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2008.07.18
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DVDをレンタルして、森田芳光監督、織田裕二主演の「椿三十郎」を見ました。

黒澤明監督の椿三十郎と、ほとんど脚本もセリフも変えないで作ったとのことで、
どんなものかなあと思っていましたが、悪くなかったです♪

主演が織田裕二のせいか、三船敏郎に比べて軽い感じ。
コミカル度も増しています。
そのへんは主役に合っているので、ポイントアップ。(^^)

私的にナイスだったのは、城代家老の家の腰元である「こいそ」。
彼女は、城代家老の家に大目付の手の者が踏み込んで家老一家を捕らえた時に一緒に捕らえられ、
酒を取りに行かされた途中でこっそり逃げてきて、椿三十郎たちと出会った娘です。

ふるまって酔わせて欲しいと頼まれて、また捕まっていた部屋へ戻ることになります。

この時、使命を受けてやる気満々のこいそが、「よしっ」とガッツポーズで気合いを入れて
走っていくんですよ。
その走り去る後ろ姿も、泣きながら逃げてきた時に比べると雄々しくてねえ。
うーん、いい感じだ。(^^)v

あと、カラーならではの椿の花の美しさ。
赤い椿と白い椿、それにピンク色の椿まであったんですよ。
「流す色を間違えるなよ」というセリフが、ぐっと生きてきてました。

残念だったのは、音楽も昔のをそのまま使っているらしく、全体的に少し軽めのこの話には
重すぎるというか、仰々しいというか。
ちょっとアレンジ加えて軽くした方がいいんじゃないかと感じました。


最後の決闘シーン。
三船敏郎が見せた息苦しいほどの緊迫感は難しいだろうな、どう見せるんだろうと
思っていたんですが、あんまり演出もうまくなくて。

おもしろかったですが、織田裕二の椿三十郎は『強くて人情家で口の悪い善人』であって
『抜き身の刀』には成り得ませんでした。

感じられなかった。
等身大のヒーローってトコかな。

そのあたり、好き嫌いは出るかもしれませんね。
私は嫌いじゃないけど、それでもどっちと言えばオリジナルの方がいい。
偉大なり、黒澤明。







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Last updated  2008.07.18 18:08:03
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