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悲しみは伝播する僕は人間だから君の悲しみを傍受した君は望んじゃいないのにこの伝播は人間である証拠僕が悲しむのを望むのは君ではなくて僕らを取り巻く社会というシステム悲しみなど安いものそれと引き換えに得るものを見よ
2005.01.31
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あまりにも無責任だし他人事だから言わなかったんだけど子どもを喜んだ確かに私はその子を喜んだだけれどそれがあなたの活動の弊害になるのならさっさと堕ろすべきだと思ったその事で気に病む事は一つも無いんだと死んだ子を悔いる事は無いんだとさっき言おうとしたんだあなたが悲しんでいるように思えたから結局わたしは言わなかったのだけどだってその子どもはまだ人ではなかったんだ何の意思も持たない生き物で大きさだって昆虫よりも小さくてそれが数年後には人になるからって今のそれを人として扱う必要は何処にも無いんだと言おうと思ってたそんなの只の予定だし未定だし数億年後にヒトに進化するって言われても猿に敬意なんて払えないのと同じだよだから気に病むなって言おうと思った胎児を堕ろすのは人殺しとは全く違うんだってさっき言おうとしてたんだよ―――言えなかったんだけどさあなただってこれが他人事ならこんな事くらいすぐに考え付くと思うんだでも当事者になると冷静に考えたりとかできないみたいだから少し心配だっただけ多分あなたもすぐにこのくらい考え付いてこれを更に打ち消す言葉を吐いてくれると私はいつも通り期待してるんだ今でも嬉しかったのは本当だけど浮かれてたのも事実だけどそれは一番無責任な他人の私で自分の事のように考えてみると――それは一番無責任な思考だけれど――その胎児は物凄く邪魔だったんだ良かったと思ってるんだ本当はさっきは何かが邪魔をして言えなかったけど子を孕んだと聞いた時と同じように「おめでとう」と言うべきだったんだあなたは立派なことをしたのだから最も堅実な選択なのだから・・・ああ忌々しい勇気の無い私!!!
2005.01.30
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痛いな痛いな痛いな僕は人を慰めるのが苦手苦手だから嫌い悲しい悲しいと一緒になって落ち込んだり泣いたりはできるよそして「愛してる」って言うんだそれしかできないから本当は愛してなんかいないのに
2005.01.29
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切れ切れの言葉の方が愛しいのは幻想をその隙間に放り込めるからだろう
2005.01.28
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そもそもあなたが生きていることが甘えだと言える自分であればこんな甘えた環境に馴染んではいないだろう憎んでいるわけではない甘えによって彼らは甘えを押し殺した殺すつもりで手に掛けた憎んでいるわけではない彼らは限度を知っていると云うそこまでは甘えではないのだと云うだから貴方の存在が甘えなのだと僕は言うことを諦める僕は僕の生存を甘えだと想う誰かの余裕によって生かされてるんだそうして少しだけ殺伐とした荒野を描きそこに座る僕を思い描くに甘んじる
2005.01.27
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僕に数日前にメールをくれた彼女はとても優しい人でごく近い親戚なのに12年間その顔も知らなかった僕を優しく受け入れてくれますまぁ あの12年間に関しては僕が悪いんじゃないけどねとても優しい人で良くも悪くも女です僕をとても心配してますまるで母のようです実際の母はこんなではないけどメールは貰ったその日に読みましたでも僕は一週間、返事を書けずに何故だろう彼女は何も知りませんでも自分のこと以上に心配を何故だろう知るたびに醒めていく彼らは全て知っているのに返事は一生懸命考えます今まで口にした事のないような温かい文章を彼女のために考えたいんです
2005.01.26
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キレイゴト。君が謳うのはいつも奇麗事。プライドなんて結局は売るために在るのに。
2005.01.25
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期待を裏切らぬことは大切である、と僕は数百数千の反論を抑えつけながらどうにか言い切って砂糖水の中のスプーンになるのです
2005.01.24
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食べることを諦める寝ることを諦める遊ぶことを諦める考えることを諦めるそうしてやっと始まることがある
2005.01.23
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愛情ばかり見るのは愚かしいそれは憎しみばかりに目を向ける子どもと同じ冷静であろうとそれだけに努めるそれは浅はかな世界しか見られない餌に群がる金魚と同じ振り返るたびに後悔する私は全く過去を顧みない人と同じ結局それらは単一のものしか見られないのだそういう性質の動物なのだ
2005.01.22
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あなたはいつもそうやって受け入れられると思い込んで自分勝手な予想が外れたからって好き好んで傷ついて恨んで憎んで同情を掻き集めて悦んでるあなたに付き合ってやるほどあたしは暇じゃない邪魔されても平気なほど強いわけでもないどうして思い通りにならないのって叫んでるのは同じなのただ、それをあなたは人前でやって見せて私は決して人には見せないそれだけの違いしかないのねぇ どちらも醜いでしょう?あたしもあなたも惨めでしょう?理解したならその手を引いてあなたにもあたしにもこんな事では何も良い事なんて無いのねぇ どうしてどうしてあなたはそんなに愚かなの
2005.01.21
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周りが見えてない時は周りに誰も居なくなる何を言っても無駄何をしたって無駄全部全部届かない誰も居ない場所で只管内側に向かって全速力で走り続けてる足跡誰が見るのだろう
2005.01.20
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立ち止まりたいと、願うことがある立ち止まることを、許せる人になりたいと望むことがある意識のある限り進もうとする息もできないのに足だけは進もうとする相応しく無い場所に足を踏み入れようとしている立ち止まりたい今すぐにここに座り込んで
2005.01.19
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人の顔が怖い自分も含めて皆見られている感覚思考の対象になる事嫌い 怖い なぜそこに転がる二つの眼球たったそれだけで僕は恐怖を感じてるそこには何も無いのに僕に害を為す何者も生きてはいないのに顔、それが思考の象徴だから。
2005.01.18
