『未熟なボクら ―もう一つのNARUTO-ナルト物語― 』
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第24話「相性チェック」
「どうだった、サスケ」
少し離れた木に寄りかかる夢之助をちらりと見、シカマルはサスケにたずねる。
「アイツは、どうやら自国が滅んだせいか、基本的には投げやりになっている。あんな調子じゃ例え爆弾のことを知っていても、話したりはしないだろうな。それから、脅されているという様子はなかった。昨日アイツを連れて返るとき、確かに敵がつけてくる様子はあったが……一晩特に近づく気配もなかった」
「そうか……」
シカマルは、眉間にしわを寄せる。
「だが……気になる点がいくつかあった」
「……! なんだ?」
シカマルの表情が変わる。
「……うちは一族のことを、知っていやがった。それも、かなり詳しく……写輪眼のことまで……」
「なんだって!?」
「木ノ葉でさえ、アイツくらいのガキでうちはの事情を知るものは少ないはず……。そうだ……オレの母親の写真を見て、妙なことも言ったな。自分の母親に似ている、と思う、と……」
シカマルは、夢之助を横目でじっと見る。
「茶色がかった髪。同じ色の目。うちは一族の黒ではないが……なにか関係があるのか?」
「……うちはに憧れていると……そう言った」
サスケもまた、夢之助を見つめる。
「……本心だった様子だったか?」
「ああ。嘘をついているようには見えなかったな」
「そうか……。それともう一つ。あいつは、賢そうだったか? つまり……もし爆弾のことを覚えていたら、その気になれば正確に話すことができる子供かどうかってことだ」
「……そうだな。アイツなら……。少なくとも、ナルトよりは賢そうだ」
ナルトはとたんにムッとする。
「てめぇ黙って聞いてりゃ……!」
「フン……。本当のことを言ったまでだ」
「なんだとこらぁ!」
「やめろナルト。今はそんな場合じゃねーだろ?」
サスケにつめよるナルトを、シカマルはやれやれといった感じで止める。
「分かったぜサスケ。いろいろ助かった」
シカマルはそう言うと、皆を待たせ、一人夢之助に近づいていった。数分話すと、再び戻ってくる。
「何話してたのー?」
いのがたずねる。
「ああ。話自体は他愛もないことだが……アイツとオレらの相性チェックしてきた。とりあえずアイツの、どーでもいいっつー心を解きほぐさないと、先へ進めなさそうだからな」
「誰と相性が良かったの?」
今度はチョウジが聞く。
ナルト『次回は……なんかいろいろ、いい感じだってば。へへ……』
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ハロウィンイラスト るろうに剣心 October 29, 2012
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