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2023.06.16
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第1話「掟破りの四娘子」

早朝の洛陽(ラクヨウ)、まだ静まり返った都に伝令兵が馬を駆けて飛び込んできた。
「隴右(ロウユウ)にて勝利!大軍が凱旋!」
前将軍・凌不疑(リンブーイー)たちは城門で盛大に迎えられ、早速、曹(ツァオ)常侍(ジョウジ)が皇帝の詔を読み上げる。
凌不疑は光禄勲副尉(コウロククンフクイ)に任じられ羽林(ウリン)衛左騎(サキ)営の統領に、他にも北軍五校の越騎尉(エツキイ)の統括、侍中(ジチュウ)に昇格した。
すると曹常侍が皇帝が賜った礼服を差し出し、すぐ宴に向かうよう勧める。
しかし凌不疑は下賜された外套をまとい、再び馬にまたがってしまう。
「急な報告を受けたため、処理を終えてから伺います…出発だ」




「捕らえますか?」
「…慌てるな」
その家には程(チォン)家の四娘子(スーニャンズー)こと少商(シャオシャン)がいた。
少商は戦乱により幼い頃から両親と離れ離れ、祖母や叔母の元で育てられる。
しかし祖母と叔母に疎まれ、事あるごとにこの別宅に放り込まれていた。
今回は置き去りにされて1ヶ月、ここ数日は熱を出していたが、医者も呼んでくれない。
それがどういう風の吹き回しか、突然、李(リー)老婢が差し入れを持って迎えにやって来た。



一方、洛陽では程家の老夫人・董(ドン)氏が息子の帰りを楽しみに待っていた。
しかし仲夫人・葛(ゴー)氏は兄夫婦に少商を追い出しことがバレるのではないかと冷や冷やしている。
老夫人は四娘子ならすでに迎えに行かせたと安心させたが、驚いたことに息子夫婦が予定より早く帰ってきた。
四娘子のことも忘れて再会を喜ぶ老夫人、すると程始(チァンシー)と蕭元漪(シャオユエンイー)は娘の出迎えがないことに気づく。

「はっ!ぁ〜それが〜あの子は〜ここにはいないの」



少商は無礼な李老婢を上手くあしらい馬車に乗り込んだ。
その時、偶然にも車から藁ぐまへ向かう足跡があることに気づく。
すると侍女・蓮房(リエンファン)が車の中がやけに汗臭いと訴えた。
少商は確かに何日も湯あみをしていない男の臭いだという。


「朝廷の命で賊を捕捉する、誰か、馬車を捜索せよ」
驚いた李老婢は車に乗っているのが程校尉の四娘子だと教え、未婚の娘の車を男が捜索することは許されないという。
しかし車から娘子の声が聞こえた。
「武将の家族なら命に従わなくては…ただ捜索の前に将軍にお話があります」
そこで凌不疑は馬を車の横につけた。
すると窓から真っ白で華奢な手が現れ、来た道を指差す。
「うちの藁ぐまの方が面白いかと…火でもついたら人が飛び出してくるやもしれません」
驚いた李老婢は慌てて止めようとしたが、黒甲衛の1人が松明を持って飛び出してしまう。

藁ぐまに火がつくと、たまりかねた男が飛び出してきた。
凌不疑は馬車を行かせて男を捕らえたが、連行された男が程校尉の実の舅父(キュウフ)だと分かる。
つまり馬車に乗っていた四娘子は自分の大叔父を引き渡したというのか。
一方、少商は馬車に揺られながら両親があと半月で帰還すると聞いた。
蓮房はこれで主も虐げられずに済むと安堵したが、少商は自分を捨てた両親に期待などしていない。
その頃、捕縛された董舅父は程少商を長幼の序も分からないとんだ性悪だと嘆いていた。
「程少商か…」
凌不疑は馬車を見送りながら、顔も知らない四娘子に興味を持った。

