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2020.05.11
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カテゴリ: 陳情令 全50話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です


陈情令 The Untamed
第31話「予期せぬ悲劇」

夷陵老祖(イリョウロウソ)こと魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)は乱葬崗(ランソウコウ)で蓮の栽培に成功した。
温苑(ウェンユエン)は早速、魏無羨が収穫している蓮の実を盗み食いしてみたが、硬くて食べられない。
「(イタッ)羨哥哥がいじめた~!」
魏無羨は失笑し、乱葬崗で育った蓮の実では食べられないと教えた。
「これは邪を祓うお守りに使うんだ」
今日も穏やかな時間が流れる乱葬崗、すると思いがけず魏無羨に含光君(ガンコウクン)こと藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)から書状が届く。
『魏嬰、今日も息災だろうか、金(ジン)氏子軒(ズーシュエン)と江氏の娘との子は…』



魏無羨は温寧(ウェンニン)@瓊林(チョンリン)を連れて下山し、霊宝(レイホウ)閣で金凌への礼物を買うことにした。
すると店では客たちがもっぱら蘭陵(ランリョウ)金氏の話題に花を咲かせている。
実は仙督(セントク)・金光善(ジングアンシャン)が各地に物見台を設けると決め、物議をかもしていた。
確かに物見台があれば各地の動きを監督し、随時、情報を伝達できるが、温氏の監察寮を思い起こさせると危惧する者もいる。
どうやら提案したのは斂芳尊(レンホウソン)・金光瑶(ジングアンヤオ)で、赤鋒尊(セキホウソン)・聶明玦(ニエミンジュエ)は反対していた。
また客の中には金凌の″お七夜″に行ったという仙師もいる。
聞けば金凌が″選び取りの儀″で紐飾りでも筆でも書物でもなく、父親の剣″歳華(サイカ)″を握ったとか。
これには両親も大喜びで、将来は偉大な剣仙になると期待された。
「そう言えば祝宴にはもう1人、呼ばれるらしいぞ…あの魏無羨だ」
客たちは一様に眉をひそめたが、まさか店内に本人がいるとは知る由もない。
「奴は疫病神でしかない、また災難が起きるかも…」

「老板、これをくれ」

魏無羨は外で待っていた温寧に金凌への礼物を見せた。
「キレイだね!」
「温情がくれた銭は全部、使い果たした…雷が落ちるぞ」
「大丈夫、お祝い事だから姉上も怒らないよ!」

「ォッ!すごい腕輪だ!昼夜、伏魔殿で根を詰めていたのはこれを作るためだったんだね!」
「そうさ!これを身につければ低級の邪祟(ジャスイ)は近づくこともできない
 あ!お前も触るな!息苦しく感じるだろう?」
「ウン、そうかも…」
すると温寧は祝宴で金子軒と再会しても喧嘩しないよう諌めた。
「安心しろ、俺だって心得ているさ」
魏無羨は祝宴に呼んでくれた金子軒に感謝し、少なくとも1年間は悪口を言わないと誓った。

魏無羨と温寧は蘭陵の金麟(キンリン)台へ向かうため、奇しくも窮奇道(キュウキドウ)を通った。
すると各世家の子弟を従えた金子勲(ジンズーシュン)が崖の上に現れ、魏無羨に自分にかけた呪いを解けと迫る。
身に覚えのない魏無羨は何のことか分からなかった。
苛立った金子勲は襟元をはだけ、胸に広がる無数の赤いあざを見せる。
それは確かに千瘡百孔(センソウヒャッコウ)だった。
「だから何だ?なぜ待ち伏せする?俺は関係ない!」
「邪術が得意なお前以外に誰がこんなにあくどい真似をすると?!」
「お前のことも覚えていないのに、呪いなんてかけるか?」
憤慨した金子勲はしびれを切らし、宣戦布告した。
「呪いを解かないならお前を殺すまでだ!」
「ふん、そんなに早く死にたいのか?俺を恨むなよ?」
その時、温寧が封印の首輪を引きちぎり、邪気の力を解放して雄叫びをあげた。

