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第34話「未練」

敏(ビン)夫人は李斯(リシ)に左丞相・昌平君(ショウヘイクン)を規範とするよう助言した。
実は昌平君は大王の気性をよく理解し、孤独を装っていれば安心だと知っているという。
「たとえ同じ楚人でも大王が敬遠している祖太后とは距離を置いているでしょう?」
敏夫人は大王の心の奥を理解しなければ勝機はないと教えた。

一方、解放された燕(エン)の丹(タン)太子はこれも荊軻(ケイカ)のおかげだと心から感謝した。
また協力してくれた侠客が秦舞陽(シンブヨウ)だと知り、さすが燕の将軍・秦開(シンカイ)の孫だと称賛する。
その時、荊軻は高漸離(コウゼンリ)がひとり出ていく姿に気づいたが、引き止めるきっかけを失った。

実は賭場で秦から来た商人から聞いた話だったが、丹太子の救出のどたばたで話す暇がなかった。
寝耳に水だった樊於期は憤怒、あまりの衝撃で失神してしまう。

秦舞陽は樊於期を部屋へ送って行った。
話を聞いた韓申(カンシン)は急に秦王宮に残して来た麗姫(レイキ)が心配になり、すぐ任務に戻ることにする。
すると丹太子は成蟜(セイキョウ)の居場所なら知っていると言った。
「しかしなぜ麗夫人が成蟜を探している?」
「麗夫人は先日、大王から弟を流刑にした後悔を聞き、兄弟を再会させようと考えたのです
 それで私が文を届けに…
 大王には事情を伝えていません、帰国を拒まれても大王は知らぬままです」
丹太子は麗姫の心遣いに感心し、自分を助けてくれた恩返しに協力することにした。



麗児の話を聞いた荊軻は動揺し、その夜、久しぶりに酒をあおった。

そんな2人の様子を荊軻を追いかけて来た蓋蘭(コウラン)が見ていた。

嬴政は麗姫が心配で永巷(エイコウ)にやって来た。
すると麗児と侍女・清児(セイジ)の会話が聞こえ、そのまま物陰に立ち止まって耳を傾ける。
「夫人、なぜ危険を冒してまで丹太子を助けたのですか?」
「″弱き者の味方であれ″と爺爺に言われてきたの…」

…昔、麗姫と荊軻は近くの山の頂に登ればとても大きな美しい満月が見られると知った
そこで山を登り始めたが、その道中、追われる少年に出くわす
麗姫と荊軻は迷わずその少年を助け、危機を逃れた3人は山頂へ登った
空には大きな美しい満月が輝いていたという
3人は月に願いをかけ、そして誓った
この夜を忘れず、ずっと友として助け合おうと…
結局、3人は別々の道を歩むことになった。
麗姫はまさかあの少年が嬴政とは知らず、少年がその夜を覚えているかどうか今はもう知る由もないという。
「でも3人は大切なものを手に入れた…義の心よ」
すると麗姫は義心から丹太子を帰国させようと思ったという。
「清児に愚かだと思われても後悔していない」
「愚かだなんて思いません、ただその傷が痛々しくて…」
「大王の心の傷に比べれば大したことないわ…大王の信頼を私は裏切った」
投獄されてもなお嬴政を気遣う麗姫、嬴政は合わせる顔がなく、そのまま引き返した。

気がつくと嬴政は南宮の母を訪ねていた。
すると太后は枕を幼児代わりに抱いてあやしている。
「麗児はどこなの?」
「麗児は罪を犯した、永巷にいる…余を欺いたのだ、余は嘘が最も嫌いだ」
しかし太后は麗児が嘘をつくのは愛している証拠だと言った。
「あんなに良い子が嘘をついたのよ?あなたより苦しんだはず…
 あなたを想うゆえの嘘よ、私も同じ…愛していなければ嘘をついたりしない
 真実なんて本当は知らなくても構わない、どうせ月日は流れて行くもの
 大王、この世は黒と白だけで分けられない、是非を決めればそれで幸せだと?」
|ω・`)太后!どした!

