け足で地球に着いてしまったという展開だったそうで) 劇場版1作目は上映時間の関係で初回公開時のみ「スターシャ死亡編」が公開され、再公開時は「スターシャ生存編」を上映してたそうです。(DVD版は「スターシャ生存編」と「スターシャ死亡編」の両方を視聴可能) DVD:宇宙戦艦ヤマト 劇場版/EMOTION the Best