程家では老夫人が息子夫婦に事情を説明していた。
四娘子は強情な性格なため、田舎に送ったのも躾のためだったという。
その時、李老婢が慌てて屋敷に飛び込んできた。
「大変です!一大事です!母親の躾もなっていない四娘子が董舅爺を大変な目に~!」
「誰の娘ですって?!」
憤慨した蕭元漪が出てくると、李老婢はすでに家主が戻ったと知って卒倒してしまう。
すると少商が門から入ってきた。
「阿父、阿母…やっとお戻りになったのですね」
しかし娘はすっかりやつれ、身なりもひどく、激しく咳き込んでいた。
この15年、外地で国を守っている間、娘はてっきり都で何不自由なく過ごしていると思っていたが、まさかこんな惨めな境遇だったとは…。



程始は娘を虐げた老婢を薪小屋に入れるよう命じた。
驚いた葛氏は咄嗟に君姑に合図、すると老夫人が息子の同情を引くため倒れたふりをする。
…その程度の芝居?…
そこで少商も負けじと卒倒した。
程始は迷わず娘を助け、母を置きざりにして少商を連れて屋敷に入ってしまう。
しかし蕭元漪は娘が父の腕に抱かれながら、うっすら片目を明けて二叔母を挑発している嫋嫋を見逃さなかった。

四娘子を虐げてきた老夫人は何とか取り繕うと必死だった。
そもそもこの十数年、両親が娘を放っている間、自分たちが赤子を育ててきたという。
しかし蕭元漪の従者で義姉妹・青蓯(チンツォン)が反発した。
「赤子を捨てたい母親がいるとでも?…誰かが強いたからです」
老夫人は憤慨したが、程始は確かに親孝行のため娘を残したのに、まるで自分たちが押し付けたような言い草だと嘆く。
焦った葛氏は普段の四娘子は悪たれで手が負えず、そのせいで君姑が怒りから具合が悪くなったと訴えた。
少商は寝たふりをして聞いていたが、形勢が悪くなりそうで目を覚ます。
「ご心配をおかけしました、物心がついて以来、初めて両親と会えました
 礼をもってお迎えしなくてはならないのに…私はふつつか者です、二叔母が罰して当然なのです」
娘の殊勝な姿に程始は胸を痛めた。
すっかり悪者にされた老夫人はそもそも嫁のせいだと八つ当たり、蕭元漪が来てから息子は何でも言いなりだと涙する。
「はあ~怒りで息が詰まりそう~どこかで呼吸を整えなければ~」
実は老夫人は再嫁の蕭元漪を毛嫌いしていた。

少商は薄目を明けて部屋を出て行く祖母と二叔母の姿を盗み見ていた。
蕭元漪はそんな娘の様子に気づいていたが、母らしい優しい言葉をかける。
「嫋嫋、ゆっくり休みなさい、厨房には好物を作らせておくから」
「…私の好物をご存じなのですか?」
蕭元漪は返す言葉もなかったが、その時、使用人が慌てて飛び込んできた。
「家主、大変です、黒甲衛が来て包囲されました!」

程始と蕭元漪は一目見てあの誉れ高き無敵の凌将軍だと分かった。
凌不疑の話では朝廷の命で武器を着服した者を捕らえたが、その際、程校尉の家族を驚かせてしまったという。
そんな中庭の様子を少商は上階からのぞき見していた。
「今日、董大叔父を捕らえた人かしら?目的は私かも…」

武器を着服した嫌疑人は老夫人の弟で程始の舅父の董倉管(ソウカン)だった。
「功績が高かろうと国をむしばむ行為は徹底的に調査します」
凌不疑は程校尉に報告して屋敷を出ると、上階から視線を感じて四娘子が見ていると勘づく。
そこで帰り際、四娘子の協力に感謝していると伝えた。
蓮房は主がお咎めを受けるどころか誉められていると安堵したが、少商は将軍が自分を遠回しに非難していると気づく。
「忠義が先立つ?つまり不孝ってことね…
 年長を恐れないですって?…言い換えれば不敬ってことよ
 私が廷尉府の拷問役のようって、つまり過酷で女らしからぬってことだわ
 凌不疑…上等ね、恩を仇で返すなんて、道義にもとる」



つづく


(  ̄꒳ ̄)いや〜ルースー、相変わらず上手いわ〜
さてウーレイが出てくるまで続くかな…w





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最終更新日  2023.07.23 16:03:49
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