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2019.09.16
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第34話「献身と思惑」

乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は数日ほど寝込んでいたが、疥癬(カイセン)と判明した。
看病していた嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は弘暦から感染、養心殿の偏殿で治療を受けている。
報告を受けた皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は皇太后と一緒に皇帝の容体を見に来たが、その痛ましい姿に思わず涙した。
皇太后は縁起が悪いにもほどがあると叱り、ともかく妃嬪らで順番に看病するよう指示する。
ただし懐妊中の純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)と皇子を持つ嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)は近づけないよう命じた。
しかし交代の看病では誰かがうつれば病が広がると懸念し、琅嬅は自分ひとりで看病すると申し出る。
すると皇太后は琅嬅の深い愛情に感心し、皇后に一任すると決めた。


そこで感染を防ぐという理由で妃嬪たちには養心殿へ来ないよう命じておく。
また後宮の采配は自分に忠実な嘉妃に任せ、日夜を問わず皇帝を介抱した。
「皇上、私がおそばにいます…やっと2人きりですね、誰も邪魔する者はいません」

その夜、発見が早く弘暦より症状が軽かった如懿は病床を離れた。
再び弘暦の看病へ向かったが、皇后が感染の広がりを防ぐため1人で世話をしていると知る。
仕方なく如懿は身を引き、寝宮に戻って静養することにした。

翌朝、鍾粋(ショウスイ)宮に妃嬪たちが集まった。
皇帝の容体が心配な妃嬪たちだが、皇后を差し置いてしゃしゃり出ることも出来ない。
するとつまらそうに参加していた舒嬪(ジョヒン)・葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)は、妃嬪たちの不毛な話し合いに飽きて早々に引き上げた。
そこで安華(アンカ)殿に向かい、皇帝のために祈りを捧げる。
その夜は激しい雨になったが、意歓は高僧から言われた通り自ら経幡(キョウバン)を作り、ずぶ濡れになりながら庭に掲げた。


すると弘暦は真っ先に自分の手を握って眠り込んでいる如懿を心配する。
しかし李玉(リギョク)から嫻貴妃は病に倒れ、皇后が付き切りで看病したと聞かされた。
ふと気がついた琅嬅は皇帝の顔を見て安堵したが、弘暦は皇后を休ませ、代わりに舒嬪に世話をさせろと冷たい。
琅嬅は皇帝がまだわだかまりがあると気づき、自分が目障りなら顔を隠すので、感染を広めぬためにも仕えさせて欲しいと訴えた。
そこへ素練(ソレン)が皇后自ら作ったという粥を運んで来る。


意歓は皇帝の病状が好転したと知り、養心殿に駆けつけた。
知らせを聞いた琅嬅は仕方なく外へ出ると、意歓が殿前でひざまずいている。
すると意歓は皇后に休むよう勧め、自分のように子供のいない者が看病すると申し出た。
しかし琅嬅は頑なに拒み、決して認めない。

仕方なく意歓は手作りのお守りだけでも渡して欲しいと頼んだ。
「ありがたいわ、でも後で自分で渡す方が皇上もお喜びになるでしょう?戻りなさい」
琅嬅は弘暦との2人きりの時間を決して邪魔させなかった。

弘暦が本復した。
皇帝の世話は皇后と嫻貴妃と舒嬪だけで、他の妃嬪は相変わらず皇帝と会えない日々が続いている。
その間に疎遠だった皇帝と皇后の関係も修復、やがてついに皇后が懐妊した。

皇后の懐妊を知った意歓は翊坤(ヨクコン)宮にいた。
「私には関係ないわ、嬉しくないのにお祝いは言えないもの(ハァ~)私、あの人、大嫌い」
「…そんなこと人前で言っては駄目よ?」
如懿はこれからも付き合うことを考え、お互いに顔を立てねばならないと諭した。
すると意歓はただ少し悲しいという。
実は自分は懐妊しにくい体質のようで、夜伽のたびに皇帝から子宝の薬を賜っていたが、まだ恵まれなかった。
しかし如懿は皇帝から薬を賜ったのは意歓だけだと教え、寵愛が深い証拠だと喜ばせる。
そこへ養心殿の太監・進保(シンホウ)が皇帝からの薬を届けにやって来た。
如懿は弘暦がわざわざ飲むのを見届けさせていることにいささか驚いていたが…。
「苦いでしょう?口直しに甘いものを食べたら?」
「これは浙江諸曁(セッコウショキ)産のお菓子なんです、私の故郷の味よ」
「満州の娘さんには見えないわね、浙江から来た江南(コウナン)のご令嬢みたい」

