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2005年07月13日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: 紫苑の詩(うた)


 わたしや娘たち。
 そして彼自身に、今日の笑顔が想像できただろうか。

 あの瞬間。
 将来、笑い話で懐かしむ日が来ると、誰に想像できただろうか。
 絶対にありえないと、だれもががっくりと肩を落としたのだから。

 それは、ひりひりとした痛みだった。
 それは、びりびりと身を二つに裂かれるような悲しみだった。


 それから三年の歳月が過ぎ、
 薄皮を剥ぐように少しずつ少しずつ、傷は癒えてきた。
 今。
 わたし達は笑っている。
 やっとわたしが水に流せたから。 
 なのに。
 この笑顔は、彼の命と引きかえだった。





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最終更新日  2005年07月13日 17時13分02秒 コメント(2) | コメントを書く
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