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2019.08.28
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love
第48話「旭鳳を求めて」



披香(ヒコウ)殿の主事が遺書を残して自害した。
錦覓(ジンミー)は不自然さに気づいたが、天帝・潤玉(ジュンギョク)は死に際の言葉に偽りはないという。
かつて六界を討伐した旭鳳(キョクホウ)には敵も多く、主事も旭鳳へ復讐するために夢の玉の色を変えたのだと推察、錦覓に暴かれそうになり自害したと結論づけた。
すると錦覓はどうすれば玉の色を変えられるのか確認する。
潤玉は仕方なく太古の″夢陀経(ムタキョウ)″に記されていると教えた。
ただ伝承が途絶えて久しく、また禁書であるため、潤玉は知らないという。
こうして錦覓は本当に玉の色を変える方法があると知り、愕然となった。

錦覓は急にめまいに襲われ、そのまま意識を失ってしまう。

錦覓は再び氷の世界の夢を見た。
すると氷のつぼみが砕け散り、誰かが倒れている
錦覓は様子を見に行ってみると、倒れていたもう1人の自分が立ち上がった
…やっと自由になれたわ
錦覓はそれが本当の自分だと気づき、もう1人の自分の手に触れる…
そこで錦覓は飛び起きた。
本来の自分を取り戻し、情愛を知った錦覓…。
ようやく自分がずっと旭鳳を愛していたことを確信すると、せきを切ったように泣き出した。

一方、翼渺洲(ヨクビョウシュウ)では鳥族の実権を握った長老・隠雀(インジャク )が鳥族公主・穂禾(スイカ)を監視していた。
雀霊(ジャクレイ)の報告によれば昼間は特に動きがないものの、夜中になると忘川(ボウセン)に行っているという。

「先帝は元神が消滅する前、火神の魂魄(コンパク)の1つを残したと思われます…」
しかし潤玉は回廊に錦覓がいることに気づき、話を止めた。

潤玉と隠雀の話を立ち聞きしていた錦覓は旭鳳が生きていると知った。
そこで旭鳳の魂魄の行方を捜すため、忘川の船頭の老人を訪ねる。
しかし忘川が運ぶのは人間の魂だけ、ましてや五行相克で火と水は互いに受け入れないという。

「姑娘、苦しまれるな
 情には困難が付き物で後戻りもできぬが、間違いは正せる、忘れることも大切だ…」
老人はそう助言して船を出した。
呆然と桟橋に立ちすくむ錦覓、その時、突然、川の向こうに旭鳳の姿が現れる。
「ふぉんふぅぁん!」
錦覓は思わず忘川に入って旭鳳を追うが、旭鳳の姿はどんどん遠ざかり、やがて消えてしまう。

錦覓がようやく璇璣(センキ)宮に戻って来た。
潤玉は門から歩いて来る錦覓を迎えたが、素足で血だらけだと気づく。
驚いた潤玉は錦覓を抱き上げ、寝殿に連れて行った。
どうやら錦覓は旭鳳を探し回り、自らを傷つけたように見える。
「旭鳳は生きているのね…なぜ黙っていたの?」
「…何を見つけた?」
潤玉は探りを入れたが、錦覓は何も答えない。
ともかく錦覓の足の傷を仙力で綺麗に治し、潤玉は旭鳳は戻らないと言い聞かせた。
「忘れるのだ、君には私がいる…君が振り向いてくれる日を待ちわびている」
「小魚仙倌、ごめんなさい…私が愛しているのはあなたじゃない」
潤玉の心は今にも張り裂けんばかりだったが、ぐっとこらえた。


