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2019.07.23
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love
第33話「大切な人との別れ」



熠王(ユウオウ)の命を狙って奇襲をかけた南天(ナンペイ)侯。
しかしそこに娘の穂禾(スイカ)がいると分かり、たまらず自ら駆けつけ攻撃を止めた。
穂禾は兵を引くよう頼んで父の元へ戻ったが、隠し持っていた短刀でいきなり南平侯を刺してしまう。
「父上、今までのご恩は忘れません…よい父親でした…
 でも従兄には遠く及ばない、父上はただの凡人に過ぎぬのですから…」
穂禾は父の耳元でそう囁くと、短刀をさらに深く差し込んだ。


南平侯はその場で絶命、主人を失った逆賊たちは投降した。

すると旭鳳は自分のために苦渋の決断をした穂禾を優しく抱きしめ、慰めてやった。

旭鳳は国境を平定し、すぐに都へ戻ることにした。
しかし穂禾が幕舎に現れ、父を亡くした今、従兄だけが頼りだと訴える。
するといきなり旭鳳に抱きつき、娶ってくれないなら生きている意味はないと泣きついた。
旭鳳は恩を感じていたが穂禾を引き離し、自分には想い人がいるため婚姻だけは応じられないと突っぱねる。
傷ついた穂禾は天界からの鬱憤が爆発、これほど尽くしている自分より錦覓を選ぶのかと声を荒げてしまう。
旭鳳は取り乱した穂禾に驚き、ともかく日を改めて話そうとなだめて出て行った。

旭鳳は北苑山荘に戻り、鎧姿のまま一目散に錦覓(ジンミー)のもとへ駆けつけた。
羌活(キョウカツ)からは心配ないと聞いていたが、弱った錦覓の様子を見るにただ事ではないらしい。
しかし錦覓は本当に大したことはないと安心させた。
実は幼少からのぼせやすい体質で、熱性の物を食べると倒れてしまうことから、根治の薬を作ったという。

すると旭鳳はその根治の薬を飲ませることにする。
錦覓は仕方なくある丸薬を飲んで見せると、旭鳳は2度と驚かせないでくれと安堵した。

一方、穂禾は天后の密偵・奇鳶(キエン)を使い、凉虢(リョウカク)の君主に文を届けることにした。
再び凉王を煽って親征させ、内から呼応し淮梧(カイゴ)を討つという。
「凉王が親征すれば熠王は自ら迎え撃つ、その隙にジンミーを葬り去る計画よ」

しかし奇鳶は火神を案じる天后から滅霊箭(メツレイセン)を取り戻せと命じられていると教える。
すると穂禾は滅霊箭を持った者が熠王の元に現れたら、それを奪って錦覓を殺せと指示した。

暮辞(ボジ)の気を追っていた鎏英(リュウエイ)は穂禾と奇鳶の話を聞いていた。
そこで穂禾が消えてから奇鳶のもとへ駆けつけ、友人である錦覓を害すなら自分とは敵同士になると迫る。
しかし奇鳶はそれもいいと漏らし、飛び去って行った。

奇鳶は早速、熠王のそばで見張ることにした。
しかしなぜか熠王の書斎に自分の血の気配が…。
すると驚いたことに熠王の座の真上で吊るされた滅霊箭を発見する。
一方、錦覓は激しく咳き込んで喀血しながら苦しんでいた。
羌活は責任を感じて涙に暮れたが、まさかあの薬を3粒も飲むとは信じられない。
実は錦覓が熠王の前で飲んだ薬は清玥(セイゲツ)を抑えられる唯一の薬・無音(ムイン)、しかし劇薬のため薬効を焦れば命を落とすこともあった。
それでも錦覓は自分が深刻な病状だと熠王に知られたくなかったという。
その時、旭鳳が急を要して錦覓に会いに来た。
しかし扉には鍵がかかっているのか開かない。
「ジンミー!ジンミー?ジンミー?!」
仕方なく羌活は部屋を出ると、錦覓がちょうど着替えているところだと時間を稼いだ。

錦覓は身支度を整え、涼亭で待つ熠王のもとへ行った。
すると熠王はまだ鎧姿のままで、予想外に凉王が再び親征して来たという。
錦覓はもはや熠王の帰りを待っている時間がないと分かっていたが、安心して出立させるために本当のことは言えなかった。
何も知らない旭鳳はこうして錦覓が自分を待っていてくれることが幸せ過ぎて夢のようだと告げる。
「ジンミー、私の妃になってくれるであろう?」
「…ええ、喜んで、私はここでお待ちしています」
錦覓は最後に面紗を外して顔を見せようと決めたが、旭鳳が止めた。
「君の顔を見るのは婚儀の夜の楽しみに取っておくよ
 その時は君はもう逃げたくても逃げられぬぞ」
すると錦覓は名残惜しそうに熠王の頰に触れ、面紗のまま口づけする。
「あの日は酔っていたとは言え失礼を…でも後悔はありません」
固く抱き合う旭鳳と錦覓、その様子を鎏英が物陰から見ていた。
…ジンミー、必ず暮辞を止めるわ

