雅の日記~お気楽生活をめざして

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2020年02月23日
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カテゴリ: その他
ミイラ展に行ってきた。
博物館系の仕事をしている方が以前「ミイラは臭いから嫌だ」と言っていたので、どれだけ博物館内がミイラ臭さで充満しているのかと期待したのだけれど空振り。コロナ騒ぎにもかかわらず、博物館は行列待ちの満員で、中に入っても人、人、人。生きている人でなく死んだ人を見に来たんだけどなー(^^;
ミイラの臭いはせず、おばさんのむせる香水をかぐたびに「ほごっ」となっていた。

オーディオガイドが曲者で、所定の位置まで来ないと電波が反応しないから起動しない。満員の会場で、周波数の傍まで来て、ガイドが終わるまで一向に動かない人が多いから、余計渋滞してしまう。
最近、博物館は動員数ばかり気にしているが、ゆっくり見られない博物館は本末転倒だ。日本の文化水準が貧しいなと思うのはこういうところだと思う。改善したほうがいいと感じるのは気のせいだろうか。

臭いの話に戻ろう。大分昔だが、ローマをぶらついているときに通称「骸骨寺」(サンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィオーネ教会/Santa Maria Immacolata Concezioneかどうか不明)と呼ばれる地下教会を訪れたときのこと。そこは亡くなった信者4000人分の頭蓋骨やら体の骨やらを使って礼拝堂を作ったりしているアートな教会なのだが、奥に入るほど、ものすごく枯れたケモノのような匂いがした。生花のバラやドライフラワーを飾ったりして、その香りで多少「消臭」できているはずなのだが、それでも匂う。あれがミイラの臭いに近いのかな?と思った。

今回、ミイラ展を見ていてお目当ての臭いがなかったのは残念だが、ミイラのバリュエーションを俯瞰して観れたのは楽しかった。
マトリョーシュカみたいに膝を傾けて布でぐるぐると人形のように巻く南米のミイラ、おなじみの内臓と脳みそを取って香油を塗るエジプトのミイラ、湿地帯で偶然できたヨーロッパのミイラ、先祖供養で死体の顔に粘土を貼って色づけして家に飾るポリネシア諸島のミイラ、そして日本のミイラ。これが志願して即身仏になったり、研究を証明したくて自ら実験台になって成功した本草学者のミイラが展示されていた。きれいなお顔をしていたので、思わず合掌する。

観ている途中で、訪れていた年配の女性が気持ち悪くなりリタイアしていた。死体は死体だから仕方ないのかもしれない。





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最終更新日  2020年02月25日 16時03分38秒
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