先日紹介しましたヤマハNo.170がなかなかの物だったので、
がぜんヤマハ古レレへの興味が増しました。
No.80を求めて三千里・・・が、依然手に入らず。
とはいえニアピンというか至近弾は当てたりしています。
No.170に続いて手に入れたのがこちら、

No.90です。

「番号が10多いけどこれも結構いいモデルなんじゃないかな?」と
思い、購入する事に。
ヤマハのウクレレ、セカンドゲットだぜ!
ヤマハのサイトデータによるとこのモデルは1966年1月から生産が
開始されています。終了年月は不明です。価格は2,000円。
材はトップが松、サイド&バックがカエデ。先日のNo.170と同じです。
ただしその他の材は不詳となっており、イマイチはっきりしません。
しかし・・・これは。
お世辞にも綺麗とは言えません。というよりかなり傷んでそう。ざっと
見ただけでも塗装の剥がれ、打痕があちこちに見受けられます。
サウンドホール周辺。

周りには細かい打痕が多数。ロゼッタ内の塗装が剥げ、全体的に
ボディー内へ向かって落ち込んでいます。 更に1弦付近には欠損も。
更に更に、中層部が朽ちたかのようにえぐれています。
ロゼッタは樹脂製なので多少経年による収縮はあるものの、
しっかりとしています。
ヘッド。
塗装剥がれや打痕は言わずもがな、ペグが1つ足りません。
ここで目に止まったのがペグのつまみ(ボタン)。

よくある楕円形ではなく、ギブソンのギターによく見られるキーストーン
シェイプになっています。おしゃれですね。
パーツ数は少ないですがヘッドとボタンの間に厚手の金属ワッシャ―が
入っており、スムーズに回るよう工夫されています。直接擦り付けないので
ヘッドにも優しいです。
つくづく足りない事が残念です。

ロゴもかなり傷んでいます。
ナット。この時代の物は木製が圧倒的に多いのですが、

こちらはボーン製です。ちょっぴり高級っぽいですね。
背板に

大きなクラックが一本。割れてから相当の時間が経っているのか、
大きな隙間が空いています。
これだけ大きく破損していると、ブレーシングも確実に外れて
いるでしょう。
また、クラックから右側が側板から剥がれています。更に側板も
エンドブロックから少し剥がれている様子。
これはもうやるしかないですね、開腹手術。
・・・と。その前に先日のNo.170と並べて記念撮影。




ボディーシルエット他、各部のデザインが結構違います。