穂禾は魔尊の武力で隠雀と天帝から鳥族奪還を目論んだ。
そこで魔界で固(コ)城王と接触するも交渉は決裂、穂禾はもはやこの世に自分の居場所はなくなったと落胆する。
一方、固城王は気概のある穂禾を気に入った。
どちらにしても六界を統一すれば自分のものになる…。
そこで固城王は手始めに卞(ベン)城公主・鎏英(リュウエイ)を王府へ招いた。
後継者がいない固城王は、子の世代の中で見込みのある鎏英を我が子同然に思って来たと告げる。
確かに鎏英の命を狙ったこともあったが、本当に殺す気などなく、鎏英を鍛えるつもりだったという。
「お前は立派だが世事と人心については理解しておらぬ
 魔界にとって災いは2つある、ひとつは天界だ
 魔界は数万年前、天界とは対等の立場であった
 それが今では君子を気取る神仙にかしずくようになったのだ
 その原因が2つ目の災いである内紛だ
 魔界の下層城主は己の地盤を得るために争いを繰り返し、天界は漁夫の利を得ようと座視していた
 半年前、天界は乱れ、いまだ立て直らぬ
 ゆえに新帝が力を蓄えぬ今のうちに天界を侵略するのだ」
すると固城王は鎏英が先鋒に適任だと言い出した。
鎏英は思った通り裏があったと鼻で笑ったが、固城王から思わぬ真実を知ることになる。
かつて滅霊(メツレイ)族を滅ぼした固城王、しかし本当の黒幕は先の天帝・太微(タイビ)だった。
先帝は滅霊箭が神仙を誅することができると知って脅威を感じ、滅霊族を絶滅させようとしたという。
固城王はその証拠として先帝と交わした血判の同盟書を見せ、不本意にも先帝に惑わされて駒にされてしまったと説明した。
つまり今回の討伐は滅霊族の敵討ちでもあるという。
固城王は天界を掌握した暁には鎏英と奇鳶(キエン)の婚儀をあげてやると懐柔するが…。
「信じられる?」
「他に目的があるはずだ、君も駒に過ぎぬ」
鎏英と暮辞(ボジ)は魔尊の話に懐疑的だった。
旭鳳の死後から上神を信じられなくなった鎏英…。
天界にも悪者がいて、魔界にも正義の心を持つ者がいて、結局、善と悪は紙一重なのかもしれない。
暮辞は鎏英が紛争に巻き込まれることを懸念し、どこか静かな山里で穏やかな余生を過ごしたいと願った。
いつか滅霊族の敵を討ちたいと考えていたが、今や残り少ない命、復讐よりも愛する人と過ごせれば満足だという。

あの日、旭鳳の魂魄を鳳翎(ホウレイ)に残した先帝は、穂禾に渡していた。
「旭鳳、どれほどの困難に遭おうとも必ず生き返らせる…」
旭鳳の亡骸に誓う穂禾、すると突然、寝宮に隠雀が兵士を引き連れてやって来る。
穂禾は首領とはいえ無礼だと憤慨したが、後ろから潤玉が現れた。
実は謀反を企んでいないか調べに来たという。
すると兵士が奥の部屋で旭鳳の亡骸を見つけた。

隠雀は動かぬ証拠を発見、旭鳳に止めを刺そうとした。
驚いた穂禾は隠雀を阻止し手合わせになったが、その際、うっかり耳飾りが外れてしまう。
そこで潤玉が穂禾を制し、隠雀がついに旭鳳の胸に一撃を与えた。
ところがその亡骸は小さな黒鳥と化し、ただの偽物だと分かる。
潤玉は憤慨し、旭鳳はどこかと迫った。
「ご存知の通り魂魄は離散しました…生き返らせたくとも無理です
 黒鳥を火神殿下の化身として弔っていました
 化身すら許されぬなら、私の元神を壊してください」
隠雀は無駄な望みは捨てるよう釘を刺すと、潤玉は仕方なく帰ることにした。
すると穂禾とすれ違う瞬間、あることに気づく。
穂禾の耳には確かに水系の術・凌波掌(リョウハショウ)で出来た凍傷があった。

穂禾は雀霊が間者だと確信し、裏山で成敗した。
「やはりお前だったのね
 これまで私の計画がすべて露呈していたから、旭鳳のことはお前以外には隠していたの」
すると雀霊は高笑いし、横暴な穂禾には皆がとうの昔に愛想を尽かしていたと教える。
穂禾は裏切り者の末路だと言って最後の一撃を与えようとしたが、そこに隠雀が兵士と共に現れた。
追い詰められた穂禾は仕方なく、この貸しはいつか返してもらうと言って姿を消してしまう。

旭鳳の魂魄は日没の地にかくまわれていた。
ここは暗くて恐ろしい場所だが、六界の中で最も安全な場所だろう。
穂禾は万全を期さなければ潤玉に奪われているところだったと安堵した。
「旭鳳、九転金丹(キュウテンキンタン)を手に入れて甦らせ、必ずあなたを帰り咲かせて六界を統一させるわ」


潤玉は天界の掌握を狙う固城王を牽制するため、卞城王に結盟を持ちかけていた。
そこで密かに魔界の卞城王を訪ねる。
温和な卞城王にとって確かに悪い話ではなかったが、ただ火神の魂魄を探し出したいという要求にためらいがあった。
「私と娘は火神に大きな恩がありますので…」
「つまり卞城王は旭鳳が生きているなら旭鳳の力になると?」
「陛下、火神は亡くなったのです
 魂魄はすでに消滅し、魔界にも存在しているとは思えません」
すると潤玉は卞城王の本心を確かめたかっただけだと釈明し、結盟を促した。

つづく


(^ꇴ^)魔尊の釣り針が大き過ぎるwww
こんなうまい話じゃ誰も乗らないわ





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最終更新日  2019.08.28 22:29:02
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