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2010.02.25
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カテゴリ: 読んだ本
1995年5月 株式会社 木耳社より


山本勘助が主人公なんですが、どうもこの作者とは、
求めているものも感性も著しく違うようです、私。
バスの中で座って読んでいたら、久しぶりに寝オチしましたよ。

作者は1930年 高知県香美郡赤岡町の生まれ。
出版が1995年ですから、65歳の時の著書になりますね。
その年齢からくるものか、それとも雰囲気を出したいためか、
文中に難漢字が多くて読みづらい。
文章も、よく言えば詩的な、私から見ると勿体ぶった装飾過多な表現が多く、

情緒的、ムードを第一にしたいのかな?という印象でした。

物語としては、土佐の若者・山本勘助が親戚(甘利虎泰)のつてを頼って
武田家へ仕官し、川中島の合戦で命を落とすまでを描いています。

土佐?勘助が何で土佐?と思ったんですが、作者の祖先がいた香美郡香宗郷の風聞で
「武田の山本勘助は香宗から行った」というのがあるらしい。

読み始めて2ページめ、勘助を評して『切れ長で、端正な顔立ち』で
周囲の女達にモテモテというところで、まずドン引き。(笑)
えーーーー? だって勘助だよ?(^^;
軍師殿に頭脳は求めても、そんなコト求めてないしー。

全部で17章に分かれるんですが、どの章にも色白で豊満な美女が出てきて、
セクシーに踊ったり、温泉に入ったり、勘助とラブラブしたり、

水戸黄門のおぎんより、かなりサービス過剰。
うーん、私、本は公共交通機関の中で読むんですけど。(^^;

終盤まで読み進んでいるうちに何となく理解したけど、
これは男性が読んで楽しい本ですね。
容姿端麗、頭脳明晰、剣術に優れたカッコいい勘助に感情移入して、


私には向かないなー。
私が時代小説に求めるものって、血湧き肉躍る国盗り合戦であったり、
毅然とした武士が見せる情であったりするので。
読んでいて、川中島の合戦がつまらなかった小説って初めてですよ。
いや、もー全然ムリ。
この作者とはサヨナラです。






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Last updated  2010.02.26 12:57:14
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