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2022.09.30
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第26話「折れた簪」

焉陵帝姫(エンリョウテイキ)・褚琳琅(チョリンロウ)は闘茶で清海(セイカイ)公・方鑑明(ホウカンメイ)に完敗した。
旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)は鑑明が相手で牡丹(ボタン)は上の空だったと揶揄し、気を利かせて鑑明に琳琅を送るよう命じる。
しかし鑑明は城門まで見送ると、あとは陳哨子(チンショウシ)に任せて引き返した。

一方、偶然、師匠と帝姫の闘茶の様子を見かけた方海市(ホウハイシー)は褚琳琅への疑念を深めていた。
褚琳琅と言えば幼い頃から香と茶芸に秀でていたはず、時間が経って記憶が曖昧になることはあっても、一度、極めた技まで振り出しに戻るはずがない。
しかし方卓英(ホウタクエイ)は海市が師匠に何かと接近しようとする帝姫に嫉妬して疑り深くなっていると気づき、思わず鼻で笑った。

その夜、方鑑明が窓際に下げた捕夢鈴(ホムレイ)を眺めていると、陳哨子がやって来た。

陳哨子が報告を終えて出て行くと、鑑明はふと綾錦司(リョウキンシ)の典衣・鞠柘榴(キクシャリュウ)の話を思い出した。
実は海市の指摘を受けて密かに帝姫の香に注意していたが、確かに何か引っかかるという。
すると回廊から陳哨子と海市の話し声が聞こえてきた。
「小公子」
「夜食を食べて来たんだ、もう寝るよ」
海市は陳哨子と別れて部屋に戻ろうとしたが、その時、かんざしが落ちて割れてしまう。

方卓英は海市に頼まれ、武郷(ブキョウ)侯府・周幼度(シュウヨウド)を昭明宮に招いた。
その洒脱なたたずまいはまるで方鑑明のよう、しかし周幼度は高名な清海公と自分では月と蛍の光ほど違うと謙遜する。
そこへちょうど卓英が香料を抱えてやって来た。
海市は調香に詳しい周幼度から教えを請いたいと頼み、牡丹と蓮それぞれの香袋を渡す。
すると周幼度は匂いだけで帝姫の愛用の牡丹の香だと分かった。

 一方、芰荷香(キカコウ)は燻した蓮に芸香(ウンコウ)や都夷(トイ)など7種類の原料を合わせる」
ただし辟寒と都夷は相容れない性質のため、合わせて使うと全身に赤い発疹が出るという。
例え同じ場所に置いておくだけでも全身に発疹が出るというのだ。
周幼度は香譜で帝姫愛用の香の処方を見たことがあるため間違いないと言った。
しかも手順を記したのは清海公だという。

「私に聞かずとも身近な達人に聞けば済んだのに…クスッ」
かつて都では若者たちが集まっては茶と香に興じ、中でも清海公が作る香は異彩を放っていた。
しかし皇帝が即位後に質素を望み、今では下火になってしまったという。
…師父も最初から帝姫を疑っていたのね、何かお考えがあるのかしら…

↓( ゚ェ゚)oO(師父?…いや触角がないから違うw


方鑑明が昭明宮に戻ると、涼亭にいる海市たちに気づいた。
その時、偶然、香の匂いを確認しようとした海市と周幼度が近づき過ぎて頭をぶつけてしまう。
2人の親密な様子に面白くない鑑明、すると海市が師匠の姿に気づいた。
( ゚ロ゚)<師父!
(; ̄▽ ̄)<お、おぅ…客人か?
4人は一緒に食事をすることになった。
周幼度はこの機会を利用して海市に姉妹がいるか聞いたが、海市はひとりっ子だという。
「なぜだ?」
「何でもない」
都で見かけた海市を女だと見抜いていた周幼度、そんな周幼度を鑑明は密かに警戒した。

海市が周幼度を門まで見送り昭明宮に戻ると、回廊で師匠が待っていた。
そこで鑑明は海市にかんざしを贈る。
「きつく叱り過ぎた」
しかしそんな鑑明のあやふやな態度がかえって海市を傷つけた。
「師父が弟子の過ちを正すのは当然のこと、謝罪の必要などないし、ましてやこれも受け取れません
 私の気持ちはご存じでしょう?はっきり言ってください、あなたにとって私は何なのですか?」
「…気に入らぬなら捨てればよい」
すると海市は化粧箱を回廊に叩きつけ、かんざしが折れてしまう。
その様子を偶然、卓英が見ていた。

