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第40話

斛珠(コクジュ)夫人は雨に濡れたせいか風邪を引いた。
するとその夜、密かに方鑑明(ホウカンメイ)が海市(ハイシー)の様子を見にやって来る。
机には風邪薬が置いてあった。
鑑明は眠っている海市の脈を診て立ち去ろうとしたが、その時、海市が手をつかんで引き止める。
「病になればきっと会いに来てくれると思ったわ…安心して、目は開けない、夢だと思うことにする」
そこで海市は西平港(セイヘイコウ)刺史・劉昌平(リュウショウヘイ)と百里塬(ヒャクリゲン)の処遇について意見を求めた。
鑑明は一部始終を明らかにして減刑を検討するよう助言し、皇帝も情状酌量を認めてくれるという。


方鑑明は海市が救済の任を果たすまで遠くから静かに見守ることにした。
そんな鑑明の深い愛情の中、海市は被災民のために炊き出し所に立ち、ついに米売却問題について結審の日を迎える。
「劉昌平と百里塬による米売却について調べがついた
 被災民を救うための行為であり、横領とは一線を画す…だが法を犯したことに変わりはない、
 劉昌平は減棒3年、売却分の米を全て返還するように、その他の官吏は減棒1年とする
 百里塬、海上通商の許可証を3年、役所預かりとする、しかし家名に恥じぬ行いだった」
死罪に相当する罪を犯した劉昌平は寛大な措置に戸惑ったが、海市は巡回の印を持つ自分の言葉は皇帝の言葉であり、これが皇帝の裁定だと言った。

旭(キョク)帝・褚仲旭(チョチュウキョク)は淳容(ジュンヨウ)妃の見事な処断を知って大喜びだった。
しかし方鑑明は表に出ることもなく、一体どうするつもりなのか。
すると司庫監の呉(ゴ)主事が切羽詰まった様子で謁見した。
皇帝の命により国庫の財貨を放出して修築に使ったが、そのせいで金が暴落しているという。

さらに皇帝が地方の収める銅銭を雷(ライ)州諸部で金に換えるよう命じたため、金は暴騰する。
金商人は銭を借りて金を買い東陸(トウリク)で売りさばいていたが、暴落で元手まで失い、自害する者まで出ていた。
「金価の安定を図り、恐慌を防いでください!」
「金商人の対処をせよ、朕に考えがある」

海市は西南一帯の被災民の庇護に尽力していたが、皇帝から呼び戻された。

その様子を遠目から方鑑明が見ていた。
…″方海市″という私人から大徴(ダイチョウ)の斛珠夫人となったのだな…



一方、鞠柘榴(キクシャリュウ)と蘇姨(ソイ)は瀚(カン)州の外れに衣装店を出し、老庄を介して右菩敦(ウホトン)王・額爾済(ガクジセイ)に情報を送る任務についていた。
そんなある日、衣装店に右王の娘・塔拉(トウラ)がやって来る。
塔拉は店主の蘇姨に大徴の衣が見たいと頼んだが、警護の将軍・魯爾丹(ロジタン)は大徴の衣はつまらないと言った。
しかし塔拉は奪罕(ダツカン)から大徴に最上の刺繍師がいたと聞いたという。
奥の部屋にいた柘榴は方卓英(ホウタクエイ)が今も自分を覚えていると知り、自然と笑みがこぼれた。



その頃、奪罕は奪洛(ダツラク)から迦満(カマン)人を助けるため、右王に兵権を借りたいと嘆願していた。
右王は迦満人のために左部と戦うわけにいかないと反対していたが、奪罕の熱意にほだされ、ある条件を出す。
「私の娘を妻にしろ」
そこで右王は左部の間者から届いた刺繍の密書を渡した。
明日の昼前、奪洛が蘭茲(ランシ)に最終攻撃をかけるが、これが好機になる。
「もし塔拉を娶るならお前の考えを支持しよう、夜になる前に答えをくれ」

