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2020.12.05
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第17話「立太子の詔」

退屈な宮中を抜け出して街に飛び出した曲小楓(キョクショウフウ)とアドゥ。
偶然にも西州出身の女将・ミロの酒楼に入り、同郷同士で話がはずむ。
小楓は咄嗟に周西(シュウセイ)だと偽名を使い、まだ都に来たばかりだと言った。
「私たちが都へ来たのは~その~つまり~叔父に会うためさ!」
ミロは気の合う2人との出会いを喜び、いつでも遊びに来て欲しいと歓迎した。
「そうだ、都には3つのお宝があると言ってたな?で、鳴玉(メイギョク)坊とはどんなところだ?」
鳴玉坊は酒楼の正面の店だが、小楓は妓楼が何か分からず聞いた。

「重要なのは料理の味じゃなくて…妓女の美しさや芸の腕だから」
「ああ~…そういう店か」
何でも鳴玉坊には明玉(メイギョク)という売れっ子がいて、″芸は売れども身は売らず″が信条だという。
会うだけでも数ヶ月、待っている客もいるのだとか。
「本当に?!会いに行こう!」
「あはは~女子が行っても門前払いされるわ」
ミロには全て見透かされていた。
その時、鳴玉坊の女将がミロに酒を持って来てくれと叫ぶ声が聞こえる。
ミロは慌てて酒甕を手に飛び出して行くと、高(コウ)という公子と女将がもめていた。
どうやら今夜も明月に会えず、高公子はひとしきり暴れて帰ってしまう。

小楓とアドゥは店の前で心配そうに見ていたが、ミロはいつものことだと笑った。

ミロは明るく素直な小楓を笑顔で見送ると、2人を密かに警固していた裴照(ハイショウ)が現れた。
「まだ西州の間者を?」
「もう和親が成立したわ、私みたいな小物はお役御免よ」
ミロはせっかく再会したので酒でも飲もうと誘ったが、裴照は安護(アンゴ)府の時と同様、黙って行ってしまう。
一方、偶然にも西域の老人に助けられた顧剣(コケン)は回復し、恩人に別れを告げていた。


皇帝はまるで自分の健康状態が不安とでも言いたげだと機嫌を損ねたが、確かに忠王の言い分にも一理ある。
丹蚩(タンシ)滅亡で西域諸国に不安が広がぬよう西州と和親を結んでおきながら、九公主が来てから数ヶ月過ぎても皇太子は決まらず、婚儀は先延ばしになっていた。
そこで忠王は皇后に嫡子がないなら″長幼の序″だと進言、年齢で考えれば二皇子の宣徳(セントク)王・李承鄴(リショウギョウ)が妥当だという。
また丹蚩との戦で大きな手柄を立て、誰よりも人望が厚いのも事実だった。

悩んだ皇帝は右相・高于明(コウウメイ)に世継ぎについて相談した。
すると驚いたことに高于明は皇子の中で一番の年かさである宣徳王を推挙する。
そこで皇帝は丹蚩で戦功を挙げた翊王も悪くないと牽制した。
高于明は大叔父として翊王を推したいのは山々だが、世継ぎは国の大事、若く経験の浅い翊王には荷が重いという。
これで皇帝の心は決まり、李承鄴は念願叶って立太子の詔を賜った。

その頃、方(ホウ)尚儀は覚えの悪い九公主に手こずっていた。
すると女官・永娘(エイジョウ)が駆けつけ、宣徳王が皇太子となり、100日後に婚礼の儀だと報告する。
一方、皇太子の座を逃した李承鄞(リショウギン)は独り、がらんとした東宮を眺めていた。
ちょうど通りかかった裴照が気づき、そろそろ要人たちが祝辞を述べに来ると声をかける。
「明日、二哥が東宮に入られる、新しい主としてな…
 裴照、西州から戻って以来、お前と話しがしたかった
 だが何をどう話すべきなのか、よく分からなくてな」
「ご安心を…幼い頃、心に固く誓いました、私の主はあなた独りだと…
 野望を抱いていても構いません、豊朝(レイチョウ)のために動けばよいのです
 私は殿下のおそばにいます」

高坤(コウコン)はさすが父だと称賛した。
皇帝の懸念を晴らし、その意向に添いつつ、宣徳王をあえて矢面に立たせるとは…。
高于明は″出る杭は打たれる″と話し、忠王が焦って宣徳王を皇太子にしたことが裏目に出ると踏んでいた。
「他の皇子たちはかなり焦っているはずだ、宣徳王の弱みを探しているだろう」
立太子も廃太子も皇帝の一存で決まるもの、まだどうなるか分からない。
すると高坤は李釅(リゲン)が戸部へ配属になったと報告した。

寝支度をしていた小楓はふと2度しか会ったことがない宣徳王に嫁ぐのかとぼやいた。
確かに人柄も良く、品のある素敵な人だと分かっているが、一緒にいると息が詰まりそうになる。
あの堅苦しい性格の相手と一生を共にするのだろうか。
「西州に帰りたい…でもダメなの、家族や西州の民を守らなくちゃ」
アドゥは記憶を失った公主が愛してもいない男に嫁がねばならないと思うと胸が痛んだ。
「アドゥ~また泣いてる!いいのいいの、心配させてごめん、ミロの店に行こうか?」
2人は攬月(ランゲツ)閣を抜け出そうとしたが、運悪く永娘たちが現れ、慌てて引き返した。