翌日、方鑑明は卓英を呼んで碁に付き合わせた。
しかし卓英は昨夜の師匠と海市のことが気になって上の空、惨敗してしまう。
「師父…海市をずっと従軍させるわけにいきません、嫁に行く年ですよ?女子に戻してやらねば…」
「何を言い出すのだ?」
「ここ数年、海市はかつての無邪気さがありません
 私は誰よりも海市を理解しています、一度、心に決めたら想い続ける…師父?
 もし師父に師弟の情しかないのなら、いっそ海市の想いを断ち切ってやってください」
「…何を言っている?出て行け、今すぐ!」
鑑明は卓英に見透かされたようで激しく動揺し、思わず声を張り上げ追い出した。

翌日、海市は宮中で帝姫の侍女に呼び止められ、清海公への招待状を預かった。
そこで師匠の書斎を訪ね、帝姫から霜平(ソウヘイ)湖で行われる琴の鑑賞に招かれていると伝える。
鑑明は招待状を受け取ったが、黙ってまた書物を探し始めた。
「師父、何か申し付けは?…なければ卓英と市へ出かけます」
「行きなさい」
鑑明と海市の関係はさらに拗れていた。

方卓英は海市に気晴らしさせようと街へ出た。
すると酒楼で思いがけず周幼度と再会する。
2人は周幼度を誘って街を散策、しかし海市は心ここにあらずだった。
その時、海市はふと露店で売っているかんざしに目を留める。
周幼度は海市の目線の先に気づき、造花のかんざしを選んで海市に贈った。
まさか方鑑明の馬車が通りかかり、その様子を見ていたとも知らず…。
鑑明は折れたかんざしを持って簪店に向かっていたが、結局、そこで昭明宮へ戻った。

↓(´゚艸゚)師父…なぜだろう、切ないはずなのに笑ってしまうw


方卓英と海市が昭明宮に戻るとなぜか帝姫の姿があった。
清海公に琴を習いに来たが、来客中だという。
どうやら師匠は鑑賞会に行かなかったらしい。
海市は公務で忙しいと師匠をかばったが、褚琳琅は海市が清海公から詩や書を教わったと聞いていた。
「小方大人、よければ私に手ほどきしてくれないかしら?」

褚琳琅は琴を弾いて聞かせたが、正しく弾けず音を外した。
すると海市はすぐ間違いを指摘、師匠から習った運指法で弾いてみせる。
「この曲は今の時代とは指使いが異なるのです」

その頃、方鑑明は廷尉・宗裕(ソウユウ)の聞き取りが終わり、門まで見送っていた。
すると陳哨子が駆けつけ帝姫の来訪を報告、小公子が琴を指南しているという。
一方、海市はこの機会に帝姫を探っていた。
「帝姫は今日、牡丹香をお使いでしょう?」
「鼻は利かないようね?今日、焚きしめたのは芰荷香よ」
「牡丹がお好きと聞いて早合点してしまいました」
「牡丹香も愛用しているけれど、あいにく今日は違うわ」
しかし辟寒と都夷は相容れない性質、合わせて使えば赤い発疹が出ると海市は知っていた。

褚琳琅は海市の腕前に感心し、ちょうど新しい香合があるので渡した。
金糸細工の美しい香合、中には丸い香が入っているという。
そこへ方鑑明がやって来た。
「海市が掟を破り、師父としてお詫び申し上げます」
褚琳琅は気にしていないと言ったが、鑑明は陳哨子に帝姫の見送りを頼んで海市を連れて行った。

皇女が男に贈り物を渡したとなれば大事だ。
方鑑明は香合を受け取った海市を厳しく叱り、今後、帝姫と接触するなと命じる。
一方的に責められた海市は師匠も帝姫を疑っているはずだと言い返し、何を考えているのか教えてもくれないと嘆いた。
しかし方鑑明は海市を守るため、関わるなと冷たい。
「師父にとって私はそれほど信用ならぬ役立たずですか?!」
海市は思わず不満をぶちまけ、部屋に戻ってしまう。

鞠柘榴は帝姫の衣を仕上げ、少府監の施霖(シリン)に託した。
褚琳琅は鞠典衣の刺繍を絶賛、如才ない施霖に褒美を渡して下げる。
しかし帝姫の侍衛・張英年(チョウエイネン)はうっかり施霖の媚びた態度は目に余ると口をすべらせた。
( ̄◇ ̄;)<ぁ…言葉が過ぎました

鞠柘榴は帝姫が衣を気に入ってくれたと知り、もう一着作ることにした。
すると腹心の蘇姨(ソイ)が頼んでおいた牡丹香を買って来てくれる。
「これは前の時代から受け継がれている処方で高値で買わされました」
そこで柘榴はこの牡丹香を次の衣に使うことにした。

つづく



(  ̄꒳ ̄)卓英と柘榴の話はほんわかするわ〜でもカットでw





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最終更新日  2022.09.30 23:33:28
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