雅の日記~お気楽生活をめざして

雅の日記~お気楽生活をめざして

2004年11月20日
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カテゴリ: その他
今日の読売新聞に、「中国で村上春樹が爆発的人気、
経済成長が背景」という記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000105-yom-soci

村上春樹が流行ったのは日本でバブルの頃。
大人はみな「ゼニ、ゼニ」と言ってまわっていた時代です。
トレンディドラマ、マーク2、ジュリアナ・・・
このときに村上春樹も流行りました。
私はまだ小さかったのですが、はじめて会う大人がお年玉で
次々と1万円をくれる、奇妙な時代でした。

(でも、もらえるものはもらいましたが>笑)

中国では「ノルウェイの森」が100万部以上が売れたそうです。
(新聞記事より)
>こうした「村上春樹(中国語読みでツン シャン チュン シュー)現象」を
>支えるのは、都市部の若い世代。急速な経済発展に伴って生まれた
>「小資」(プチブル)や「白領」(ホワイトカラー)にとっては
>村上作品は、必読の書、とまで言われているそうです。

(中略)
>上海訳文出版社の編集者、沈維藩氏は「今や村上作品を読んでいなければ
>『小資』ではないとまでいわれる。大都市の若者の好みに
>合っている」という。改革・開放政策から25年、都市部の

>一定水準に達し、新たな階層が村上作品を支える市場に
>なり始めたことを示している。

>「孤独や寂寥感への共鳴」は、「一人っ子政策」で育った若者に
>受け入れられる理由の一つだ。林教授は「他の日本文学と異なって、
>主人公と読み手との距離感のなさが、作品の中に自分の姿を


以下、村上春樹さんの作品に対する私の率直なコメントです。
ファンのかたは、ごめんなさい。

『ノルウェイの森』が流行することに対して、私は驚きと
戸惑いを感じえません。自分中心に、相手のことも考えず
うじうじと悩んで好き勝手した、人間の描写が延々と続く
小説のように見えるこの作品が、中国のブルジョワたちに
受けているというこの事実が。

村上全作品とは言いませんが、彼の小説には「置き道具」がない。
つまり、あえて描写の一部を省くことで、読者に想像力を
与えるようば文体ではないということです。「幼さ」(悪い意味
ではありません。懐かしさ、とか、心のなかに持っている
子どものような部分を刺激する)がある作品だと感じます。

このような小説を好んだ「少資」たちは、バブル当時の日本人と、
同じメンタリティーではないのか、と思います。
つまり、即物的で自分の内面性ばかりが過剰に気になった
大人たちが増えた、あのバブルの時代。それが今、中国におこって
いるのではないかと思うのです。

違う地域で、同じ小説が、同じような観点で多くの人に
受け入れられる場合、それは「同質」的になっていると
いえるのではないか。

かたや80年代、かたや現代だとしても、上記のようなことは
いえるのではないかと思います。

<追伸>
中国株についての問い合わせをよく受けるのですが、
よく調べて買う人以外には、決してオススメしていません。
長期的には悲観論を支持します。

それよりはまず、海岸部の上海、香港人で、
人民代についての思想についてクールな立場をとっている
経営者や貿易事業をやっている人たちとの人脈作りが
大事だと思います。






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最終更新日  2004年11月20日 20時10分05秒
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