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2023.02.27
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第5話「再会の光と影」

皇宮を脱出し、11年ぶりに父と再会した庫狄琉璃(コテキルリ)。
しかし庫狄延忠(コテキエンチュウ)は後添いの曹(ソウ)氏と琉璃の異母姉妹・珊瑚(サンゴ)の手前、他人のふりをして追い返してしまう。
「あの娘さんに道を聞かれたんだ」



琉璃は実父に拒絶された衝撃から伯父の店に入るのをためらった。
しかしふと母との懐かしい記憶が蘇り、居ても立ってもいられなくなって如意衣装店に飛び込んでしまう。
店にはまだ母が織った懐かしい生地があった。
琉璃は伯父に迷惑をかけまいと名乗らずに店を出たが、安四郎(アンシロウ)が正体に気づいて追いかけてくる。

安四郎と琉璃は感動の再会を果たし、人目もはばからず抱き合って涙した。

安四郎は琉璃を店に連れ帰り、これまでの経緯を聞いた。
琉璃は罪人の娘として11年前に死んだことになっていたが、不禄(フロク)院で義父と順子(ジュンシ)に守られ生きてこられたという。
しかし実父にも見捨てられ、伯父にも迷惑をかけたくなかった。
安四郎は素性を隠して暮らせばいいと言ってくれたが、琉璃は母の遺言通り西州に行きたいという。
そこで安四郎は数ヶ月ここで我慢してくれれば、商隊を組んで故郷へ送り届けると約束した。

一方、裴行倹(ハイコウケン)との約束を反故にした皇太子は改めて酔香楼に呼び出した。
「私が裴行倹です、やっとお会いできました、何とお呼びすれば?」
「私は九男なので九ちゃんと…」
皇太子は身分を隠したまま、公然と科挙制度を批判した裴行倹の詩について尋ねた。
すると裴行倹は衆人を目覚めさせるため一石を投じたと話し、官府が問題視すればより注目が集まるという。

 各学問所は名門の子弟に独占され、その中でおのずから派閥が生まれます
 公正を保つためには答案に書かれた氏名を隠すべきです」
他にも明経科の試験は暗記さえすれば誰でも及第できることや、進士科をもっと重んじる必要があることを指摘した。
皇太子は率直な裴行倹を気に入ったが、その時、華天(カテン)が慌てて入ってくる。
ヒソヒソ…(ノ°д°(; ̄Д ̄)アンダッテ!


卓錦娘(タクキンジョウ)は医官の小豆子(トウシ)を尚服(ショウフク)局に迎えた。
しかし鄧七娘(トウシチジョウ)が駆けつけ、小豆子が姿を消したと報告する。
「何でも移動を告げられた豆医官は口答えして大酒を飲み、その後、いなくなったと…
 孫徳成(ソントクセイ)はてっきり尚服局へ行ったと思っていたそうです
 見つけ次第、すぐ送ると言っていました」
その頃、孫徳成は安氏の位牌に手を合わせ、琉璃が楽しく穏やかに暮らせるよう守って欲しいと頼んでいた。

皇帝が急に血を吐いて倒れ、甘露之殿の前に妃や皇子たちが集まっていた。
すると総管・高全(コウゼン)が現れる。
高公公は皇帝が数日前から不調だったが内密との命で、皇太子だけが知っていたと説明した。
実は皇太子がずっと付き添っていると聞いた楊(ヨウ)妃は焦り、息子の曹(ソウ)王・李明(リメイ)を連れて寝所へ入ってしまう。
他の妃や皇子たちも続こうとしたが、高公公が止め、解散するよう頼んだ。

李明は父皇の世話を変わりたいと申し出た。
「太子殿下が陛下を害するのではと心配なのです」
「十四弟?!どう言う意味だ?」
「陛下は長寿のため丹薬を飲んでいた、丹薬に酒気は禁忌だとか…
 太子殿下は日頃より酒と詩を好み、酔香楼に通い詰めだと聞いています
 私はこの1年、酒を絶っております!」
すると皇帝は楊妃に世話を頼み、皇太子と李明を追い出した。