方卓英は刺繍の密書に困惑した。
まさか鞠柘榴なのか。
しかし他界して半年、柘榴のはずがない。
草原の湖畔で独り悶々とする卓英、すると縁談を知った塔拉が走って来た。
「奪罕哥哥?…私のことで悩んでいるの?」
塔拉は奪罕がいつも寂しそうに中州の方を見ていることから、想い人が中州にいると気づいていたという。
「私は平気よ、奪罕哥哥の思うようにして
 婚姻しても想い人を忘れる必要ない、いつか心の片隅に私の居場所ができるのを待つわ」
「…ありがとう」
塔拉は迦満人が奪罕を助けてくれたおかげで出会えたと感謝し、恩返しすべきだと理解を示した。



斛珠夫人は無事に帰京した。
しかし大街で早々に身を投げた金商人に出会してしまう。
すると密かに見守っていた方鑑明が慌てて駆けつけた。
海市はこれを機に清海公(セイカイコウ)に宮中までの護衛を頼み、わずかな時間ながら堂々と鑑明をそばに置くことが叶う。
…顔色が悪いわ、ますます痩せているけど、なぜかしら?…

鳳梧(ホウゴ)宮に戻った海市は霽風(セイフウ)館から密かに侍医を呼んだ。
聞けば侍医は昶(チョウ)王の誕生祝いで毒にあたった清海公を脈診して以来、清海公を一度も診ていないという。
何でも清海公自身が脈診を断り、その理由も侍医には分からなかった。

褚仲旭は無事に帰って来た方鑑明の姿に安堵していた。
しかし未だ未生花(ビセイカ)の解毒薬が見つからず、李侍医への怒りが爆発する。
鑑明は侍医の責任ではないとなだめたが、実は李侍医は皇帝を恐れて清海公の本当の病状を言えずにいた。

褚仲旭は方鑑明が留守の間、ある策を思いついていた。
鑑明を助けられるのは龍尾神のみ、そこで深海に住む鮫人(コウジン)を天啓まで連れてくるという。
しかし鮫海(コウハイ)を捜索させてみても鮫人の影すら見えず、鮫に食われて犠牲者まで出していた。
「方海市なしでは鮫人を探せまい」
「解毒しうるという話は推測に過ぎません、捜索はあきらめてください」
鑑明は海市が毒の件を知った末に鮫人に解毒の力がなかったとなれば辛くなるだけだと訴えた。
「賭けには乗れません」
「そこまで大事なら海市のために生きろ!」
褚仲旭は愛するものを失った悲しみは自分の方が良く分かると言った。
「猶予をやろう、だが良い策が見つからねば放念することはできぬ」

方鑑明が昭明宮に戻ると陳哨子(チンショウシ)が大公子からの密書を届けた。
…師父、左王奪洛は迦満攻略をもくろみ、激しい抵抗に遭って瀚州の勢力が変化しました
…私は叔父の信頼を得て軍を預かり、奪洛の隙をついて左部を蘭茲から放逐、迦満と盟約を結びました
…師父と海市と離れ長い時が経ちますがお元気でしょうか
…いつの日かまた再会できることを願っています

またも海市の暗殺に失敗した褚季昶(チョキチョウ)、すると皇帝が朝議に斛珠夫人を呼んだ。
慣例では后妃の参政は許されないが、大功を上げた海市に巡回の印を正式に授与し、政への参与を認めるという。
大臣たちからは当然、反対の声が出たが、褚仲旭はそもそも淳容妃を救済に行かせたのは大臣たちのはずだと揚げ足を取った。
「方海市は男どもより有能であると証明された」
すると西南での斛珠夫人の評判を聞いた大臣が妥当な判断だと上奏、昶王派の大臣たちの声はかき消されてしまう。

海市は巡回の印を賜り、朝堂から下がった。
しかし依然、金価の問題は解決されず、各地で不安が噴出している。
各部の使者が天啓に向かっており、自害した死者の家族も謁見を求めていた。
方鑑明はひとまず各使者たちの来意を確かめるのが先だと進言、そこで褚仲旭は偏殿で各部の使者と引見すると決める。



つづく


(  ̄꒳ ̄)師父の健診…否、献身





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最終更新日  2022.12.04 21:57:23
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