Kai -改 解 会 快…

Jan 5, 2010
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先月までしていた軽作業の仕事場は途中で私以外の人は去っていき、
そのうちの一人がなぜかまた戻ってきて別の場所で仕事をして、
という感じで過ぎていきました。

私のほかは人生経験豊富な「お姉さん方」ばかりの職場です(派遣以外の社員さん、パートさん)。

話したことは日常の事、仕事の愚痴、色々有りましたが
女性が集団で居るとき特有の「あの人はあーでこーで」が少なく、
ありがたいことに「女性ばっかりが集まったときの大変な雰囲気」の少ない職場でした。

仕事が「検査」ということもあったかもしれませんし、
元々今回の私たち派遣が入ったことも「臨時」の事だったという事が影響しているのか

「長時間仕事を一緒にするのでお互いに黙っていたら余計に悪くなる、
言いたいことはある程度言い合わないとかえってチームワークがぎすぎすする」
ということが「お姉さま方」にふんわりと共有されている職場でした。

年齢関係なく、風通しが良かった事が何より幸いで、
時にはお笑いの話で盛り上がったり、
それぞれのご家族のお話で盛り上がったり、
時には人生相談的な展開になったり。
契約期間の終わりを迎えたときには少しさびしいぐらいでした。

私もその職場では「若い」ので「若い」なりに、
生意気に「外からの意見」を求められて発言させてもらったりしていましたが
それでも仲良くしてもらって、

これまでの仕事の中でもとても楽しく働けた現場でした。

「お姉さま方」は全員家庭を持ちつつ働いている方ばかりでしたが、
あ、すごい、と思ったのは、いざというときに「自分」を少し脇において
いろんな対応をさらーっとすること。

子育てすると、そういう風になるのかなと感じざるをえないところがありました。


私は男だらけの職場で働いていた時期が長いのですが、
男だらけの職場の中には
目に見えない男同士のプライド争い的なものが
ステルス戦闘機のようにレーダーには見えないまま飛び交っていることが有りました。

(女性でもその「プライド」が昇華されていない方がいらっしゃいますと
その職場がギスギスしたりすることもありますが)

もちろん先日まで働いていた職場も男性にそういうのが皆無ということはないのですが、
そこを一歩引いて「そうは言ってもやらにゃだめでしょ」と
割り切って働いている「お姉さま方」のしたたかさの方が
明らかに「その会社を守っている」ように感じられたのです。

「検査」という仕事はそこでミスがあればきっちり上に上げないといけないし、
それはそれで仕事が増えるんだけど、
「そもそも検査がなんでこんな割に合わない事になるの」という
言い分だけが目立ってしまうと
仕事はすすまんし、不毛だし、ということが結構多いんですね。

そこをうまーく「(そういいたくなるのを)一旦脇において」やっているのがよくわかる。

で、「お姉さま方」はしっかり見抜いているのですね。
なんやかや(今の会社に足りないものやもっとこうしたらいいのに)を。
なんやかやを見抜いた上で、柔軟に対応をしつつ言いたいことを言っている。
ムードメーカーや素っ頓狂な方もいらっしゃいましたが
底力のある真面目な方ばかりでしたので、
そういう方たちと出会えて仕事が出来てよかったと思います。

おそるべし、「お姉さまパワー」。
底知れぬものが有ります。





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最終更新日  Jan 5, 2010 11:34:21 AM
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