蘭児は泥酔した荊軻を部屋へ送り届けた。
しかし荊軻はここにいるはずのない麗児の姿に困惑し、夢だと誤解して本音をぶちまけてしまう。
「もう完全に吹っ切れたと思ってた…これで蘭児の気持ちに応えてやれると…
 なのに俺の前髪は…ゥッ…まだどうしてもまとまらない!情けない前髪だ!」
荊軻は未だ麗児を忘れられない自分に気づき、深く失望した。
「情けない男だろ?…俺はバカだ!どうしよもない大バカだ!」
「ばかじゃないわ…本当にバカなのはこの私よ…」
蘭児は号泣する荊軻を抱きしめ、優しくなぐさめた。



麗姫が寵愛を失い、華陽(カヨウ)太后はようやく楚良人の謁見を許した。
後宮は女の戦場、誰が勝つかは最後まで分からない。
これまで辛抱してきた祖太后は今度こそ麗姫を容赦しないと決めた。

翌朝、荊軻が目を覚ますと隣で蘭児が寝ていた。
「ごめん、いや本当に申し訳ない…」
「謝らないで、私たち何もしてないわ」
「だが軽率なことをして…」
荊軻は泥酔していたとはいえ、蘭児の名節を傷つけることになったと激しく落ち込んだ。
しかしその様子を見た蘭児はかえって落胆し、逃げるように出て行ってしまう。
「私が嫌いならもう会わない…」
「そうじゃないんだ…あ」

高漸離が荊軻を訪ねようとした時、突然、部屋から蘭児が飛び出してきた。
すると後を追うように荊軻が顔を出す。
「蘭児が来ていたのか?…隠すことはない、蘭児と…」
「高大哥…蘭児とはそんな関係じゃない」
「…無粋なことを言って悪かった」
すると高漸離は話があると言った。

皇太后は麗姫の処遇を朝議で話し合うことにした。
本来なら妃の罪は後宮の問題だが麗夫人の罪は謀反、後宮に置くわけにいかないという。
すると嬴政は趙高(チョウコウ)に耳打ちしてどこかへ行かせ、この件はひとまず保留にしたいと言って李斯を御前に呼んだ。
「麗夫人に二心ありと申したな?どう処分すべきか答えよ」
「ぁ…後宮の事件ですので意見は控えたく存じます」
李斯は同じ過ちを繰り返すまいと慎重だったが、急に態度を変えたせいで結局、嬴政の不興を買ってしまう。
「どうした?麗夫人を拷問して疲れたのか?!なぜ何も言わぬ!」
その時、突然、天明(テンメイ)が大殿に入って来た。
「父皇!父皇!どこにいるの?」
嬴政は父と母に会いに来たという天明を抱き上げ、居心地の悪い朝議を引き上げてしまう。

高漸離は荊軻に丹太子に関わらないよう忠告した。
長年、秦の人質として策を巡らしながら生きて来たのだ。
丹太子は実はしたたかで油断できない男、恐らく荊軻に礼を尽くすのは利用するためだという。
「いつも豪放で心の広いあなたが…なぜ丹太子に偏見を?らしくない」
「…とにかく付き合わぬ方が身のためだ…いいか、燕にも行くな」
しかし荊軻は命の恩人である田光(デンコウ)との約束を反故にできないと言った。
高漸離は仕方なく燕に行って何が起きようと師の期待に背くことはするなと釘を刺しておく。
「天下の民に恥じぬ生き方をしろ」

嬴政は天明を趙高に預け、李仲の報告を聞いた。
「手はずは整いました、咸陽(カンヨウ)の郊外に屋敷を用意しています
 いつでも麗夫人はお移りになれます」
嬴政は麗姫を自分のそばに置けば皆に傷つけられるだけだと考え、束縛しないと決めた。
一方、韓申は丹太子から聞いた成蟜の屋敷にたどり着いた。
そこで早速、訪ねてみると、実は成蟜に妻子がいると分かる。

麗夫人の処分が決まらず悶々としていた楚夫人、すると見知らぬ侍女が現れ、麗姫が呼んでいると伝言した。
そこで麗姫の落ちぶれた姿を見るのも一興だと出かけてみたが、思いがけず麗姫から驚くべき真実を知る。

「ある公子は庶子の生まれで、高官の娘と愛し合い将来を約束したの
 自分が太子になれば太子妃にするとね
 その後、公子の母が大王に寵愛され、元の太子は廃されて公子が継承者に…
 公子は太子になると途端に多くの美女を集め、娘との約束など忘れてしまった
 娘は復讐を誓い、廃嫡された元太子と手を組むことにしたの
 作戦の手始めは大国に嫁ぎ、王の妃となることよ」
「大国って…秦のことね」
楚夫人はようやくその娘が敏夫人だと気づいた。

つづく

(  ̄꒳ ̄)迫り来る危機…じわじわ来るわ~





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最終更新日  2021.09.14 19:18:02
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