長春(チョウシュン)宮は皇后の出産に向けて厳戒態勢を整えた。
待ちに待った娘の懐妊で今日は富察夫人が参内している。
診察した侍医・斉汝(セイジョ)はおそらく皇子だと伝え、皇后と夫人を喜ばせた。
しかし皇后の身体は懐妊に望ましい状態だったとは言えず、脈は力がなく糸のように細いという。
すでに懐妊に適した年齢を過ぎている上、端慧(タンケイ)皇太子の逝去で心労も多く、直前には皇帝の看病で疲れていた。
斉汝は皇后の身体が衰弱しているため、子を守るために″よもぎ燻(イブ)し″で治療するという。
すると夫人は斉汝が命がけで娘と子供を守るよう遠回しに恫喝した。
「決して忘れないで、皇后のお腹の子は富察氏一族の希望であり、″斉家″の命運にも関わるとね」
娘にとってこれが最後のお産となる。
夫人は富察一族の将来を背負ったこの子供を何としてでも産ませなければならなかった。

金玉妍は表情には出さないものの内心、誰より皇后の懐妊に焦っていた。
嫡子が生まれれば自分たちの希望が消える、しかし皇帝が望んでいるのは嫡子…。
ともかく皇子が1人では心許ない。
皇帝は皇后の懐妊以来、毎夜、長春宮に通っていた。
そこで金玉妍はちょうど皇帝の輿が啓祥(ケイショウ)門の前を通る頃、北琴の音を響かせて舞の影を映す。
弘暦は美しい音色に誘われて啓祥宮に立ち寄り、その夜はそのまま留まった。


蘇緑筠の3子は第2公主だった。
弘暦は2人目の娘を喜び、璟妍(ケイケン)と名付けて褒美も下賜したという。
また金玉妍も希望通り懐妊を果たした。

固倫和敬(コリンワケイ)公主・璟瑟(ケイシツ)はお腹の子に母を独り占めにされて不満だった。
すると母から純妃にも公主が生まれたため、姉として自覚を持てと言われてしまう。
しかし璟瑟は公主とは言え自分は嫡子だと訴えた。
「それに…もし妹が生まれれば私と同じですね?」
「何を言うの?!生まれるのは絶対に弟よ!」
母の口調は急に厳しくなり、璟瑟は驚いて口をつぐんだ。

皇太后は皇后がよもぎ燻しを始めたものの、子が保てる保証はないと斉汝から聞いていた。
侍女・福珈(フクカ)は確かに皇后は若くないとこぼし、もし月足らずで産まれたら子供も弱いだろうと懸念する。
「舒嬪なら心配ないのに~
 夜伽のたび子宝の薬を飲ませても未だに子ができぬとは、もしやその薬に問題があるのでは?」
皇太后は福珈の言葉でふと皇帝が葉赫那拉氏を警戒しているのではと疑った。
もしくは自分を警戒しているのやも…。
「我らの皇帝はどうも御心が読めぬ」
(  ̄꒳ ̄)もう、アイジャーったらw