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社会の利益に貢献しないことを非難するように個人の利得に貢献しないことを非難できますか遠まわしに望むのは良いのですかそれは誰にとって都合のいい話なのですか人が多いという事がそんなにも大切ですかそうして数の暴力に訴えておきながらあなたは道徳者面をするのですね
2005.01.17
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自分が誰かなんてもう一生訊く必要は無い私は此処に居るこの手を操っているこの足を動かしている触れられないし出会えもしない一番遠いところに居る人間かもしれない物体この中には何も無いこの中には何も見えないだから私はその名を知らない私がその名を知る必要も無い一番関係の無い人間それが自分です
2005.01.16
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そんなこと考えつきもしなかった現実が遠いだなんてばかばかしいと思ってたその時あたしは現実を知ってると思ってて現実に居ると思ってて何も疑わなかった辛かったから生きてるのだと思ってた現実じゃなくてもこんなにも辛いここはどこですか
2005.01.15
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だから結局そこに在ったのは素晴らしい何ものかではなくて素晴らしいと感じる君自身でだから結局ぼくが見たのは素晴らしい何ものかではなくて愛おしい君だけだった
2005.01.14
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何かが自分の心に触れたと感じたら伸ばされたのは何かじゃなくて君の心のほう君がその手を伸ばしてその何ものかに触れただけ薄い膜を伝って流されたのは君の体温
2005.01.13
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自分よりも弱い人を守ろうそう言い出したのは誰なのだろう?少なくとも当事者たる弱い人々ではないもしも彼らが言い出したのならそれは道徳規範にはならなかっただろうから 弱いということは能力ですか周りがお人よしだけなられっきとした能力に為り得る大した努力もせずに敗者であることを盾にして 不公平不公平不公平
2005.01.12
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遠く浜辺を仰ぎますそこは白くて白くて何も見えません 誰かいますか 誰かいますか僕はぷかぷか浮かびます海月と共に揺蕩う光です深い海のほんの表面底は暗く黒いです 誰かいますか 誰かいますか空が下から出てきます其は僕を産んだ人です手を伸ばしても届きません 誰かいますか 誰かいますかそこに在り続けて何一つ返すことなく憂うことなく愉しむことなく 誰か僕が見えますか
2005.01.11
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言葉はそれだけでは何も私たちに教えてはくれない私たちに何かを教えるのはいつだって経験した事だけでそれを言葉に当て嵌めて 言葉をアルバムにして 重宝しているそれが只のケースでも 大切に抱えて
2005.01.10
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表現する意味なんてあるんだろうか何を言っても誰にも届かない誰にも届く筈は無いのに叫ぶ人がいて、その横を何も捉えられずに通り過ぎる人がいる私は叫び続けることができるだろうか?もうこの喉を掻き切ってしまおうか
2005.01.09
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現代人はテレビに造られたんだってさそれが無かったら、十年や二十年の違いは 何でも無いんだって循環してるつもりで、余っていく零れていく落ちていく人がたくさん
2005.01.08
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これは何かの流れの一部でしょうか自分で選択したように見えて自分でもそう思って誰もがそう考えてだけれどそれを一段階上から眺められる存在がいるのでしょうか
2005.01.07
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君も本当はそんなものに興味など一つも無くてただ彼女に話を合わせて頷いているだけだったのなら僕も君を少しは尊敬してやったろうに理解できるギリギリの譲歩と敬意の確認
2005.01.06
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否定できないでも、肯定するのもイヤ別にYesかNoしか無いわけじゃないでしょ?それでも最後の1mm、1nmまで追い詰めて問い詰めて君は確かめたいそれは僕や君の位置じゃなくて境界線の有無
2005.01.05
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「僕は可哀想な奴じゃない」っていつもは振舞って時々、人の優しさが欲しくなって「悲しい」「辛い」「寂しい」って泣きついてみたりして人を必要とする弱さとか人と共存できない弱さよりもこの気紛れがとても醜い
2005.01.04
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二言、三言、話をすると相手が自分よりも優れているのか劣っているのか私の価値観での優劣は大抵わかる相手が優れている時に私は想う『あなたは今、本気で私の相手をしていますか?』それは劣っている方からは確かめられないから私が初めて天才と認めた人は誤魔化す事に長けた優しい人だった同じ領域に立っているはずなのにいつも私たちをずっと上から微笑んで眺めてたそんな人だった私はあの人と同じ領域から外れたくてこんな事をしているのかもしれない
2005.01.03
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人ってのは誰かの持っている能力を指し示す言葉なのかな、とふと思ったんだそれ以外に何か見えるものってあるんだろうか
2005.01.02
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私の中に在るもの全てを言葉で伝えたいのにそれが行動によって、いとも簡単に嘘にされてしまう事を私は諦めてしまっているどんなに言葉で多く傷つけても体を張って誰かを助けることですぐに“善い人”扱いになる人は見えないものよりも見えるものを信じたいし残らないものよりも残るものを信じたいだから、真実は行動と共に在ると皆思ってる行動こそが真実だと誰もが思ってるそうして 言葉は 嘘になる何を言ってもそれはその場だけのものだって人は言葉を食べて生きるわけにいかない伝えることが大切であればあるほどに僕は人間が哀しい言葉で死ねるのに言葉で生きられない人が生きようとする限り言葉は一切れのパンには勝てないだから僕が云うところの勝手な“啓蒙”なんて君には要らない だって今のままで嘘でもなんでも 君は幸せになれるから
2005.01.01
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