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2022.09.01
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カテゴリ: 山河令 全36話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です


山河令 Word of Honor
最終話「天人合一/もう一つの結末」

周子舒(ジョウズーシュー)は身体から釘を抜き、余命はわずかだった。
「猶予はない、晋(シン)王が武庫を開けるのを阻止せねばならぬ」
衝撃を受けた張成嶺(ジャンチョンリン)は極悪人である晋王のために師匠が犠牲になるなど納得できない。
「師父、なぜ晋王を殺さぬのですか?!」
しかし周子舒はこれも大義のためだと言った。
西北を支配する晋王の地位を狙うものは多く、晋王を殺せば皆が一斉に蜂起してしまう。
周子舒が晋王をあえて負傷させるにとどめたのは勢力の均衡を保つためだった。

 そうなれば四季山荘の心残りだけでなく、戦による亡魂まで背負うことになるのだ」
「…ごめんなさい、師父」
ついに琉璃甲(ルリコウ)を集めた晋王、次は必ずや陰陽冊を狙うだろう。
万が一にも陰陽冊で晋王が全快すれば周子舒の努力が水の泡に帰す。
「お前との縁は思ったより浅かった、しかし弟子としてこの言葉だけは覚えていてくれ
 太師父の口癖でもあった、″仁義に生きる侠客は国と民に尽くせ″と…」
周子舒は必死に涙をこらえる成嶺を抱きしめた。
「無用の身で有用なことを成せるのはこの上ない幸せだ、だから悲しむな」

周子舒は七爺(チーイェ)・景北淵(ジンベイユエン)と大巫(ダーウー)・烏渓(ウーシー)に張成嶺と温客行(ウェンコーシン)の世話を頼んだ。
すると景北淵は晋王の本当の狙いは陰陽冊ではないと指摘する。
周子舒も知っての通り晋王と七爺は沙陀(サダ)族の末裔、祖先が反乱を平定して国姓を賜り、節度使に任じられて現在の繁栄を得た。

「代々、受け継がれた伝説によれば、かつて先祖が中原の果てに宝庫を残している
 宝庫には天下安泰の秘密が隠され、探し当てれば衣食に困らず、流浪せずに済むという
 宝庫には6個の鍵があり、六族の族長が保管していた…琉璃甲の話と似ていないか?」
これまでただの絵空事だと思っていたが、周子舒の父親を殺したのが前晋王だと聞いて昔のことを思い出したという。
「老晋王は当時、間もなく秘密を探し出せると言っていたが、結局、進展はなかった

 ″長年、探していた物が消え失せた″、″裏切りられた″と…
 ちょうどその頃だ、お前の父君の死を知ったのは」
周子舒は龍雀(ロンチュエ)から聞いた武庫の経緯を思い出した。
…お前の師父が見つけた前王朝の地下宮殿を私が改良して完成させた
…錠も鍵もお前の師匠と友人が遊歴中に入手した
「まさか師父の友人とは父上だったのか」
韓英(ハンイン)が父は暗殺されたと言った時はにわかに信じられなかったが、周子舒はようやく合点がいった。

周子舒はすぐ出立することにした。
「成嶺、俺の言づけを復唱してみろ」
「師父は重傷ゆえ七爺と大巫が治療のため、海の向こうへ連れて行きました…ゥッ…
 帰りを待つ間、私と師叔で四季山荘を再建するよう命じられました」
「出来損ないめ!泣き顔では師叔を欺けぬぞ!」
しかし周子舒は愛弟子の想いを汲んで諦めた。
「あの世で俺が恨みを募らせていいなら…勝手にしろ」
「(はっ)精進します!」
こうして周子舒は昏睡している温客行を残し、独り武庫を目指した。



一方、蝎王と段鵬挙(ドワンポンジュー)たちついには雪原に眠る伝説の武庫に到着していた。
趙敬(ジャオジン)は輿の中から段鵬挙が琉璃甲をはめ込む様子を眺めていたが、なぜか肝心の鍵が合わない。
驚いた蝎王は必死に鍵を差し込もうとするも失敗、そこに突然、周子舒が現れた。
段鵬挙はすぐ振り返ったが時すでに遅し、首を切り裂かればったり倒れてしまう。
「周子舒!…解放したのに、なぜ谷主は私を欺いたのだ!」

