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かつては列車の窓は開閉できて自然の風を受けたり、はたまた旅の醍醐味『駅弁』を窓越しに買ったりしたものです。しかし冷房完備の車両が増えるにつれて窓の開く意味はなくなり、JR移行後に新製された車両の多くは固定式の窓となりました(一部の窓は換気用に5センチほど開くものがあります)。国鉄時代からの旧型車両にはまだまだ「窓が開く」車両が残っており、彼らは地方線区で活躍を続けているのですが、そこでこんな事故が起きてしまいました。 17日午後10時55分ごろ、JR総武線日向―八街駅間を走行していた銚子発千葉行き上り普通電車(6両編成)の3両目で、千葉県八街市に住む14歳の中学2年の男子生徒がうずくまっているのを、同じ車両にいた友人が発見、男子生徒は頭を強く打っており、病院に運ばれたが約10時間45分後に死亡した。 佐倉署の調べによると、男子生徒は窓の外へ身を乗り出し、頭を何かにぶつけたらしい。男子生徒は友人ら5人と同県山武町に遊びに行った帰りだった。こんな時間に窓を開けて彼が何をしていたのかは不明(中学生がこんな時間に遊びに行っていることすら不明!)なのですが、「列車の窓から身を乗り出す」という行為自体が危険であることを知らなかったのでしょうか。そして彼がぶつかってしまった柱はなぜ線路から50センチという位置にあったのかもミステリーです。JRの社内規定では『車両と沿線設備との間隔は1メートル以上あけなければならない』事になっているはずで、どう考えても窓から身を乗り出したくらいでは引っかからないのです。結果的には悲しい事故になってしまったのですが、どうやらこのケースはJR側の「規定違反」と「安全確保不足」が生んだ事故の様相・・・。しっかりと検証をした上で、他の線区にもこのような「規定外」の場所が無いかを早急に調べていただきたいものです。そして、残念ではありますが「開閉式窓の下半分は開かないように改造」する必要がありそうです(参考までにJR西日本の北陸地区を走る車両では既にそのような形で改造済み)。お子さんをお持ちの方、しっかりと『電車やバスの窓からは、頭や手を出してはいけない』事を教えてあげてくださいね。(21:45、男子生徒が接触したとみられる構造物が明らかになったため、日記の内容を一部修正いたしました。)-------------------------------------------------------【補遺】その後の報道によると、男子生徒が接触した設備は「特殊信号発光機」と呼ばれるもので、設置されていた位置は「車両端から50センチ」でありJR社内規定である「線路中心から1メートル」という条件は満たしている事が分かりました。結果的に『車窓から大きく身を乗り出していた事』が原因であり、これを解決するには危険性をしっかりと告知すると共に窓の開閉についても下半分は固定する事が必要だと考えられます。いずれにせよ、『走行中の車窓から手や顔を出す事は大変危険です』ので、絶対にやめてください。(1/19 12:11 加筆)-------------------------------------------------------25001 2004-01-18 20:05:46 *.dion.ne.jp 25000 2004-01-18 20:01:55 white rabbit2004さん 24999 2004-01-18 20:01:35 ハンサランにいがたさん 25000アクセスを達成しました。残念ですが次の公式きり番は「30000アクセス」ですので、参考記録ということで・・・。
2004.01.18
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立て続けで『撮り鉄』ネタで恐縮です(^^ゞ今日も上越線に出没!越後湯沢から少し先の「上越国際スキー場駅~大沢駅」の間で撮影してきました(*^^)v今日のターゲットはJR東日本の特別車両、『夢空間』。団体臨時列車『夢空間・北斗星トレインクルーズ号』として9~10月にかけて運転されているのですが、この列車、東北本線を走る通常の寝台特急「北斗星」号とは運転経路が違うんです♪往路は上野を午前中に出発、大宮から高崎線・上越線を経由して新潟へ向かい、日本海側を縦断して青森へ抜け、札幌へ向かうルート、復路は札幌から仙台までは通常の東北本線周りなのですが、かつて「ゆうづる」号が辿った常磐線を経由する…東日本の太平洋側・日本海側を巡る事のできる贅沢な企画なのです。----------そんな列車を私は上越線で撮ろう、という訳です。上越線も越後湯沢以北はそこそこ列車の本数もあり、金沢へ向かう特急「はくたか」号や、第3セクター・ほくほく線の普通列車、JR新潟支社の車両など、楽しみが多いんです。で、ETC深夜割引を使って関越道・越後石打へ。明け方にインター併設のサービスエリアに着いたので「ちょっと仮眠」のつもりでレガシィのシートを倒した私…結果は『!!!』目覚めると太陽は頭の真上!時すでに11時とは(^^ゞお目当ての『夢空間』には間に合うものの、上越線で撮り鉄満喫♪とは行かなかったのは言うまでもないでしょう(*^_^*)----------ま、とりあえず1時間ほどで「主なバリエーション」は撮れました♪----------そして13時過ぎ、お目当ての『夢空間・北斗星トレインクルーズ号』が登場!気温34度の中、私のほか5名の鉄道ファンが同席したのですが、皆さんそれぞれ思い思いの写真を撮れたようですね(*^^)v今回ご一緒だった皆さん紳士的な所作で、列車の間合いにも和気あいあいと過ごせました。こういう出会いも「鉄道趣味」本来の楽しみでもありますね(*^^)vまたお会いする機会がありましたらよろしくお願いしますm(_ _)m----------撮影を楽しみ、クルマで15分ほどの越後湯沢駅へ。この駅は構内に立ち寄り湯「ぽんしゅの湯」があるんです(*^_^*)その名の通り、越後湯沢の温泉に浴用に醸造した日本酒を加えた「酒風呂」でお馴染み。800円で貸タオルなどもワンセット、手ぶらで気軽に行けるのが魅力ですね。撮影でたっぷりかいた汗を流しに一浴びしてきました♪場所柄、写真はありませんが『公式HP』でも紹介されています。お湯はサラサラしていて、ほんのり「酒」の匂いがするお湯は毛穴まで浸み渡るような快感が味わえましたよ♪途中下車してちょっとひと風呂、いかがでしょうか♪ちなみに隣には500円で5銘柄の「利き酒」が楽しめるコーナーもあります♪そのバリエーションは最大96銘柄!気に入ったお酒は隣の販売コーナーで買って帰れます!※くれぐれも飲酒運転はいけませんよ!JRでどうぞ♪※----------この立ち寄り湯で、札幌にお住まいの方にお会いしたんです。連休向けのフリーきっぷで東北から楽しんで来られ、今夜の北斗星3号で札幌へ戻られる…そう仰って居たのですが、お別れした直後になんと東北方面の大雨で運休が決定…その情報を得、慌ててお伝えしようと探したのですがいらっしゃらず。果たして無事に代替交通機関を手配できたのか、心配ですね。----------撮り鉄、温泉巡り…それぞれに出会いがあり、非常に楽しかった1日でした。
2007.09.17
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