旭鳳が国境で必死に戦っている頃、錦覓の病状は悪化の一途をたどった。
鎏英もその様子を陰ながら見守っている。
すると黒い影が現れ、鎏英は暮辞を追って郊外へ…。
しかしそれは鎏英を追い払うための罠だった。

旭鳳は再び国境を平定し、馬を駆けて都を目指した。
その頃、錦覓は勝利の太鼓の音を聞き、ついに熠王が凉虢を撃退して停戦の条約が結ばれたと知る。
「よかった…羌活、熠王が戻ったらあなたから伝えて、約束は守ったと…」
錦覓はいよいよ人間界での人生を終えようとしていた。

暮辞の傀儡におびき出された鎏英はようやく騙されたと気づき、錦覓の危険を悟った。
慌てて戻った鎏英は危ないところで奇鳶が放った滅霊箭を魔骨鞭(マコツベン)で阻止する。
錦覓と羌活は突如、現れた2人に驚き、外へ逃げようとした。
すると奇鳶が咄嗟に錦覓めがけて滅霊箭を投げる。
しかし滅霊箭は錦覓の前に立ちはだかった羌活の胸を突き刺した。

奇鳶は煙となって姿をくらまし、鎏英も暮辞を追いかけて姿を消した。
錦覓は訳がわからず羌活を抱きしめ、呆然となる。
羌活は最後の力を振り絞り、錦覓といられて楽しかったと伝えて錦覓の頰に触れた。
「…もしも…来世があるなら…また友達に…」
それが羌活の最後の言葉となる。
「羌活!嫌よ…」
その時、錦覓の脳裏に天界で体験した同じ情景が蘇った。
「肉肉(ローロー)…あなたなの?ローロー?」
すると羌活に転生した肉肉の元神が起き上がって笑みを浮かべる。
『ジンミー、思い出したわ…
 あなたは天界で私を生き返らせるため尽力してくれた
 人間界で過ごせたのもあなたのおかげよ、悔いはないわ
 今度こそお別れみたいね…約束して、悲しまないと…』
肉肉の元神は消散し、錦覓は羌活の亡骸を抱きしめて泣き叫んだ。

「私は2度もあなたを死なせてしまった…なぜつなぎ留められないの…どうしてなの!ローロ…」
その時、錦覓は激しく血を吐き、友を追いかけるように息絶えた。

一方、郊外では奇鳶と鎏英が戦っていた。
鎏英は今日こそ全て説明してほしいと訴えたが、奇鳶は見逃せないのなら自分を殺せと迫る。
「私と魔族が不倶戴天の敵だと知った日から、私たちの思い出は意味を失った」
奇鳶はやはり鎏英との未来を望んではいけないと覚悟していた。
しかし鎏英はあきらめられず、新天地でやり直そうと説得する。
仕方なく奇鳶は当時、一介の侍衛の身分では公主からの想いを拒否できなかったと嘘をついた。
憤慨した鎏英は思い切り暮辞を引っ叩き、錦覓と魔族を傷つければ敵とみなすと言い残して去ってしまう。
愛する人を傷つけてしまった奇鳶、しかし自分には選択肢がなかった。
…だが君には私を忘れるという選択肢がある
鎏英はふと風の音に気づいて思わず引き返した。
しかしもう奇鳶の姿はない。
…あなたを忘れられたらどんなに良いか
…知っているはず、私にはできないことを

旭鳳が北苑山荘に戻った。
一目散に錦覓の寝所へ駆けつけると、なぜか穂禾がいる。
そこで待っていたのはすでに息を引き取った錦覓の姿だった。
穂禾は旭鳳を慰めようとしたが、出て行けと追い出されてしまう。


つづく


(꒦ິ⌑꒦ີ)ローロー
何だか死んだワンコを思い出して泣けてしまった~
ところでジンミーが「約束は守ったと伝えてくれ」って言ったけど、約束って何?!
肝心なことが分かっていない管理人、面目ない( ̄◇ ̄;)





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最終更新日  2019.07.23 11:18:47
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