蝎王は偽物の鍵を投げ捨て激怒、すると周子舒は琉璃甲に偽物があれば当然、鍵にも偽物があると涼しい顔で言った。
どうやら晋王は来ていない。
「…まあよい」
しかし武庫の門を覆っていた氷を壊したせいで、日が昇ると同時に気温が上がり、雪崩が起こった。
蝎王たちは武庫どころではなく一斉に逃げ始めたが、周子舒はこれが天意だと目をつぶる。
その時、温客行が駆けつけ、いきなり周子舒のかんざしを抜いた。

周子舒は気配を感じてふと目を開けた。
すると温客行がかんざしのからくりを解いて鍵に戻し、武庫を開門する。
「走るぞ!」
雪崩に巻き込まれる蝎王たち、しかし温客行と周子舒は危機一髪のところで武庫の中へ逃げ込んだ。

温客行は周子舒を晋州から救出した時、身支度を手伝いながら自分のかんざしを挿しておいた。
死を偽装する計画だったため、安心して鍵を預けられるのは周子舒だけだったという。
「両親は鍵の利害を知ってかんざしに作り変えた
 あの時、鬼谷がどんなに探し回っても見つけられなかったはずさ、私の頭にあったからな
 …ったく周子舒!何て大馬鹿なんだ!あの老妖怪に感謝しろ!」
実は張成嶺は師匠を救うため葉白衣(イエバイイー)を頼っていた。
『愚か者どもめ!始末に負えぬ奴らだ!』
すると葉白衣は七爺たちが止めるのも聞かず、温客行を夢から目覚めさせようとする。
『お節介です!運命を共にする仲ゆえ、荘主が死ぬと知ったら…』
『縁起でもない!私より先に誰も死なせぬぞ!』

周子舒と温客行は地下宮殿に入った。
かつて師匠たちはここで鍛錬していたのだろうか。
今ではその面影もないほど殿内は老朽、そこで2人は早速、正殿の奥にある書庫へ向かった。
噂通り確かに武林門派の奥義書があったが、つぎの石室にはなぜか農耕に関する書物ばかりが並ぶ。
2人はさらに地下へ降りた。
すると温客行は仰々しい化粧箱を発見、その中からついに″六合心法″を発見する。
「あったぞ!」

しかし周子舒はその部屋に備蓄された穀物を見ていた。
封印には拓掲文字が記されていたが、どうやらこの穀物で飢えをしのぐことは無理らしい。
「いつから放置されていたんだろう?20年やそこらでは朽ちないはずだ」
「(はっ)そうか!分かった!これが天下安泰の秘密だ!」
伝説によると秘密を探し当てれば沙陀族は衣食に困らないと言っていた。
ここにあるのは農具や穀類、拓掲語に訳された農書、これこそ拓掲の祖先が残した秘密だったのだ。
遊牧民が農耕を習得し自給自足の暮らしを送れることができれば、確かに天下安泰になる。
すると温客行は晋王が穀物と農具のために労力を費やしと思うと笑いが止まらなかった。

周子舒はこれで全ての謎が解けた。
あの時、龍雀も師匠が苦労して琉璃甲を得たが、中には大した物がなかったと証言している。
恐らく父は前晋王の依頼でこの宝庫を探し当てたのだろう。
しかし穀物しかなかったと報告しても、前晋王の性格からして信じるとは思えず、師匠まで巻き添えになると悟ったのだ。
「父君は師父に宝庫の意義さえ伏せたのやも…
 だから師父はここを武庫として提供したんだ、空っぽの庫だからな
 晋王が知ったらどんな顔するか見たいな~(´゚艸゚)∴ブッ」
すると周子舒はその前にまず雪に埋もれた地下宮殿で生き延びなければならないと呆れた。
「俺たちは閉じ込められたんだ
 もし出口を見つけて脱出できるとしても、氷雪を食べてどれほど生き延びられる?」
「ふっ、葉白衣が氷雪で何年、生き長らえたと?」
葉白衣は六合心法で若さを保って神仙のように生きていたが、当然、弊害があった。
実は長明山にこもっていたのは人天の境界を踏み越えたが最後、極寒の地に住み続け、氷雪しか口にできないからだという。
ひとたび俗世の料理を食べれば雪が溶けるように老化が始まる。
葉白衣が2人と知り合ってから急に白髪が増えたのはこれが理由だった。
「老妖怪は生ける屍の状態に嫌気が差し、むさぼり食ってたんだ…」