琉璃は玉児(ギョクジ)と名を変え、絵師として店を手伝うことになった。
店の番頭・阿霓(アゲイ)は奴婢だったが、天涯孤独だと知った安四郎が従妹にしてくれたという。
そこで安四郎は阿霓と一緒に住むよう勧めた。
阿霓は安氏を尊敬していたと話し、娘の琉璃を大歓迎してくれる。
そんなある日、安四郎は琉璃を連れて大慈恩寺を訪ねた。
大慈恩寺は皇太子が生母・長孫皇后を追悼して建造し、玄奘(ゲンジョウ)法師が住持を務めている。
「あ、子供の頃に来たことがあるわ!」
琉璃は幼い頃、正門前にある椿を手巾に刺繍したことを思い出した。

琉璃は安四郎が住持を訪ねている間、境内を散策することにした。
しかし偶然、通りかかった書生たちに絡まれてしまう。
その中には裴行倹もいたが、世子の取り巻きたちとは一線を画していた。
「…近頃は胡(コ)の女子も街で客引きをせず、寺に姿を現すのか?世の中も変わったな」
「本当に、最近の殿方は国策も論じず、女子を侮辱するのですね」
琉璃は世子をやり込め立ち去ろうとしたが、裴如琢(ハイジョタク)が立ちはだかった。
「先ほど人目がないのを見計らい、壁画をなぞっていたな?名人の技を盗む気か?」
「そうよ」
「盗みは大罪だぞ?」
「あら、世子は手本で字を稽古しなかったのかしら?手本を真似たならそれも盗みでは?」
裴行倹は娘の上手い返しに思わず失笑したが、取り巻きの書生は卑しい胡人が世子を侮辱したと憤慨した。
「私は胡人だけど卑しくない、胡人が卑しいと言うなら長孫皇后への不敬なのでは?」
これにはさすがに誰も言い返せず、琉璃はようやく解放された。
すると世子が取り巻きに何やら耳打ちして行かせる。
裴行倹は世子が悪巧みしていると気づき、師匠の用があるからと断って別れた。



琉璃はかつて母の無事を祈った仏堂を訪ねた。
今度は義父と順子が巻き添えにならぬよう願って籤(セン)を引いたが、飛び出した籤を戻してしまう。
そこへ偶然、夫人がお参りにやって来た。
「なぜ見ないで戻したの?」
「11年前、大吉の籤を得てぬか喜びしたの、だから見ても意味はない…」
「占いは菩薩様の本分じゃないわ、父上のご加護を願ってみなさい
 ここで父上の名前と住まいを伝えて祈れば、必ずご利益があるはずよ」
すると琉璃はうっかり父の名前を言ってしまう。
実はその夫人は琉璃の居場所を調べるため書生が送り込んだ女だった。

甘露之殿を出た皇太子は李明を呼び止めた。
「最近、曹王府はにぎやかだそうだな?国士監や弘文館の学生を門客として招いたと聞く、本当か?」
「本当です、しかし招いた訳ではありません
 太子殿下が科挙の改革をなさると聞いて慌てて皆が私の元へ身を寄せて来たのです」
すると李明は平然と上流層の特権を守ることがひいては李家の天下と一族を守ることになると言いのけた。
皇太子は科挙の弊害は国家を損なうと激怒したが、李明は李治(リチ)にそんな主張をする資格などないという。
「あなたは功績や才覚で太子に選ばれたわけではない、年長の皇子であり、嫡子というだけだ
 そんな特権の最大の受益者が私の姿勢を責めるのですか?」
「まさか陛下と私をそんなふうに見ていたとは…残念だよ」
皇太子は14弟に深く失望し、帰って行った。

阿霓は琉璃を連れて家に戻った。
そこはかつて安氏が使っていた工房で、琉璃は母と来たことがあったと懐かしむ。

つづく





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最終更新日  2023.06.27 22:16:21
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