乾隆11年3月。
嫻貴妃・烏拉那拉氏は皇后・富察氏の代理として親蚕礼(シンサンレイ)を取り仕切った。
蚕の神を祭り、桑の葉を蚕に与えることで、農耕と養蚕の奨励を示す儀式である。
絶対安静の琅嬅は仕方ないと分かっていても、やはり皇后にとって大事な儀式を皇帝が如懿に任せたことが悔しかった。
それは金玉妍も同じだったが、慧賢皇貴妃(ケンケイコウキヒ)亡き今、煽る相手はもっぱら蘇緑筠である。
「ァィャ~今日の嫻貴妃の得意げな顔…腹立たしかったわ___
 子供の数も資格も純貴妃娘娘が勝っているのに、なぜ嫻貴妃が代理を?」
しかし蘇緑筠は漢軍旗、王府では格格(ゲゲ)に過ぎなかったことから立場をわきまえていた。
「言うだけ無駄よ、怒るとお腹の子に触るわ」
「大事にしたところでどうせ庶子だもの、嫡子には勝てない」
「嫌な話はやめて、私の見立てではきっとまた皇子よ?」
金玉妍は嬉しかったが、わざと公主を望んでいる言った。
「だって皇后のお子がもし公主だったら、私が皇子を産むと嫌われるわ~」
「それなら私が産んだ3阿哥と6阿哥は皇后に嫌われているの?」
「iyo~!そんな意味じゃないわ~」
(; ̄◇ ̄)<あははは~ おほほほ~>( ̄▽ ̄;)

種まきの季節になった。
しかし大規模な干ばつのせいで民は畑が耕せず、このまま秋に何も収穫できなければ動揺が広がるのは必至…。
そこで弘暦は1ヶ月の間、斎戒沐浴(サイカイモクヨク)をすると決めた。

一方、金玉妍は懐妊6ヶ月になり動くのも一苦労、身体中が痛くなってきた。
しかし皇帝は嫡子が気がかりで、自分の子は添え物に過ぎない。
「何とかして皇上の心を私に向けたい、この子のためにも…」
そんな中、琅嬅がまだ8ヶ月というのに陣痛が始まった。
斉汝は手を尽くしたが子が下りてくるのを止められず、このままお産が始まる。
その頃、弘暦は天壇(テンダン)で雨乞いの儀式、皇太后と妃嬪たちも安華殿で祈祷中だった。
やがて妃嬪たちが疲れ切った頃、長春宮の太監・趙一泰(チョウイッタイ)が飛び込んでくる。
「太后!太后!皇后に皇子がお産まれに!」
皇太后は仏のご加護に感謝し、妃嬪たちを帰して見舞いに行くことにした。
すると嫡子の誕生を待ちわびたかのように雷鳴が轟く。
「今日は4月8日、お釈迦様の誕辰(タンシン)よ、皇后のお子は縁起がいいわ
 雨が降るかしら?」
如懿の言葉通り、ついに雨が大地を湿らせた。

弘暦は念願の嫡子に永琮(エイソウ)と名付けた。
″琮″は祭祀の用具で家業継承の意もあることから、弘暦は自分の期待も込めたという。

琅嬅は難産で辛い思いをしながら、それでも自ら寝ずに皇子の世話をしていた。
驚いた弘暦は自分の身体も大切にするよう言い聞かせたが、琅嬅はこうして嫡子を出産し、たとえ死んでも後悔はないという。

長春宮で第7皇子の満1ヶ月の祝賀会が開かれた。
皇太后は嫡孫に先帝が康熙帝(コウキテイ)から賜った長命鎖を贈り、弘暦は恩赦の勅命を下して天下に喜びを示すという。
すると急にか細い声で第7皇子が泣き始めた。
乳母・春娘(シュンジョウ)は恐らく寝不足だと説明し、偏殿で休ませることにする。
「何だか元気のない皇子ね…(ヒソ」
玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)は思わず隣の金玉妍に囁いた。
「…眠たいからでしょう」

長春宮からの帰り道、金玉妍は蘇緑筠に愚痴をこぼした。
「7阿哥が生まれてから皇上は他の皇子をお忘れみたい…」
「7阿哥しか目に入らないのよ…」
蘇緑筠は自分たちの庶子が嫡子に勝てるはずないと言った。
それにしても永琮の鳴き声はまるで猫のように弱々しく、赤ん坊が寝不足というのもおかしな話…。
すると蘇緑筠は乳母から聞いた話を教えた。
「うっかり鈴を鳴らしてしまったら一晩中、鳴き続けたとか…」
「本当に?7阿哥はちょと弱すぎるわね~」

つづく


(  ̄꒳ ̄)何だかフラグが立ちましたねえ~
さて来週はいよいよ嬿婉が動き出しそうです





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最終更新日  2019.09.16 18:28:26
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