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2004年07月03日
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テーマ: 人間関係(949)
カテゴリ: Essay
 長女の恋人は、なかなかいいヤツだけど、時々、マジでわたしと渡り合う。


 その恋人が近くに引っ越してきた。
 スープの冷めない距離というやつだ。

 結婚はまだまだ先になるけど、ひとまず同棲生活にはいるつもりらしい。荷物を全部運び出すかと訊いたら、今のままで、生活の基盤はやはり親元に置いておくのだという。
 こういう選択で良いのかどうか分からない。
 でも、なるようにしかならないのだから、良しとしよう。

 普通が一番だと思うわたしの気持ちも、そういう風に育てたのだという自負もあるけれど、わたしに抗って彼女は色んな事をしでかしてくれた。

 でも、それはある意味、最後まで平凡に家庭を守ってやることが出来なかった、わたしの責任でもあった。
 厳しい亡父の、これでもかというくらいの教育を受けてきたわたしにとって、甚だ不本意は選択ではあったが、この事態を甘んじて受けようと思う。

 今、目のまで笑う二人を見ていると、これ以外の方法は無いのだという気がする。もしかしたら、将来が決裂してしまうことだってあるかもしれないが、それをおそれていたら幸せは逃げてしまうだろう。

 母親は、ただひたすら、子の幸せを願うものだ。
 だからこそ、不本意であろうが、この選択をも受け入れることができるのだ。

 やりあっても、やりあっても、彼はわたしを「お母さん」と呼び、わたしの一言に耳を傾けている。
 そういう真摯な姿に、わたしは完全に脱帽していた。






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最終更新日  2004年07月03日 13時20分26秒
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Re:そんな彼に脱帽(07/03)  
水月 涼  さん
チョコチョコ覗いてはいたんですが、いつも書き込み出来ないでいました。こんにちは♪水月です

娘さんが彼氏さんと同棲生活を始められるんですね。
心配なさるお気持ちはわかっているつもりですが、なにぶん私もまだ「子供」の立場なので、紫苑さんの「親」の気持ちと言うものすべてはわからないです。コレばっかりは私が親にならなければわからないモノだと思うので…

でも素敵な彼氏さんですね。
そして勿論、紫苑さんも素敵なお母さんですね。
娘の、彼女の幸せを想ってマジで遣り合える、そんな人を選んだ娘さんも、素敵だな~って思います。
そんなお母さんと彼氏さんに支えられているなら、娘さんはきっと幸せになれますよw (2004年07月03日 15時23分01秒)

Re[1]:そんな彼に脱帽(07/03)  
水月 涼さん

娘と同じお年頃の水月さんからのコメントは、とっても嬉しかったです。
親としては、形やプロセスより、本当に幸せになってくれることを願います。

夕べは一緒に食事して、仲良く帰っていきました。
その背中は、幸せにあふれていましたから、わたしも嬉しい気持ちでいっぱいでした。 (2004年07月04日 10時29分35秒)

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