永娘は太皇太后から夜食の差し入れが届いたと伝えた。
女官の話では宮中に賊が現れたため、警備が強化されているという。
どうやらしばらく宮中を抜け出すことは無理らしい。
その夜、寝付けない小楓は窓を開けて月を眺めていた。
しかしふと月明かりの下、木の枝に白い影を見つける。
「はっ!賊だわ!」

驚いた小楓は慌てて窓を閉めることにした。
するとその時、賊が部屋に飛び込んで来る。
ヾ( ๑≧ꇴ≦)ノ<うわあーっ!
顧剣は咄嗟に小楓の口を手で抑え、もう一度だけ信じて欲しいと訴えた。
「シァォフォン、愛していない男に嫁いではダメだ!」
その時、小楓の悲鳴に気づいたアドゥが駆けつける。
顧剣とアドゥは互いに驚いて一瞬、立ちすくむと、その隙に小楓は窓から逃げ出した。
「誰か!誰か来て!刺客に襲われたの!」

小楓は衛兵を連れて戻って来たが、すでに刺客もアドゥもいなかった。
すぐに裴照が寿仁宮の部屋をしらみつぶしに探し始めると、永娘はアドゥの居所なら必要ないと見逃してくれる。
実は顧剣はアドゥの居所の梁(ハリ)に隠れていた。
顧剣は梁から飛び降りると、小楓が自分を覚えていなかったと訴え、なぜ和親に承諾したのか尋ねる。
しかしアドゥは声が出ないと教え、ただ泣くことしかできなかった。

李承鄞は柴牧の屋敷で将棋を打っていた。
すると柴牧が高于明が皇帝の意向に沿ったと見せかけて皇太子を矢面に立たせたと指摘する。
李承鄞には意味が分からなかったが、柴牧は他人の駒になるのが嫌なら自ら打って出るべきだと助言した。
「高右相と組めと?」
「太子一派の勢力拡大を望まない高右相は、殿下を切り札として使いたいはずです
 高右相は殿下の大きな力となりましょう、味方につけて太子の座を奪うのです」
そこへ裴照が訪ねて来た。
実は先ほど宮中に男が侵入、顧剣ではないかという。
しかし記憶のない李承鄞はなぜ柴牧を訪ねず、顧剣が王宮に現れたのか分からなかった。

裴照は門前で王府に戻る翊王を見送った。
すると思った通り物陰に潜んでいた顧剣が現れる。
「一体、何があったのか教えてくれないか?」
「九公主が忘川に飛び込んだ、翊王もその後を追ったのだ
 九公主と翊王は愛した人の記憶が消えている、アドゥは自ら毒を飲んだ」
「だから私を忘れていたのか…何ということだ」
顧剣は自分がここに来たことは他言無用だと釘を刺し、再び闇に紛れた。

李承鄞は早速、相府を訪ね、高于明に接触した。
そこで丹蚩で大功を立てられたのも高顕(コウケン)のおかげだと感謝する。
現在、丹蚩の残党が国境で暴れているが、ちょうど父皇が丹蚩を治める将軍を探しているため、高顕を推挙すると話した。
しかし高于明は誰が丹蚩を治めようと構わないという。
「ただあなたは絶対に都に残らねばなりません
 太子は宣徳王に決まりましたが、備えを怠らなければ大切な時に力を発揮できます」
すると高坤が先日、李釅が仏像を作るという理由で多額の金を申請したと報告した。
仏像の管理といえば戸部の仕事だが、実は忠王から息子に仏像の管理を任せて欲しいと頼まれ、李釅も先日から戸部で働いているという。
「私は戸部尚書ですが、疑いがあっても内部の者は調べにくいのです…」
高坤は翊王に李釅が何を企んでいるのか調べてもらえないかと頼んだ。

皇帝は朝議で西域を熟知した者を選び、鎮北侯(チンホクコウ)に封じて丹蚩を治めさせると決めた。
そこで翊王は高顕を推薦したが、李釅が身内を推すのかと揶揄する。
すると高于明が予想していた通り、李釅は丹蚩で勝利できたのも翊王のおかげだという理由で李承鄞を推挙した。
李承鄞は荷が重すぎると辞退したが、確かに西域に半年ほど暮らして理解を深めたと認め、この機に西域の地方志を改訂したいという。
皇帝は李承鄞の堂々とした上奏に感心し、改訂を認めて人選については改めて話し合うことにした。

李承鄴は東宮へ戻った。
すると李釅は李承鄞が女子のために高い地位と軍の指揮権を蹴ったと呆れる。
しかし李承鄴は五弟が一度でも都から離れたら権力中枢に戻れないと分かっているからだと否定した。
李承鄞が引き受けてくれれば安心できたが、拒否した以上は用心する必要がある。
「何か企んでいるはずだ、翊王府を見張れ」

つづく


(^ꇴ^)師父wwwいちいち笑かすのやめて~(←違うけどw





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最終更新日  2020.12.05 14:09:52
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