温寧が鬼将軍と化し、驚いた子弟たちは一斉に矢を放った。
すると温寧は魏無羨を矢から守るため、巨大な岩を動かして盾代わりにすると、崖に飛び上がって子弟たちに応戦する。
その隙に金子軒は古道に飛び降り、1人になった魏無羨に襲いかかった。
剣を持たない魏無羨は呪符を使いながら防御一辺倒、その時、うっかり懐にしまっていた礼物が飛び出してしまう。
金子軒は驚いて咄嗟に小さな箱をつかんだ。
箱には″金如蘭(ルーラン)″と刻印されている。
「はっ!返せ!」
「金凌への贈り物ってか?本当に出席するつもりでいたとはな~」
金子勲に冷笑され、怒りに震える魏無羨、そこに金光瑶から知らせを聞いた金子軒が現れた。
「やめよ!」

金子軒は千瘡百孔のことを隠して魏無羨を襲撃した従兄を非難し、手を引くよう説得した。
そもそも呪いをかけたのが魏無羨という証拠もない。
「魏無羨は私の息子の祝宴に出席する客なんだぞ?
 それなのに襲撃されたら私の立場は?夫人の立場はどうなる?」
「出席させなければいい!奴なんぞ金氏の宴に顔を出す資格はない!
 …奴を招いてみろ?お前や夫人、子にとっても一生、拭えぬ汚点となる!」
「黙れ!」
従弟に叱責された金子勲は、悔しさのあまり握っていた箱を握りつぶした。
魏無羨は金凌のために作った腕輪が粉々になるのを見て愕然、思わず陳情をつかんで飛びかかろうとする。
しかし咄嗟に金子軒が剣で制した。

温寧はまだ崖の上で1人、奮闘していた。
そこで金子軒はまず温寧を止めるよう頼み、金麟台で潔白を証明できれば何の問題もないと訴える。
しかし魏無羨は到底、信じられなかった。
「止めろだと?温寧がおとなしくなれば、すぐにでも矢の雨を浴びせるくせに!
 潔白を証明できるものか!
 …金子軒、聞きたいことがある、この計画を本当に知らなかったのか?!」
「何?魏無羨、俺を疑うのか?!」
「金子軒、そこをどけ、お前に乱暴はしない…だが俺を怒らせるな…」
すると魏無羨は笛を構えた。
「忠告する、俺に近づくな」
魏無羨がついに陳情を吹き始めた。
崖の上にいた温寧は再び雄叫びを上げたが、どこおか様子がおかしい。
温寧の瞳は2つに分裂、恐ろしい傀儡に変貌した。

魏無羨は崖の上にいる温寧の変化を知る由もなく、陳情を吹き続けた。
金子軒は愛する江厭離(ジャンイエンリー)のため、諦めず魏無羨の説得を続ける。
「魏無羨、少しくらい譲歩せよ!阿離がどんな思いで…(ガッ!)」
その時、金子軒は突如、背後に現れた温寧の一撃を受け、激しく喀血した。

「…阿離が…待っている…早くお前が…子供の祝いに駆けつけて…くれるのを…」
金子軒は魏無羨の目の前でばったり倒れ、絶命した。
呆然と立ちすくむ魏無羨、すると慌てふためいた金子勲が子弟たちに矢を射るよう叫ぶ。
しかし温寧がすかさず金子勲の首を締め上げ、殺してしまう。

金麟台では江厭離が金凌をあやしながら、江澄(ジャンチョン)@晩吟(ワンイン)と魏無羨が来るのを今か今かと待っていた。
そこへ藍湛が現れ、斂芳尊(レンホウソン)・金光瑶(ジングアンヤオ)を探しているという。
江澄は知らないと答えたが、ちょう金光瑶がやって来た。
「なぜ藍氏の子弟が金子勲と金麟台を離れた?一体、彼らはどこへ?」
「含光君、確かに子勲は窮奇道へ行きましたが心配には及びません、子軒も向かいましたし…」
しかしその時、急報が舞い込んだ。
「大変です!大変です!若宗主が鬼将軍に殺されました!」

…あれからどれくらい経ったのだろうか。
うなされていた魏無羨はようやく伏魔殿で気がついた。
温情と温寧は魏無羨が目を覚ますのをずっと待っていたが、魏無羨は温寧を見るなり、いきなり蹴り飛ばしてしまう。
「分かっているのか…一体、誰を殺したっ?!」
そこへ偶然、何も知らずに温苑が入って来た。
「羨哥哥~♪」
しかし振り向いた魏無羨の殺気に驚き、温苑は泣き出してしまう。
すると慌てて温婆婆が駆けつけ、温苑を連れて伏魔洞を出た。
激情に駆られた魏無羨は温苑を気遣う余裕もなく、いきなり温寧の胸ぐらをつかむ。
「なぜよりによって金子軒を殺したぁぁぁ!なぜなんだぁぁぁ!
 金子軒を殺せば、師姐(シシャ)はどうなる?…阿凌は?…俺はどうすりゃいいんだ!」
洞窟の外では温苑がまだ泣き続けていた。

