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2023.02.17
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第7話「父の愛」

欧陽旭(オウヨウキョク)と高家の娘の縁談は事実だった。
愛しているのは趙盼児(チョウパンアール)だが、何分にも出自が悪いという。
進士はいかなる汚点も許されず、何より高観察の機嫌を損ねるわけにはいかなかった。
「君と誓った永遠の愛を忘れた日はない、君を正妻にできないだけだ
 …心変わりはしていない、君だけを愛している、でも仕方がない」
するとパンRは茶を捨ててしまう。
「あなたに飲ませる茶はないわ」




帰り道、パンRは今にも倒れそうな自分を奮い立たせながら歩いていた。
すると橋を渡り終えようとした時、たもとで蹴鞠(シュウキク)を楽しんでいた池蟠(チハン)たちの鞠が飛んでくる。
「どいてくれ!」
池蟠は咄嗟に叫んだが、危うくパンRとぶつかりそうになり鞠を落としてしまう。
「私は″どけ″と言ったはずだ、おかげで連続32回の記録が途絶えた、謝罪すべきでは?」
「…たった32回でいいの?」
パンRは鞠を借りると、33回ほど蹴ってから枠の中に放り込んだ。
「下手なのに難癖つけないで」
呆気に取られる池蟠たちを無視して颯爽と去って行くパンR。
しかし三元客桟の客室へ戻ると、椅子に座ることもままならず、卒倒してしまう。

一方、蘇州の平江(ヘイコウ)府で静養している顧千帆(コチェンファン)は偶然、父・蕭欽言(ショウキンゲン)と家職・忠(チュウ)氏の話を立ち聞きしていた。

また20万貫は東京(トウケイ)の皇后の兄・劉(リュウ)太尉に送り、残りの20万貫は自分の帳簿に記帳するよう命じた。
「顧指揮を診た医者は初めて見る顔だな?私の脈を診る医者に変えよ
 それから有能な者8人を顧指揮に付き従わせよ
 しばらくは買い物や捜査、同輩の埋葬など、好きにさせよ
 顧指揮が命じることをないがしろにするな…そうだ、必要な物は私と同じだけ与えよ」

しかし屋敷では主が厚遇する顧指揮が何者か分からず、忠氏の息子は思わず都の夫人へ知らせてはどうかと口を滑らせてしまう。
忠氏はいきなり息子を引っ叩き、主が知れば平手打ちでは済まないと釘を刺した。

皇城司の司使・雷敬(ライケイ)もまた蕭欽言がなぜ顧千帆を助けるのか知らなかった。
しかし明日にも皇帝に知らせが届く。
鄭青田の謝罪文に雷敬の名前がないのは幸いだったが、蕭欽言はこれを機に江南の官界の反対勢力を一掃し、宰相に返り咲こうとしているはずだ。
「死んだ鄭青田の20万貫を私が得れば奴も私を見逃すまい」
何より蕭欽言の背後には皇后がいた。
すると遠路はるばる蕭使相の使いが訪ねて来る。
「蕭使相は雷司使の行いをご存知です…このご進物は使相が選ばれた物です」
雷敬は恐る恐る箱を開けたが、中にあったのは珍しい玉と文だった。
…江南の件と貴公が無関係なのは分かっている
…千帆が貴公のもと平穏であることにささやかながら礼を申し上げる

顧千帆は楊家で殺された皇城司の兄弟たちを埋葬した。
すると忠氏は蘇州に戻り次第、主と墓参りに行くよう頼み、実は主が顧千帆のために奔走していると訴える。
顧千帆は父の顔を立て了承し、楊家のおばの供養が終わったら蘇州へ戻ると約束した。

東京では宋引章(ソウインショウ)が一晩中、パンRに付き添っていた。
翌朝、孫三娘(ソンサンニャン)は交代して引章を休ませたが、引章はパンRが欧陽に捨てられたと察し、やるせなくなる。
そこで露台でしばし弦月(ゲンゲツ)を弾いて心を落ち着かせた。

思いがけず三元客桟に響く雅な琵琶の音。
その音色を偶然にもパンRを訪ねて来た杜長風(トチョウフウ)が耳にした。
「教えてくれ、この琵琶を弾く名手は誰だい?」
「私もよく分かりません、恐らく若い女子のお客さんかと…」
給仕の話を聞いた杜長風はその女子の部屋を訪ねてみることにした。

パンRは引章の琵琶を聞いて目を覚ました。
安堵した三娘はパンRに手を貸して起こし、厨房を借りて粥を作ったと教える。
「…欧陽のせいで取り乱すなんて嫌、体調の回復にはしっかり食べなくちゃ」
三娘は何も聞かなくても徳(トク)叔の話が事実だったと察し、早く良くなって見返してやろうと励ました。
その時、欧陽旭の友人だという進士・杜長風が訪ねて来る。
三娘は追い返そうとしたが、パンRは招き入れた。

杜長風は欧陽の盟友で、独断でパンRに会いに来たと言った。
すると妾を断ったパンRを非難し、才能ある欧陽に想われるだけでも幸せ者だという。
欧陽はかつての情を重んじ争わないだけ、パンRも分をわきまえるべきだと言うのだ。
「…つまり妾になれるのは光栄なことであり、拒む私は恩知らずだと?」
「その通り!」
杜長風は女誡(ジョカイ)や詩経(シキョウ)の一説を持ち出して延々と説教し始めたが、パンRはもはや我慢の限界だった。
「三娘…追い出して」

杜長風は馬鹿力の三娘に突き飛ばされ、その勢いで回廊から眼鏡を池に落とした。
「荒っぽくて無礼な女だ!君たちのような気性の荒い女は誰も娶らないぞ!」
「気性の荒い女ですって?」
激高した三娘は豚を捕まえる要領で杜長風に首に縄をつけ、水路まで引っ張って行った。
一体、何の騒ぎかと集まる民衆、すると三娘は杜長風を川に突き落としてしまう。
「教養もある立派な男が道理もわきまえず、妹に妾になれと言ったのよ?!」
話を聞いた民主は酷い男だと呆れ、杜長風は面目丸潰れになった。



泳げない杜長風は丸太に捕まり、妓楼へ流れ着いた。
するとちょうど店に来ていた池蟠が誰かが川に落ちたと聞いて回廊へ出てくる。
「これはこれは…書院の杜先生じゃないですか?」
「お前は誰だ?」
「私ですよ、東京十二商業組合の会頭・池蟠です」

杜長風は池蟠に助けられ、散々な目に遭って欧陽府に戻った。
しかし欧陽は忠告を聞かずに会いに行ったからだと笑う。
「兄貴分として言わせてもらう、パンRのような女子と二度と会うな」
「…パンRを愛している、彼女を正室に迎えられないのは人生最大の心残りだ」
その時、突然、許嫁の高慧(コウケイ)が訪ねて来た。

杜長風は奥の部屋に隠れ、欧陽の未来の夫人の姿を盗み見していた。
高慧は乳母・江(コウ)氏を従え部屋に入って来ると、皇太子の病のせいで婚儀が延びたと不満を漏らす。
しかし本題は別のことだった。
「まあいいわ…それより屋敷の者に聞いたの
 数日前、屋敷の前で見知らぬ女子と話していたそうね?」
ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ

つづく


( ๑≧ꇴ≦)さんにゃんwww





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最終更新日  2023.02.24 21:41:43
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