周子舒と温客行は向かい合って座った。
六合心法とは破壊と構築、地獄の苦しみを得た後に経脈が再構築されて生まれ変わる。
だが体質により苦しみの長さが異なるため、2人で助け合い修行せねばならなかった。
相手が限界に近づいたら真気を送り共に乗り切る。
すでに触覚も失った周子舒は痛みを感じないと笑ったが、温客行は葉白衣と大巫からすでに助言をもらっていた。
「修行を始めてお前が視覚と聴覚を失おうと慌てることはない
 体内の気の流れに集中しろ、難関を越えれば五感は回復する、それを何度が繰り返す」
「分かった…始めよう」

やがて周子舒は完全に何も聞こえなくなった。
すると温客行は今なら正直に話せると気づき、全てを明かす。
「阿絮(アシュー)、お前は天窗(テンソウ)の首領で疑り深いはずだろう?なぜ私を信じ切れる?」
その時、温客行の髪が真っ白になった。

…葉白衣は周子舒が眠らせた温客行を目覚めさせ、周子舒を救う方法があると教えた
ただし温客行の命と引き換えだという
『どうする?』
『願ってもない!』
すると葉白衣は温客行に六合心法を授けると決めた…

温客行は自分を欺こうとした仕返しだと笑った。
「今回の嘘は大したことじゃないだろう?
 残された者こそ辛く苦しい…お前は私の師兄だ、引き受けてくれ」

…猛烈に暴れる六合の真気に血肉の身体は耐え切れぬ
…自らを犠牲にした者から鍛錬した真気を受け取ってこそ経脈を再構築して生死の境界を越えられる
…その者は経脈が壊れて白髪に変わる
…ある者の犠牲により天人合一の呪いを受け私はここまで生き長らえたが
…すべてはこの日のためだったのだな

周子舒は全ての感覚を取り戻し、そっと目を開けた。
しかし目の前の温客行は白髪となり、ふいに力なく腕が落ちてしまう。
周子舒は咄嗟に温客行の両手を受け止め、ようやく温客行が自分のために犠牲になったと知った。



月日は流れ、張成嶺は幼い弟子たちに昔話を聞かせていた。
「雪崩によって蝎王と趙敬は雪山に葬られ、頭目を失った毒蝎は江湖から消えた」
「では師父、武庫の2人はどうなったのですか?」
「六合心法を会得するには自らの身体を喜んで犠牲にしてくれる者が必要だ
 六合の真気を相手に渡した者はいくら武芸に秀でていても、
 即死を免れたところで最終的に経脈が途絶える…」
「2人は会得できたのですか?」
しかしそこへ高小怜(ガオシャオリエン)が可愛い少女を連れて現れ、話は終わってしまう。
「でぃえでぃえ!」
「念湘(ニエンシアン)~良い子だな」
成嶺が娘を抱き上げると、小怜は門弟たちに何の話をしていたのか聞いた。
「高(ガオ)師姑、六合心法のお話です」
「成嶺ったら、またある事ない事ばかり話して…」

一方、雪山では独りの少年が修練に励んでした。
「前輩!ご指導ください!」
「良かったぞ、お前の年頃の我が弟子より数段上だ、ただ剣の出し方に若干、迷いがある」
少年が崖を見上げると、周子舒の姿があった。
その時、眩い光を背に白髪の温客行が現れる。
「阿絮、また子供を惑わせたな」
すると2人は少年がいることも忘れ、しばし手合わせに興じた。



父親が息子を迎えにやって来た。
「でぃえでぃえ、私は未熟ですか?母上は達者だと…」
「お前のせいではない、お二人は生涯、やり合ってきた
 また神々の戯れだ、いつ終わるともしれない、さあ、もう母上のところへ帰ろう」
「うん!」
その少年の父親は鄧寛(ドンクワン)だった。




( ゚д゚)えーと…正解がお分かりの方はご連絡くださいw
ちなみに本国配信では成嶺師匠の場面で終わりでした
で、番外編として″神々の遊び編″が配信されています
さらにWOWOWさんとLaLaTVさんではエンディングの場所が入れ替わっているという…謎w

せっかく楽しく視聴できたのに…
まあ私にとっての最終話は阿湘の死だったのかも( ̄▽ ̄;)

あらすじが遅くなりましたが、お付き合い頂いた皆様、ありがとうございました(^ꇴ^)ノ





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最終更新日  2022.09.01 21:36:18
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