魏無羨は何とも虚しくなった。
…俺は何のために乱葬崗に身を隠して来たんだ?
…この道を進んだ結果、こんなことになるなんて
…俺は愚かだったと?
「ごめんなさい、僕が悪いんだ…ごめん…」
温寧は怯えながら必死に謝っている。
…温寧が悪いのか?
…いや、こんな風に温寧を変えたのはこの俺だぞ
魏無羨は急に身体の力が抜け、放心状態になった。
「教えてくれ…俺はどうすればいい?…どうすればいいんだ?!誰か教えてくれ!」
伏魔洞に響く魏無羨の悲痛な叫び、その時、温情が背後から魏無羨の肩にいきなり銀鍼を刺した。

温情は銀鍼で魏無羨の動きを封じ、温寧と2人で魏無羨を再び寝かせた。
すると温情と温寧はすでに結論が出ていると伝える。
温情の話では魏無羨が眠っている間に蘭陵金氏が乱葬崗までやって来て、温情と温寧を差し出せば不問に付すと叫んでいたという。
「悪いけど寝ていて、3日後には身体も動くようになるわ」
「誰がそんなことをしろと?早く鍼を抜け!」
魏無羨は金子勲に呪いをかけたのは自分じゃないと訴え、ふと思い出した。
呪いは施術した者にも跳ね返る、呪いの痕跡がある者を探せばいい。
しかし温情は無駄だと分かっていた。
結局、証拠や真相など二の次、痕跡の有無など重要ではなく、邪道に通じる夷陵老祖というだけで疑われる。
「釈明は通じない、今となっては千瘡百孔の原因なんて重要じゃない
 重要なのは窮奇道で起きたことよ…金子軒は阿寧に殺された」
「だったらなぜ俺を呼ばないんだ?温寧を操っていたのは俺だ、傀儡に変えたのも俺だ
 俺が命じた、なぜ元凶を呼ばずに″刀″である君たちを…」
「温寧は一本の刀、彼らが恐れる刀であり、あなたを攻撃する口実となる刀
 私たちが行けば刀もなくなる、彼らも口実を失うわ、それで収まるはず…」
「うわあぁああーっ!」
魏無羨は全てを悟り、絶叫した。
「分かってるのか?!金麟台に行けばどうなるか、温寧が一番大切だったろ?」
「これも私たちの定めなの、本当ならとうに死んでた、生き延びた日々は拾いものね」
すると温情は枕元に腰掛け、魏無羨の眉間を突いた。
「もう行くわ、説明はしたし、別れも告げた…これでさよならね」
「行くな…温情…」
魏無羨は次第にまぶたが重くなってくる。
「言わずにいたけど、今日ここで伝えておきたい…この先、機会もなくなるから
 ごめんなさい…そしてありがとう」
魏無羨は薄れゆく意識の中で温情の最期の言葉を聞いた。
しかしもはやなす術なく、一筋の涙を流すことしかできない。
こうして温情と温寧は温氏一族と共に乱葬崗を出て行った。

温情と温寧は一族と共に潔く金麟台に姿を表した。
金氏の子弟たちに包囲される2人…。
しかし温情は弟の手を握りしめ、薄っすら笑みを浮かべた。


伏魔洞に取り残された魏無羨は深い霧の中をさまよいながら師姐を探す夢を見ていた。
『師姐ーっ!』
…阿羨!
『師姐!』
…早く出てきて!うちに帰るよの!
『師姐!どこにいるんだ!』
…誰も責めないわ
しかしその時、温情の声が聞こえて来る。
…ごめんなさい、そしてありがとう
魏無羨はついに目を覚ました。

魏無羨は気力だけで無理やり身体を起こした。
「やめろ…やめてくれ…」
重い身体を引きずるように伏魔洞を飛び出した魏無羨、しかしすでに誰もいない。
まだ間に合うのだろうか。
魏無羨は何度も転んでは立ち上がり、ふもとへ急いだ。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)温寧ーっ!びっくりした!もう悲しい~悲し過ぎる~(´༎ຶོρ༎ຶོ`)ダー
たんたんの出番がないし…(←そっちか!w





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最終更新日  2020.05.11 19:14:05
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