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第19話「父との確執」

蘇錦児(ソキンジ)は猛毒とは知らず、上陽(ジョウヨウ)郡主・王儇(オウケン)のお茶に薬を混ぜた。
すると厨房に玉秀(ギョクシュウ)が現れ、自分が茶菓子と一緒に運ぶと気を使う。
錦児は動揺を悟られまいと玉秀に後を任せ、先に王妃の元へ戻った。

錦児は王妃に三皇子・馬子澹(バシタン)の屋敷で世話になっていたと報告した。
皇帝の病が悪化しているが、王妃もさぞや心配だろう。
「そうね…」
王儇は叔父の仕打ちを考えると、何とも答えようがなかった。

錦児は王妃にお茶を差し出すと、王儇は何の疑いもなく口をつけた。
すると錦児は三皇子に仕える者がいないと心配する。
「そうね、子澹哥哥のところへ行って…私たちが帰京したら帰って来てね」
「はい、では失礼いたします…王妃、お茶をごゆっくり」
そこで玉秀も王妃にそろそろ休むよう勧めて部屋を出たが、錦児の様子はどこかおかしかった。



回廊を歩いていた錦児の前に突然、黒装束の刺客が現れた。
「騒ぐなっ!皇太子妃の使いだ、王妃に飲ませたか?」
「茶に入れ、口にするのをこの目で確認したわ…」
しかし王儇は無事だった。
あの時、錦児が出て行った後、玉秀はうっかり茶碗を落とし、茶をぶちまけてしまう。
実は王儇が飲んだお茶は玉秀が入れ直したお茶だった。


すると侍女に扮した護衛が駆けつけ失敗、慌てて逃げ出したが、宋懐恩(ソウカイオン)に阻まれ捕縛されてしまう。
懐恩は刺客の覆面を取って確認したが、男は毒を飲んで自害した。
「暉(キ)州は平定した、一体、誰が王妃の命を?」

翌朝、王儇は帰京することになった。
暉州のことは牟連(ホウレン)と夫人に任せ、すっかり元気になった恵心(ケイシン)には喪が開けたら皇都の屋敷へ来るよう告げる。


皇都では王藺(オウリン)が寧朔(ネイサク)軍に潜入させた間者から音沙汰がないことをいぶかしんでいた。
すると弟の王栩(オウク)が駆けつけ、どうやら間者だと勘づかれたらしいと報告する。
王藺は阿嫵(アーウォ)が帰京するため新たな間者を送ることを断念、今は呉謙(ゴケン)の護送が最優先だと言った。
「早急に黒幕を吐かせろ、先延ばしにすると危険だ」
「お申し付けの通り徐授(ジョジュ)の屋敷を調べたところ、温宗慎(オンシュウシン)の文を発見しました」
文には蕭綦(ショウキ)暗殺についての記述はなかったが、温氏と皇帝、謝淵(シャエン)が絡んでいたのは明白だった。

謇寧(ケンネイ)王を追撃する寧朔軍は足止めされていた。
実は北方では皇帝の病を良いことに丞相が朝廷を掌握、軍の指揮権は皇后一族にあると噂されている。
謇寧王の出兵は奸臣を排除するためであり、丞相の婿である豫章(ヨショウ)王も一味だと疑われていた。
そのせいで康平(コウヘイ)王たちは城門を開こうとしなかったが、靖安(セイアン)侯は通行を認めてくれたという。
蕭綦は頭を悩ませた。
「前には謇寧王、周辺に江南の皇族たちがいる…手を組まれたら強大な力になるな」

王儇の一行は宋懐恩が先導、王妃の馬車を龐癸(ホウキ)が警護し、無事に城門へ到着した。
すると子澹たちはそこで列を離れる。
玉秀は初めて見る皇都の賑やかな様子に心を躍らせたが、王妃はどこか沈んでいるようだった。
「母が心配なの…まずは実家に行って母に会うわ」
しかし出迎えてくれたのは父だけだった。

王藺は前庭に現れた阿嫵の元気な姿に安堵した。
思わず両手を広げ、娘を抱きしめようとする王藺、しかしわだかまりが解けない王儇は父と距離を取り、丁重に拝礼する。
すると屋敷の中にも母と兄の姿はなかった。
王藺は母なら阿嫵を心配して床に伏せていたが回復し、今は慈安(ジアン)寺で静養中だと説明する。
驚いた王儇はすぐ慈安寺に行こうとしたが、王藺は明日の朝にするよう命じ、せめて食事に付き合って欲しいと引き留めた。
王儇は一旦はおとなしく座ったものの、結局、料理に手もつけず早々に帰ってしまう。

皇宮では薛道安(セツドウアン)が皇后の薬を密かにすり替え、皇帝に飲ませていた。
しかし皇后の間者である侍従・金全(キンゼン)に勘づかれ、皇后の耳に入ってしまう。
激怒した皇后は薛道安が皇帝に薬を飲ませていなかったと断罪、すると驚いた皇太子・馬子隆(バシリュウ)が父の忠臣だとかばった。
皇后は皇太子に免じて命だけは助けたが、尽善司に移動させてしまう。
「金全、今日からお前が陛下にお仕えしなさい、薬を忘れるでないぞ、毎日飲ませるのだ」
こうして皇帝は再び青雲(セイウン)道士の怪しい毒を飲まされてしまう。

王儇が門を出ようとしていると、王安(オウアン)が慌てて追いかけてきた。
実は王藺が季節外れの金木犀を温室で育て、娘の好物である桂花の菓子を作らせたという。
「どうかお持ちになって下さい」
玉秀は黙っている王妃の代わりに重箱を受け取ろうとしたが、その時、王儇が自ら手を伸ばした。

王儇は帰りの馬車の中で重箱を開けた。
好物の桂花の菓子をながめながら、幼い頃、父と一緒に食べた日を懐かしむ。
しかし蕭綦から聞いた真実が頭をよぎり、父からの愛情を素直に受け取ることができなかった。

一方、暉州で阻止された謇寧王はわざと百里ほど後退し、寧朔軍の食料を消耗させていた。
また藩王の多くが蕭綦を煙たがって城門を開かず、通行できない寧朔軍は苦戦を強いられている。
もはや食糧も残りわずか、蕭綦はあと3日で食糧を確保できねば撤退すると決めた。

天幕を出た側近たちは寧朔軍に撤退などありえないと憤った。
すると胡瑶(コヨウ)は思わず王妃と結婚したせいだと口を滑らせる。
胡光烈(ココウレツ)は妹を叱責、王妃の暉州での功績を称え、例え事実でも大王の女人だと釘を刺した。

豫章王府に王儇が戻った。
屋敷の準備に追われていた使用人たちだったが、手を止めて整列し、主人を迎える。
玉秀は皇都の屋敷を見回しながら、寧朔より千倍も立派だと感激した。
すると王儇はふと上階を見上げ、婚礼の夜を思い出す。
あの時、置き去りにされた腹いせに露台から冠を投げ捨てたことが遠い昔のことのようだ。

つづく





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最終更新日  2021.11.04 22:48:13
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