乱筆乱文縦横無尽

2009年10月12日
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カテゴリ: 読書日記

元々はアフィリエイト目的だったのですが、更新すること自体が楽しく、ブログの更新率は67%以前のブログでは考えられないほどの高率で、3日のうち2日更新しているペースです。

結局アフィリエイトの収入は多いとはいえませんが、 楽天証券 への資料請求をしてくれた方がこれまでに2人いらっしゃるようで、それだけで計4000ポイントももらえることになりそうです(未確定状態ですが)。今後はさらに面白そうな本や、将来が楽しみになる投資信託などの紹介もして、また購入・請求してくれるだけの内容にしていこうと思いました。購入してくださった方、請求してくださった方には感謝です

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さて、今日は10月4日に読み終えた『 日本史への挑戦 「関東学」の創造をめざして 』を紹介します。

本書は考古学と中世史の碩学同士の対談集です。著者の森浩一氏と網野善彦氏は同年齢(1928年生)とのことで、くつろいだ雰囲気が感じられる対談集でした。

「くつろいだ」という意味には、実は問題点もあり、お互いが遠慮なく持論を展開しているため、話がかみ合っていない場面がいくつか見られました



これは、これまでの「大和(近畿)中心」の歴史学の偏向を鋭く指摘し、「大和(近畿)=中央」「関東=地方」という見方を脱して、各地域の独自性を尊重することで「日本」の中の多様性を積極的に認めていく考え方に連なるもので、「網野史学」と称される歴史観の根本に他なりません(森氏の著作は網野氏のものほど読み込んでいないので、その点からは語弊があるかもしれませんが)。本書でもその思想は随所に感じられました。

本書で私が刺激を受けたのが、関東仏教の独自性や関東で使われた異年号(私年号)、被差別民への対応の東西比較などの項です。また、両者ともに史料(資料)に基づいた論を展開してくれている(当たり前のことですが、当たり前じゃない人が多いので)こと、多くの写真や図版が例示されていることなどからは、とにかく勉強になりました。「対談集を読むのは時間のムダ」という考えを耳にしたことがありますが、「碩学」と称されるレベルの研究者がどれだけの史料を読み込んでいるのか、どれほどの知識を蓄えているのかを実感できるという意味で、「専門性」の極を知ることができる対談集は非常に有益だと改めて思いました。



日本史への挑戦 (楽天ブックス)
筑摩書房(ちくま学芸文庫) 2008年 ★★★★★(歴史学の面白さを再確認しました)



日本の歴史(00) (楽天ブックス)
※講談社(講談社学術文庫) 2008年 ★★★★★(網野氏の遺著ともいえる著作です)







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Last updated  2009年10月13日 00時52分13秒 コメントを書く
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おこめ@ Re:中島京子 『ハブテトル ハブテトラン』(05/11) 突然のコメント失礼します。 人違いであれ…
逆立ち天子6189 @ Re:斉藤光政 『偽書「東日流外三郡誌」事件』(07/05) 東日流三郡誌を真書とした古田氏は残念で…
悪女6814 @ Re:ジノリのプレート(ロイヤルブルー)(05/22) おはようございますヽ(*´∀`)ノふぉろーし…
尼尊太郎@ Re:金容雲 『日本語の正体』(11/09) こちらを見てください。 韓国の学界でも…
Sonic @ こんばんは コメントありがとうございます。 本書…

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