Skytrainの香港「起業」日記

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2004.08.04
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銀行のATMに行った時のことです。

初老のおばあさんが機械の前で突っ立ったまま、周りをキョロキョロしていました。
隣で操作する私をさりげなく観察していますが、何も言いません。操作がわからないのかな?という事は、何となくわかりましたが、広東語が理解できない私は、申し訳ないですが、気が付かないふりをして出て行くしかありません。

そこで、視線を合わせないようにブースを出ようとした瞬間、振り向きざまに洋服の裾を掴まれてしまいました。
それでも、言葉がわからない私は、笑ってごまかして逃げようとしますが、それに構うことなくおばあさんは喋りまくります。どうも「メガネを忘れて見えないので、代りに500ドルおろしてくれ」と言っているようですが、何と暗証番号が書かれた紙片をカバンから出して私に見せるではないですか!

いくら何でも行きずりの他人に暗証番号を見せるなんて怪しすぎます。

新手の詐欺かと思って、回りを警戒しますが、ブースの中には1人の若い女性がいるだけです。しかも、自分は関わりたくない光線を発して、逆に視線を合わさず逃げるようにさっさと去ってしまいました。
次に心配したのは、このカードが偽造かなんかで、親切に手伝うつもりが、何か犯罪に加担してしまう結果になるのでは?と言うことでしたが、でも、もうどうにも確かめようがありません。

そこで、覚悟を決めて、そのおばあさんを手伝うことにし、周囲を警戒しつつ、機械を操作してお金をおろしました。おばあさんは、ありがとうを連発しながら、お金を財布にしまい、ニコニコしながら出て行きました。



何かすごく不安な1日でした。






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最終更新日  2004.08.04 13:12:33
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